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10話 限界なのに *
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「こいつらとは散々遊んだくせに俺は嫌なのか?」
「そういう訳じゃなくてっ、普通に身体がもう限界でっ…。」
翔湊はそういうことで橘修に今日は抱かないで欲しいとお願いしたつもりだった。だが、それは逆に橘修の性欲を燃えさせてしまう。
「へぇ、そんなにやったんだな。」
「だめっ、橘修さん俺ほんとにもう無理だから!」
「十分元気じゃねぇかよ。」
そう言いながら橘修が翔湊のペニスをやわやわと揉んだ。翔湊は足をバタつかせて橘修を蹴ろうとしたが、簡単に抑え込まれ逆に拘束されてしまった。
「嫌だっ、彌生さん助けてっ…!」
翔湊は自分を抱きかかえている彌生に助けを求めた。しかし、彌生はこの状況を楽しんでいるようで助けようとはせずに面白そうに笑っていた。
「タダでは助けてやんねぇよ。」
「最低だ!」
彌生だけでなく本気で困っているのに見て見ぬふりをしてくる松永達にも腹が立った翔湊は声を荒らげてそう言った。
「そんな事言うなら俺らも橘修と一緒にいじめんぞ。」
「うあっ、ぁ!」
松永が翔湊の乳首に手を伸ばしぎゅっと摘んだ。最初は軽く摘まれるだけであったのに段々とヒートアップして擦ったり引っ張ったりされ始めた。それに耐えられず彌生に抱き抱かれている不安定な状態であるのに翔湊は暴れだした。
「馬鹿、危ねぇだろうが!」
「なら下ろして!」
「嫌に決まってんだろ。」
先程よりも強く抱きしめられてしまい彌生の腕の中から逃げ出すことは困難になってしまった。それでも翔湊は最後まで諦めなかった。
「残念だな翔湊。風呂に着いたぜ。」
橘修が翔湊を揶揄うようにそう言った。本調子の翔湊であったら反論していたであろうが、体力が激的に減っている今言い返す元気すらなかった。
「運ばれたのになんか凄い疲れた。」
「暴れるからだろ。」
全くお前は、と言いながら松永が翔湊の鼻をつまんだ。その後西嶋も微笑みながら頭を撫でてきた。
「でもそれは橘修さんが変なことしてくるからだ!」
「お前が可愛いのが悪い。てことで今から存分に可愛がってやるよ。」
「俺もう限界だよ…。」
「だから無駄な抵抗はよせって言ったんだ。ただでさえ俺らに可愛がられて体力食ってんのによ。」
呆れた顔でそう言われてもあんなことをされれば暴れざるを得ない。翔湊は理不尽なことを言う彌生をキッと睨んだ。
「彌生、翔湊をくれ。」
「おう。」
「やだっ、彌生さん!」
翔湊は彌生にしがみついた。そして自分を橘修に渡さないで欲しいと目で必死に訴える。
「そんなに俺が恋しいのかよ。安心しろ。すぐに服脱いで俺も参加すっからな。」
そう言って無慈悲にも翔湊を橘修に渡した。橘修の腕の中に包まれると流石に翔湊も抵抗を辞める。力が強い彼に勝てるわけがないとわかっているからだ。これから行われる行為のために逃げることはやめて少しでも体力を貯蓄することにした。
「翔湊、こいつら遅いから先に入ろうな。」
翔湊は橘修に連れられ浴室の中に入った。そしてお風呂場に入ってそうそう橘修の膝に乗せられ深いキスをされる。その最中ペニスも揉まれてしまいそれが徐々に立ち上がっていく。
「疲れてんじゃなかったのか?」
「ちがっ、 これはっ、生理現象だから仕方ないだろ!」
「こら翔湊、逃げんな。」
恥ずかしくなった翔湊は橘修の膝の上から降りようとする。だが、それを橘修が許すはずもなく元の位置に引き戻されてしまう。
「ちゃんと気持ちよくさせてやるから。」
「ぁ、やだっ、はなせっ!」
今度は後孔に指を挿れられ中をかき混ぜるようにして動かされた。さらに運の悪いことにそのタイミングで彌生たち3人が浴室に入ってきてしまった。
「楽しんでんじゃねぇか。」
「そういう訳じゃなくてっ、普通に身体がもう限界でっ…。」
翔湊はそういうことで橘修に今日は抱かないで欲しいとお願いしたつもりだった。だが、それは逆に橘修の性欲を燃えさせてしまう。
「へぇ、そんなにやったんだな。」
「だめっ、橘修さん俺ほんとにもう無理だから!」
「十分元気じゃねぇかよ。」
そう言いながら橘修が翔湊のペニスをやわやわと揉んだ。翔湊は足をバタつかせて橘修を蹴ろうとしたが、簡単に抑え込まれ逆に拘束されてしまった。
「嫌だっ、彌生さん助けてっ…!」
翔湊は自分を抱きかかえている彌生に助けを求めた。しかし、彌生はこの状況を楽しんでいるようで助けようとはせずに面白そうに笑っていた。
「タダでは助けてやんねぇよ。」
「最低だ!」
彌生だけでなく本気で困っているのに見て見ぬふりをしてくる松永達にも腹が立った翔湊は声を荒らげてそう言った。
「そんな事言うなら俺らも橘修と一緒にいじめんぞ。」
「うあっ、ぁ!」
松永が翔湊の乳首に手を伸ばしぎゅっと摘んだ。最初は軽く摘まれるだけであったのに段々とヒートアップして擦ったり引っ張ったりされ始めた。それに耐えられず彌生に抱き抱かれている不安定な状態であるのに翔湊は暴れだした。
「馬鹿、危ねぇだろうが!」
「なら下ろして!」
「嫌に決まってんだろ。」
先程よりも強く抱きしめられてしまい彌生の腕の中から逃げ出すことは困難になってしまった。それでも翔湊は最後まで諦めなかった。
「残念だな翔湊。風呂に着いたぜ。」
橘修が翔湊を揶揄うようにそう言った。本調子の翔湊であったら反論していたであろうが、体力が激的に減っている今言い返す元気すらなかった。
「運ばれたのになんか凄い疲れた。」
「暴れるからだろ。」
全くお前は、と言いながら松永が翔湊の鼻をつまんだ。その後西嶋も微笑みながら頭を撫でてきた。
「でもそれは橘修さんが変なことしてくるからだ!」
「お前が可愛いのが悪い。てことで今から存分に可愛がってやるよ。」
「俺もう限界だよ…。」
「だから無駄な抵抗はよせって言ったんだ。ただでさえ俺らに可愛がられて体力食ってんのによ。」
呆れた顔でそう言われてもあんなことをされれば暴れざるを得ない。翔湊は理不尽なことを言う彌生をキッと睨んだ。
「彌生、翔湊をくれ。」
「おう。」
「やだっ、彌生さん!」
翔湊は彌生にしがみついた。そして自分を橘修に渡さないで欲しいと目で必死に訴える。
「そんなに俺が恋しいのかよ。安心しろ。すぐに服脱いで俺も参加すっからな。」
そう言って無慈悲にも翔湊を橘修に渡した。橘修の腕の中に包まれると流石に翔湊も抵抗を辞める。力が強い彼に勝てるわけがないとわかっているからだ。これから行われる行為のために逃げることはやめて少しでも体力を貯蓄することにした。
「翔湊、こいつら遅いから先に入ろうな。」
翔湊は橘修に連れられ浴室の中に入った。そしてお風呂場に入ってそうそう橘修の膝に乗せられ深いキスをされる。その最中ペニスも揉まれてしまいそれが徐々に立ち上がっていく。
「疲れてんじゃなかったのか?」
「ちがっ、 これはっ、生理現象だから仕方ないだろ!」
「こら翔湊、逃げんな。」
恥ずかしくなった翔湊は橘修の膝の上から降りようとする。だが、それを橘修が許すはずもなく元の位置に引き戻されてしまう。
「ちゃんと気持ちよくさせてやるから。」
「ぁ、やだっ、はなせっ!」
今度は後孔に指を挿れられ中をかき混ぜるようにして動かされた。さらに運の悪いことにそのタイミングで彌生たち3人が浴室に入ってきてしまった。
「楽しんでんじゃねぇか。」
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