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トラウマ
身に覚えのない衝動 *
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「あぅっ、ぁ、それはだめっ!!」
これまで服越しに触られていたペニスだったが亮がズボンの中に手を入れてきたことで直接触れられてしまう。ズボン越しなのと直接では全く違ってくる。そのため庵は大慌てで暴れるが今は立っている状態からの亮による後ろからの拘束。だから上手く体を動かすことが出来ず庵は亮のされるがままになってしまっていた。
「やだっ、ぅ、あっ、ふ…っ、ぅ、あ!」
「なーに言ってんだ。直接の方が気持ちいいだろ?」
「やだっ、やだやだっ、ぁ、だめだってば…っ!」
亮がゆっくりと庵のペニスを扱ぎ始める。気持ちいい。気持ちよくて庵は嫌でも腰が動いてしまう。でもなんでもろう。何か他のものが頭に浮かんでくる。亮じゃない。これは亮じゃない別の人。今触ってきているのは亮なのに庵は何故か怖くなってきた。
「ぅ…、あっ、ぃ、あぁっ!」
恐怖からか庵の表情が硬くなってきた。もちろんそれを龍之介は見逃さない。見逃すはずがないがもう少しだけ続けようとしていた。その龍之介の顔を見て亮は庵に申し訳ないと思いながら手を動かし続ける。
「庵。気持ちいいか?」
「うぁっ、ふ…っ、ぅ、あ!」
亮はやっているのは自分であるということを庵に少しでも多く伝えるため声掛けを欠かさなかった。ずっと庵の耳元に顔を近づけて話し続ける。そうすることで庵から恐怖をちょっとでも取り除いてあげようとしたのだ。しかし…。
「ふっ、ぅ、こわっ、こわいっ、やめて…っ、」
ついに庵がしっかりと言った。『怖い』とそう言った。その言葉を聞いて亮はやめようとしたが龍之介の合図がまだない。そのため亮は龍之介の顔を見たが龍之介はまだやめるなと言わんばかりの顔をしていた。だから亮は罪悪感と苦しさを殺して悪役になり続ける。だが龍之介も龍之介で苦しかった。しかしあと一歩だと思ったのだ。ここを乗り越えれば大丈夫な気がした。当然庵には無理をさせすぎない。だから龍之介は極限の極限まで集中をしていた。
「ふぁ…っ、ぁ、うっ、んっ、んん、っ、ぁ!」
「なんだ庵。嫌々言ってる癖にやけに気持ちよさそうじゃねぇか。」
「うぁっ、ふっ、ぁ、ちがっ、ぅ、」
庵にいつも通りの声が戻ってきた。先程は怖いという感情が入り交じっていたが今は違う。だから亮は先走ってしまった。まだ龍之介の指示がでてないのに手をペニスから後孔に挿れてしまったのだ。その結果…。
「ひっ……、」
「庵?」
庵から聞いたことの無い声が聞こえ亮はすぐさま指を抜いた。しかしこの時には遅かった。そして慌てた亮が庵の顔をのぞき込むと庵は先程とは打って代わり顔を青白くさせてしまっていた。そんな庵をみて龍之介は庵の近くまで歩いてくる。
「庵、こっち向いてみろ。どうしたんだ。気持ち悪くなっちまったか?」
龍之介は庵が何かに怯えてそうなったことをもちろん分かっていた。だが庵の気を恐怖からそらすためにそういったのだ。しかしそれは今の庵には通用しなかった。龍之介に頭を撫でられても亮が優しく背中をさすっても庵の顔色は戻らない上についには震え始めてしまった。
「こわっ、ぃ、なんかいま…怖いのが…おれもわかんないっ、わかんないよっ、」
庵のその言葉を聞いて3人は安心したのと同時に顔をしかめる。安心したのは庵が思い出していなかったから。きっとギリギリのところで思い出さなかった。だからそこにおいては安心したが今は気を抜けない状態には変わりない。そのため今度は瀧雄が口を開き…。
「亮の奴が無茶させすぎたからちょっと怖かったか?大丈夫だ庵。若にあんな抱かれたあとだから余計に嫌だよな。」
「悪い庵。瀧の言う通りだ。すまなかった。」
瀧雄に続くように亮もそう言った。全ては自分のせい。そうさせたかった。怖いものなんてない。なんにも怖くない。亮も瀧雄も庵にそれを伝えたかったが庵は自分の中に身に覚えのない衝動のようなものに怯え続ける。
「ちが…っ、りょうのせいじゃなくてっ、なんか、わかんないけ、ど、こわいよっ、」
「庵、ゆっくり息してみろ。大丈夫だから。」
まずい。庵はこのままだと思い出してしまう。そう思った龍之介は庵を抱きかかえた。そしてあやす様にそういい庵にキスを落とす。それに続くように亮も口を開いた。
「疲れてんだろ。ただちょっと疲れてるだけだ。だからそんな顔すんなって、な?」
「そうそう。疲れてるだけだ。その疲れてる体に亮が無茶させたから身体が悲鳴あげてんだよ。」
亮も瀧雄も必死だった。庵に思い出させたくない。辛い記憶を。せっかく忘れたのに思い出させたくなんかなかった。そのため必死に気をそらそうとするも庵の身体の震えは止まらない。止まるどころかより震えてしまっていた。
「で、でも…っ、さっきのなに…っ、こわいっ、こわ…いっ、」
「庵。こっち向いてみろ。」
考えれば考えるほどきっと庵の中で恐怖は膨れ上がってしまう。そう思った龍之介は怯える庵にそう言った。すると庵は素直に龍之介の言うことを聞き彼の方を見た。
「いい子じゃねぇか庵。」
龍之介は素直に自分の方を見た庵に微笑み唇にキスをした。それも数回だ。その龍之介の行動に庵の意識は訳の分からない記憶から龍之介へと変わっていく。それを龍之介は見逃さない。
「大丈夫だ庵。だからそう震えなくていい。悪い夢でも思い出したんだろ。お前はずっとここにいて俺達が守ってんだ。怖いもんなんてなんもねぇよ。」
「…そう、だよ、ね。」
龍之介のその言葉に庵はそう言った。それは確かにそうだと思ったから。庵はずっとここにいた。なのに辛い記憶なんてあるはずがない。辛い記憶と言えばここに来たばかりのときだ。だけどそのおかげで庵は幸せになることを覚えた。母親から解放され笑っていられる毎日を手に入れた。だから辛いことなんてない。庵は徐々にそう思い始めた。そしてそんな庵をみて龍之介はもう一押しだと言うように話し続ける。
「そうだ。だから安心しろ。これからも俺らが守ってやるからな。」
「…うん。」
龍之介のその言葉に頷いた庵の身体はもう震えていなかった。龍之介はやはり凄い。亮はそう思いながら亮自身も庵に話しかける。
「若の言う通りだ。お前はもう休んでろ。ここの方が安心するならリビングで寝るか?」
「うん。そうする…。」
亮の言葉にそういい頷いた庵をみて龍之介は庵をソファに寝かせる。その後すぐに瀧雄がブランケットを庵に被せた。
「俺らはここで仕事するから寝てる間もずっとお前のそばにいる。だから安心して寝とけ。」
「うん。ありがとう瀧。」
ブランケットを被せてくれてその後キスをしてきた瀧雄に庵はそうお礼を言った。そして瀧雄は庵が寝るまでずっとそばに居た。龍之介も亮もそばにいたかったがそうしたら庵に不審がられてしまうと思った為少し離れたところで見守っていた。そんなこんなあり3人に見守られながら庵は夢の中へと入っていった。その庵を確認すると瀧雄が口を開いた。
「若、庵が寝ました。」
「そうか。ありがとな瀧。」
「このぐらい当然ですよ。」
と、言った瀧雄だが表情は暗いままだ。それは瀧雄だけではなかった。龍之介も亮も暗いままだ。そりゃそうだろう。大丈夫と思っていた庵からあんな反応をされてしまったのだから。
「すみません若。俺のせいです。取り返しのつかない事をしてしまいました。」
「お前のせいじゃねぇよ亮。俺がやったらもっと悲惨な事になってただろうからな。だから責任を感じるな。これから徐々にしていこう。若もそう思いますよね。」
「ああ。そうだな。徐々にするしかねぇ。」
瀧雄も龍之介も亮の事を責めなかった。それは亮が悪くないから。確かに早とちりしてしまったがあの場面では誰でもそうしてしまうだろう。庵のためを思っているからこそそうしてしまった行動だ。だから龍之介も瀧雄も亮を責めなかった。
「記憶喪失っていつ記憶戻るか分かんねぇから1番厄介なんですよね。」
瀧雄のその言葉に亮も龍之介も顔を曇らせる。確かにそうだ。ふとした事で思い出してしまう。だからそれを防ごうと龍之介らは必死になっていたが何せ庵が宏斗らに襲われているところを誰も見ていない。その上その現場すら見れていないのだ。そのため庵の記憶と連想するものが何一つとして龍之介らには分からないのだ。それがとても厄介だった。防ぎようがないから。
「そうだな。まぁ万が一にでもそんな事があれば俺達がカバーするまでだ。」
「もちろんです。」
「俺も全力でサポートします。」
龍之介の言葉に瀧雄と亮はそう言った。そして眠っている庵がせめて悪い夢を見ないように見守り続けた。
「若、庵が起きたら大好物を食べさせてあげましょう。俺作りますので。」
「礼を言うぞ瀧。お前の料理を食べる庵は本当に幸せそうだからな。」
「庵のためならなんでもしますよ。では俺は作り始めますね。」
「ああ。頼んだぞ。」
「はい。」
これまで服越しに触られていたペニスだったが亮がズボンの中に手を入れてきたことで直接触れられてしまう。ズボン越しなのと直接では全く違ってくる。そのため庵は大慌てで暴れるが今は立っている状態からの亮による後ろからの拘束。だから上手く体を動かすことが出来ず庵は亮のされるがままになってしまっていた。
「やだっ、ぅ、あっ、ふ…っ、ぅ、あ!」
「なーに言ってんだ。直接の方が気持ちいいだろ?」
「やだっ、やだやだっ、ぁ、だめだってば…っ!」
亮がゆっくりと庵のペニスを扱ぎ始める。気持ちいい。気持ちよくて庵は嫌でも腰が動いてしまう。でもなんでもろう。何か他のものが頭に浮かんでくる。亮じゃない。これは亮じゃない別の人。今触ってきているのは亮なのに庵は何故か怖くなってきた。
「ぅ…、あっ、ぃ、あぁっ!」
恐怖からか庵の表情が硬くなってきた。もちろんそれを龍之介は見逃さない。見逃すはずがないがもう少しだけ続けようとしていた。その龍之介の顔を見て亮は庵に申し訳ないと思いながら手を動かし続ける。
「庵。気持ちいいか?」
「うぁっ、ふ…っ、ぅ、あ!」
亮はやっているのは自分であるということを庵に少しでも多く伝えるため声掛けを欠かさなかった。ずっと庵の耳元に顔を近づけて話し続ける。そうすることで庵から恐怖をちょっとでも取り除いてあげようとしたのだ。しかし…。
「ふっ、ぅ、こわっ、こわいっ、やめて…っ、」
ついに庵がしっかりと言った。『怖い』とそう言った。その言葉を聞いて亮はやめようとしたが龍之介の合図がまだない。そのため亮は龍之介の顔を見たが龍之介はまだやめるなと言わんばかりの顔をしていた。だから亮は罪悪感と苦しさを殺して悪役になり続ける。だが龍之介も龍之介で苦しかった。しかしあと一歩だと思ったのだ。ここを乗り越えれば大丈夫な気がした。当然庵には無理をさせすぎない。だから龍之介は極限の極限まで集中をしていた。
「ふぁ…っ、ぁ、うっ、んっ、んん、っ、ぁ!」
「なんだ庵。嫌々言ってる癖にやけに気持ちよさそうじゃねぇか。」
「うぁっ、ふっ、ぁ、ちがっ、ぅ、」
庵にいつも通りの声が戻ってきた。先程は怖いという感情が入り交じっていたが今は違う。だから亮は先走ってしまった。まだ龍之介の指示がでてないのに手をペニスから後孔に挿れてしまったのだ。その結果…。
「ひっ……、」
「庵?」
庵から聞いたことの無い声が聞こえ亮はすぐさま指を抜いた。しかしこの時には遅かった。そして慌てた亮が庵の顔をのぞき込むと庵は先程とは打って代わり顔を青白くさせてしまっていた。そんな庵をみて龍之介は庵の近くまで歩いてくる。
「庵、こっち向いてみろ。どうしたんだ。気持ち悪くなっちまったか?」
龍之介は庵が何かに怯えてそうなったことをもちろん分かっていた。だが庵の気を恐怖からそらすためにそういったのだ。しかしそれは今の庵には通用しなかった。龍之介に頭を撫でられても亮が優しく背中をさすっても庵の顔色は戻らない上についには震え始めてしまった。
「こわっ、ぃ、なんかいま…怖いのが…おれもわかんないっ、わかんないよっ、」
庵のその言葉を聞いて3人は安心したのと同時に顔をしかめる。安心したのは庵が思い出していなかったから。きっとギリギリのところで思い出さなかった。だからそこにおいては安心したが今は気を抜けない状態には変わりない。そのため今度は瀧雄が口を開き…。
「亮の奴が無茶させすぎたからちょっと怖かったか?大丈夫だ庵。若にあんな抱かれたあとだから余計に嫌だよな。」
「悪い庵。瀧の言う通りだ。すまなかった。」
瀧雄に続くように亮もそう言った。全ては自分のせい。そうさせたかった。怖いものなんてない。なんにも怖くない。亮も瀧雄も庵にそれを伝えたかったが庵は自分の中に身に覚えのない衝動のようなものに怯え続ける。
「ちが…っ、りょうのせいじゃなくてっ、なんか、わかんないけ、ど、こわいよっ、」
「庵、ゆっくり息してみろ。大丈夫だから。」
まずい。庵はこのままだと思い出してしまう。そう思った龍之介は庵を抱きかかえた。そしてあやす様にそういい庵にキスを落とす。それに続くように亮も口を開いた。
「疲れてんだろ。ただちょっと疲れてるだけだ。だからそんな顔すんなって、な?」
「そうそう。疲れてるだけだ。その疲れてる体に亮が無茶させたから身体が悲鳴あげてんだよ。」
亮も瀧雄も必死だった。庵に思い出させたくない。辛い記憶を。せっかく忘れたのに思い出させたくなんかなかった。そのため必死に気をそらそうとするも庵の身体の震えは止まらない。止まるどころかより震えてしまっていた。
「で、でも…っ、さっきのなに…っ、こわいっ、こわ…いっ、」
「庵。こっち向いてみろ。」
考えれば考えるほどきっと庵の中で恐怖は膨れ上がってしまう。そう思った龍之介は怯える庵にそう言った。すると庵は素直に龍之介の言うことを聞き彼の方を見た。
「いい子じゃねぇか庵。」
龍之介は素直に自分の方を見た庵に微笑み唇にキスをした。それも数回だ。その龍之介の行動に庵の意識は訳の分からない記憶から龍之介へと変わっていく。それを龍之介は見逃さない。
「大丈夫だ庵。だからそう震えなくていい。悪い夢でも思い出したんだろ。お前はずっとここにいて俺達が守ってんだ。怖いもんなんてなんもねぇよ。」
「…そう、だよ、ね。」
龍之介のその言葉に庵はそう言った。それは確かにそうだと思ったから。庵はずっとここにいた。なのに辛い記憶なんてあるはずがない。辛い記憶と言えばここに来たばかりのときだ。だけどそのおかげで庵は幸せになることを覚えた。母親から解放され笑っていられる毎日を手に入れた。だから辛いことなんてない。庵は徐々にそう思い始めた。そしてそんな庵をみて龍之介はもう一押しだと言うように話し続ける。
「そうだ。だから安心しろ。これからも俺らが守ってやるからな。」
「…うん。」
龍之介のその言葉に頷いた庵の身体はもう震えていなかった。龍之介はやはり凄い。亮はそう思いながら亮自身も庵に話しかける。
「若の言う通りだ。お前はもう休んでろ。ここの方が安心するならリビングで寝るか?」
「うん。そうする…。」
亮の言葉にそういい頷いた庵をみて龍之介は庵をソファに寝かせる。その後すぐに瀧雄がブランケットを庵に被せた。
「俺らはここで仕事するから寝てる間もずっとお前のそばにいる。だから安心して寝とけ。」
「うん。ありがとう瀧。」
ブランケットを被せてくれてその後キスをしてきた瀧雄に庵はそうお礼を言った。そして瀧雄は庵が寝るまでずっとそばに居た。龍之介も亮もそばにいたかったがそうしたら庵に不審がられてしまうと思った為少し離れたところで見守っていた。そんなこんなあり3人に見守られながら庵は夢の中へと入っていった。その庵を確認すると瀧雄が口を開いた。
「若、庵が寝ました。」
「そうか。ありがとな瀧。」
「このぐらい当然ですよ。」
と、言った瀧雄だが表情は暗いままだ。それは瀧雄だけではなかった。龍之介も亮も暗いままだ。そりゃそうだろう。大丈夫と思っていた庵からあんな反応をされてしまったのだから。
「すみません若。俺のせいです。取り返しのつかない事をしてしまいました。」
「お前のせいじゃねぇよ亮。俺がやったらもっと悲惨な事になってただろうからな。だから責任を感じるな。これから徐々にしていこう。若もそう思いますよね。」
「ああ。そうだな。徐々にするしかねぇ。」
瀧雄も龍之介も亮の事を責めなかった。それは亮が悪くないから。確かに早とちりしてしまったがあの場面では誰でもそうしてしまうだろう。庵のためを思っているからこそそうしてしまった行動だ。だから龍之介も瀧雄も亮を責めなかった。
「記憶喪失っていつ記憶戻るか分かんねぇから1番厄介なんですよね。」
瀧雄のその言葉に亮も龍之介も顔を曇らせる。確かにそうだ。ふとした事で思い出してしまう。だからそれを防ごうと龍之介らは必死になっていたが何せ庵が宏斗らに襲われているところを誰も見ていない。その上その現場すら見れていないのだ。そのため庵の記憶と連想するものが何一つとして龍之介らには分からないのだ。それがとても厄介だった。防ぎようがないから。
「そうだな。まぁ万が一にでもそんな事があれば俺達がカバーするまでだ。」
「もちろんです。」
「俺も全力でサポートします。」
龍之介の言葉に瀧雄と亮はそう言った。そして眠っている庵がせめて悪い夢を見ないように見守り続けた。
「若、庵が起きたら大好物を食べさせてあげましょう。俺作りますので。」
「礼を言うぞ瀧。お前の料理を食べる庵は本当に幸せそうだからな。」
「庵のためならなんでもしますよ。では俺は作り始めますね。」
「ああ。頼んだぞ。」
「はい。」
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