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「あか゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、あぁあ゛っ!」



逃げきれない…。その治の言葉は俺の心を抉りとってきた。監視カメラを乗っ取られたらどうしようもない。今の時代どこにだって監視カメラがあるんだから。そんなの逃げ切れねぇ…。治の言う通りだ…。だったら俺はここで一生暮らすのか…?けどそれは…嫌だ。



「おいおい誠也。ん?考え事かお前。余裕そうだな。」

「っ、ぁ゛っ、やめ゛っ!!!」



俺が考え事をしていたのが治にバレた。まずい。治が腰の動かし方を変えた。もっともっと…奥に…挿れられる。



「やめて゛っ、ぁ゛っ、いやた゛っ!」

「まだなんもしてねぇだろうが。暴れんな。」



治は結腸に挿れようとしている。今でさえきついのにそんなことをされたら俺は…。だから俺は今ある体力全部を使って暴れ始めた。なのに治はまだ楽しそうに笑っていた。逃げようともがく俺を見て笑ってたんだ。



「おい誠也。暴れんなって。無駄な事をするな。」

「やた゛っ、いや゛っ、いやた゛っ!」

「そんなに嫌なら益々挿れたくなるな。」



クソ野郎…!!絶対嫌だ。結腸には挿れられたくない!絶対…。嫌なんだ!なのに逃げられない…っ。どうしたらいいんだよ…っ。くそ…っ。怖い…。



「や゛っ、め、いやっ…。」

「怯えてんのか?震えてるぞ。可愛いやつだな。大丈夫だ。痛いことはしねぇから。だからそのままいい子にしてろよ。」



俺は怖さのあまり暴れることすらも出来なくなってしまった。その場にうずくまるようにして震えることしか出来ない。無力な俺…。その俺を治は褒めてきた。おかしい奴…。ああ…結腸に挿れられる。怖い…。怖い…。くそ…。怖ぇよ…。



「…っ、ふっ、ぅ゛っ、ぅ、」

「泣いてる姿も可愛いやつだな。よし、結腸挿れるぞ。力抜いとけよ。」



その言葉に俺はさらに身体を震えさせた。ガタガタと震えて歯も音を出す。怖くて指がブルブルとする。こんなの初めてだ…。俺は臆病者だったんだな…。



「…っ、ぁ、あ…っ、ぅ、く゛っ、」

「いい子だ誠也。」



治のちんこが結腸の入口に入ってきた。それだけで俺は過呼吸になりそうなほど圧迫感に包まれた。



「ゆっくり息してろ、な?怖くねぇから。何も怖くない。気持ちいいだけだ。」

「く゛っ、ぅ……っ、ぅ、ふっ、ぅ、」



涙が止まらない。それだけじゃない。怖い。震えも止まらない。どんどん結腸に治のちんこが入ってくる…。やめてくれ…。これ以上俺を壊すならいっその事完全に壊してくれよ…。



「あか゛っ、ぁ゛っ、あ゛っ、あ゛っ!」

「苦しいか?大丈夫だ。徐々に慣れるからよ。よし、全部入ったぞ。いい子だったな誠也。」



そう言いながら治は俺の頭を撫でてきた。そんで動きを止めてくれた。さっきまで俺が泣きわめいて嫌だと言っても止めてくれることは無かった治が動きを止めてくれたんだ。だから俺は安心した。とりあえずは休憩が出来る…って。



「はっ、はっ、はっ…っ、ぅ、はっ、ぁ、」

「誠也。ゆっくり息しろって。まだ動かねぇから息整えろ。」



俺は怖さから過呼吸気味になっていた。怖かったんだ。とにかく怖かった。今は止まってくれているけどいつまでも止まってくれるわけじゃない。いつかは治も動き出す。それが俺は怖かった。




「ふっ、ぅ、は…っ、は…っ、」

「そうそう。そうやって息を整えるんだ。いい子だぞ。」



そう言いながら治は相変わらず俺の頭を撫でてくる。俺を大事にするみたいに優しく撫でてくるんだ。声色もさっきとは違う。優しかった…。こんな時に優しくされたら俺は期待しちまう。やめてくれるんじゃないかって。そんなこと絶対ないのに。



「誠也。お前はいい子だな。俺はいい子が好きなんだ。だからそのままいい子でいてくれよ。俺もお前に酷いことしなくないからな。お前を可愛がりたい。出来るだけな。だから逃げようなんて思うなよ。ましてや星秀と一緒に逃げたいだなんて思ったりするな。それだけは絶対許さないからな。逃げたお前らを連れ帰って誠也、お前はとりあえず快楽漬けにして監禁だ。分かったな?」



このタイミングでそれを言うかよ…。でもこれは俺に対する厳重注意だろうな。俺はそれを考えていた。星秀さんと逃げたいって。けどそれは出来そうにない。今はな。だから俺は耐えるんだ。とりあえず星秀さんが戻ってくるまで耐えて…耐えるんだ。



「誠也。返事はどうした?それとも約束出来ねぇのか?」

「…っ、は…っ、ぁ、は…っ、でき、ま…すっ、」

「いい子だ。愛してるぞ誠也。」



そう言って治は俺にキスをしてきた。まただ…。俺が嫌いなことばかりしてくる。気持ち悪い。キスなんて…愛し合ってるものがするものだ…。いや、けどそうでもねぇか…。キスなんてただの道具と同じ。これをするだけでこいつは機嫌が良くなる。だったら都合のいい道具じゃないか。だから俺は今度は拒否をしなかった。



「誠也。どうした。疲れたのか?」



キスを拒否されると思ってたんだろうな。治が拒否をしない俺を見てそう言ってきた。つかお前には俺が疲れてないように見えるのかよ…。おかしいんじゃねぇの…。



「……つかれ、ました。」

「そうかそうか。なら俺がイったら終わろうな。本当は何回もしたかったけどそれは無理そうだな。」



何回も…?冗談きついだろ…。まじでやめてくれよ…。これを何回もしたら俺は本当に壊れちまう。けど次からはそうなるかもしれない。それを考えたら俺はまた震えが止まらなくなった。




「よし。とりあえず息が整ったみたいだな。動くぞ。結腸で抜き差しをしたら気持ち良いらしいからしっかり締めろよ。な?誠也。」



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