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「あぁ゛っ、ぁ゛っ、や゛っ、やめ゛っ、あぁあ゛っ、ぁあ゛っ、あ゛っ、やめて゛っ!」
「随分辛そうだな。まぁ無理もないか。一日中やってるもんな。嫌なら吐け。何を話したのか。それを拒むなら永遠に地獄だぞ、誠也。」
治はあれから俺を椅子に縛り付けてひたすらにイカせてくる。達して萎えてしまったちんこを扱ぎ続けてまたイカせる。それの繰り返しだ。全く容赦がなかった。
「ほら誠也。早く言った方が身のためなんじゃねぇのか?泣き叫ぶぐらいなら話せよ。」
「い゛っ、ぁ゛っ、あぁあ゛っ、ぅ゛っ、ん゛っ、く゛っ、ぅ゛っ、あ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ!!」
言えるわけねぇじゃねぇか!言ったら星秀さんが逃げられなくなる。それなのに言えるわけが無い!つかなんで俺にこうするんだよ…!渚に聞けばいいじゃねぇか…!
「やめ゛っ、ぁ゛っ、やめて゛っ、くれ゛っ!!」
「あんまり暴れるな。縄が皮膚に食い込むぞ。」
ならお前が手を止めろよ…!そうすりゃ俺だって暴れねぇ…!!
「ん゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、や゛っ、ぁ゛っ!!」
「辛いんだろ?なのになんでそんなに言わねぇんだ?」
星秀さんのためだ…!
「あ゛っ、か゛っ、ぁ゛っ、んん゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ!!」
「そんなに渚と重要な話をしたのか。てことは星秀の事だな。」
「ち゛っ、ちか゛っ!!」
「図星だな。星秀を逃がそうとでも渚に言われたのか?」
「ん゛っ、ぁ、ちか゛っ、ぁ゛っ!」
なんだよこいつ…!なんなんだよ…!なんで分かるんだよ…!くそ…くそくそ!このままじゃ俺のせいで計画が…!!
「誠也。いいことを教えてやろう。お前はどうやら自覚をしてないようだからな。さっきまでお前は俺が何を言っても無視してた。けど星秀の話をした途端に否定を始めた。そりゃな、そうですって答えを出してるようなもんなんだよ。お前が馬鹿で助かったよ。とりあえず話し合いだな。手は一旦止めてやる。」
「…っ、ん゛っ、ぁ゛………っ、はぁっ、はぁっ、」
快楽地獄から解放された。けどそんな事どうでもよかった。まだ快楽地獄の方がマシだ…。だって全部治にバレちまった…。
「話し合いだ誠也。渚に何を言われた?」
「……………っ。」
言えない…。例え全部バレてしまったとしても俺は言えない。そうすることで星秀さんが傷つけられてしまう。あの人がここから逃げることが出来なくなってしまう…。
「言えねぇのか?お前まだ自分の状況分かってねぇのかよ。お前は言わなきゃ椅子に縛られて逃げれなくされて俺に好き勝手されるしかねぇんだぞ。嫌だろ?だったら早く言え。」
「…言わない。」
「そうか。だったら星秀を痛い目に遭わせてやんねぇとな。まぁ渚には何もしないとしてお前が言わねぇんじゃ星秀を動けねぇようにしねぇと。」
「ま、まって…!」
「なんだよ。」
おかしいじゃねぇか…。なんで星秀さんに手を出すんだよ…。
「…星秀さんには、何もしないで…っ、」
そう言ったとしても治がこの願いを聞いてくれる確率なんて…。
「いいだろう。」
…え?
「なら取引をしようじゃねぇか誠也。俺がお前の願いを叶えてやるってのにお前は俺に何もなし?そんなの許されねぇよな。」
…治がいうこと。そんなの駄目なことに決まってる。苦痛なことに決まってる。けど俺がそれをすることで星秀さんを治は逃がしてくれる。それなら…。
「取引します。」
「賢明な判断だ。物分りのいいやつは好きだぜ。」
「……………。」
「そんな顔をするなって。別に怯えなくてもいいだろ。俺がお前を守ってやるんだから。んで、取引内容だがお前がここから逃げないことだ。」
え?そんなことでいいのか…?
「おいおい誠也。お前今そんなことでいいのか?って思っただろ。」
「…思ってない。」
本当は思ったけど…。
「たく、分かりやすいやつだな。まぁそこが可愛んだけどよ。けどよく考えろ。お前が逃げようとすれば星秀は死ぬんだぜ?な?」
「…え?」
「とぼけた顔してんじゃねぇ。そういう事だろ。取引内容はお前が逃げない代わりに星秀を逃がすってことだ。つまりお前がそれを破れば星秀は死ぬ。殺されるんだ。その星秀の始末も渚にやらせる。あいつはどうやら星秀に特別な感情があるようだからな。」
とことんクズだ…。けどそれも今更だな…。全裸の状態にさせられて血がいっぱい着いたこの部屋でイカされまくる…。そんな異常なことをする時点で治は正常じゃない。けど約束は守ってくれる人だと思う。だから俺は自分を犠牲にする。
「どうする誠也。悪い話じゃねぇだろ。ま、お前次第だ。別に強制はしねぇよ。お前が嫌って言うなら星秀は逃がさねぇ。けどお前が俺の傍に一生いるってんならあいつを逃がしてやるよ。」
星秀さんは自由にならなきゃいけない…。そのためには俺が犠牲にならなきゃいけねぇ。けどそんなの別にいい。星秀さんのためだ。だって星秀さんは初めて俺が守りたいって思った人だから。だから星秀さんを救わなきゃ俺は一生後悔する。
「……治さん。取引、します。」
「随分辛そうだな。まぁ無理もないか。一日中やってるもんな。嫌なら吐け。何を話したのか。それを拒むなら永遠に地獄だぞ、誠也。」
治はあれから俺を椅子に縛り付けてひたすらにイカせてくる。達して萎えてしまったちんこを扱ぎ続けてまたイカせる。それの繰り返しだ。全く容赦がなかった。
「ほら誠也。早く言った方が身のためなんじゃねぇのか?泣き叫ぶぐらいなら話せよ。」
「い゛っ、ぁ゛っ、あぁあ゛っ、ぅ゛っ、ん゛っ、く゛っ、ぅ゛っ、あ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ!!」
言えるわけねぇじゃねぇか!言ったら星秀さんが逃げられなくなる。それなのに言えるわけが無い!つかなんで俺にこうするんだよ…!渚に聞けばいいじゃねぇか…!
「やめ゛っ、ぁ゛っ、やめて゛っ、くれ゛っ!!」
「あんまり暴れるな。縄が皮膚に食い込むぞ。」
ならお前が手を止めろよ…!そうすりゃ俺だって暴れねぇ…!!
「ん゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ、や゛っ、ぁ゛っ!!」
「辛いんだろ?なのになんでそんなに言わねぇんだ?」
星秀さんのためだ…!
「あ゛っ、か゛っ、ぁ゛っ、んん゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ!!」
「そんなに渚と重要な話をしたのか。てことは星秀の事だな。」
「ち゛っ、ちか゛っ!!」
「図星だな。星秀を逃がそうとでも渚に言われたのか?」
「ん゛っ、ぁ、ちか゛っ、ぁ゛っ!」
なんだよこいつ…!なんなんだよ…!なんで分かるんだよ…!くそ…くそくそ!このままじゃ俺のせいで計画が…!!
「誠也。いいことを教えてやろう。お前はどうやら自覚をしてないようだからな。さっきまでお前は俺が何を言っても無視してた。けど星秀の話をした途端に否定を始めた。そりゃな、そうですって答えを出してるようなもんなんだよ。お前が馬鹿で助かったよ。とりあえず話し合いだな。手は一旦止めてやる。」
「…っ、ん゛っ、ぁ゛………っ、はぁっ、はぁっ、」
快楽地獄から解放された。けどそんな事どうでもよかった。まだ快楽地獄の方がマシだ…。だって全部治にバレちまった…。
「話し合いだ誠也。渚に何を言われた?」
「……………っ。」
言えない…。例え全部バレてしまったとしても俺は言えない。そうすることで星秀さんが傷つけられてしまう。あの人がここから逃げることが出来なくなってしまう…。
「言えねぇのか?お前まだ自分の状況分かってねぇのかよ。お前は言わなきゃ椅子に縛られて逃げれなくされて俺に好き勝手されるしかねぇんだぞ。嫌だろ?だったら早く言え。」
「…言わない。」
「そうか。だったら星秀を痛い目に遭わせてやんねぇとな。まぁ渚には何もしないとしてお前が言わねぇんじゃ星秀を動けねぇようにしねぇと。」
「ま、まって…!」
「なんだよ。」
おかしいじゃねぇか…。なんで星秀さんに手を出すんだよ…。
「…星秀さんには、何もしないで…っ、」
そう言ったとしても治がこの願いを聞いてくれる確率なんて…。
「いいだろう。」
…え?
「なら取引をしようじゃねぇか誠也。俺がお前の願いを叶えてやるってのにお前は俺に何もなし?そんなの許されねぇよな。」
…治がいうこと。そんなの駄目なことに決まってる。苦痛なことに決まってる。けど俺がそれをすることで星秀さんを治は逃がしてくれる。それなら…。
「取引します。」
「賢明な判断だ。物分りのいいやつは好きだぜ。」
「……………。」
「そんな顔をするなって。別に怯えなくてもいいだろ。俺がお前を守ってやるんだから。んで、取引内容だがお前がここから逃げないことだ。」
え?そんなことでいいのか…?
「おいおい誠也。お前今そんなことでいいのか?って思っただろ。」
「…思ってない。」
本当は思ったけど…。
「たく、分かりやすいやつだな。まぁそこが可愛んだけどよ。けどよく考えろ。お前が逃げようとすれば星秀は死ぬんだぜ?な?」
「…え?」
「とぼけた顔してんじゃねぇ。そういう事だろ。取引内容はお前が逃げない代わりに星秀を逃がすってことだ。つまりお前がそれを破れば星秀は死ぬ。殺されるんだ。その星秀の始末も渚にやらせる。あいつはどうやら星秀に特別な感情があるようだからな。」
とことんクズだ…。けどそれも今更だな…。全裸の状態にさせられて血がいっぱい着いたこの部屋でイカされまくる…。そんな異常なことをする時点で治は正常じゃない。けど約束は守ってくれる人だと思う。だから俺は自分を犠牲にする。
「どうする誠也。悪い話じゃねぇだろ。ま、お前次第だ。別に強制はしねぇよ。お前が嫌って言うなら星秀は逃がさねぇ。けどお前が俺の傍に一生いるってんならあいつを逃がしてやるよ。」
星秀さんは自由にならなきゃいけない…。そのためには俺が犠牲にならなきゃいけねぇ。けどそんなの別にいい。星秀さんのためだ。だって星秀さんは初めて俺が守りたいって思った人だから。だから星秀さんを救わなきゃ俺は一生後悔する。
「……治さん。取引、します。」
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