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第二部
95話【日奈】フラグを立てて
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元号はころころ変わり、永禄十年。
日奈達は稲葉山城へ移り住み、信長は城の名を「岐阜城」と改めた。
聞き覚えのある名称に、帰蝶は大きな目を開いて驚いていた。
稲葉山を中心に美濃全土を支配していた斎藤氏は史実通り滅亡……とはならず、当主の斎藤義龍はじめ家族や家臣達も生き延びた。
義龍は稲葉山城を帰蝶へ明け渡して織田信長の配下となり、名を龍興とあらためた。
なんでやねん!
と、バリバリの関東人なのに、日奈は盛大にエセ関西弁でツッコミを入れてしまった。
斎藤龍興は、彼の嫡男の名だ。
そもそも先日にあった稲葉山の戦いも、義龍ではなくそのあとを継いだ龍興と戦うのが、史実。
日本史を勉強した者なら知っているだろう、有名な竹中半兵衛が出てきたり、織田信長の天下布武の起点になる戦だ。
ゲームの方ではキャラを出すのが大変だったからか盛り上がりを重視してか、義龍と戦うというイベントに変更されていた。
なので、多少、辻褄合わせで史実と変わることもあるだろうとは思っていたが、まさか、息子がいなかったことになっているとは思わなかった。
帰蝶や本人に確かめたところ、斎藤義龍と正室の間に、もともと男児はいないそうだ。
それで、代替になったのか、と、一人頷く。
もっと以前に病死するはずの義龍を生かし続けるには、代替が必要だ。
日奈は戦に参加せず留守番をしていたので、義龍には落ち着いてから会った。
彼はもう40歳近いはずなのに、ゲーム登場時の若々しい姿のままだった。
それは、信長や帰蝶、日奈自身も同じ。
他の者、ゲームでは名や立ち絵のないいわゆるモブキャラは、平等に歳を重ねているというのに。
たとえば、清洲城下で名を聞いた久という少女がいた。
彼女は出会った時はまだ五つ程度の幼子だったが会うたびに成長し、先日話を聞いた際には恋をする年頃の娘になり、今では子のいる母となっている。
そして、姿の変わらない日奈達になんの疑問も抱いていなかった。
不老不死になった……とは違うのかもしれないが、感覚は少しだけ似ているように思う。
帰蝶は「親戚の子が大きくなるスピードが、もっと高速になったかんじね」と笑っていた。
初めは見た目も精神も成長しない自分に戸惑ったが、もう慣れたそうだ。
侵略され従属させられた美濃の斎藤家臣達の反感がほとんどなかったのは、彼女の存在が大きかったと、光秀は言っていた。
美人で生まれも育ちも良いのに、妙にあっけらかんとしていて民からの人気が高い。
織田信長はそんな彼女と、彼女と引けを取らないほどの美人な光秀を両脇に並べているので、ゲームで恐れられていた時より他家臣や民からの人気がある。むしろものすごい人気だ。
これは、焼き討ちイベント等のゲームにあったネガティブシナリオが回避できるかもしれない。
本当に本能寺の変だって回避してしまうかも。
帰蝶はすごい。
落ちることがあっても壁にぶち当たっても、彼女は諦めない。日奈にはできない解釈と切り替えで、絶対に打開する。
きっとこれこそが、主人公なのだ。
日奈とは違うと思っていたけれど、似た存在であることを感じる。
帰蝶は頑なに自分は“転生した”と思っているようだが、あの帰蝶姫は「身体を貸している」と言っていた。
それなら、これは“憑依”に近いのではないだろうか。
彼女は日奈と同じようにゲーム世界に連れて来られ、けれど日奈と違ってなぜか魂だけが、他人の身体に入れられてしまったのだ。
あの子が、本当はヒロインとしてここへ来るべき者だったのではないか。
ヒロインになるべきだった子が、手違いかなにかで帰蝶姫に入ってしまって、だからその代替に、日奈が呼ばれた。
その考えに至ってから、日奈は帰蝶を丸め込んでゲームクリアを、帰蝶の相手を探すことを目指した。
おそらく、今は織田信長ルートだろう。
見る限り信長は帰蝶を気に入っているようだし、自動修正が勝手に働いているのでシナリオ回収率も悪くはなさそうだ。
問題は、帰蝶が(日奈もけしかけたけれど)他の攻略対象者と積極的に絡んでいくので、他ルートのイベントが時々思い出したように入ってくること。
信長ルート一本に絞れなくなっていることだ。
ゲームと違って実生活をしている以上、仕方ないのかもしれないけれど。
うーむ、とひとり唸っていると、夕凪が天井裏を開けて怪訝そうな顔で見ていた。
彼女は、最近は本来の帰蝶護衛任務につかせてもらうことが多くなったので、上機嫌だ。日奈がただ庭でらくがきをしているだけだと見ると、ぴゅっと戻った。
ただのホーム画面のお助けキャラだったのに、出世したものだ。
さて、ともう一度、帰蝶の相手探しに戻る。
すでに人妻な彼女の恋愛の相手を探すのも不思議なものだけど、だってこれは、乙女ゲームだもん。
信長は、ゲームでの突き放す態度と違って帰蝶をきちんと妻として見ている。
光秀も、幼馴染だとか妹として見ているとか言いながら、帰蝶に対しては他の女子へは出さない、もっと深い感情のある態度を取っている。丸わかりだ。
あとは家康と秀吉も、時折帰蝶へ熱の籠った目線を向けているのを感じる。まだ、あれは羨望や友愛の可能性もあるけれど。
おなじみになった、乾いた地面に木枝で描いて関係図を整理していく。
伊達に乙女ゲームを数多くやっていない。フラグが立つ音は、電子音じゃなくたって聞き逃さない。
しかし、と思い出しては溜息が出る。
あれだけ、ほぼ全ルートでフラグを立てておきながら、そのすべてをスルーできるのは一種の才能かもしれない。
乙女ゲームをプレイしたことがないと言っていたけれど、もう少し恋というものに興味をもってもらいたいと思う。筋トレばかりしないで。
ちなみにもう一人のメイン攻略対象、出仕停止処分が下されていた前田利家だが、なんの前触れもなく戻ってきていた。
どうやら、彼のルートだけは、まだ開かれていないらしい。
帰蝶にスルーされている。
日奈は、利家に対してだってまじめに攻略対象として見て近づいていた。出会った当初はきちんとすべてのイベントをこなそうとしていたので、彼のイベントだけが発生しないのは、帰蝶の方が彼をまっっったく恋愛対象として見ていない証拠だろう。
帰蝶に「ないな」と思われているのだ。
彼は彼で、ゲームとは違う底なしに明るいキャラになったので、きっと気にしていないから良いのだろうけど。
本当は、前田利家はもう少し常識人なキャラなのだ。あんな鉄砲玉ワンコではない。
出仕停止処分で牙を折られ、以降は信長に真面目に尽くすようになる。
普段は眼鏡(かけていないけど)をくいっとあげて信長の横にいるような生真面目男。しかしキレると昔のようにヤンキー口調ですごむ。元ヤン。
俺様な信長と冷静王子様キャラの光秀の中間みたいな。
それが、やはり帰蝶の存在のせいか、ただのヤンキーのまま帰ってきた。
これはこれで、面白い。
最近、だんだんとゲームや史実との違いを楽しめるようになってきた。
この世界を楽しんで生きている、帰蝶のおかげだ。
帰りたいとは思っていたけれど、こんなに面白い人たちがいるのなら、もう少し暮らしていてもいいかもしれない。
ゲームと違って優しい、そしてちょっと甘い信長の周りは、戦国時代とは思えないくらいいつも賑やかで、楽しい。
もう少し、そばにいたい。
ぶん、と、日奈は赤くなりかけた顔を横に振って払う。
自分の恋なんて、どうでもいい。
ゲームの世界だと思って勝手をした罰だ。
日奈には恋よりもやることがある。
あなただけでも、帰してあげるからね。
未来が見えなくても、神様になれなくても、
友達が家に帰るのを手助けするくらい、きっとできるはずだ。
日奈達は稲葉山城へ移り住み、信長は城の名を「岐阜城」と改めた。
聞き覚えのある名称に、帰蝶は大きな目を開いて驚いていた。
稲葉山を中心に美濃全土を支配していた斎藤氏は史実通り滅亡……とはならず、当主の斎藤義龍はじめ家族や家臣達も生き延びた。
義龍は稲葉山城を帰蝶へ明け渡して織田信長の配下となり、名を龍興とあらためた。
なんでやねん!
と、バリバリの関東人なのに、日奈は盛大にエセ関西弁でツッコミを入れてしまった。
斎藤龍興は、彼の嫡男の名だ。
そもそも先日にあった稲葉山の戦いも、義龍ではなくそのあとを継いだ龍興と戦うのが、史実。
日本史を勉強した者なら知っているだろう、有名な竹中半兵衛が出てきたり、織田信長の天下布武の起点になる戦だ。
ゲームの方ではキャラを出すのが大変だったからか盛り上がりを重視してか、義龍と戦うというイベントに変更されていた。
なので、多少、辻褄合わせで史実と変わることもあるだろうとは思っていたが、まさか、息子がいなかったことになっているとは思わなかった。
帰蝶や本人に確かめたところ、斎藤義龍と正室の間に、もともと男児はいないそうだ。
それで、代替になったのか、と、一人頷く。
もっと以前に病死するはずの義龍を生かし続けるには、代替が必要だ。
日奈は戦に参加せず留守番をしていたので、義龍には落ち着いてから会った。
彼はもう40歳近いはずなのに、ゲーム登場時の若々しい姿のままだった。
それは、信長や帰蝶、日奈自身も同じ。
他の者、ゲームでは名や立ち絵のないいわゆるモブキャラは、平等に歳を重ねているというのに。
たとえば、清洲城下で名を聞いた久という少女がいた。
彼女は出会った時はまだ五つ程度の幼子だったが会うたびに成長し、先日話を聞いた際には恋をする年頃の娘になり、今では子のいる母となっている。
そして、姿の変わらない日奈達になんの疑問も抱いていなかった。
不老不死になった……とは違うのかもしれないが、感覚は少しだけ似ているように思う。
帰蝶は「親戚の子が大きくなるスピードが、もっと高速になったかんじね」と笑っていた。
初めは見た目も精神も成長しない自分に戸惑ったが、もう慣れたそうだ。
侵略され従属させられた美濃の斎藤家臣達の反感がほとんどなかったのは、彼女の存在が大きかったと、光秀は言っていた。
美人で生まれも育ちも良いのに、妙にあっけらかんとしていて民からの人気が高い。
織田信長はそんな彼女と、彼女と引けを取らないほどの美人な光秀を両脇に並べているので、ゲームで恐れられていた時より他家臣や民からの人気がある。むしろものすごい人気だ。
これは、焼き討ちイベント等のゲームにあったネガティブシナリオが回避できるかもしれない。
本当に本能寺の変だって回避してしまうかも。
帰蝶はすごい。
落ちることがあっても壁にぶち当たっても、彼女は諦めない。日奈にはできない解釈と切り替えで、絶対に打開する。
きっとこれこそが、主人公なのだ。
日奈とは違うと思っていたけれど、似た存在であることを感じる。
帰蝶は頑なに自分は“転生した”と思っているようだが、あの帰蝶姫は「身体を貸している」と言っていた。
それなら、これは“憑依”に近いのではないだろうか。
彼女は日奈と同じようにゲーム世界に連れて来られ、けれど日奈と違ってなぜか魂だけが、他人の身体に入れられてしまったのだ。
あの子が、本当はヒロインとしてここへ来るべき者だったのではないか。
ヒロインになるべきだった子が、手違いかなにかで帰蝶姫に入ってしまって、だからその代替に、日奈が呼ばれた。
その考えに至ってから、日奈は帰蝶を丸め込んでゲームクリアを、帰蝶の相手を探すことを目指した。
おそらく、今は織田信長ルートだろう。
見る限り信長は帰蝶を気に入っているようだし、自動修正が勝手に働いているのでシナリオ回収率も悪くはなさそうだ。
問題は、帰蝶が(日奈もけしかけたけれど)他の攻略対象者と積極的に絡んでいくので、他ルートのイベントが時々思い出したように入ってくること。
信長ルート一本に絞れなくなっていることだ。
ゲームと違って実生活をしている以上、仕方ないのかもしれないけれど。
うーむ、とひとり唸っていると、夕凪が天井裏を開けて怪訝そうな顔で見ていた。
彼女は、最近は本来の帰蝶護衛任務につかせてもらうことが多くなったので、上機嫌だ。日奈がただ庭でらくがきをしているだけだと見ると、ぴゅっと戻った。
ただのホーム画面のお助けキャラだったのに、出世したものだ。
さて、ともう一度、帰蝶の相手探しに戻る。
すでに人妻な彼女の恋愛の相手を探すのも不思議なものだけど、だってこれは、乙女ゲームだもん。
信長は、ゲームでの突き放す態度と違って帰蝶をきちんと妻として見ている。
光秀も、幼馴染だとか妹として見ているとか言いながら、帰蝶に対しては他の女子へは出さない、もっと深い感情のある態度を取っている。丸わかりだ。
あとは家康と秀吉も、時折帰蝶へ熱の籠った目線を向けているのを感じる。まだ、あれは羨望や友愛の可能性もあるけれど。
おなじみになった、乾いた地面に木枝で描いて関係図を整理していく。
伊達に乙女ゲームを数多くやっていない。フラグが立つ音は、電子音じゃなくたって聞き逃さない。
しかし、と思い出しては溜息が出る。
あれだけ、ほぼ全ルートでフラグを立てておきながら、そのすべてをスルーできるのは一種の才能かもしれない。
乙女ゲームをプレイしたことがないと言っていたけれど、もう少し恋というものに興味をもってもらいたいと思う。筋トレばかりしないで。
ちなみにもう一人のメイン攻略対象、出仕停止処分が下されていた前田利家だが、なんの前触れもなく戻ってきていた。
どうやら、彼のルートだけは、まだ開かれていないらしい。
帰蝶にスルーされている。
日奈は、利家に対してだってまじめに攻略対象として見て近づいていた。出会った当初はきちんとすべてのイベントをこなそうとしていたので、彼のイベントだけが発生しないのは、帰蝶の方が彼をまっっったく恋愛対象として見ていない証拠だろう。
帰蝶に「ないな」と思われているのだ。
彼は彼で、ゲームとは違う底なしに明るいキャラになったので、きっと気にしていないから良いのだろうけど。
本当は、前田利家はもう少し常識人なキャラなのだ。あんな鉄砲玉ワンコではない。
出仕停止処分で牙を折られ、以降は信長に真面目に尽くすようになる。
普段は眼鏡(かけていないけど)をくいっとあげて信長の横にいるような生真面目男。しかしキレると昔のようにヤンキー口調ですごむ。元ヤン。
俺様な信長と冷静王子様キャラの光秀の中間みたいな。
それが、やはり帰蝶の存在のせいか、ただのヤンキーのまま帰ってきた。
これはこれで、面白い。
最近、だんだんとゲームや史実との違いを楽しめるようになってきた。
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帰りたいとは思っていたけれど、こんなに面白い人たちがいるのなら、もう少し暮らしていてもいいかもしれない。
ゲームと違って優しい、そしてちょっと甘い信長の周りは、戦国時代とは思えないくらいいつも賑やかで、楽しい。
もう少し、そばにいたい。
ぶん、と、日奈は赤くなりかけた顔を横に振って払う。
自分の恋なんて、どうでもいい。
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