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蓮 *

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「あー可愛いこいつ。」

「っ、さわ、るなっ!」



1人目が終わっちまった…。その焦りがやばい。だから自分を落ち着かせたいのに渚ってやつが俺の顔を鷲掴みにしてくるんだ…。それから逃げようと抵抗するも…。



「うるせぇ。抵抗すんな。」

「やっ………っ、」



こいつ…!何考えてんだよ…!キスしてんじゃねぇ気持ち悪い…!くそ…!けど力強すぎて逃げらんねぇ…!



「んん゛っ、ん゛っ、ん゛っ!!」



舌…入ってきた…。なんだよこれ…。やめろ…やめろ!!



「んんん゛っ、んく゛っ!!」



俺がどれだけ暴れようとも渚はビクともしない。顔を動かすことすら俺は許されない。押さえつけられて好き勝手されるだけ。歯茎を舐められても舌を吸われても俺は抵抗すら出来ない。



「んん゛っ、ん゛っ、ぅ゛っ、ふっ、ぅ!」



やめろよ…頼むから!!キスってのは…恋人とするもんだ…!こんな野郎とキスなんかしたくねぇ…!離せ…!話せよ…っ!!



「んく゛っ、んん゛っ、ん゛っ!!」

「おい渚。その辺で終わらせろ。」

「あ?なんでだよ蓮。」



助かった…。蓮ってやつが渚に話しかけてくれたから俺はとりあえずはキスから解放された。けど俺の顔はまだ渚に鷲掴みにされたまま。だがいい。キスされてないだけマシだ…。



「後が詰まってんだよ。あと4人もいるんだぞ。お前だけ楽しんでんじゃねぇ。」

「あ、そうだった。悪い悪い。」



渚が俺から離れた…。今のうちに逃げれば俺は逃げれたかもしれない。けどもう無理だ…。疲れた…。イキまくった後は足が動かねぇんだよ…。だから動けない俺をいいことに渚と入れ違いに蓮ってやつが今度は俺に馬乗りになった。



「誠也。俺の名前分かるか?」



名前…?名前ぐらいわかる。お前らのことを俺は探ってんだ。会話は全部聞いてる。だから名前は知ってる。



「…れん。」

「お、いい子じゃねぇか誠也。なら優しくしてやる。」



優しく…。こいつらの優しいはたかが知れてる。優しくなんてない。俺はわかってる。だから何も期待はしない。逃げれるチャンスがあれば…逃げねぇと…。



「っ………、ぅ、ぐっ、」



ほら見ろ…。こいつも俺に何も言わずケツの穴に指挿れてきた。もう…なんか疲れた。



「…っ、い、や、」

「あんだけイってたもんな。そりゃその後だったらキツイよな。けどまぁ安心しろ。俺は渚より優しいから。んじゃ、挿れるぞ。」



何が優しいだ…。くそ…。また…入ってきた…。もう何もしないでくれ…そう願うけどこの賭けを了承したのは俺…。だから諦めず…逃げるために抗わねぇと…。



「う…っ、ふっ、ぐっ、ぅ、」

「苦しいか?大丈夫だ。ほら、ゆっくり息してみろ。」



ゆっくり息をしたとて変わんねぇ…。まずこいつらのちんこがでかいんだよ…。くそ…。息が苦しい…。



「誠也。大丈夫だから。俺に合わせて息してみろ。ほら。」



なんだこいつ…。酷いのか優しいのかわかんねぇ…。俺に優しくすんなよ…。まだ酷くされる方がマシなのに…。優しくされると思っちまうんだよ。こいつに頼れば何とかなるんじゃねぇかって…。けどそんなことない。だったら初めから優しくしないでくれ…。



「ふ…っ、ぅ、ぁ…っ、うっ、はっ…、ぁ、」

「そうそういい子だぞ誠也。」



そう言いながら頭を撫でてきた。親にもされてこなかったその行為。こいつにされたとて嬉しくない。だから俺は頭を振ってこいつの手を拒否した。



「はっ…可愛くねぇことすんじゃねぇか。まぁいい。落ち着いたなら動くぞ。頑張って逃げてみろ。」

「…っぅ!あっ、く゛…っ、ぅ!」



き…つい。くそ…ここで逃げなきゃ後3人にも同じことをされる…。



「あぁ゛っ、ぅ゛っ、く゛っ、ぁあ゛っ!」

「またイったのか?イケばイクほど辛いのはお前だぞ。」



そんなの分かってるよ…!そういうなら加減しろ…!けどその悔しさが俺の原動力になる…。



「お、まだそんな元気あったのか。」

「あ゛っ、ぁ゛っ、く゛っ、あぁ゛っ!」



俺が頑張って逃げようと身を捩ったのを見て何を考えたのか蓮ってやつが奥に挿れてきた。そこに挿れられたら俺は逃げるどころじゃなくなっちまうのに…!



「やめ゛っ、ぁ゛っ、やめろ゛っ、あぁ゛っ!」

「んー?やめねぇよ。お前ここ好きだろ?さっきも渚に突かれて気持ちよさそうに喘いでたじゃねぇか。」

「すき゛っ、じゃっ、ねぇ゛っ、やめろ゛っ、あぁ゛っ、ぁ゛っ!」

「好きじゃねぇならなんでこんなにイキ狂ってんだ?ほら誠也。教えてくれよ。」



なんなんだよこいつ…!!優しくするんじゃなかったのかよ…!くそ…!きつい…!また頭が真っ白になる…!健二ならこんなこと……は?なんで俺は今健二のことを考えてんだ…。あいつも酷いやつだろ。



「あか゛っ、ぁ゛っ、あぁ゛っ、やめ゛っ、やめろ゛っ!!」



考える力もなくなる。気持ちよすぎるのがこんなにきついなんて俺は知らなかった。知りたくなかった。きつい。とにかくきつい。拷問だこんなの…。



「おいおい誠也。また無視か?まぁいい。そんなことどうでもいいぐらいお前の中たまんねぇよ。」

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