ゾンビだらけの街の恋愛事情 〜恋死た女は吸血鬼。愛死た男は人間でした〜


 とある青年と、吸血娘(どらきゅりーな)の道ならぬ……いや、未知ならぬ恋。


「今日からこの街あたしんだからッ」


 ──この日、美しいコネルマの街はゾンビが闊歩する街として絶望渦巻く街と化す。主人公ロランの爺さんに恨みを持った吸血娘セレンがゾンビを引き連れて襲ってきたのだ。

 瞬く間に街の人々はゾンビとなりやがて生き残った主人公は憧れのマドンナに涙を流しながら銃を向けてこう思う。

「俺を襲うのはベッドの上にしてほしかった」

と。

 そしてロランは未曾有のバイオハザードをすり抜けるとなんと目の前にはおっぱいぷるんの吸血娘。これはもはやパイオツハザード!

「この俺を吸血鬼にしてください!!」
「えっ?」

 厳つい二丁拳銃『ジャスティス』と『ジェノサイド』を引っさげた青年は、なぜか頭のイカれた言葉を並べて……!?


 ──これは、どうしても童貞を捨てたかった青年ロランと、ひとりぼっちの吸血娘の種族の垣根を超えた愛のお話。


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