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消毒という名の快楽地獄
結腸 *
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「もぅむりぃ゛っ、ぁっ、あぁっ、とま゛っ、て゛っ!!!」
リビングに響き渡る庵の叫び声。あれから可愛がると言われた庵は確かに可愛がられていた。ただし度を越して…。
「甘ったれてんじゃねぇよ。まだ2回目だろうが。」
と、亮は言ったがそれは違う。亮が2回目なだけであって庵は龍之介、瀧雄、亮…そしてまた龍之介、瀧雄、亮の6回目なのだ。だからもう体だってヘトヘトだし気絶もした。なのにまだ終わらない。庵は3人の萎えない陰茎を見るだけでもはや泣きそうになっていた。
「いやっ、ぁ゛っ、んぁ゛っ、あぁ゛っ、あぁあ゛っ、やめ゛っ、やめて゛っ!!」
庵は何度も何度も達してペニスはとっくの昔に萎えている。なのに亮は容赦なく奥ばかり突いてくる。そこを突かれる度に気持ちよくてたまらくなり庵は逃げようと必死に暴れる。だけど連続で達しているというのもあって動けない。体がいうことを聞かないのだ。だから庵は嫌でも亮を受け入れるしかない。
「辛そうだな庵。でもまぁまだこんな喋れてるし余裕だろ。」
と、ヘトヘトになって本気で泣いている庵を前にして瀧雄がそう言ってきた。だから当然庵は猛抗議だ。
「よゆう゛っ、なぃ゛っ、むり゛っ、ぁあ゛っ!」
「そうか?まだ俺には平気そうに見えるけどな。」
どこをどう見たら平気に見えるのだろうか。瀧雄の目は節穴だ。おかしい。なんでこんなに泣き叫んでいるのに余裕に見えるのだろうか。達し続けて腰だって痙攣しっぱなし。なのに容赦なく突かれてまたイク。射精液は達しすぎてもう出ない。辛い。もうイキたくない。はやく解放されたい。なのに亮は…。
「なぁ庵。お前、ここ好きだろ?」
「いや゛っ、やめて゛っ、ぁうっ、あっ、すき゛くっ、なぃ゛っ!!」
既にイキ狂って苦しそうな庵に亮はとんでもないことを言い出した。なんと庵の結腸に陰茎を当てたのだ。だから庵は頭を必死に振って違うと言った。しかし亮は庵の言うことを聞いてくれそうにない。どうしよう。このままでも辛いのにそれよりもっと辛い快楽地獄が訪れる。そのため庵は恐怖から本気で泣き出してしまった。
「やめて゛っ、うぅっ、ふっ…ぅ゛っ、あぁっ、やぁ゛っ!!」
「おい亮。ちょっとは手加減してやれよ。こいつガチ泣きしてんじゃねぇか。」
どの口が言ってるんだと庵は正直思ったがその瀧雄の発言には助かった。それは亮が瀧雄の言葉を聞いてから動きを止めてくれたから。
「手加減つってもなぁ…。」
亮は止まることのない庵の涙を拭いながらそう言った。その間に庵は失った酸素を取り戻すように息をする。しかし庵はまだ恐怖の中だ。それは亮の陰茎がまだ結腸付近にあるから。だから挿れられるか分からない恐怖にガタガタと身体を震わせる。
「よし、わかった。手加減してやる。」
あまりにも庵が震えていたからか亮がそう言った。しかし庵は安心できない。亮がなんの見返りもなくそんなことを言うはずないから。腕を怪我しているはずなのにこの腕力は一体どこから来るのだろうか。亮の怪我が完全に治った時が庵は怖くて仕方がない。いやそんな事より今を考えなければ…。亮はまたきっととんでもないことを言ってくるから。そして案の定…。
「庵、お前から俺にキスをしろ。そしたら早めに終わらせてやる。」
「っ……、な、んでっ、」
庵は悲しくなったのだ。だからそう言った。こんなに苦しいのに。こんなに辛いのに誰一人としてやめてくれない。セックスする時以外は過保護で優しくてみんな頼りになるのにこういうことになるとやはりまだ3人が怖い。だが亮は庵が脅えていようとなんだろうが関係ないようで…。
「なんでじゃねぇよ。もうイキたくねぇんだろ?だったら早くしろ。」
「……………っ。」
「おい庵。無視すんな。」
「いやっ、ぁ、さわんないでっ、ぅ、」
庵が何も話さなかった為か亮は早くしろと言わんばかりに庵の乳首を触り出した。その快楽から逃れようと庵は身をよじったが当然逃げられない。だから諦めてキスをすることにした。これ以上気持ちいいのはいらないから。
「っ、ぅ、あっ、わかったっ、わかったからっ!」
「初めからそう言えよ。まぁそういうとこも可愛んだけどな。」
亮がそう言いながら庵の頭を撫でた。そして亮は庵の首の後ろに腕を回す。今更やめると言っても逃がさない。やめさせない。そういう意味を込めての行動だろう。
「りょうっ、ちかいっ…、」
「あ?近くに来ねぇとキス出来ねぇだろ。」
「そうっ、だけど、」
近すぎると恥ずかしいのだ。目の前に亮の綺麗な整った顔がある。しかもその亮に逃がさないと言わんばかりに体を拘束されている。だから余計に恥ずかしい。けれど早くしなければ亮を怒らせて酷い目に遭う。そのため庵が腹を括って亮にキスしようとしたその時…。
「じゃあ亮の後に俺もしてくれよ庵。」
「え…?」
庵はその瀧雄の言葉に思わず動きを止めてしまった。その行動が気に食わなかったのだろう。亮が庵の乳首をぎゅっとつまんできた。
「あぁ゛っ!」
「おい庵。さっさとしろ。俺は忍耐強くねぇんだよ。」
「わかってるっ、わかってるってば…っ、」
「じゃあやれ。」
まずい。少し亮が怒っている。早く亮の怒りを沈めないとまた奥を突かれる。いやそれどころか結腸まで攻められるかもしれない。それだけは避けなくては…と庵は亮の唇目掛けて自分の唇を重ねにいった。
「……っ、んん゛っ!?!」
亮にキスをした途端庵は後頭部をガッと掴まれた。そしてその後すぐ亮の舌が口の中に侵入してきた。そんな容赦ない亮をみて瀧雄が口を開く。
「ほんっとこいつ容赦ないですね若。俺が言うのもなんですけど。」
「そうだな。庵の事になると余計にな。」
瀧雄、龍之介の2人がそう言った訳は亮が庵の口を解放しないまま腰を大きく引いたから。その動きをする時は1つしかない。そう。亮は結腸を抜くつもりなのだ。だから庵もこんなに焦っている。だが亮に全身を拘束されるように捕まえられている今庵が逃げられるはずもなく…。
「んく゛っ、んんん゛っ!!!?!」
リビングに響き渡る庵の叫び声。あれから可愛がると言われた庵は確かに可愛がられていた。ただし度を越して…。
「甘ったれてんじゃねぇよ。まだ2回目だろうが。」
と、亮は言ったがそれは違う。亮が2回目なだけであって庵は龍之介、瀧雄、亮…そしてまた龍之介、瀧雄、亮の6回目なのだ。だからもう体だってヘトヘトだし気絶もした。なのにまだ終わらない。庵は3人の萎えない陰茎を見るだけでもはや泣きそうになっていた。
「いやっ、ぁ゛っ、んぁ゛っ、あぁ゛っ、あぁあ゛っ、やめ゛っ、やめて゛っ!!」
庵は何度も何度も達してペニスはとっくの昔に萎えている。なのに亮は容赦なく奥ばかり突いてくる。そこを突かれる度に気持ちよくてたまらくなり庵は逃げようと必死に暴れる。だけど連続で達しているというのもあって動けない。体がいうことを聞かないのだ。だから庵は嫌でも亮を受け入れるしかない。
「辛そうだな庵。でもまぁまだこんな喋れてるし余裕だろ。」
と、ヘトヘトになって本気で泣いている庵を前にして瀧雄がそう言ってきた。だから当然庵は猛抗議だ。
「よゆう゛っ、なぃ゛っ、むり゛っ、ぁあ゛っ!」
「そうか?まだ俺には平気そうに見えるけどな。」
どこをどう見たら平気に見えるのだろうか。瀧雄の目は節穴だ。おかしい。なんでこんなに泣き叫んでいるのに余裕に見えるのだろうか。達し続けて腰だって痙攣しっぱなし。なのに容赦なく突かれてまたイク。射精液は達しすぎてもう出ない。辛い。もうイキたくない。はやく解放されたい。なのに亮は…。
「なぁ庵。お前、ここ好きだろ?」
「いや゛っ、やめて゛っ、ぁうっ、あっ、すき゛くっ、なぃ゛っ!!」
既にイキ狂って苦しそうな庵に亮はとんでもないことを言い出した。なんと庵の結腸に陰茎を当てたのだ。だから庵は頭を必死に振って違うと言った。しかし亮は庵の言うことを聞いてくれそうにない。どうしよう。このままでも辛いのにそれよりもっと辛い快楽地獄が訪れる。そのため庵は恐怖から本気で泣き出してしまった。
「やめて゛っ、うぅっ、ふっ…ぅ゛っ、あぁっ、やぁ゛っ!!」
「おい亮。ちょっとは手加減してやれよ。こいつガチ泣きしてんじゃねぇか。」
どの口が言ってるんだと庵は正直思ったがその瀧雄の発言には助かった。それは亮が瀧雄の言葉を聞いてから動きを止めてくれたから。
「手加減つってもなぁ…。」
亮は止まることのない庵の涙を拭いながらそう言った。その間に庵は失った酸素を取り戻すように息をする。しかし庵はまだ恐怖の中だ。それは亮の陰茎がまだ結腸付近にあるから。だから挿れられるか分からない恐怖にガタガタと身体を震わせる。
「よし、わかった。手加減してやる。」
あまりにも庵が震えていたからか亮がそう言った。しかし庵は安心できない。亮がなんの見返りもなくそんなことを言うはずないから。腕を怪我しているはずなのにこの腕力は一体どこから来るのだろうか。亮の怪我が完全に治った時が庵は怖くて仕方がない。いやそんな事より今を考えなければ…。亮はまたきっととんでもないことを言ってくるから。そして案の定…。
「庵、お前から俺にキスをしろ。そしたら早めに終わらせてやる。」
「っ……、な、んでっ、」
庵は悲しくなったのだ。だからそう言った。こんなに苦しいのに。こんなに辛いのに誰一人としてやめてくれない。セックスする時以外は過保護で優しくてみんな頼りになるのにこういうことになるとやはりまだ3人が怖い。だが亮は庵が脅えていようとなんだろうが関係ないようで…。
「なんでじゃねぇよ。もうイキたくねぇんだろ?だったら早くしろ。」
「……………っ。」
「おい庵。無視すんな。」
「いやっ、ぁ、さわんないでっ、ぅ、」
庵が何も話さなかった為か亮は早くしろと言わんばかりに庵の乳首を触り出した。その快楽から逃れようと庵は身をよじったが当然逃げられない。だから諦めてキスをすることにした。これ以上気持ちいいのはいらないから。
「っ、ぅ、あっ、わかったっ、わかったからっ!」
「初めからそう言えよ。まぁそういうとこも可愛んだけどな。」
亮がそう言いながら庵の頭を撫でた。そして亮は庵の首の後ろに腕を回す。今更やめると言っても逃がさない。やめさせない。そういう意味を込めての行動だろう。
「りょうっ、ちかいっ…、」
「あ?近くに来ねぇとキス出来ねぇだろ。」
「そうっ、だけど、」
近すぎると恥ずかしいのだ。目の前に亮の綺麗な整った顔がある。しかもその亮に逃がさないと言わんばかりに体を拘束されている。だから余計に恥ずかしい。けれど早くしなければ亮を怒らせて酷い目に遭う。そのため庵が腹を括って亮にキスしようとしたその時…。
「じゃあ亮の後に俺もしてくれよ庵。」
「え…?」
庵はその瀧雄の言葉に思わず動きを止めてしまった。その行動が気に食わなかったのだろう。亮が庵の乳首をぎゅっとつまんできた。
「あぁ゛っ!」
「おい庵。さっさとしろ。俺は忍耐強くねぇんだよ。」
「わかってるっ、わかってるってば…っ、」
「じゃあやれ。」
まずい。少し亮が怒っている。早く亮の怒りを沈めないとまた奥を突かれる。いやそれどころか結腸まで攻められるかもしれない。それだけは避けなくては…と庵は亮の唇目掛けて自分の唇を重ねにいった。
「……っ、んん゛っ!?!」
亮にキスをした途端庵は後頭部をガッと掴まれた。そしてその後すぐ亮の舌が口の中に侵入してきた。そんな容赦ない亮をみて瀧雄が口を開く。
「ほんっとこいつ容赦ないですね若。俺が言うのもなんですけど。」
「そうだな。庵の事になると余計にな。」
瀧雄、龍之介の2人がそう言った訳は亮が庵の口を解放しないまま腰を大きく引いたから。その動きをする時は1つしかない。そう。亮は結腸を抜くつもりなのだ。だから庵もこんなに焦っている。だが亮に全身を拘束されるように捕まえられている今庵が逃げられるはずもなく…。
「んく゛っ、んんん゛っ!!!?!」
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