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19話 地獄 *
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「うぅ、もうむりっ、です…っ、おねがぃ、はなしっ、て、」
翔湊は潤樹によってずっと長い時間フェラされている。イッた後は追いうちをかけるように特に激しくしてきた。長いことされ続け拒否をしている翔湊の声は段々と小さくなっていった。タイマーを見る気力すら無くなっているほどに。只只潤樹の巧妙な攻めとバイブに耐えているとバァン!という衝撃音がして潤樹は翔湊のペニスを刺激するのを一旦辞めた。衝撃音の正体はドアだった。ということは誰かが入ってきたことになる。まさか彌生たちが助けに来てくれたのかと翔湊は少しの期待を胸にドアの方を見つめた。だか…。
「楽しんでんじゃねぇかよ潤樹。」
「思ったより早く帰れたみたいだね兄貴。」
どういうことだ。話が違う。潤樹は言わないと言ったのに。そもそもなんでここにいるんだ。遠くに行ったはずなのに。翔湊が錯乱していると潤樹が顔を耳元に近づけてきた。
「大丈夫だよ翔湊。約束は守るから安心してね。あの事は兄貴たちに言わないから。」
綉達には聞こえないように小声でそう話してきた。そして秘部に挿れられているバイブと乳首のバイブのスイッチも止めた。綉たちが帰ってきたからだ。そのおかげで一先安心することは出来た。だが、2人が帰ってきたせいで翔湊は終わりが見えない地獄に突き落とされることになる。
「潤樹、何コソコソ話してんだよ。」
「もう大きな声出さないでよ。兄貴のせいで翔湊が怯えちゃったじゃんか。」
色んな恐怖が重なり合い翔湊は体の震えが収まらなくなっていた。
「よく言うぜ。俺らが来る前からブルブル震えてただろ。」
「俺のテクが良すぎて震えてたんだよ。」
潤樹が翔湊の頬を撫でた。そのほんのちょっとの刺激だけで翔湊の身体がビクンと跳ねる。イかされ続けたことによって身体が更に敏感になってしまったのだ。
「はは、まぁそれもあるだろうな。」
「なぁ潤樹。俺達も混ざっていいだろ?」
「当たり前じゃん。」
潤樹が駄目と言わないと分かっていながら2人はそう聞いた。翔湊を追い込むために。これから自分たちも加わるぞ、と嫌でも耳に入れてやろうとしたのだ。
「さすが我が弟だ。話が通じる。」
「だな兄貴。潤樹の許しも得たところで翔湊、俺たちとも遊ぼうぜ。」
豊が椅子に座っている翔湊のほほを鷲づかんでキスをした。唇同士が合わさり豊の唾液が口の中に入ってくる。嫌だ。吐き気がする。唾液まみれの唇を合わせられ食べるようにキスをされ続け、豊の舌が生き物のように口の中で動き回る。嫌なのに嫌で仕方が無いのに頬を掴まれているため顔を背けることが出来ない。
「やりにくいからこの拘束具外せ。」
「了解だよ。」
綉に言われた通り潤樹は翔湊につけていた拘束具を全て外し、椅子の上から抱き上げベットの上に寝かせた。
「お前がやりすぎるかは翔湊もう限界超えてんじゃねぇかよ。」
潤樹のされるがままに動かされる翔湊をみて豊がため息をついた。この状態では自分で起き上がることさえも多分無理だろう。顔すらまともに動かせていないのだから。抵抗され拒否されるのは好きではないが、反応がないのは嫌なのだ。自分が攻めたことによって喘いで欲しい、気持ちよくなって欲しい豊はここまで翔湊を疲労させた潤樹を軽く睨んだ。
「えー俺のせいなの?翔湊が可愛すぎるのがいけないんじゃん。兄貴が俺の立場だったら多分もっと酷くしてるよ?」
「まぁそれはそうだな。」
確かに潤樹の言う通りだと思った豊は彼の言ったことに頷いた。もし潤樹の立場が豊だったら制御なんて出来ずに気絶させていただろう。
「誰から挿れる?」
「俺に決まってんだろうが。分かりきったことを聞くな。」
前の時もそうだったが長男の綉にはやはり潤樹と言えども逆らえない。だから毎回念の為に聞くのだ。綉を怒らせないために。
「一応聞いただけだよ。じゃあ俺薬もってくるね。」
「ああ、頼む。」
「ぁっーーー!!!」
潤樹が薬を取りに行こうとベットのしたから降りた時予兆もなしに綉が陰茎を一気に挿れてきた。急な事だったし、心の準備ができていなかった翔湊は意識が飛びそうになる。
「おいトぶな。」
翔湊が意識を失いそうになっているのが分かると綉は結腸まで陰茎を挿れた。そして浅く腰を動かし、結腸あたりで抜き差しを繰り返す。
「あ゛ぁっ、やめてっ!」
そのとんでもない快楽のせいで意識が強制的に覚醒してしまった翔湊は泣き叫んだ。今、綉にやられている動きは翔湊が大の苦手なものだから。イキ狂ってしまう。絶頂を迎えた後にその動きをされると言葉では表現出来ないほど辛いのだ。綉の動きを辞めさせようと翔湊は彼の腕を強く掴んだ。
「豊、こいつの手を抑えてろ。」
「やた゛っ、ぁ、やめてよ…っ、ぅ゛、」
「俺に任せとけ。おい暴れるなって翔湊。」
掴まれてたまるかと腕をばたつかせて豊から逃れようとしたがそんな抵抗も叶わず豊によって拘束されてしまう。
「はは、にしても兄貴は相変わらず鬼畜だな。翔湊めっちゃ辛そうだぜ。でもこの泣き顔が堪んねぇんだよな。」
「お前の言う通りだ。空っぽになるまでイかせてやる。」
「もぅ、むりぃ゛っ、あぁ゛あ、やめて、っ、おねがっ、ぃ…、」
「辞めるわけねぇだろ。それと俺以外にもあと2人いることも忘れんなよ。」
そう言って綉は結腸あたりを攻める。どれだけ翔湊が泣き叫んで強い力で抵抗しながらやめてと繰り返しても悪い笑みを浮かべながら自分自身が射精するまでやり続けた。
翔湊は潤樹によってずっと長い時間フェラされている。イッた後は追いうちをかけるように特に激しくしてきた。長いことされ続け拒否をしている翔湊の声は段々と小さくなっていった。タイマーを見る気力すら無くなっているほどに。只只潤樹の巧妙な攻めとバイブに耐えているとバァン!という衝撃音がして潤樹は翔湊のペニスを刺激するのを一旦辞めた。衝撃音の正体はドアだった。ということは誰かが入ってきたことになる。まさか彌生たちが助けに来てくれたのかと翔湊は少しの期待を胸にドアの方を見つめた。だか…。
「楽しんでんじゃねぇかよ潤樹。」
「思ったより早く帰れたみたいだね兄貴。」
どういうことだ。話が違う。潤樹は言わないと言ったのに。そもそもなんでここにいるんだ。遠くに行ったはずなのに。翔湊が錯乱していると潤樹が顔を耳元に近づけてきた。
「大丈夫だよ翔湊。約束は守るから安心してね。あの事は兄貴たちに言わないから。」
綉達には聞こえないように小声でそう話してきた。そして秘部に挿れられているバイブと乳首のバイブのスイッチも止めた。綉たちが帰ってきたからだ。そのおかげで一先安心することは出来た。だが、2人が帰ってきたせいで翔湊は終わりが見えない地獄に突き落とされることになる。
「潤樹、何コソコソ話してんだよ。」
「もう大きな声出さないでよ。兄貴のせいで翔湊が怯えちゃったじゃんか。」
色んな恐怖が重なり合い翔湊は体の震えが収まらなくなっていた。
「よく言うぜ。俺らが来る前からブルブル震えてただろ。」
「俺のテクが良すぎて震えてたんだよ。」
潤樹が翔湊の頬を撫でた。そのほんのちょっとの刺激だけで翔湊の身体がビクンと跳ねる。イかされ続けたことによって身体が更に敏感になってしまったのだ。
「はは、まぁそれもあるだろうな。」
「なぁ潤樹。俺達も混ざっていいだろ?」
「当たり前じゃん。」
潤樹が駄目と言わないと分かっていながら2人はそう聞いた。翔湊を追い込むために。これから自分たちも加わるぞ、と嫌でも耳に入れてやろうとしたのだ。
「さすが我が弟だ。話が通じる。」
「だな兄貴。潤樹の許しも得たところで翔湊、俺たちとも遊ぼうぜ。」
豊が椅子に座っている翔湊のほほを鷲づかんでキスをした。唇同士が合わさり豊の唾液が口の中に入ってくる。嫌だ。吐き気がする。唾液まみれの唇を合わせられ食べるようにキスをされ続け、豊の舌が生き物のように口の中で動き回る。嫌なのに嫌で仕方が無いのに頬を掴まれているため顔を背けることが出来ない。
「やりにくいからこの拘束具外せ。」
「了解だよ。」
綉に言われた通り潤樹は翔湊につけていた拘束具を全て外し、椅子の上から抱き上げベットの上に寝かせた。
「お前がやりすぎるかは翔湊もう限界超えてんじゃねぇかよ。」
潤樹のされるがままに動かされる翔湊をみて豊がため息をついた。この状態では自分で起き上がることさえも多分無理だろう。顔すらまともに動かせていないのだから。抵抗され拒否されるのは好きではないが、反応がないのは嫌なのだ。自分が攻めたことによって喘いで欲しい、気持ちよくなって欲しい豊はここまで翔湊を疲労させた潤樹を軽く睨んだ。
「えー俺のせいなの?翔湊が可愛すぎるのがいけないんじゃん。兄貴が俺の立場だったら多分もっと酷くしてるよ?」
「まぁそれはそうだな。」
確かに潤樹の言う通りだと思った豊は彼の言ったことに頷いた。もし潤樹の立場が豊だったら制御なんて出来ずに気絶させていただろう。
「誰から挿れる?」
「俺に決まってんだろうが。分かりきったことを聞くな。」
前の時もそうだったが長男の綉にはやはり潤樹と言えども逆らえない。だから毎回念の為に聞くのだ。綉を怒らせないために。
「一応聞いただけだよ。じゃあ俺薬もってくるね。」
「ああ、頼む。」
「ぁっーーー!!!」
潤樹が薬を取りに行こうとベットのしたから降りた時予兆もなしに綉が陰茎を一気に挿れてきた。急な事だったし、心の準備ができていなかった翔湊は意識が飛びそうになる。
「おいトぶな。」
翔湊が意識を失いそうになっているのが分かると綉は結腸まで陰茎を挿れた。そして浅く腰を動かし、結腸あたりで抜き差しを繰り返す。
「あ゛ぁっ、やめてっ!」
そのとんでもない快楽のせいで意識が強制的に覚醒してしまった翔湊は泣き叫んだ。今、綉にやられている動きは翔湊が大の苦手なものだから。イキ狂ってしまう。絶頂を迎えた後にその動きをされると言葉では表現出来ないほど辛いのだ。綉の動きを辞めさせようと翔湊は彼の腕を強く掴んだ。
「豊、こいつの手を抑えてろ。」
「やた゛っ、ぁ、やめてよ…っ、ぅ゛、」
「俺に任せとけ。おい暴れるなって翔湊。」
掴まれてたまるかと腕をばたつかせて豊から逃れようとしたがそんな抵抗も叶わず豊によって拘束されてしまう。
「はは、にしても兄貴は相変わらず鬼畜だな。翔湊めっちゃ辛そうだぜ。でもこの泣き顔が堪んねぇんだよな。」
「お前の言う通りだ。空っぽになるまでイかせてやる。」
「もぅ、むりぃ゛っ、あぁ゛あ、やめて、っ、おねがっ、ぃ…、」
「辞めるわけねぇだろ。それと俺以外にもあと2人いることも忘れんなよ。」
そう言って綉は結腸あたりを攻める。どれだけ翔湊が泣き叫んで強い力で抵抗しながらやめてと繰り返しても悪い笑みを浮かべながら自分自身が射精するまでやり続けた。
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