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部屋
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「ここはなんの部屋だよ…。」
治に色んなところを案内されたのち、俺はある部屋に案内された。この部屋は何故か椅子が1つあるのみ。後は何も無い。ただ壁が汚れてる。すげぇ不気味な部屋だった…。
「ここか?ここは拷問部屋だ。」
「…拷問。」
俺は思わず治の言葉に息を飲んだ。てことは汚れている壁は血ってことになる。ここで何人も拷問されてきたんだ…。だから壁中に血が…。
「そんなに怯えなくていいぞ誠也。俺は別にお前を拷問するつもりなんねぇから。」
「…………っ。」
「けど聞かなきゃいけねぇことはあるな。」
「…なんだよ。」
治が何故か拷問部屋の扉を閉めた。だから俺と治はこの部屋に閉じ込め…いや閉じ込められてるわけじゃねぇか。けど拷問部屋に2人っきりになっちまった。この気持ちが悪い部屋に。
「さっき渚と何を話してたんだ?」
「それはさっきも言ったじゃないですか…。何も話してないって。」
「誠也。俺は嘘をつかれるのが好きじゃねぇんだ。」
「う、嘘じゃない…っ。」
なんか…治が怖い。俺は今こいつに抱き抱えられてるから逃げるに逃げれない。つか治から逃げたとしてもすぐに捕まるだろうな…。つかなんで急に怒ってんだよ。
「嘘じゃない?」
「そうだ。嘘じゃない…っ。」
「誠也。あまり俺を舐めるなよ。俺はこう見えても組のトップにいるんだ。嘘をついてるか着いてないかの違いはすぐに分かる。」
「……………っ。」
確証があるのか…?だったらなんで初めからそう言わないんだ…。つか…この部屋の扉閉めたのって俺を拷問するためか…?そのために…?
「黙りかよ。なぁ誠也。」
「…………っ。」
「まぁいい。せっかくこの部屋にいるんだ。言わねぇなら言わせるまでだ。だがこの部屋には何も無い。運がいいなお前。まぁ俺もお前に痛い事はしたくねぇから道具があったとて変わんねぇけどな。」
「…じゃあ…なにを?」
「泣かせてやるよ。快楽拷問だ。何を話してたのか吐くまでイカせ続けてやる。」
………っ!また…。またイカされる…。泣かされる…。嫌だ…嫌だ嫌だ…。もう嫌だ…!
「ま、まって…!」
「なんだよ。言う気になったのか?」
「ちがっ、ちがくて…!」
正直に言ってしまえば星秀さんが逃げられなくなってしまう。それだけは絶対にダメだ。絶対に。だから俺は誤魔化せるのならと誤魔化そうとした。
「ほんとに、何も話してない…っ。」
「馬鹿か。信じるわけねぇだろ。」
「ほんとに話してないんだ…っ!」
「なぁ誠也。何をそこまで必死になってんだ。お前は渚と何を話したんだよ。あいつの様子がおかしかったからちょっとカマかけたけどお前のその様子を見る限りなんかやはり隠してんな。まぁいい。それならそれで言わせてやる。」
「お、治さん…っ、ほんとに、ほんとに話してないんだ…っ!」
「いつまでもそうやって必死になってろ。俺はお前が言うまでやめねぇからな。精々頑張れよ、誠也。」
治に色んなところを案内されたのち、俺はある部屋に案内された。この部屋は何故か椅子が1つあるのみ。後は何も無い。ただ壁が汚れてる。すげぇ不気味な部屋だった…。
「ここか?ここは拷問部屋だ。」
「…拷問。」
俺は思わず治の言葉に息を飲んだ。てことは汚れている壁は血ってことになる。ここで何人も拷問されてきたんだ…。だから壁中に血が…。
「そんなに怯えなくていいぞ誠也。俺は別にお前を拷問するつもりなんねぇから。」
「…………っ。」
「けど聞かなきゃいけねぇことはあるな。」
「…なんだよ。」
治が何故か拷問部屋の扉を閉めた。だから俺と治はこの部屋に閉じ込め…いや閉じ込められてるわけじゃねぇか。けど拷問部屋に2人っきりになっちまった。この気持ちが悪い部屋に。
「さっき渚と何を話してたんだ?」
「それはさっきも言ったじゃないですか…。何も話してないって。」
「誠也。俺は嘘をつかれるのが好きじゃねぇんだ。」
「う、嘘じゃない…っ。」
なんか…治が怖い。俺は今こいつに抱き抱えられてるから逃げるに逃げれない。つか治から逃げたとしてもすぐに捕まるだろうな…。つかなんで急に怒ってんだよ。
「嘘じゃない?」
「そうだ。嘘じゃない…っ。」
「誠也。あまり俺を舐めるなよ。俺はこう見えても組のトップにいるんだ。嘘をついてるか着いてないかの違いはすぐに分かる。」
「……………っ。」
確証があるのか…?だったらなんで初めからそう言わないんだ…。つか…この部屋の扉閉めたのって俺を拷問するためか…?そのために…?
「黙りかよ。なぁ誠也。」
「…………っ。」
「まぁいい。せっかくこの部屋にいるんだ。言わねぇなら言わせるまでだ。だがこの部屋には何も無い。運がいいなお前。まぁ俺もお前に痛い事はしたくねぇから道具があったとて変わんねぇけどな。」
「…じゃあ…なにを?」
「泣かせてやるよ。快楽拷問だ。何を話してたのか吐くまでイカせ続けてやる。」
………っ!また…。またイカされる…。泣かされる…。嫌だ…嫌だ嫌だ…。もう嫌だ…!
「ま、まって…!」
「なんだよ。言う気になったのか?」
「ちがっ、ちがくて…!」
正直に言ってしまえば星秀さんが逃げられなくなってしまう。それだけは絶対にダメだ。絶対に。だから俺は誤魔化せるのならと誤魔化そうとした。
「ほんとに、何も話してない…っ。」
「馬鹿か。信じるわけねぇだろ。」
「ほんとに話してないんだ…っ!」
「なぁ誠也。何をそこまで必死になってんだ。お前は渚と何を話したんだよ。あいつの様子がおかしかったからちょっとカマかけたけどお前のその様子を見る限りなんかやはり隠してんな。まぁいい。それならそれで言わせてやる。」
「お、治さん…っ、ほんとに、ほんとに話してないんだ…っ!」
「いつまでもそうやって必死になってろ。俺はお前が言うまでやめねぇからな。精々頑張れよ、誠也。」
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