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7話 抑えられない *
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「いい加減にしろやテメェら!」
「でかい声出すなよ西嶋。耳がおかしくなりそうだ。」
松永は西嶋が声を張り上げたので一旦口を離して睨んだ。翔湊はと言うとまだ松永の腕の中におり、身動き出来ない。
「翔湊が困ってんだろうが。」
西嶋が松永の腕の中に拘束されている翔湊を解放しようと手を掴んだ。
「どこが、嬉しそうな顔してんぞ。」
医者とヤクザの力の差なんてわかりいっている。西嶋が松永に勝てるはずもなく翔湊は未だに松永の膝の上だ。その翔湊の顔を覗き込んで松永がそう言った。
「してない!」
堪らず翔湊は松永に声をはりあげた。たしかに嫌悪感はなかったが、だからと言って嬉しいわけでは無い。
「図星か?」
「違うってばっ、もう離して!」
翔湊がそういった後、心做しか松永の腕の力が強くなった気がした。力を入れられる前でも体を自由に動かせなかったのにそれ以上に力を入れられては翔湊に逃げられるはずがない。
「無理だ。」
「松永さん近いっ、!」
「近づいてんだよ。」
「離れろっ!」
鼻先が着くぐらいの距離まで詰められて翔湊が慌てている姿を見て松永が楽しそうにしている。
「退け西嶋。お前らばっか楽しんでんじゃねぇよ。」
お腹の痛みが引き回復した彌生が西嶋を退けて翔湊の後ろの椅子に座った。2人に囲まれてやばいと思った翔湊は顔を動かして松永が自分にキスをしようとしてきたのをなんとか逃れた。
「さっきまでの反省はなんだったんだよっ、もういい加減にっ…!」
「お前が許してくれたんだろ?」
「やっぱ取り消すっ、…ちょ、どこ触ってっ」
彌生が翔湊のズボンに手をかけた。初めは服の上からなぞるだけだったが、段々とヒートアップしていき下着の中に手を入れられ直接ペニスを揉まれた。
「お前らせっかくならベット行こうぜ。」
1人取り残され寂しくなったのか、西嶋も参加したいと言い出した。こうなれば翔湊を助けてくれる人はいない。
「お前も参加してぇのかよ西嶋。」
翔湊のペニスを揉む手を止めないまま彌生が目線だけ西嶋に移した。
「あったりめぇだろ。」
「確かに4人ならベットの方がいいかもな。行くか。」
「勝手に話進めないでよっ、俺は嫌だからねっ!」
「何言ってんだよ、お前勃ってんじゃん。本当は期待してんだろ。」
彌生と松永にペニスを揉まれて翔湊は2人の手を掴んだ。彌生についてはいくら翔湊が抵抗しようとも揉む手を止めない。
「これは生理現象だ、離せっ!」
「嫌だね。でも安心しろよ、優しくするから。それにお前も嫌じゃねぇだろ。ほんとは嬉しいくせに。」
松永に抱き抱えられながらそう言われ翔湊は寝室に連行されてしまいそうになる。
「嬉しくないってば、下ろしてよっ!」
「下ろすわけねぇだろ。」
「大人しく連行されとけ。」
松永の腕の中でじたばたと暴れるが力が強すぎて翔湊は降りることが出来ない。そしてあっという間に寝室についてしまい、ベッドに降ろされた。
「到着だな。まぁお前の力じゃ俺らに勝てるわけねぇ事は初めから分かりきってることだけど。」
暴れまくっても松永の腕から逃げられずに悔しそうな顔をする翔湊に彌生が意地悪くそう言った。
「…うるさぃ。」
彌生に馬乗りされて逃げるすべを失った翔湊は大人しくしていた。それは3人に抱かれることは綉達に犯された時とは全く違い、嫌ではなかったからでもある。どちらかと言うと期待している自分も居た。ただ恥ずかしいのだ。3人の視線が1度に自分に刺さるのが恥ずかしくて堪らない。
「誰が1番初めに挿れんの?」
「俺だ。」
翔湊のお腹から胸あたりを撫でている彌生の問いかけに松永がそう即答した。
「なんでだよ、ふざけんな。ここは平等にジャンケンだろ。」
そう言っている間も彌生は翔湊を撫でる手を止めない。
「ちょっ、…やめっ、くすぐ、ったい、ってばっ…!」
擽ったい感覚から逃れられない翔湊は必死に身を捩って彌生の下から抜けようとしたが、なかなか抜けられない。少し動けた、と思っても彌生にすぐさま引き戻される。
「ガキみてぇなこといってじゃねぇよ。こういうのは早いもん勝ちだ。」
「うわっ、だめだって…っ」
松永が彌生に言い返しながら翔湊の乳首を摘んだ。1人だけ乱れている状況に恥ずかしくなり翔湊は顔を真っ赤に染める。
「てめぇが1番ガキじゃねか松永。別にいいけどよ。俺は優しいから譲ってやるよ。」
西嶋が松永にツッコミを入れた後、彼に譲った。
「たく、仕方ねぇな。俺も譲ってやるよ。次は俺だからな西嶋。」
彌生も西嶋に続くように松永に言った。昨日翔湊を存分に堪能したので今日来た松永に譲ったのだ。
「分かったよ。」
仕方ねぇな、と言いながら西嶋は2人に譲った。2人に抱き潰されている翔湊を見るのも悪くないな、と思ったのだ。
「翔湊、優しくするからな。」
「そういうっ、問題じゃないっ、!」
「どういう問題だ?」
翔湊はあっという間に服を脱がされて裸になってしまった。そして松永が慌てている翔湊の後孔に指を挿れ動かし始めた。
「やっ、まって、…っだめ、ぁ、ぬっ、いて」
「可愛い声出すじゃん。」
「こっちも弄ってやるよ。」
後ろだけじゃイケなくて辛いだろ?と言って彌生が翔湊のペニスを揉みだした。
「やだっ、ぁ…っあぁ、あっ」
「でかい声出すなよ西嶋。耳がおかしくなりそうだ。」
松永は西嶋が声を張り上げたので一旦口を離して睨んだ。翔湊はと言うとまだ松永の腕の中におり、身動き出来ない。
「翔湊が困ってんだろうが。」
西嶋が松永の腕の中に拘束されている翔湊を解放しようと手を掴んだ。
「どこが、嬉しそうな顔してんぞ。」
医者とヤクザの力の差なんてわかりいっている。西嶋が松永に勝てるはずもなく翔湊は未だに松永の膝の上だ。その翔湊の顔を覗き込んで松永がそう言った。
「してない!」
堪らず翔湊は松永に声をはりあげた。たしかに嫌悪感はなかったが、だからと言って嬉しいわけでは無い。
「図星か?」
「違うってばっ、もう離して!」
翔湊がそういった後、心做しか松永の腕の力が強くなった気がした。力を入れられる前でも体を自由に動かせなかったのにそれ以上に力を入れられては翔湊に逃げられるはずがない。
「無理だ。」
「松永さん近いっ、!」
「近づいてんだよ。」
「離れろっ!」
鼻先が着くぐらいの距離まで詰められて翔湊が慌てている姿を見て松永が楽しそうにしている。
「退け西嶋。お前らばっか楽しんでんじゃねぇよ。」
お腹の痛みが引き回復した彌生が西嶋を退けて翔湊の後ろの椅子に座った。2人に囲まれてやばいと思った翔湊は顔を動かして松永が自分にキスをしようとしてきたのをなんとか逃れた。
「さっきまでの反省はなんだったんだよっ、もういい加減にっ…!」
「お前が許してくれたんだろ?」
「やっぱ取り消すっ、…ちょ、どこ触ってっ」
彌生が翔湊のズボンに手をかけた。初めは服の上からなぞるだけだったが、段々とヒートアップしていき下着の中に手を入れられ直接ペニスを揉まれた。
「お前らせっかくならベット行こうぜ。」
1人取り残され寂しくなったのか、西嶋も参加したいと言い出した。こうなれば翔湊を助けてくれる人はいない。
「お前も参加してぇのかよ西嶋。」
翔湊のペニスを揉む手を止めないまま彌生が目線だけ西嶋に移した。
「あったりめぇだろ。」
「確かに4人ならベットの方がいいかもな。行くか。」
「勝手に話進めないでよっ、俺は嫌だからねっ!」
「何言ってんだよ、お前勃ってんじゃん。本当は期待してんだろ。」
彌生と松永にペニスを揉まれて翔湊は2人の手を掴んだ。彌生についてはいくら翔湊が抵抗しようとも揉む手を止めない。
「これは生理現象だ、離せっ!」
「嫌だね。でも安心しろよ、優しくするから。それにお前も嫌じゃねぇだろ。ほんとは嬉しいくせに。」
松永に抱き抱えられながらそう言われ翔湊は寝室に連行されてしまいそうになる。
「嬉しくないってば、下ろしてよっ!」
「下ろすわけねぇだろ。」
「大人しく連行されとけ。」
松永の腕の中でじたばたと暴れるが力が強すぎて翔湊は降りることが出来ない。そしてあっという間に寝室についてしまい、ベッドに降ろされた。
「到着だな。まぁお前の力じゃ俺らに勝てるわけねぇ事は初めから分かりきってることだけど。」
暴れまくっても松永の腕から逃げられずに悔しそうな顔をする翔湊に彌生が意地悪くそう言った。
「…うるさぃ。」
彌生に馬乗りされて逃げるすべを失った翔湊は大人しくしていた。それは3人に抱かれることは綉達に犯された時とは全く違い、嫌ではなかったからでもある。どちらかと言うと期待している自分も居た。ただ恥ずかしいのだ。3人の視線が1度に自分に刺さるのが恥ずかしくて堪らない。
「誰が1番初めに挿れんの?」
「俺だ。」
翔湊のお腹から胸あたりを撫でている彌生の問いかけに松永がそう即答した。
「なんでだよ、ふざけんな。ここは平等にジャンケンだろ。」
そう言っている間も彌生は翔湊を撫でる手を止めない。
「ちょっ、…やめっ、くすぐ、ったい、ってばっ…!」
擽ったい感覚から逃れられない翔湊は必死に身を捩って彌生の下から抜けようとしたが、なかなか抜けられない。少し動けた、と思っても彌生にすぐさま引き戻される。
「ガキみてぇなこといってじゃねぇよ。こういうのは早いもん勝ちだ。」
「うわっ、だめだって…っ」
松永が彌生に言い返しながら翔湊の乳首を摘んだ。1人だけ乱れている状況に恥ずかしくなり翔湊は顔を真っ赤に染める。
「てめぇが1番ガキじゃねか松永。別にいいけどよ。俺は優しいから譲ってやるよ。」
西嶋が松永にツッコミを入れた後、彼に譲った。
「たく、仕方ねぇな。俺も譲ってやるよ。次は俺だからな西嶋。」
彌生も西嶋に続くように松永に言った。昨日翔湊を存分に堪能したので今日来た松永に譲ったのだ。
「分かったよ。」
仕方ねぇな、と言いながら西嶋は2人に譲った。2人に抱き潰されている翔湊を見るのも悪くないな、と思ったのだ。
「翔湊、優しくするからな。」
「そういうっ、問題じゃないっ、!」
「どういう問題だ?」
翔湊はあっという間に服を脱がされて裸になってしまった。そして松永が慌てている翔湊の後孔に指を挿れ動かし始めた。
「やっ、まって、…っだめ、ぁ、ぬっ、いて」
「可愛い声出すじゃん。」
「こっちも弄ってやるよ。」
後ろだけじゃイケなくて辛いだろ?と言って彌生が翔湊のペニスを揉みだした。
「やだっ、ぁ…っあぁ、あっ」
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