99 / 210
囚われの身
始まってしまったラットの犯行
しおりを挟む《出よ!街づくりキット!》
さぁさぁ~!造っていきましょう~!
先ずは、地図通りに木を置いて~
これ!?素材、プラとか発砲スチロールかと
思ったのに!本物か!?
リアルがミニチュアになってるのか!?
匂いが森林の匂いするじゃん!!
まさか!この家とか、道路も!?
色んなパーツあるけど、全部ホンモノ!!
女神像まであるんだけど!?
だから、魔力流すと街になっても住めるのか~
よーしよしよし!どんどんパーツ置いてくぞ!
山がここで、木がこの辺。
砂浜と桟橋を、ここにこうして~
港を海の沖に造るから
砂浜から沖に向かってアーチ橋を置いて~
港は、沖合に人工島置いて、橋と繋げて~
船は後でよし!
あ!海の魔物が来たら危ないから
結界張らなきゃ!
このまま模型作って
設計図代わりにしようと思ったけど……
折角の<魔法街づくりキット>だしな!
ある程度パーツ置いたら、魔力流そう~!
え?ズルい?開拓はそうじゃないとな?
いいのいいの!
ほら、キノコちゃんの国造るし!
農業区域は、畑耕して野菜植えたり
工業区域に鍛冶場作ったりするし?
街並みはちゃんと造るって~(汗)
「リョウゴさん!戻りました。
この島素晴らしいですよ!
奥の方へ行くと、色んな野菜や果物が
そこら中にあるんです!
これと鉱山!あの山、洞窟になってましてね!
中が複数に枝分かれしてましてね!
鉱石やら魔石が沢山あったんです!
ミスリル!オリハルコン!アダマンタイト!
これは、同胞も絶対喜びますよ!」
「エンザイムさん、おつかれ~!
野生の野菜や果物ですか!?
それに、ミスリルとかオリハルコン!
出たよファンタジー!
それは見に行かないと!
この模型作り終わったら案内して下さい~!」
「これが<街づくりキット>なる物ですね!
これも素晴らしい!私も一緒にやっていいですか?
いえ!是非やらせて下さい!」
「ええ、是非一緒にやりましょう~
アチャさん達、鉱石たくさんあるって聞いたら
喜びそうだよね~
まだ、来るかわからないけどね~」
ミスリルとかオリハルコンなんて
ドワーフが喜びそうじゃん?
「アチャ達ですか?来ますよ彼等は。
弟子達の手前、ああ言わないと、
示しがつかないですからね。
私1人先に来ましたけど、
レーガーのあの顔見ませんでした?
行きたくても行けない悔しそうな顔!
鼻で笑ってやりましたよ!フフフ」
レーガーさん?
.........あ~、確かに表情が“絶望”って感じだったかも?
エンザイムさんの黒い一面見たり!!
「そうか~。
じゃあ、ここの山の付近に鍛冶場とか工場、
エンザイムさんの研究室を作りましょう~!
建物は現場行ってから造りましょうか~。
先ずは、この整地してある所に
道を造ろうと思ってるんですよ。
家は、後で建てるとして。先ずは道ですね」
「鍛冶場に工場ですって!?造って頂けるのですか!
ありがとうございます!!
建物造りが得意な同胞もいるのです!
今まで造れなくて燻ってたんですよ。
これは喜びます!早く連れて来たくなりました!
道を造るですか?石畳にしますか?
石工も同胞にいますよ!」
石畳か!馬車で走るとガッタガタして
ケツが割れそうだな!元から割れてますけど~(笑)
アスファルトに出来ないかな~
街づくり終わったら、
自転車で見て回りたいから、
走りやすい道が良いんだよなぁ~
車も考えたんだけどね~
環境にも悪いし、キノコちゃん達踏みそうじゃん!
だから、危ないからやめたのだ!
「石畳じゃなくて、アスファルトって言って、
アスファルト混合物、
原油とか砕石とかの材料で造る人工道の事ね!
ドワーフなら、綺麗に作れそうだよね~」
「アスファルト?ですか?知らないですね。
研究の材料にいいですね!
私は、未知な鉱石や資材があると
ワクワクしましてね。
リョウゴさんといると研究心がウズウズします!
ドワーフは物作りのプロですからね、
きっと作れると思いますよ。
それよりリョウゴさん、お腹が空いてきましたね
お酒があれば食べなくてもいいんですが、
ここにお酒は無さそうですしね」
「あ!さっき聞こうと思ってたんですよ!
俺は先に食べちゃいました。
酒も有りますよ~
ちょっと休憩がてら、飲みますか!
サンドイッチと唐揚げ、パリキャベね
それと、ビール!」
パリキャベ!これ美味しいんだよね~
酒のツマミにピッタリ!
キャベツを適当に毟って、
塩昆布とごま油、塩と醤油に白ごまと
細切り唐辛子と一緒にポリ袋に入れて
もみもみもみで、出来上がり~!
「.........ビミ…ニオイ…クンクン…タベル…」
「おや?さっきの精霊様ですね。
先程はありがとうございました。
それにしても、こちらの料理は初めて見ますね。
このサンドイッチでしたか?パニーノに似てますね
唐揚げ?はお肉ですか?
パリキャベのこの野菜はカヴォロですね?
それとビールですか?エールではなく?
このグラスはガラスですか!
これを作った職人は.....」
「はいはいはい!ストップ!エンザイム!
止まって!研究心は、あっちに置いといて!
先ず食べようか!飲もうか!ね?
ほら、オスクリタも食べよう~!」
やめてよね~(汗)
エンザイムって、普通に喋ってる分には
良い奴なんだけどさ、
学者肌だから、気になりだしたら
止まらないもんな~
「リョウゴさん、すみません。
気になったら止まらなくなるんですよ。
グビッグビッ.........!?!?
こ、これは!エールでは無いのですか!
なんという喉越し!芳醇な香り!
泡立つ金色の美酒、ビール!
これは芸術品!大地の恵み!お酒の神様!
一口飲めば、舌の上で踊り出す!
ビール、それは喜びを彩る酒!」
「…………オスクリタ、エンザイムが壊れた
なんか語り出したな…グビッ…
ビールは美味いな…グビッ…」
「…………ククク…ビール…オドリダス…
サケ…カミサマ…ククク…」
さぁさぁ~!造っていきましょう~!
先ずは、地図通りに木を置いて~
これ!?素材、プラとか発砲スチロールかと
思ったのに!本物か!?
リアルがミニチュアになってるのか!?
匂いが森林の匂いするじゃん!!
まさか!この家とか、道路も!?
色んなパーツあるけど、全部ホンモノ!!
女神像まであるんだけど!?
だから、魔力流すと街になっても住めるのか~
よーしよしよし!どんどんパーツ置いてくぞ!
山がここで、木がこの辺。
砂浜と桟橋を、ここにこうして~
港を海の沖に造るから
砂浜から沖に向かってアーチ橋を置いて~
港は、沖合に人工島置いて、橋と繋げて~
船は後でよし!
あ!海の魔物が来たら危ないから
結界張らなきゃ!
このまま模型作って
設計図代わりにしようと思ったけど……
折角の<魔法街づくりキット>だしな!
ある程度パーツ置いたら、魔力流そう~!
え?ズルい?開拓はそうじゃないとな?
いいのいいの!
ほら、キノコちゃんの国造るし!
農業区域は、畑耕して野菜植えたり
工業区域に鍛冶場作ったりするし?
街並みはちゃんと造るって~(汗)
「リョウゴさん!戻りました。
この島素晴らしいですよ!
奥の方へ行くと、色んな野菜や果物が
そこら中にあるんです!
これと鉱山!あの山、洞窟になってましてね!
中が複数に枝分かれしてましてね!
鉱石やら魔石が沢山あったんです!
ミスリル!オリハルコン!アダマンタイト!
これは、同胞も絶対喜びますよ!」
「エンザイムさん、おつかれ~!
野生の野菜や果物ですか!?
それに、ミスリルとかオリハルコン!
出たよファンタジー!
それは見に行かないと!
この模型作り終わったら案内して下さい~!」
「これが<街づくりキット>なる物ですね!
これも素晴らしい!私も一緒にやっていいですか?
いえ!是非やらせて下さい!」
「ええ、是非一緒にやりましょう~
アチャさん達、鉱石たくさんあるって聞いたら
喜びそうだよね~
まだ、来るかわからないけどね~」
ミスリルとかオリハルコンなんて
ドワーフが喜びそうじゃん?
「アチャ達ですか?来ますよ彼等は。
弟子達の手前、ああ言わないと、
示しがつかないですからね。
私1人先に来ましたけど、
レーガーのあの顔見ませんでした?
行きたくても行けない悔しそうな顔!
鼻で笑ってやりましたよ!フフフ」
レーガーさん?
.........あ~、確かに表情が“絶望”って感じだったかも?
エンザイムさんの黒い一面見たり!!
「そうか~。
じゃあ、ここの山の付近に鍛冶場とか工場、
エンザイムさんの研究室を作りましょう~!
建物は現場行ってから造りましょうか~。
先ずは、この整地してある所に
道を造ろうと思ってるんですよ。
家は、後で建てるとして。先ずは道ですね」
「鍛冶場に工場ですって!?造って頂けるのですか!
ありがとうございます!!
建物造りが得意な同胞もいるのです!
今まで造れなくて燻ってたんですよ。
これは喜びます!早く連れて来たくなりました!
道を造るですか?石畳にしますか?
石工も同胞にいますよ!」
石畳か!馬車で走るとガッタガタして
ケツが割れそうだな!元から割れてますけど~(笑)
アスファルトに出来ないかな~
街づくり終わったら、
自転車で見て回りたいから、
走りやすい道が良いんだよなぁ~
車も考えたんだけどね~
環境にも悪いし、キノコちゃん達踏みそうじゃん!
だから、危ないからやめたのだ!
「石畳じゃなくて、アスファルトって言って、
アスファルト混合物、
原油とか砕石とかの材料で造る人工道の事ね!
ドワーフなら、綺麗に作れそうだよね~」
「アスファルト?ですか?知らないですね。
研究の材料にいいですね!
私は、未知な鉱石や資材があると
ワクワクしましてね。
リョウゴさんといると研究心がウズウズします!
ドワーフは物作りのプロですからね、
きっと作れると思いますよ。
それよりリョウゴさん、お腹が空いてきましたね
お酒があれば食べなくてもいいんですが、
ここにお酒は無さそうですしね」
「あ!さっき聞こうと思ってたんですよ!
俺は先に食べちゃいました。
酒も有りますよ~
ちょっと休憩がてら、飲みますか!
サンドイッチと唐揚げ、パリキャベね
それと、ビール!」
パリキャベ!これ美味しいんだよね~
酒のツマミにピッタリ!
キャベツを適当に毟って、
塩昆布とごま油、塩と醤油に白ごまと
細切り唐辛子と一緒にポリ袋に入れて
もみもみもみで、出来上がり~!
「.........ビミ…ニオイ…クンクン…タベル…」
「おや?さっきの精霊様ですね。
先程はありがとうございました。
それにしても、こちらの料理は初めて見ますね。
このサンドイッチでしたか?パニーノに似てますね
唐揚げ?はお肉ですか?
パリキャベのこの野菜はカヴォロですね?
それとビールですか?エールではなく?
このグラスはガラスですか!
これを作った職人は.....」
「はいはいはい!ストップ!エンザイム!
止まって!研究心は、あっちに置いといて!
先ず食べようか!飲もうか!ね?
ほら、オスクリタも食べよう~!」
やめてよね~(汗)
エンザイムって、普通に喋ってる分には
良い奴なんだけどさ、
学者肌だから、気になりだしたら
止まらないもんな~
「リョウゴさん、すみません。
気になったら止まらなくなるんですよ。
グビッグビッ.........!?!?
こ、これは!エールでは無いのですか!
なんという喉越し!芳醇な香り!
泡立つ金色の美酒、ビール!
これは芸術品!大地の恵み!お酒の神様!
一口飲めば、舌の上で踊り出す!
ビール、それは喜びを彩る酒!」
「…………オスクリタ、エンザイムが壊れた
なんか語り出したな…グビッ…
ビールは美味いな…グビッ…」
「…………ククク…ビール…オドリダス…
サケ…カミサマ…ククク…」
16
お気に入りに追加
661
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる