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第7章 躍進 -乙女豹アルテミス編-

第267歩目 女神のマネージャー!

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 前回までのあらすじ

 歩はいつも小賢しーよねー┐(´ー`)┌

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 長き戦いも無事終わり、遂にポセイドン様に勝利することができた。

 本当に、本当に長かった。
 しかし、ここからはずっと俺のターンだ!

「それで、筋弟ブラーザは何が望みなのだ?」
「付き人の、付き人のランクアップをお願いしましゅ!」

 おっと。嬉しさのあまり噛んでしまった。

「お願いしましゅ、だってー! あーははははは( ´∀` )」
「ふッ」

 なんだろう。全く怒る気になれない。
 今の俺には、アテナの耳障りな笑い声すらもとても愛おしく感じる。

 なんだか悟りを開けたような清々しさ。
 これは......もしや、仏の歩さんが爆誕しちゃったんじゃない!?

「アテナや、どんどん笑うがえぇ。笑う門には福が───いや、女神様が来るからな」
「なにいってんのー? きもちわるーr(・ω・`;)」
「ご褒美です。ありがたやー、ありがたやー」
「ほんとーにきもちわるーい(´;ω;`)」

 今や御仏と心を通わせた俺には、目の前のアテナが幸運の女神様としか思えない。
 故にいくら罵られようと、いくら気味悪がられようと、手を合わせざるを得なかった。

「ナンマイダー」
「こらー! それ、死んでるでしょーヽ(`Д´#)ノ」


 ■■■■■


 俺は相当気分が良いらしい。貴重な時間をアテナなんぞと戯れてしまった。
 さて、どうしようもない駄女神とじゃれ合うのはこれぐらいにして、早速本題に移ろう。

 俺は、再度『付き人のランクアップ』をお願い奉る。

「本当にそんなもので良いのか、筋弟ブラーザ
「はい。そんなもので良いんです。そんなものが嬉しいんです」

 ものの価値観はそれぞれ異なる。
 ポセイドン様には『そんなもの』であっても、俺にとっては『そんなもの』ではないのだ。

「まぁ良かろう、その願いを叶えようぞ」
「っしゃあ! ありがとうございます!」
小妹リトール・シスターよ、良いな?」
「んー。いいよー(・ω・´*)」
「ん?」

 一体、何の確認を?
 そもそも、アテナなんぞに確認を取る必要性は?

「なぜ、アテナに確認をされたのですか?」

「ワシの権限内で神位を上げるのは訳がない。だがな、婚約者であっても筋弟ブラーザ小妹リトール・シスターの部下のようなもの。一応、上司への確認は必要であろう? この後、ワシも上司ではないが薄小妹スモール・シスターに報告するぞ」

「なるほど。報連相は大切ですもんね......って、神位ってなに!?」

 この際、俺がアテナの部下うんぬんの件はいいとしよう。
 ただ、神位とかいう何やら穏やかならぬ言葉が聞こえたような......。
 
「なんだ? 教えておらんかったのか?」
「聞いていないぞ!?」

 全ての視線がアテナに集まるも、こいつは至ってキョトン顔。

「教えるひつよーあるー? ふつー、最高神わたしに仕える者が無位無官とかありえないでしょー(。´・ω・)?」
「ぬ? それもそうだな」
「え? それで納得しちゃうんですか?」

 貴人には、それに相応しい品位と行動、地位が求められる。
 それは貴人に仕える者もまた然りだとか......そんなの知らんがなッ!

 そういう大事なことはちゃんと教えて欲しい。
 とはいえ、教えられたところで何かが変わるものではないけれど。
 きっと「ふーん。どうせ旅行中の間だけだろ?」と、軽く流していたようにも思う。

「じゃー、べつにいいじゃーん(´・ω・`)」
「良かねえよ! 心の準備とか諸々あるんだよ!」
「ひつよーなしヽ(o・`3・o)ノ」
「お前が決めんな! というか、アテナはともかく、ニケさんはなぜ教えてくれなかったんだ?」
「だからー、ひつよーがなかったからでしょーr(・ω・`;)」
「え?」

 付き人は臨時の神位。
 それは一代限りの『竜殺し』と同じようなもの。
 故に、付き人の位は名ばかりの名誉職のようなものなんだとか。

「きゅーりょーもでないしねー。どうー? ひつよーあるー(。´・ω・)?」

 なるほど。アテナの言いたいことが分かった気がする。
 俺とアテナのこと以外は効率を最優先する、あのニケさんのことだ。
 そんな有るような無いような位のことをいちいち話す訳がないということか。

「そんな訳でおめでとー、歩君! 君は今日から『マネージャー』だ(`・ω・´)」
「お前は誰だよ!?......あぁ、もう! どこから突っ込んだらいいか分かんねえ!」

 ともかく、今日から俺はアテナの『マネージャー』になったらしい。


 ■■■■■


 どうやら『マネージャー』になったからといって、仕事が増える訳ではないらしい。
 それはそうか。名誉職で無給なのに、これで仕事だけが増えたら堪ったものではない。

「むきゅー? いやいやいやー。どんな願いも一つだけ叶えてあげる約束じゃーん( ´∀` )」
「はぁ!? あれがそうだったの!? 割に合わな過ぎだろ!」

 神界の給与体系に異議あり!
 労働者の権利を駆使して労働組合に訴えてやる!!

「えー。ニケじゃー、割にあわないー(。´・ω・)?」
「ぐぅ!?」

 この駄女神、痛いところを突きやがる。
 仮にその話が本当なら、割に合わないどころではない。
 俺の一生───いや、消滅するその日までタダ働きしても尚足りないぐらいだ。
 ニケさんとは、俺にとってそれだけの価値がある女神様なのだから。

(......待てよ? ニケさんの件は、アテナの旅行に付き添うことに対する褒美だったはずでは?)

 どうにもこうにも辻褄が合わない。
 なんだかいいように、アテナにからかわれているような気がしてならない。

「うーそだよーん! 歩はからかいがいあってたーのしー! あーははははは( ´∀` )」
「ッ! このくそ駄女神が!!」
「うむ。仲良きことは善きことかな。小妹リトール・シスター筋弟ブラーザ結婚生活みらいは明るいな」
「なんでそうなります!? まさか目も筋肉で出来ているんじゃないですよね!?」
「ぬ? 筋肉で鍛えられぬ場所などないわ! 筋肉こそ至高!」
「ちがうよー! お菓子が至高だからねー(`・ω・´) 」
「お前らの与太話なんてどうでもいいわ! はよ、報酬を寄越さんかい!」

 ウザい女神に、筋肉バカ。
 確かに仰る通り、俺の異世界生活はお先真っ暗なようだ。

 そんなどうでもいい時間をゆるやかに過ごしていく内に───。

何万年ひさしぶりに親族と楽しい時間を過ごせた。感謝しよう」

 いよいよ、ポセイドン様とお別れの時間がやってきた。

 意識が遠退いていく感覚というか、どこか夢見心地な不思議な感覚。
 そう、今目にしているもの全てが幻の、夢の中の出来事だと思わせる幸せなもの。
 これは強制的に神の間を移動させられる不快な感覚とは異なる、地上へと戻るサイン。

「『付き人』と『ウォーキング』のランクアップ、本当にありがとうございました」
「そういう約束だったからな。ワシとしては、本当にそんなもので良かったのかどうか分からぬが」
「いえいえ。非常に助かりましたよ」
「そうか。ならば良い。小妹リトール・シスター筋弟ブラーザよ、今後はいつでも気軽に訪れよ。歓迎しよう。まぁ、筋弟ブラーザの場合は生きておったらの話だがな。ガーッハッハッハ!」
「縁起でもないこと言わないでくれます!?」

 いや、本当にその通りなんですけどね!?
 神であるアテナと違って、俺はただの人間ですし。

 俺は苦笑しつつも、ポセイドン様と固く握手を交わした。

「......」
筋弟ブラーザ、どうした?」

 なんだか、少しだけ名残惜しい。

 ポセイドン様は最初から最後まで、人間でしかない俺を本当の弟だと思って接してくれた。
 たとえ、それが『愛妹アテナの婚約者だから』という理由があったとしてもだ。
 俺は一人っ子だから兄弟のことはよく分からないが、仮に兄貴がいたとしたらこんな感じなのだろうか。

(兄弟って......なんか良いな)

 だからこそ、ポセイドン様に改めて感謝したい。

「義兄上、本当にありがとうございます」

 相手をするのはとても疲れてしまったが、義兄あにとしてはとても良い神様だった。筋肉バカなだけで。
 少なくとも、今まで出会った多くの神々と比較すると、まともで良心的な神様なのは間違いない。筋肉バカなだけで。

「ぬ? そう改まれると、なんだか照れるのぅ。ガーッハッハッハ!」

 少し気恥ずかしげに笑うポセイドン様はとても印象的だ。
 そうだな。背景は夕陽が沈み行く浜辺なんかがとても似合いそう。

「───! ───! ───!」
「......」

 そして、そんな俺とポセイドン様の(男と男の)やりとりを見て、まるで「脳内メモリーに保存しなくちゃ!」とでも言わんばかりに、瞳を爛々と輝かせ鼻息荒くマッスルポーズをしているメドゥーサ様も別の意味で印象的である。......そ、そうだな。柱からこっそりとこちらを窺っているシーンなんかが似合うんじゃないかな?

 更にはこいつも加わってきて───。

「ポセイドンお兄ちゃん、顔まっかー! エ○モみたーい! あーははははは( ´∀` )」
「......」
「......」

 いや、本当、女性陣あんたらのせいで別れの挨拶が台無しだよ!


 何はともあれ、無事『付き人』と『ウォーキング』のランクアップを果たし、地上へと戻ったのだった。


(十連ガチャの成果)

①アルテミスの一日降臨権
②エリスの○○○○
③ニケとの六日間デート権
④付き人とウォーキングのランクアップ
⑤ポセイドン夫妻からの婚約祝い

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『アテナ』 レベル:3 危険度:極小

種族:女神
年齢:ーーー
性別:♀

職業:女神
称号:智慧の女神

体力:50
魔力:50
筋力:50
耐久:50
敏捷:50

装備:殺戮の斧

女神ポイント:1,185,090【±0】 

【一言】やーっとコンちゃんにあえるー( ´∀` )
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アユムの所持金:253,452,200ルクア【±0】 
冒険者のランク:SS(クリア回数:40回)

このお話の歩数:約500歩 
ここまでの歩数:約196,137,200歩

アユムの旅行年:76ヶ月+27日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『アユム・マイニチ』 レベル:39610【↑19805】

種族:人間
年齢:26
性別:♂

職業:凡人
称号:女神のマネージャー/竜殺しドラゴンスレイヤー/青い彗星ダークルーラー
所有:ヘリオドール/ねこみ/ねここ/インカローズ・ユリ他43人

体力:39620(+39610)【↑19805】
魔力:39610(+39610)【↑19805】
筋力:39615(+39610)【↑19805】
耐久:39615(+39610)【↑19805】
敏捷:42070(+42010)【↑19805】

装備:竜墜の剣ドラゴンキラー       (敏捷+2400)
   神剣デュランダル   (???)
   魔神槍ゲイ・ヴォルグ (体力&魔力+20000、『青い彗星ダークルーラー卿』化)

技能:言語理解/ステータス/詠唱省略

Lv.1:初級光魔法/初級闇魔法

Lv.2:浄化魔法

Lv.3:鑑定/剣術/体術/槍術/索敵/感知/隠密
   偽造/捜索/吸収/治癒魔法/共有
   初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法
   初級土魔法/ 物理耐性/魔法耐性
   状態異常耐性

Lv.4:初級風魔法 (※『竜墜の剣』装備時のみ)

Lv.5:???   (※『神剣デュランダル』装備時のみ)

共有:アイテムボックスLv.3
   パーティー編成Lv.3
   ダンジョンマップLv.3
   検査Lv.3
   造形魔法Lv.3
   奴隷契約Lv.3

待機:申請魔法Lv.3
   ワールドマップLv.3
   マッピングLv.3

加護:『ウォーキング2』 Lv.39610 16560(+8280)/39610
   『NTR』     Lv.35000 7430(+3715)/35001
   『不協和音』    Lv.27462 20968(+10484)/27463
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後書き

 今日のひとこま

 ~ポセイドン夫妻からの婚約祝い~

「二つ目の願いもそんなもので良いのか?」
「はい。『ウォーキング』のランクアップでお願いします」
「ふむ。まぁ、それが望みならば叶えよう」
「ありがとうございます!」

「それにしても、ウォーキングか。効果はあるのか?」
「ポセイドン様が期待されているほどの効果はありませんよ。あくまで趣味の範囲、健康に良いだけですから。人間の間では割とメジャーなんです」
「そうか。筋弟ブラーザは───人間は変わっておるのぅ。鍛練にすれば良いものを」
「まぁ、継続することが重要ですからね」

「うむ。その通りだ。継続と言えば......」
「なんでしょう?」
「引き続き、小妹リトール・シスターのことをよろしく頼む。仲良くな」
「オ、オマカセクダサイ......HAHAHA」

「とはいえ、筋弟ブラーザばかりに押し付けるのも良くないな。......せっかくだ。妻よ、あれを頼めるか?」
「......(コクリ)」
「あれ、とは?」
「ワシと妻からの婚約祝いだ。受け取れい」

「こ、婚約祝い!?(......やっべ!? 退路を絶たれた感じ!?)......って、おぉ!?」
「感じたか? 先程筋弟ブラーザの加護をランクアップした訳だが、特別にランクアップ後の力に合わせておいたぞ」
「マ、マジですか!? アテナ、どうなんだ!? 俺は神界では確認できないから代わりに見てくれ!」
「そだねー。ポセイドンお兄ちゃんの言う通りだよー(・ω・´*)」

「うぉぉおおお! ポセイドン様! メドゥーサ様! ありがとうございます!!」
「うむ。喜んでくれて何よりだ」
「(´・ω・`)」
「ん? アテナ、どうした?」

「なんでもなーいヽ(o・`3・o)ノ」
「なんなんだよ、一体。アテナも一緒に喜んでくれたっていいだろ、全く」
「伝えぬか......いや、筋弟ブラーザの健闘を祈る」
「......ガンバッテ」
「!!?」

 メドゥーサ様がしゃべった、だと!?
 というか、俺は何を頑張れば良いんだ?
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