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糸
可愛い理由 *
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*亮視点
「なんだよその可愛い理由は。」
「あぁ゛っ、やめっ…!」
何を言い出すのかと思えば…そんな事かよ。つかなんだお前。俺を煽ってんのか?そんなこと言ったら更に俺が止まんなくなることぐらい分かるだろうに。
「おいおい庵。気持ちよすぎるのが怖いって?なんでだよ。気持ちいいのお前好きだろ?」
「すきっ、ぁ、ない゛っ、すきじゃっ、ぁ、なぃ゛っ!!」
はは、まーたそんなこと言って。正直じゃねぇな。今も俺が前立腺こうやって擦ってやるだけで気持ち良さそうに腰揺らしてんのはどこの誰だよ。
「嘘つけ。俺がお前に触れるだけで物欲しそうな顔するくせに。」
「してなっ、ぁ、してないっ、ぁあっ!」
「正直じゃねぇやつ。」
恥ずかしがり屋のこいつの事だからまぁ正直には言わねぇだろうなと俺も思ってる。だがやはりこいつの口から気持ちいいと言う言葉を聞きたい。俺が泣かせてんだから俺に対して求めて欲しいんだよなぁ。俺はそんなこと考えながら庵を攻め続けた。そしたら庵が…。
「まっ、ぁ、まってっ、ぃっ、あっ、いっ、ちゃっ、ぁ、あ!」
一度イけば敏感になってしまうようで即に庵はイキそうになっていた。だから俺はさらに激しく庵の前立腺を擦った。
「そのお前の顔…何度見てもたまんねぇ。ほら庵。イケよ。」
「あっ、ぅ、あっ、あぁっ、あぁ、っ、いっ、ぁ、いっ、くっ、ぅ、あっーーーー!!!!」
は…っ、こいつまた出さずにイったな。可愛ったらありゃしねぇよ全く。けどまぁイったところで手は止めねぇけどな。
「あぁっ、なんでっ、いっ、たからっ!」
「知ってんぞ。ずっとお前の事見てんだから。」
「ならっ、ぁ、っ、ぁあっ、やめっ!」
「やめるわけねぇじゃん。んな可愛いこと言われて止められっかよ。」
俺は庵がイこうが関係なしに攻め立てた。いつもだったらちょっとは休憩を与えてやるが俺の事を拒んだ理由が可愛いもんで俺はもう止まれなくなっていた。理性なんてものは無い。目の前にあるこの獲物を食いたくて仕方がなかった。
「あぁっ、ぁ、やだっ!」
「よーし。いい感じに慣れてきたな。」
俺は庵の後孔が充分過ぎるほどに慣れたのをちゃんと確認して一旦指を抜いた。そしたらこいつがちょっと安心した顔したんだよなぁ。俺はなんかそれが許せなかった。
「何休んでんだよお前。休憩じゃねぇぞ。おら、挿れるぞ。」
「ま、っ、ぁ、まって!」
「待たねぇ。」
「だっ、ぁ、だめっーーー!!!!」
「あーあ。入っちまったな。」
「ぁ…っ、うっ、ばっ、かぁっ、」
庵は涙で顔はぐちゃぐちゃ。そんな庵の姿もまた俺を煽った。だけどさすがにちょっと待ってやろうと俺は挿れたあと動きを止めていた。
「はぁ…っ、はぁ…っ、はぁ…っ、ま、まだっ、まって…っ。」
「ああ。分かってる。息が整うまで待ってやるからゆっくり息をしろ、な?」
俺はそう言いながら庵の頭を撫でた。そんでその後顔中にキスをした。だが何故かそれを庵は嫌がらなかった。いつもなら顔をそっぽ向けるのにな。
「なぁ庵。」
「な、っ、なに…?」
「なんで嫌がんねぇの?」
「…え?」
…今俺なんつった?は?かっこわるすぎだろ。なんでそんなこと庵に聞いてんだよ。あーくそ。余裕ねぇ時はこうなっちまう。最悪だ。
「いやなんでもねぇ…。悪い。」
庵の顔にキスをした時庵が嫌がらなかったことに俺は不信感を抱いた。いやそうじゃねぇ。多分俺は庵がいつもと違う行動をするだけで不安になるんだろうな。だからこんなかっこ悪い真似しちまってんだ。くそ…俺の馬鹿野郎が。
「…りょう。」
「ん?」
「…それって俺がキスを拒まなかったことに対して?」
庵が純粋な目をして俺の事を見てくる。俺はなんて答えるのが正解だろうか。ちょっと答えを聞くのは怖い。だが聞いたところで何を言われても俺はこいつをここに閉じ込め続ける。だったら何を言われようが関係ねぇか。俺はそう思って庵の本心を聞くことにした。
「そうだ。いつもならお前泣いて嫌がんのになんで今日はって思ったんだ。」
ああ…くそ。俺は平然を装ってそう言ったけど今挿れたままだから正直辛いんだよな。今すぐにでも動きたい…がもう少し我慢だな。
「…それは、」
「それは?」
「いやじゃ、なかったから…。」
は?嫌じゃ…ない?
「俺にキスされんのが嫌じゃねぇのか庵は。」
「…うん。」
「へぇ。」
なんだこいつ。可愛すぎるだろ。もう我慢ならねぇ。
「庵。動くぞ。」
「…え!?ま、まってっ、」
「もう充分待ったろ。」
「まだっ、心の準備がっ、できっ、ぁ、っ、あぁっ、だめだっ、てばっ、ぁ!」
俺は何やら叫び出した庵を無視して動き出した。そんでそのまま激しいピストンを繰り返した。もちろん庵の大好きな前立腺を奥を攻め立てながらな。
「文句は後で聞いてやる。とりあえず俺がイクまで付き合ってもらうからな。」
「まっ、ぁ、うっ、あぁっ、やだっ、おうっ、ぼうだ…っ!!」
「なんとでも言えよ。けど俺はお前を離さねぇからな。」
「やっ、ぁ、やだっ、あぁっ、ぃ、あっ、いっ、ちゃっ、ぁ!」
「なんだよその可愛い理由は。」
「あぁ゛っ、やめっ…!」
何を言い出すのかと思えば…そんな事かよ。つかなんだお前。俺を煽ってんのか?そんなこと言ったら更に俺が止まんなくなることぐらい分かるだろうに。
「おいおい庵。気持ちよすぎるのが怖いって?なんでだよ。気持ちいいのお前好きだろ?」
「すきっ、ぁ、ない゛っ、すきじゃっ、ぁ、なぃ゛っ!!」
はは、まーたそんなこと言って。正直じゃねぇな。今も俺が前立腺こうやって擦ってやるだけで気持ち良さそうに腰揺らしてんのはどこの誰だよ。
「嘘つけ。俺がお前に触れるだけで物欲しそうな顔するくせに。」
「してなっ、ぁ、してないっ、ぁあっ!」
「正直じゃねぇやつ。」
恥ずかしがり屋のこいつの事だからまぁ正直には言わねぇだろうなと俺も思ってる。だがやはりこいつの口から気持ちいいと言う言葉を聞きたい。俺が泣かせてんだから俺に対して求めて欲しいんだよなぁ。俺はそんなこと考えながら庵を攻め続けた。そしたら庵が…。
「まっ、ぁ、まってっ、ぃっ、あっ、いっ、ちゃっ、ぁ、あ!」
一度イけば敏感になってしまうようで即に庵はイキそうになっていた。だから俺はさらに激しく庵の前立腺を擦った。
「そのお前の顔…何度見てもたまんねぇ。ほら庵。イケよ。」
「あっ、ぅ、あっ、あぁっ、あぁ、っ、いっ、ぁ、いっ、くっ、ぅ、あっーーーー!!!!」
は…っ、こいつまた出さずにイったな。可愛ったらありゃしねぇよ全く。けどまぁイったところで手は止めねぇけどな。
「あぁっ、なんでっ、いっ、たからっ!」
「知ってんぞ。ずっとお前の事見てんだから。」
「ならっ、ぁ、っ、ぁあっ、やめっ!」
「やめるわけねぇじゃん。んな可愛いこと言われて止められっかよ。」
俺は庵がイこうが関係なしに攻め立てた。いつもだったらちょっとは休憩を与えてやるが俺の事を拒んだ理由が可愛いもんで俺はもう止まれなくなっていた。理性なんてものは無い。目の前にあるこの獲物を食いたくて仕方がなかった。
「あぁっ、ぁ、やだっ!」
「よーし。いい感じに慣れてきたな。」
俺は庵の後孔が充分過ぎるほどに慣れたのをちゃんと確認して一旦指を抜いた。そしたらこいつがちょっと安心した顔したんだよなぁ。俺はなんかそれが許せなかった。
「何休んでんだよお前。休憩じゃねぇぞ。おら、挿れるぞ。」
「ま、っ、ぁ、まって!」
「待たねぇ。」
「だっ、ぁ、だめっーーー!!!!」
「あーあ。入っちまったな。」
「ぁ…っ、うっ、ばっ、かぁっ、」
庵は涙で顔はぐちゃぐちゃ。そんな庵の姿もまた俺を煽った。だけどさすがにちょっと待ってやろうと俺は挿れたあと動きを止めていた。
「はぁ…っ、はぁ…っ、はぁ…っ、ま、まだっ、まって…っ。」
「ああ。分かってる。息が整うまで待ってやるからゆっくり息をしろ、な?」
俺はそう言いながら庵の頭を撫でた。そんでその後顔中にキスをした。だが何故かそれを庵は嫌がらなかった。いつもなら顔をそっぽ向けるのにな。
「なぁ庵。」
「な、っ、なに…?」
「なんで嫌がんねぇの?」
「…え?」
…今俺なんつった?は?かっこわるすぎだろ。なんでそんなこと庵に聞いてんだよ。あーくそ。余裕ねぇ時はこうなっちまう。最悪だ。
「いやなんでもねぇ…。悪い。」
庵の顔にキスをした時庵が嫌がらなかったことに俺は不信感を抱いた。いやそうじゃねぇ。多分俺は庵がいつもと違う行動をするだけで不安になるんだろうな。だからこんなかっこ悪い真似しちまってんだ。くそ…俺の馬鹿野郎が。
「…りょう。」
「ん?」
「…それって俺がキスを拒まなかったことに対して?」
庵が純粋な目をして俺の事を見てくる。俺はなんて答えるのが正解だろうか。ちょっと答えを聞くのは怖い。だが聞いたところで何を言われても俺はこいつをここに閉じ込め続ける。だったら何を言われようが関係ねぇか。俺はそう思って庵の本心を聞くことにした。
「そうだ。いつもならお前泣いて嫌がんのになんで今日はって思ったんだ。」
ああ…くそ。俺は平然を装ってそう言ったけど今挿れたままだから正直辛いんだよな。今すぐにでも動きたい…がもう少し我慢だな。
「…それは、」
「それは?」
「いやじゃ、なかったから…。」
は?嫌じゃ…ない?
「俺にキスされんのが嫌じゃねぇのか庵は。」
「…うん。」
「へぇ。」
なんだこいつ。可愛すぎるだろ。もう我慢ならねぇ。
「庵。動くぞ。」
「…え!?ま、まってっ、」
「もう充分待ったろ。」
「まだっ、心の準備がっ、できっ、ぁ、っ、あぁっ、だめだっ、てばっ、ぁ!」
俺は何やら叫び出した庵を無視して動き出した。そんでそのまま激しいピストンを繰り返した。もちろん庵の大好きな前立腺を奥を攻め立てながらな。
「文句は後で聞いてやる。とりあえず俺がイクまで付き合ってもらうからな。」
「まっ、ぁ、うっ、あぁっ、やだっ、おうっ、ぼうだ…っ!!」
「なんとでも言えよ。けど俺はお前を離さねぇからな。」
「やっ、ぁ、やだっ、あぁっ、ぃ、あっ、いっ、ちゃっ、ぁ!」
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