17 / 60
二章 学園交流会編
十七話 半端なナンパ
しおりを挟む
「デュラハン討伐、魔人討伐を讃え、金貨八万枚を授与する!」
ヨアンを倒して一週間、アスフェン達はカルテット王国にいた。
そして今、宮殿で先のデュラハン討伐と合わせて表彰を受けているところだ。
表彰式にはアスフェン達は勿論、ギルドマスターやイザベラ、ブリエッタも参列している。
無論、国王夫妻もである。
「ホホ、今日はゆっくりしていかれると良い、英雄殿」
国王アヴェンド・マービーがアスフェン達に話しかける。
「お気遣い痛み入ります、陛下」
アスフェンが跪く。
ケラスターゼ達も跪く。
「いやいや、そんなのはやめてくれ、あのときみたいにガツガツきておくれよ、式典の時だけちゃんとしてくれれば良いからさ」
「ふふ、相変わらずね、ヴェスちゃんは」
国王婦人のメアリー・マービーが笑う。
「そうでしょうか?」
「ええ」
レグルスが目を輝かせながら極彩色の天井を見上げる。
「ヌホー、綺麗だなあ」
「柱に宝石が埋め込まれてるぞ」
アリスとレグルスが駆け寄る。
「「スゲー!」」
ブリエッタとイザベラが近付いてくる。
「すまねぇな、アスフェン。一緒に行けなくてよ」
「子供達があなたに会いたがってるわよ」
「気にすんな、てか、子供?」
「ええ、フュートレック国立冒険者学園の子供達よ」
「あー、ここにもそんな学校あったな」
アスフェンが頷く。
「わかった、アイツに挨拶したらブリエッタと一緒に行くよ」
アスフェンがブリエッタと歩きだす。
「師匠ッ!私たちも行きますよ!」
アリス達があとを行く。
⭐⭐⭐
かくして、アスフェン達はカルテットの街並みが一望できる丘に到着した。
丘のてっぺんに石碑が建立されている。
アスフェンが石碑を前にして、手を合わせる。
「あの、ブリエッタさん。あの石碑は……」
ケラスターゼがブリエッタに尋ねる。
「ああ、あれは俺達と同じパーティーだったノリオ・アヤメヤの墓なんだ」
「え、お亡くなりに……?」
「魔王の幹部集団と魔王の右腕を相手に単騎で戦闘し、右腕以外を全部屠った。惜しくも右腕には届かなかったらしいがな」
「たった一人で……」
『魔王を復活させようとしている集団があるらしい、お前ならどうする?ノリオ』
アスフェンが石碑に手をおく。
『お前なら『全部ぶっ潰そうぜ』って言うんだろうな』
石碑がじんわり暖かくなったような気がした。
『俺も同意見だ』
アスフェンがブリエッタ達のところへ戻る。
「じゃあ学園とやらに案内してくれよ」
「おう、じゃあ行くぜ」
今度はブリエッタが戦闘になって歩きだす。
⭐⭐⭐
「俺はスーパーナンパマンのイケメソ・モッテマクーリ、今日も学園トップクラスの美女を両脇に侍らせて廊下を闊歩する。
しかしこれはこの俺の優雅な学園生活のほんの一部でしかない。
他にも一緒にご飯を食べたり身体を洗わせたり、寮のキングサイズのベッドで……ングヌハー!鼻の穴でっかくなっちまうよー!鼻の下ロングソードやないかーい!」
容姿端麗な金髪男が気が狂ったかのように喋りながら歩く。
勿論、彼の妄想を垂れ流しているのではなく、彼の両脇には確かに美女がいる。
彼に落とせない女はいない。
学園の同年代か、歳上はすべて喰らっている。
年下は?と思う読者もいるだろう。
彼曰く年下、特に歳が八歳以上離れている女の子を喰らうのは御法度らしいのだ。
そんなモテる彼に強力なライバルが現れたのだ。
『ついさっきすれ違った男、なかなか良い女を侍らせていた、羨ましい』
イケメソが爪を噛む。
『うーらーやーまーしい~!』
イケメソが頭をブンブン振る。
『今すぐナンパバトルだ!カルテット王国一番のモテ男の座を死守せねば!』
イケメソが踵を返す。
美女もあとに続く。
『いた、あの男だ、名誉講師のブリエッタさんと話している。ブリエッタさんの話を遮りたくはないが俺が俺であるためなんだ、仕方がない!』
アスフェン達が物凄い勢いで近付いてくるイケメソに気が付いた。
「おい、なんだあれ」
「イケメソ・モッテマクーリだ。イケメンだろ?顔よし、腕よし、性格は……ちとご愛嬌」
ブリエッタが苦笑いする。
「こわこわこわこわ!」
レグルスがイケメソの剣幕に圧され、ケラスターゼの後ろに隠れる。
「きみ、その女の子達をどうやってナンパした!」
イケメソが叫ぶ。
「……は?ナンパ?」
アスフェンが困惑する。
「そうだ!君が侍らしている美女はどうやって落としたんだ!」
「こいつ言い方気持ちワルッ!あのなぁ、俺はなにもしてない!勝手についてきただけだ」
アスフェンが反論するが、イケメソは聞く耳を持たない。
「やかましいっ!」
「聞いたくせにやかましいって……」
「この俺様が貴様にナンパ勝負を挑ませてやろう!対象はカルテット王国中の女性だ。
おっと、二十歳以下は御法度だからな」
「俺になんのメリットもないからやらない」
「ほほう、交渉上手だな」
『なんの交渉だよ……』
アスフェンが泡を噴く。
「君が勝ったならば俺様が今侍らしている『眷属』を全てやろう!」
いつの間にか集まっていた野次馬がざわつく。
「あいつのアイデンティティーを!?」
「私が新しい『眷属』の座に座るチャンス……!」
アスフェンがマジの顔になる。
「『眷属』?お前魔族か、そうなら問答無用で殺す」
「違うわ、あほか!だいたい魔族が『眷属』なんて言葉を使うなんて初めて知ったぞ」
今度はイケメソが困惑する。
『なんだこの人、落ち着いて見てみれば、立ち姿から強者の覇気が溢れだしている』
「『眷属』は俺が好き好んで使っているだけだ。二重の意味で。とにかく、今日の夜、ここに戻ってこい。ナンパした者を連れてな」
イケメソが去っていく。
「全く、ホントにめんどくせー」
アスフェンが嘆く。
「私たちがナンパされたという体にすれば……」
「一度見た女の誤魔化しは効かないぜ、アイツには」
ブリエッタが苦笑いする。
「……良いこと思い付いた」
ケラスターゼが意地の悪い笑顔を見せる。
ヨアンを倒して一週間、アスフェン達はカルテット王国にいた。
そして今、宮殿で先のデュラハン討伐と合わせて表彰を受けているところだ。
表彰式にはアスフェン達は勿論、ギルドマスターやイザベラ、ブリエッタも参列している。
無論、国王夫妻もである。
「ホホ、今日はゆっくりしていかれると良い、英雄殿」
国王アヴェンド・マービーがアスフェン達に話しかける。
「お気遣い痛み入ります、陛下」
アスフェンが跪く。
ケラスターゼ達も跪く。
「いやいや、そんなのはやめてくれ、あのときみたいにガツガツきておくれよ、式典の時だけちゃんとしてくれれば良いからさ」
「ふふ、相変わらずね、ヴェスちゃんは」
国王婦人のメアリー・マービーが笑う。
「そうでしょうか?」
「ええ」
レグルスが目を輝かせながら極彩色の天井を見上げる。
「ヌホー、綺麗だなあ」
「柱に宝石が埋め込まれてるぞ」
アリスとレグルスが駆け寄る。
「「スゲー!」」
ブリエッタとイザベラが近付いてくる。
「すまねぇな、アスフェン。一緒に行けなくてよ」
「子供達があなたに会いたがってるわよ」
「気にすんな、てか、子供?」
「ええ、フュートレック国立冒険者学園の子供達よ」
「あー、ここにもそんな学校あったな」
アスフェンが頷く。
「わかった、アイツに挨拶したらブリエッタと一緒に行くよ」
アスフェンがブリエッタと歩きだす。
「師匠ッ!私たちも行きますよ!」
アリス達があとを行く。
⭐⭐⭐
かくして、アスフェン達はカルテットの街並みが一望できる丘に到着した。
丘のてっぺんに石碑が建立されている。
アスフェンが石碑を前にして、手を合わせる。
「あの、ブリエッタさん。あの石碑は……」
ケラスターゼがブリエッタに尋ねる。
「ああ、あれは俺達と同じパーティーだったノリオ・アヤメヤの墓なんだ」
「え、お亡くなりに……?」
「魔王の幹部集団と魔王の右腕を相手に単騎で戦闘し、右腕以外を全部屠った。惜しくも右腕には届かなかったらしいがな」
「たった一人で……」
『魔王を復活させようとしている集団があるらしい、お前ならどうする?ノリオ』
アスフェンが石碑に手をおく。
『お前なら『全部ぶっ潰そうぜ』って言うんだろうな』
石碑がじんわり暖かくなったような気がした。
『俺も同意見だ』
アスフェンがブリエッタ達のところへ戻る。
「じゃあ学園とやらに案内してくれよ」
「おう、じゃあ行くぜ」
今度はブリエッタが戦闘になって歩きだす。
⭐⭐⭐
「俺はスーパーナンパマンのイケメソ・モッテマクーリ、今日も学園トップクラスの美女を両脇に侍らせて廊下を闊歩する。
しかしこれはこの俺の優雅な学園生活のほんの一部でしかない。
他にも一緒にご飯を食べたり身体を洗わせたり、寮のキングサイズのベッドで……ングヌハー!鼻の穴でっかくなっちまうよー!鼻の下ロングソードやないかーい!」
容姿端麗な金髪男が気が狂ったかのように喋りながら歩く。
勿論、彼の妄想を垂れ流しているのではなく、彼の両脇には確かに美女がいる。
彼に落とせない女はいない。
学園の同年代か、歳上はすべて喰らっている。
年下は?と思う読者もいるだろう。
彼曰く年下、特に歳が八歳以上離れている女の子を喰らうのは御法度らしいのだ。
そんなモテる彼に強力なライバルが現れたのだ。
『ついさっきすれ違った男、なかなか良い女を侍らせていた、羨ましい』
イケメソが爪を噛む。
『うーらーやーまーしい~!』
イケメソが頭をブンブン振る。
『今すぐナンパバトルだ!カルテット王国一番のモテ男の座を死守せねば!』
イケメソが踵を返す。
美女もあとに続く。
『いた、あの男だ、名誉講師のブリエッタさんと話している。ブリエッタさんの話を遮りたくはないが俺が俺であるためなんだ、仕方がない!』
アスフェン達が物凄い勢いで近付いてくるイケメソに気が付いた。
「おい、なんだあれ」
「イケメソ・モッテマクーリだ。イケメンだろ?顔よし、腕よし、性格は……ちとご愛嬌」
ブリエッタが苦笑いする。
「こわこわこわこわ!」
レグルスがイケメソの剣幕に圧され、ケラスターゼの後ろに隠れる。
「きみ、その女の子達をどうやってナンパした!」
イケメソが叫ぶ。
「……は?ナンパ?」
アスフェンが困惑する。
「そうだ!君が侍らしている美女はどうやって落としたんだ!」
「こいつ言い方気持ちワルッ!あのなぁ、俺はなにもしてない!勝手についてきただけだ」
アスフェンが反論するが、イケメソは聞く耳を持たない。
「やかましいっ!」
「聞いたくせにやかましいって……」
「この俺様が貴様にナンパ勝負を挑ませてやろう!対象はカルテット王国中の女性だ。
おっと、二十歳以下は御法度だからな」
「俺になんのメリットもないからやらない」
「ほほう、交渉上手だな」
『なんの交渉だよ……』
アスフェンが泡を噴く。
「君が勝ったならば俺様が今侍らしている『眷属』を全てやろう!」
いつの間にか集まっていた野次馬がざわつく。
「あいつのアイデンティティーを!?」
「私が新しい『眷属』の座に座るチャンス……!」
アスフェンがマジの顔になる。
「『眷属』?お前魔族か、そうなら問答無用で殺す」
「違うわ、あほか!だいたい魔族が『眷属』なんて言葉を使うなんて初めて知ったぞ」
今度はイケメソが困惑する。
『なんだこの人、落ち着いて見てみれば、立ち姿から強者の覇気が溢れだしている』
「『眷属』は俺が好き好んで使っているだけだ。二重の意味で。とにかく、今日の夜、ここに戻ってこい。ナンパした者を連れてな」
イケメソが去っていく。
「全く、ホントにめんどくせー」
アスフェンが嘆く。
「私たちがナンパされたという体にすれば……」
「一度見た女の誤魔化しは効かないぜ、アイツには」
ブリエッタが苦笑いする。
「……良いこと思い付いた」
ケラスターゼが意地の悪い笑顔を見せる。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる