19 / 99
*
しおりを挟む
「いい子だぞ誠也。ちゃんと俺との約束を守って偉いじゃねぇか。そのままいい子でいれば外に出してやれるからな。」
その言葉が本当かどうかは分からない。けど俺はそんな嘘かもしれない言葉を信じるしか外に出れる方法がない。だから嘘でも少しでも可能性があるならとこいつの言葉を信じることにした。
「…はい。」
「おいおいまだなんもしてねぇって。ビクビクするには早いぞ?」
そう。こいつの言う通り。俺はまだ何もされてない。何もされてないはずなのに気づいたら体が震えていたんだ。今はただこいつが俺の上に馬乗りになってるだけなのに。
「まぁその顔も可愛いから俺はいいけどよ。んじゃ、始めんぞ。」
「……………っ。」
やばい…。もう泣きそうだ…。怖いんだよ…。まだこいつに体を触られてるだけなのに…。ただ服の中に手を入れられて体を触られてるだけ。昨日はそれに耐えれてた。けど今日はもう無理そうだ…。怖い…。
「…っ、ぅ、」
耐えねぇと…。耐えるんだ。ただちょっと体を触られてるだけ…。それだけだ。それに耐えないと俺は外に出られない…。
「いいねぇその顔。そそられる。耐えてんのか?外に出たいもんな。そうだ。そのまま耐えてろ。俺から逃げたらお前はその時点で部屋の外にすら出られねぇんだから。」
って言いながらこいつは俺の体を撫でるように触り続ける。俺はそれから逃げることは許されない。何があっても…。
「………………っ。」
「声我慢してんのか?なぁ誠也。声出せって。お前の可愛い声聞かせろよ。」
外に出れるための条件…。それは逃げないことだ。声を我慢することは入ってない。だから俺はそう言われて首を横に振った。
「頑固なやつだな。まぁいい。声我慢してられんのも今のうちだ。10分もすりゃお前は声を我慢したくても出来なくなる。昨日みたいにな。」
やめろ…。消し去りたいあの記憶を蘇らせるんじゃねぇよ…。
「な、らっ、ねぇ…!」
別に俺は反抗しちゃダメとか言われてねぇ。だからすぐにそう言い返してやった。これぐらい許してくれ。そうしねぇと俺が俺じゃなくなっちまいそうなんだよ…。
「へぇ…。ならないねぇ。じゃあここ触ってもならないのか?」
「………っ!」
こいつ…!俺の服をめくりあげて乳首を触ってきやがった。しかも俺が逃げないのをいいことに首元にもキスしてきやがった…!最悪だ…!
「やめ…っ、」
「ん?今なんつった?つーかお前俺と約束したよな。逃げないって。何をされても逃げないってよ。今ちょっと腰が逃げた気がすんだがそれは気のせいか?」
「……………っ。」
そうだ…。逃げたら駄目だ。何をされても逃げるな俺。耐え抜くんだ…。ちょっと乳首を触られてるだけ。それだけだ。気持ち良くともなんともない。少しくすぐったいだけ。これくらい…耐えろ…。
「…にげ、てないっ、です…。」
「そうか?ならいい。これからも逃げるよ。まだまだ終わんねぇからな。」
そう言って健二は俺の乳首を触り続ける。何が楽しんだよ…。
「なぁ誠也。なんも感じねぇのか?」
俺はそう聞かれてなんて答えるべきか迷った。ここで何も感じないと言ってしまえば他の場所を触られてしまいそうだったから。けど嘘をつけばすぐバレる…。いやこれは正直に言うべきだな。嘘をついたら取り返しがつかないことになりそうだ…。
「…ちょっ、と、くすぐったい…。」
「そうか。お前くすぐったがりだもんな。まぁけどそれはいい事だ。初めはくすぐったいんだよ。そっから徐々に感じるようになっていく。だから安心しろ。俺がちゃんと気持ちよくなるようにここ触っててやるから。」
そう言いながら健二は笑ってた。何が楽しんだ…。こんな俺なんかを女みたいに感じるようにして何が楽しんだよ…。最悪だろ…。
「まぁけどそれは急にできることじゃねぇからな。今日はこっちの方を可愛がってやるよ。」
「…っ、い、」
…なんてやつだっ!俺が乳首感じないからってこいつちんこ触ってきやがった。けど駄目だ。逃げるな俺。逃げたら…外に出れなくなる…。
「はは、さすがに声抑えらんねぇか?お前ここ感じるもんな。誰に触られても感じる淫乱だもんな。」
ちくしょう…っ。殴り倒してやりたい…っ。好き放題触りやがって…。しかもこいつ昨日より上手い…。先っぽとか俺が感じる方法で触ってきやがる…。くそ…。
「昨日も見ず知らずの俺に触られて何回もイってたもんな。けど逃げんなよ。逃げたらその瞬間にお前はここから一生出れなくなるからな。それは嫌だろ?嫌なら逃げるな。絶対に。」
楽しそうな顔しやがって…。けど俺はそんなこいつに腹を立てるほどの余裕が無い。1回イってもこいつは多分解放してくれない。そうなったらかなり辛くなる。だからできるだけ耐えなきゃいけねぇ…。
「ふ…っ、ぅ゛っ、うっ、ぅ、」
「はは、健気なやつだなぁ。表情はいつも通り反抗的だが逃げないように頑張ってるお前の姿はたまんねぇよ。こりゃ組長も喜ぶだろうな。」
その言葉が本当かどうかは分からない。けど俺はそんな嘘かもしれない言葉を信じるしか外に出れる方法がない。だから嘘でも少しでも可能性があるならとこいつの言葉を信じることにした。
「…はい。」
「おいおいまだなんもしてねぇって。ビクビクするには早いぞ?」
そう。こいつの言う通り。俺はまだ何もされてない。何もされてないはずなのに気づいたら体が震えていたんだ。今はただこいつが俺の上に馬乗りになってるだけなのに。
「まぁその顔も可愛いから俺はいいけどよ。んじゃ、始めんぞ。」
「……………っ。」
やばい…。もう泣きそうだ…。怖いんだよ…。まだこいつに体を触られてるだけなのに…。ただ服の中に手を入れられて体を触られてるだけ。昨日はそれに耐えれてた。けど今日はもう無理そうだ…。怖い…。
「…っ、ぅ、」
耐えねぇと…。耐えるんだ。ただちょっと体を触られてるだけ…。それだけだ。それに耐えないと俺は外に出られない…。
「いいねぇその顔。そそられる。耐えてんのか?外に出たいもんな。そうだ。そのまま耐えてろ。俺から逃げたらお前はその時点で部屋の外にすら出られねぇんだから。」
って言いながらこいつは俺の体を撫でるように触り続ける。俺はそれから逃げることは許されない。何があっても…。
「………………っ。」
「声我慢してんのか?なぁ誠也。声出せって。お前の可愛い声聞かせろよ。」
外に出れるための条件…。それは逃げないことだ。声を我慢することは入ってない。だから俺はそう言われて首を横に振った。
「頑固なやつだな。まぁいい。声我慢してられんのも今のうちだ。10分もすりゃお前は声を我慢したくても出来なくなる。昨日みたいにな。」
やめろ…。消し去りたいあの記憶を蘇らせるんじゃねぇよ…。
「な、らっ、ねぇ…!」
別に俺は反抗しちゃダメとか言われてねぇ。だからすぐにそう言い返してやった。これぐらい許してくれ。そうしねぇと俺が俺じゃなくなっちまいそうなんだよ…。
「へぇ…。ならないねぇ。じゃあここ触ってもならないのか?」
「………っ!」
こいつ…!俺の服をめくりあげて乳首を触ってきやがった。しかも俺が逃げないのをいいことに首元にもキスしてきやがった…!最悪だ…!
「やめ…っ、」
「ん?今なんつった?つーかお前俺と約束したよな。逃げないって。何をされても逃げないってよ。今ちょっと腰が逃げた気がすんだがそれは気のせいか?」
「……………っ。」
そうだ…。逃げたら駄目だ。何をされても逃げるな俺。耐え抜くんだ…。ちょっと乳首を触られてるだけ。それだけだ。気持ち良くともなんともない。少しくすぐったいだけ。これくらい…耐えろ…。
「…にげ、てないっ、です…。」
「そうか?ならいい。これからも逃げるよ。まだまだ終わんねぇからな。」
そう言って健二は俺の乳首を触り続ける。何が楽しんだよ…。
「なぁ誠也。なんも感じねぇのか?」
俺はそう聞かれてなんて答えるべきか迷った。ここで何も感じないと言ってしまえば他の場所を触られてしまいそうだったから。けど嘘をつけばすぐバレる…。いやこれは正直に言うべきだな。嘘をついたら取り返しがつかないことになりそうだ…。
「…ちょっ、と、くすぐったい…。」
「そうか。お前くすぐったがりだもんな。まぁけどそれはいい事だ。初めはくすぐったいんだよ。そっから徐々に感じるようになっていく。だから安心しろ。俺がちゃんと気持ちよくなるようにここ触っててやるから。」
そう言いながら健二は笑ってた。何が楽しんだ…。こんな俺なんかを女みたいに感じるようにして何が楽しんだよ…。最悪だろ…。
「まぁけどそれは急にできることじゃねぇからな。今日はこっちの方を可愛がってやるよ。」
「…っ、い、」
…なんてやつだっ!俺が乳首感じないからってこいつちんこ触ってきやがった。けど駄目だ。逃げるな俺。逃げたら…外に出れなくなる…。
「はは、さすがに声抑えらんねぇか?お前ここ感じるもんな。誰に触られても感じる淫乱だもんな。」
ちくしょう…っ。殴り倒してやりたい…っ。好き放題触りやがって…。しかもこいつ昨日より上手い…。先っぽとか俺が感じる方法で触ってきやがる…。くそ…。
「昨日も見ず知らずの俺に触られて何回もイってたもんな。けど逃げんなよ。逃げたらその瞬間にお前はここから一生出れなくなるからな。それは嫌だろ?嫌なら逃げるな。絶対に。」
楽しそうな顔しやがって…。けど俺はそんなこいつに腹を立てるほどの余裕が無い。1回イってもこいつは多分解放してくれない。そうなったらかなり辛くなる。だからできるだけ耐えなきゃいけねぇ…。
「ふ…っ、ぅ゛っ、うっ、ぅ、」
「はは、健気なやつだなぁ。表情はいつも通り反抗的だが逃げないように頑張ってるお前の姿はたまんねぇよ。こりゃ組長も喜ぶだろうな。」
112
お気に入りに追加
364
あなたにおすすめの小説
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
極道達に閉じ込められる少年〜監獄
安達
BL
翔湊(かなた)はヤクザの家計に生まれたと思っていた。組員からも兄達からも愛され守られ1度も外の世界に出たことがない。しかし、実際は違い家族と思っていた人達との血縁関係は無く養子であることが判明。そして翔湊は自分がなぜこの家に養子として迎え入れられたのか衝撃の事実を知る。頼れる家族も居なくなり外に出たことがない翔湊は友達もいない。一先この家から逃げ出そうとする。だが行く手を阻む俵積田会の極道達によってーーー?
最後はハッピーエンドです。
元会計には首輪がついている
笹坂寧
BL
【帝華学園】の生徒会会計を務め、無事卒業した俺。
こんな恐ろしい学園とっとと離れてやる、とばかりに一般入試を受けて遠く遠くの公立高校に入学し、無事、魔の学園から逃げ果すことが出来た。
卒業式から入学式前日まで、誘拐やらなんやらされて無理くり連れ戻されでもしないか戦々恐々としながら前後左右全ての気配を探って生き抜いた毎日が今では懐かしい。
俺は無事高校に入学を果たし、無事毎日登学して講義を受け、無事部活に入って友人を作り、無事彼女まで手に入れることが出来たのだ。
なのに。
「逃げられると思ったか?颯夏」
「ーーな、んで」
目の前に立つ恐ろしい男を前にして、こうも身体が動かないなんて。
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
極道の密にされる健気少年
安達
BL
誰にでも愛されるキャラの漲 駿里 (みなぎ しゅんり)。
高校生になってサッカー部として先輩からも愛され生活していたが、容姿端麗な見た目もあってかサッカー部の先輩達から何度もレイプまがいな事をされ退部を決めた。そんな可哀想な少年と鬼畜極道の組長と出会い、、?エロ多めです。
◽︎暴力、レイプ表現あり。
◽︎最後はハッピーエンドです。
親友だと思ってた完璧幼馴染に執着されて監禁される平凡男子俺
toki
BL
エリート執着美形×平凡リーマン(幼馴染)
※監禁、無理矢理の要素があります。また、軽度ですが性的描写があります。
pixivでも同タイトルで投稿しています。
https://www.pixiv.net/users/3179376
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/98346398
俺の番が変態で狂愛過ぎる
moca
BL
御曹司鬼畜ドSなα × 容姿平凡なツンデレ無意識ドMΩの鬼畜狂愛甘々調教オメガバースストーリー!!
ほぼエロです!!気をつけてください!!
※鬼畜・お漏らし・SM・首絞め・緊縛・拘束・寸止め・尿道責め・あなる責め・玩具・浣腸・スカ表現…等有かも!!
※オメガバース作品です!苦手な方ご注意下さい⚠️
初執筆なので、誤字脱字が多々だったり、色々話がおかしかったりと変かもしれません(><)温かい目で見守ってください◀
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる