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調教される日々

希望か…絶望か*

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「あか゛っ、ぅ、はぅ、ん゛っ、んぁ゛っ、あぁあっ、あぁ!!」

「はは、お前は才能がある。本当に初めてかと疑いうほどにな。」

「やめ゛っ、ぁあ゛っ、やめて、く゛た゛っ、さぃ、やた゛!」

「何を言う。まだ挿れてすらないと言うのに。これからであろう?」


そう。まだ庵は挿れられてすらいなかった。なのにこんなに泣かされているのだ。庵が達しようともお構い無し。龍之介は3本の指で後孔を掻き回し庵に快楽を送っていたのだ。



「もぅ゛ため゛っ、ぁ、んっ、ふ゛っ、うぅ、ぁあ゛!」

「駄目?そうか。それは挿れてほしくて堪らないということか?」

「ちか゛っ、ぁ、ちか゛うっ、やめ゛っ、んぁっ、ぅ、ふっ、ん゛っ、やだ…っ!」



あぁたまらない。なんて可愛いのだろうか。龍之介は目の前のご馳走の顔を掴み噛み付くようにキスをした。そして後孔に挿れていた指を抜き今度は自身のズボンに手をかける。目をギラギラとさせたまま龍之介は庵のズボンをずり下げた。だがその時邪魔が入ってしまう。その邪魔というのは瀧雄だった。



「若。そろそろ事務所に着きますよ。もし幹部おっさん共がいたら庵が食われちまいます。おっさんって言ってもまだ20代後半から30代前半のおっさんなんですけどね。なので辛いでしょうが挿れるのは事務所までお預けして下さい。」



瀧雄にそう言われて龍之介は迷っている様子だった。こんな目の前に美味しそうなご馳走があるというのにお預け…?そんな事我慢出来るはずがない。龍之介の中でますます怒りが増えていく。庵はその怒りの矛先が自分に来るのが怖くて震えてしまった。だが龍之介は庵に当たることはしなかった。乱暴に庵の頭を掴み自分の膝に乗せると龍之介は助手席を蹴った。その音に庵はビクッと肩をふるわせた。



「チッ…この組の古参共はろくな奴がいねぇな。」

「今に限ったことでは無いでしょう。」

「そうだな。あいつらさいなきゃ俺は自由にやってけるってのに。」

「まぁまぁ落ち着いて若。そんなに腹を立てないでくださいよ。いいでは無いですか。事務所に戻ってから楽しみが増えるということですよ。」



瀧雄にそう言われて龍之介は怒りが少し収まったようだった。だがそれは庵への恐怖のカウントダウンの開始を意味する。龍之介は庵の顔を掴むと、庵をきつく睨み話し始めた。



「庵。運が良かったな。だからもう泣くな。ここではこれ以上お前に手を出さない。だが万が一逃げた時は話が別だがな。」



そう龍之介に脅されて庵は絶望と共に光が見えた。きっと事務所に入れば警備が凄いため外に出ることは叶わないだろう。だが入る前なら…?車から出て事務所に入る前に逃げ出せばもしかしたら逃げれるかもしれない。そして機械をみて龍之介を殺せるかもしれない。このチャンスを逃すわけにはいかない。だが簡単にいくだろうか?いやいかないだろう。この男の目を盗まなければ…。そう思えば思うぼ庵は龍之介をより睨んでしまった。その庵の目が気に食わなかったのであろう。龍之介は庵の顔を殴った。



「っ…………。」

「おら庵、返事をしろ。俺は受け答えが出来ねぇ奴は大嫌いなんだ。」



庵の口の中に鉄の味が広がる。口が切れてしまったのだろう。だがそれでも庵は答えるつもりは毛頭ない。この男に嫌われていい事しかない。もうなんでもいい。車から捨てるなり殺すなりなんなりして欲しかった。こんな生地獄を味わうぐらいなら死んだ方がマシだ。だから庵は息を整えながら龍之介を睨みつけたまま黙り込んだ。そんな庵をみて龍之介は再び笑う。



「ほぅ…俺にそうやって嫌われるつもりか。残念だが俺は暫くお前に飽きそうにない。」

「余程気に入ったのですね。なら大切にしてあげてくださいよ。若にビビって泣きすぎて目が腫れてるじゃないですか。」

「はっ…どの口が言ってんだか。拷問の時いつも容赦ないのはお前だろ。なぁ瀧よ。」

「俺は若のためなら命も差し出す覚悟なんでね。」

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