怖いお兄さん達に誘拐されたお話

安達

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「あか゛っ、ぁ゛っ、や゛っ、め゛っ、ぁっ、あぁ゛っ!!」

「お前が意地を張らずに言えばすぐに終わる。ずっとそう言ってんだろ?嫌なら言え。それが出来ねぇなら一生終わんねぇぞ。」


 
俺は外されたはずの手錠をまた付けられて拘束された。しかも今度は足も拘束されちまった。その状態でちんこいじられまくって俺の意思とは関係なくイカされ続けてる。結局…渚さんも俺に寄り添うことすらしねぇんだな。自分都合ばっかりじゃねぇか…。



「やめ゛っ、ぁ゛っ、あぁあ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、うっ、か゛っ、うっ、ぅ、ん゛っ、なき゛っ、さ゛っ、おねがい゛っ!」

「なんだよ誠也。言う気になったか?」



そうじゃない。話し合いたい…。もうそれをすることすら出来ねぇのかよ…。



「ちか゛っ、ちか゛っ、ぅ、そうじゃっ、なくて゛っ、ぁあ゛っ、あ゛っ、や゛っ!」

「言わねぇならやめない。俺はお前にここに来たのがどこの誰かって事しか聞いてねぇよな?それ以外の事を言ってもやめない。俺の質問にまずは答えろ。」



それを言ったら渚さんはどうするのか…。けど言ったら確実に俺はこの巣箱に閉じ込められたままだ。そんなの…嫌だ。けど今もきつい。正直とんでもなくきつい。涙で顔はぐしゃぐしゃになっている。腰も足も痙攣してイキ狂ってる。そんな俺を見ても…渚さんは手を緩めることなく俺を攻め立てる。



「ふ゛っ、ぅ、あ゛っ、ぁあ゛っ、あぁあ゛っ、ぁ゛っ、あ゛っ、もう゛っ、やめて゛っ!」

「やめねぇよ。お前がちゃんと言うまではやめない。」



くそ…。くそくそ…っ。足も手も拘束されているこの状態じゃ逃げれるに逃げられない。どう頑張っても逃げれない。渚さんもやめてくれる気配すらない。もう…嫌だ。



「あか゛っ、あ゛っ、ぅ、んっ、あぁ゛っ、あぁあ゛っ、ぃっ、うっ、や゛っ、め゛っ!」



俺は挫けそうだった。イカされ続けることはそれだけ辛いんだ。



「う゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、あ゛っ、やた゛っ、おねか゛っ、やめ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ!!」



もう…駄目だ。もう無理だ。辛い…。耐えられない…。



「いや゛っ、ぁ゛っ、や゛っ、め゛っ、く゛っ、ぁ゛っ、んん゛っ、ぅ゛っ、やた゛っ、やめて゛っ!」

「ほら誠也、辛いだろ?言えよ。」



言えば解放される…。もう…諦めようか…。俺がここで渚さんに言ったところで何もきっと変わらない。星秀さんも游さんのところにいる。それもきっと安全に。



「か゛っ、ぁ゛っ、ん゛っ、んん゛っ、ぅっ、あぁ゛っ、ぁ゛っ!あぁ゛っ、あぁあ゛っ、ぁ゛っ!!」



駄目だ…。限界だ…。俺は精神的にと肉体的にも限界だった。このままじゃ壊される…。その前に…諦めよう。游さんは俺を攫ってくれるって言った…。そこには星秀さんもいる。とりあえずその体力を残しとかないといけない。だから今はもう…諦めさせてくれ。



「っ、わか゛っ、た、いう゛っ、から゛っ、ちゃんと、いうから゛っ、ぁ゛っ、あ゛っ!」

「…そうか。」



俺が必死に叫んで渚さんの望む言葉を言うと渚さんは手を止めてくれた。俺はとりあえず…だけど解放された。



「さて、聞かせてもらおうか。一体誰なんだ?」

「っ、だ、かい、の…」

「誠也?なんて?」

「………の…………。」



まずい…。一気に眠くなってきた…。そりゃそうか。游さんにもあんだけ抱かれたんだ。眠くない方がおかしい…。



「……い……の、」



まともに話せない。眠すぎる…。そんな俺を見て渚さんがため息をついてきた。



「仕方ねぇ。先に寝ろ。起きたら俺に全部話してくれ。」

「…う…んっ…。」

「いい子だ誠也。おやすみ。」



睡魔に耐えきれずに俺は眠ってしまった。この後のことは後で考えよう…。



「たく、仕方ねぇやつだ。全く。けどまぁお前がここにいるってなら許してやるよ誠也。とりあえず組長に連絡するか。」

「それはする必要ないんじゃねぇの?それにこうやって無理矢理言わせてさ。可哀想だとは思わねぇの?渚くんさぁ。」

「…ゆ、游さん?なんであなたがここにいるんですか。」
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