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世界観
世界編!
しおりを挟むこちらは本編ではございません。
ネタバレも含みますので、プロローグからお読み頂くことをオススメします。
5/14 世界観の世界編!に一部追記をしました。
追記箇所は、『魔法と魔術と錬金術』・『スキルの隠しパラメーター』・【魔動駆輪】・【サクラ號】となります。
5/23 世界観の世界編!に一部追記をしました。
追記箇所は、『アイーナ特別総合病院』となります。
6/16 世界観の世界編!に一部追記をしました。
追記箇所は、『爵位』となります。
6/23 世界観の世界編!に一部追記をしました。
追記箇所は、『冒険者』・『依頼』となります。
7/24 世界観の世界編!に一部追記をしました。
追記箇所は、『白皇学園』・『四瑞家』となります。
8/5 世界観の世界編!に一部追記をしました。
追記箇所は、『種族紹介』の犬人族と猫人族・『兵士階級』となります。
8/7 世界観の世界編!に一部追記をしました。
追記箇所は、『恋愛相関図』の須藤澄香とアメジスト・『第二回ランキング』・『周辺地図』の挿絵追加となります。
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現在の世界の大まかな設定です。
本編の補足事項などをまとめているだけですので、本編ではございません。
変更点あり次第、随時追記していきます。
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【種族紹介】
人間族 ・・・男女差別は全くない。ほぼ対等の関係を築いている。
女性も積極的に冒険者になっている。
性欲と数に優れた種族。一番欲望に忠実であると言われている。
獣人族 ・・・全種族から奴隷扱い。200年前の魔王が獣人だったため。
体の造りは人間で、耳や尾などが備わっている。見た目は人間そのもの。
ドワーフとエルフは比較的友好的。人間は排他的。
身体能力に優れた戦闘種族で、他の追随を許さないほど。
男は戦闘用、女は鑑賞・性奴隷として人気。
習性として、4ヶ月ごと(赤月の日)に発情期を迎える。
発情を我慢することは地獄の苦しみらしい。
(人獣) ・・・獣人族。母親は獣人ではあるが、突然変異で産まれてくる異形種。
体の造りは動物で、二足歩行や人語を理解する。見た目は動物そのもの。
獣人に比べると知能面は劣るが、身体能力は大幅に優れる。約1.5~2倍。
獣人は差別の憂き目にあっているが人獣は獣人からも嫌悪される傾向がある。
同種族からの嫌悪は凄まじく、産まれてすぐ母親に捨てられる者がほとんど。
人間族から見たら獣人も人獣も同じようなもの。一括りにされることが多い。
(妖狐族) ・・・獣人族の中の1種族。非常に珍しい種族。森の神を崇拝している。
太古の昔、神獣である九十九尾が神の座を狙うべく反乱を興すも失敗。
太古の戦争には知慧の女神アテナや勝利の女神ニケも関わっているらしい。
反乱後は狩猟の女神アルテミスのペットとして現在まで生きている。
子孫は下界に降り、その末裔がヘリオドールとなる。
基本的にみな美しい容姿を持つが胸は絶壁クラス。
獣・幼体・成体・幻獣・神獣に変化できる(幻獣・神獣は本当に稀)
尻尾数で強さが異なり、獣1本・幼体2本・成体6本・幻獣24本・神獣99本。
(白狼族) ・・・獣人族の中の1種族。非常に珍しい種族。森の神を崇拝している。
太古の昔、神獣であるフェンリルが異世界に渡る為、神に反乱を興すも失敗。
太古の戦争には知慧の女神アテナや勝利の女神ニケも関わっているらしい。
反乱後は狩猟の女神アルテミスのペットとして現在まで生きている。
子孫は下界に降り、その末裔がゼオライトとなる。
基本的にみな美しい容姿を持ち、スレンダーな体型。
勇者トキオにより、白狼族は絶滅。ゼオライトが唯一の白狼族となる。
変化形態は獣・幼体・成体・神獣の4種。ゼオライトは現在、獣・成体のみ。
(蜥蜴人族)・・・獣人族の中の1種族。森の神を崇拝している。
水辺に群れで生息していることが多く、比較的数も多い。
奴隷となる種族ではメジャー。集団行動に秀でているので人気もある。
高潔で忠義心厚く、とにかく真面目な性格。真面目過ぎるのが短所。
公共事業や兵隊として活用。将棋で例えるなら『歩』の役割となる。
昔、魔王軍の尖兵として活躍していた経歴を持つ。魔法の才能は0である。
基本的に男女ともにスタイルが良く、戦闘向きな性格と体型を併せ持つ。
容姿は人間をベース。くっきりと見える鱗や大きな尻尾が特徴である。
(犬人族) ・・・獣人族の中の1種族。森の神を崇拝している。
親世代から奴隷である根っからの奴隷種族。比較的数も多い。
奴隷となる種族ではメジャー。集団行動に秀でているので人気もある。
仲間思いで主人思い、基本的に甘えん坊な性格。嫉妬深いのが短所。
兵隊や愛玩、家人として活用。雑用係といえば犬人族と言われている。
昔、魔王軍の尖兵として活躍していた経歴を持つ。魔法の才能は0である。
基本的に男女ともにスタイルが良く、容姿端麗。男奴隷は女勇者に大人気。
容姿は人間をベース。もふもふした耳や尻尾、犬歯が特徴である。
(猫人族) ・・・獣人族の中の1種族。森の神を崇拝している。
親世代から奴隷である根っからの奴隷種族。比較的数も多い。
奴隷となる種族ではメジャー。集団行動には不向き。
気まぐれでめんどくさがり、基本的に自己中な性格。大雑把な点が長所。
諜報や愛玩、鑑賞用として活用。性奴隷といえば猫人族と言われている。
昔、魔王軍の諜報兵として活躍していた経歴を持つ。魔法の才能は0。
基本的に男女ともにスタイルが良く、容姿端麗。女奴隷は男勇者に大人気。
容姿は人間をベース。もふもふした耳や尻尾、肉球、猫目が特徴である。
妖精族 ・・・厳格な種族。掟や規則を最優先に考える為、争いが絶えない。
長年の争いを経て、戦闘に特化しており男女ともに筋骨隆々。
長命少数という特徴から長命多数に。今では人間族に次ぐ繁殖力。
風と自然に愛された種族。エルフが育てると豊作率が高まるとかなんとか。
小人族 ・・・酒好き。力持ち。鍛冶能力に優れる種族。性格は全種族中一番穏やか。
ドワーフの女性はお嫁さんにしたいランキング10年連続で1位。
逆にドワーフの男性は圧倒的不人気。
魔族 ・・・存在すら危ぶまれるほど表舞台から姿を消している。
ここ100年近くは目撃情報なし。魔王とは一体なにものなのか?
知恵と魔力に優れた種族。戦闘力は獣人に次ぐと言われている。
悪魔族 ・・・女神一族のペットになっている種族。
基本的には神獣が多い。
竜族 ・・・地上の支配者たる種族。絶対的母数が少ない。
現在はダークネス・ドラゴンロードの元、勢力拡大に努めている。
3000年前に世界征服に挑むも5人の勇者によって阻止される。
この種族は特別で、♂と♀で愛し合わなくても子が生まれる。
♂と♂、♀と♀が受け入れられている珍しい種族。
(黒死竜) ・・・竜族の中でも非常に稀な種族。種族と判断してもいいものか迷うレベル。
現在はダークネス・ドラゴンロードとモリオンの2人しか存在しない。
卵から生まれる通常の竜族とは異なり、負の概念から生まれる特殊な竜族。
生まれた時から特殊な力を持つ天才体質。なにかしらの弊害を持つ。
レベルアップに必要なのは経験値ではなく負の感情。
古戦場においては無限にレベルアップができる恐ろしい種族。
ちなみに、負の感情に意識を乗っ取られるのは未熟な証拠である。
天使 ・・・神の使いとされている。
実際は勇者が神の使いとされているので、あまりその存在は知られていない。
実態は雑務係。将来的には神へとなれるが、それまでには数億年を費やす。
戦闘力はまるで皆無。神力も皆無。
それ故か、神界ではアルテミスのペット達にも顎で使われる存在。
堕天する天使も多いと噂される超ブラック企業。
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【勇者】
①俗に異世界人を総称して、そう呼ばれる特別な力を有する人達。
神の使いとも言われ、現地人からは尊敬・象徴・羨望・畏敬の対象。基本的に金持ち。
②大半の勇者が異世界生活を満喫していて魔王退治をほとんど放棄している。
勇者業を行っている勇者もいるが極一部。少ない方から数えたほうが早いぐらいの人数。
勇者業を放棄した勇者の7割ぐらいは加護の力で悠々自適で真っ当な生活をしている。
残りの3割は『魔勇者』化して、各国で好き勝手放題に暴れている。被害は甚大。
その為、勇者業をしている正当勇者が『魔勇者』討伐を行っていることもある。
③各国からは中級貴族(【子爵】)並の特権と待遇を受ける。
人間族の国・・神の使いで貴族並みの待遇。各国が競って召し抱えようと躍起になっている。
特に王女や皇女、貴族令嬢との婚姻政策を積極的に行い、執拗に縁を作りたがる。
『勇者のいる国から勇者の国』を目指している国も存在している。
現在勇者自身が治めている国はないが、王太子や皇太子の勇者は存在している。
獣人族の国・・
ドワーフの国・神の使いで貴族並みの待遇。特に技術系加護持ち勇者は国の宝扱いとされる。
召し抱えることはないが、国お抱えとして技術提携を結んでいる。
お互いにwin-winな関係を望んでおり、それが叶わないならすっぱりと諦める。
他国に召し抱えられている勇者であっても、気兼ねなく技術交渉を行う。
エルフの国・・建前上は神の使いで貴族並みの待遇。国民と権力者で待遇は全く違う。
(国民)神の使いとして絶対の忠誠を誓う。王や皇帝よりも遥かに上。
(権力者)国を統治する上でのやっかい者。基本的には国からすぐ追い出す。
勇者の中でも暗黙のルールとして、あまり近づかないようにされている。
魔族の国・・・
竜族の国・・・
④レベルはもたらされた経験値によって上がる。
経験値は魔物から得られるが、現地人と違って人を殺害した時にも得られる。
強大な魔物であればあるほど貰える経験値は多く、それは人も同様である。
魔物から得る経験値よりも人から得る経験値のほうが圧倒的に多い(2~5倍)
その為、力に溺れる勇者がそれなりに多い(『魔勇者』化)
⑤レベルが上がった際に、『勇者ポイント』を得る。
この『勇者ポイント』を使用することで、現地人とは隔絶たる力を手にすることができる。
レベルが上がれば上がるほど、貰える『勇者ポイント』は多くなる。
⑥『勇者ポイント』は各ステータスに自由に割り振ることができる。
対象は、レベル・体力・魔力・筋力・耐久・敏捷・スキル獲得・スキルのレベル上げ。
特にスキル獲得、スキルのレベル上げには大量の『勇者ポイント』を使用する。
逆にレベルや各ステータスに必要な『勇者ポイント』は少ない。
⑦勇者は器用貧乏な側面を持つ。
あらゆるスキルを獲得できるが制限が設けられている。
基本スキル(剣術や体術など)や初級魔法以外は最大でもレベル3までしか取得できない。
その代わりに強靭な肉体を有し、神の肉体とも言える神秘を宿している。
⑧勇者は死にはするが、年は取らない。
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【正統勇者】
①勇者の中で、いまだ勇者業をやめずに魔王討伐に精を出している勇者。
中級貴族(【伯爵】)並の特権と待遇を受ける。
②現在は未確認である魔王の代わりに魔勇者と化した勇者達を討伐していることが多い。
あくまで捕縛のみとなっていて、処分は国側に任せている。勇者側での処分は原則禁止。
最近は魔勇者化している勇者があまりにも多いので、激務となっている。
正統勇者雇用条約にサインしている国は基本的に無償で魔勇者を撃退している。
③数的には1000人に満たない集団となっており、稀に死亡している勇者もいる。
なお異世界人だけに限らず、現地人でも正統勇者が存在する。
ゼオライトもかつては、時尾とともに正統勇者の一員だった。今は両者ともに脱退。
④正統勇者雇用条約により、一つの国が正統勇者を抱えることは原則タブーとされている。
あくまで原則なので、勇者側も国側も非合法で結託している場合もある。
発覚時は正統勇者の称号を剥奪及び国側には魔勇者撃退時に多額の報奨金を請求する。
⑤全勇者特別機構にて承認された勇者のみが正統勇者と名乗ることができる。
全勇者特別機構とは民衆の善意を元に複数の勇者が立ち上げた特別な機関となっている。
ここにて勇者に関する様々な法が作られ、多くの国にて採用されることとなっている。
実は設立されてからそれなりに経っているものの最近まで形骸化していた。
ここ最近は活発に活動しているようだが、その背景には時尾が絡んでいるとかなんとか。
【正統勇者十傑】
①正統勇者の中でも特に実力及び功績が認められた十人の英傑達。
正統勇者自体も通常の勇者以上に好待遇を得られるが、この十人は破格の待遇を得る。
王や皇帝ですらなかなか手に入らない貴重品も、この十人なら手に入ったりすることもある。
身分上は上級貴族となっているがそれは建前で、実際は侯爵以上の待遇を得ている。
②十傑には鉄の掟が存在する。
『不惜身命』己の信じる正義の為には命を惜しまないこと。
十傑同士は非常に仲が良いが、この鉄の掟によって稀に口論になったりもする。
それでも最終的には己の正義が優先される。また優先してもいいことになっている。
③正統勇者十傑は神と同義とされているので不敬や不義は許されない。
仮に王や皇帝が恩赦を下しても民衆が許さないので不敬や不義を働くことは死に等しい。
④十傑はこれみな等しいとされているものの対外的に席次を設けている。
どの席次だから偉いとかはないが、基本的には貢献度または強さで席次が決まっている。
数字が若い席次ほど世界に貢献していて、正統勇者としての力量もしっかりしている。
(一席)『鳳凰寺 姫華』
通称ビーナス。日本人の勇者。波瑠の婚約者。『勇者姫』の異名を持つ。
地位は【公爵】であるが、他国からは一国の代表、王や皇帝扱い。
(二席)空席。元二席は『応龍淵 波瑠』
通称貴公子。日本人の勇者。姫華の婚約者。『真の勇者』の異名を持つ。
【公爵】の地位を捨て、魔勇者となっている。
(三席)現在は空席。応龍淵 波瑠により殺害。
地位は【公爵】。
(四席)【侯爵】
(五席)【侯爵】
(六席)現在は空席。応龍淵 波瑠により殺害。
地位は【侯爵】。
(七席)【侯爵】
(八席)『Caswell・Baerwaldt・Zeisler』
通称キャベツ。イギリス人の勇者。張の夫。『鉄壁の勇者』の異名を持つ。
【侯爵】ではあるが、爵位名を呼ばれるのは嫌で嫌で仕方がない。
(九席)現在は空席。応龍淵 波瑠により殺害。
地位は【侯爵】。
(十席)『王 張雛』
通称ガリ勉。中国人の勇者。キャベツの妻。『創造の勇者』の異名を持つ。
回復薬製造の第一人者。大の夫好き。爵位は頑なに固辞。
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【冒険者】
①対魔物のエキスパート。所謂、何でも屋。
対人のエキスパートは【騎士】と呼ばれる。国軍や貴族の私兵が大半。
魔物に関しては冒険者が請け負い、戦争に関しては騎士が請け負う。
但し、戦争に関しては冒険者を雇うこともある。
一国の比率的には、冒険者:騎士=7:3。
家柄に関係ない完全実力主義な世界。故に男女平等でもある。
②数多くある職業の一つ。但し、職業はどんな職種であっても冒険者となる。
(ex.剣士の冒険者であっても職業は冒険者。魔法使いの冒険者であっても職業は冒険者)
正規の剣士や魔法使いは騎士の部類となる。冒険者はあくまでも冒険者でしかない。
言うなれば騎士が正社員、冒険者は契約社員のようなもの。格差も当然あり。
ステータスや冒険者カードには【冒険者(剣士)】と表示される。
これは現在所持しているスキルから割り出されるので、スキル次第では変化もありえる。
③主な仕事は【依頼】や各町村の自警。特に自警に関しては冒険者頼りなことが多い。
各町村の若い息子や娘達の良い結婚相手として見られている傾向がある。
男冒険者は割りと幅広い層からの結婚相手に恵まれる。
女冒険者は勝ち気な性格になるせいか、覇気の無い跡取り息子の相手にと大人気。
中には各町村に旦那や嫁がいるという強者も存在する。但し、揉めることも多い。
他の職の人々からは『冒険者とは安住の地を求めてさまよう風来坊』とも言われている。
④冒険者には【E・D・C・B・A・S・SS・SSS】の8つのランクが存在する。
このランクには様々な恩恵がある。高ランクであればあるほど授かる恩恵も大きい。
(ex.Aランク以上ならダンジョン探索可&レベルアップ時にランク毎のステータスUP)
E~Bランクまでは該当ランクの依頼を5回達成することでランクアップ。
Aランク以上からは該当ランクの依頼を5回達成した上で、昇格試験を受ける必要あり。
昇格試験の内容は様々であり、Aランクより上のランク試験は主にその国の都で行われる。
ギルドのランクアップ試験の裁量はA(=ダンジョンを探索しても良い)ランクまでとなる。
⑤ギルドより冒険者カードが配布され、それが身分証明書となる。ランク毎に色が異なる。
E=黒色、D=紫色、C=緑色、B=青色、A=赤色、S=白色、SS=銀色、SSS=金色。
新人=E~Dランク。全冒険者の2割程。日々、冒険者の登録が絶えない為。
駆け出し=C~Bランク。全冒険者の2割程。昇格試験を突破できないBランクが多し。
一人前=A~Sランク。全冒険者の5.5割程。この辺りが騎士と同等の強さを有する。
ベテラン=SSランク。 全冒険者の0.5割程。熟練冒険者。ギルドからの信頼も厚い。
超越者=SSSランク。正統勇者及び十傑ぐらいにしか存在しない最高ランク。
⑥家柄で左右される騎士になる為の登竜門が冒険者である。
冒険者で大なり小なり手柄を立てることでランクが上がる=実績の証明ともなる。
SSランク以上ともなると、全勇者特別機構からの推薦状を得られるので騎士への就職に有利。
一代騎士職ではあるが、安定した収入を得られる。騎士職引退後も天下り先は豊富。
老後も安心な冒険者憧れの職が騎士である。但し、成り上がれる冒険者は一握り。
大半の冒険者はAランク、良くてSランクで人生を終えることがほとんどである。
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【冒険者ギルド】
①国の枠に囚われない超法機関。運営は全勇者特別機構。
職員も国の職員ではなく、全勇者特別機構の派遣職員となる。
任免権は全勇者特別機構にあるが、国の要請が任免に関わることもあり。
②時の勇者が作り出した一大組織。
昔、文化革命が行われていない異世界では、魔王討伐後、帰還する勇者が多かった。
そこで残された現地人が魔物の脅威から逃れる手段として組織されたのが冒険者ギルドである。
勇者の代わりに冒険者を育成、組織し、自衛手段の一環として作られたのが本来の目的。
現在は国と冒険者の橋渡しをする役割が強い。
③各国で経営するにあたり、各国の法に従うことが暗黙の了解となっている。
これは各地で活躍している『勇者』への風当たり(特に権力者からの)が強くならないようにする為の措置。
年々傲慢になりつつある勇者が増えてきた為、全勇者特別機構が出した苦肉の策となる。
負担は職員が負うことになるのだが、勇者への信仰心が特に強い者が多いので離職率はかなり低い。
④職員に選ばれる基準は、勇者への信仰心が国を超える者か、勇者の血縁者のみ。
全勇者特別機構にて血縁者かどうか調べる魔道具があり、職員は全員それにて検査される。
血縁者かどうかは知らされない。勇者は羨望の対象となるが、血縁者は嫉妬の対象にしかならないから。
職員は女性が優先的に選出される。理由は女性の方が勇者の血を色濃く受け継いでいるから。
ギルド職員の比率は女性8:男性2となる。男性職員は基本的には各国の首都にしかいない。
お給料はかなり良く、国の中流貴族並となる。その為、ギルド職員は花形の職業となっている。
職員の既婚率が高いのは容姿もさることながら、玉の輿、逆玉の輿狙いの者が多いからである。
⑤ギルド職員は地球形式の待遇を得られる。
週休2日制、産休育休、復職権利などは、日本のそれよりも随分としっかりしている。
特に子供についての政策は本腰が入っていて、全勇者特別機構にて全面的にバックアップ中。
異世界にて結婚している女性勇者からは、地球に、特に日本には戻りたくないと囁かれる程の充実っぷりである。
これらは全て十傑の一人が計画、実行しているとかなんとか。
⑥各地への派遣状況だが、基本的には若い者ほど内地 (=シンフォニア方面)寄りになる傾向が強い。
辺境方面は開拓地が多く、未知の危険性が高い為、自然と経験豊富な年配がそちらに派遣される。
その分、待遇は良くなっていくので、自ら志願する者も多い。特に五十音一家は顕著。
⑦冒険者ギルドは全勇者特別機構の運営する組織なので、国に秘匿している事項がかなり多い。
秘匿事項の開示権利があるのは全勇者特別機構の執行部及び十傑のみ。正統勇者ですら不可。
秘匿事項の中には緊急時にのみ使用が許可される転移陣も含まれる。
⑧全勇者特別機構を頂点に、その下には冒険者ギルドを統括するグランドマスターがいる。
そしてグランドマスターの下にギルドマスターがいて、職員へと続いていくのがギルドの組織図となる。
現在、竜殺しを誕生させ、都市に多大なる貢献を果たした一職員がグランドマスターの候補生となっている。
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【依頼】
①何でも屋である冒険者の主な仕事。冒険者ギルドが全てを管轄している。
依頼主は冒険者ギルドであったり、貴族や町人であったりと様々。
依頼内容も多岐に渡り、内容によって受注ランクや得られる報酬が異なる。
②一度に受けられる依頼は2つまで。一度受けたらキャンセル不可。
依頼者とギルドは信頼で成り立っている為、依頼を失敗すると冒険者は罰則を受ける。
罰則の主な内容は昇格に必要なクリア回数の減少。及び、冒険者としての信頼度低下。
依頼失敗が目立つようになると冒険者としての地位剥奪。二度と冒険者にはなれない。
ちなみに、他職に就くのも困難となる。これは他職とギルドが密接な関係にあるから。
結果、犯罪者へと身を落とすことに繋がる。山賊や海賊はそういった者がほとんど。
③依頼と一口でいっても種類は様々である。
内容によって特徴があるので、担当冒険者を誰にするかを判断するのは受付嬢の仕事。
『通常依頼』・・・ギルドや町人などが依頼してくる基本的な依頼。雑用に近い。
E~Bランクの主な仕事。Aランク以上で受ける者は少ない。
Aランク以上に頼みたい場合は指名依頼となるのが一般的。
依頼達成期間は2日間(48時間)となる。
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【薬草採取】 ランク:E (依頼主)魔法道具店
詳細:なるだけ上質の薬草をたくさん求む。
報酬:薬草の数×50ルクア(質によって報酬増加)
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『特別依頼』・・・ギルドや町人などが依頼してくる特別な依頼。
ランク:~+と表記。内容によってはわざわざ受注しなくともよい。
通常依頼よりも重要度が高く、達成の際に必要な報酬も多くなる。
所謂、金でものを言わせる為政者や貴族、金持ち用の依頼。
依頼達成期間は依頼によって異なるが、基本的に無期限。
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【猫探し】 ランク:E+ (依頼主)商家の娘
詳細:ミーちゃんを探して!
特徴:首輪をした三毛猫
報酬:20000ルクア
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『救援依頼』・・・ダンジョンにて行方不明者が出た場合に要請される依頼。
ダンジョン以外の行方不明者を探す依頼は通常か特別、指名となる。
依頼主は家族及び冒険者ギルド。冒険者への強制権は無い。
報酬の仕組みが複雑&命よりも金な世界なので、特別報酬は出るが人気も無い。
救援に参加した全員に報酬が支払われるかは依頼主である家族の経済状況次第。
冒険者ギルドが出す特別報酬は依頼を達成した冒険者のみに支払われる。
この依頼の本当の報酬はギルドからの信頼度UPだと言われている。
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【息子の救出】 ランク:A~ (依頼主)貴族の親
詳細:ダンジョンから戻ってこない息子の救出
特徴:必ず一度屋敷まで来ること
報酬:要相談
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『指名依頼』・・・ある特定の冒険者を名指しで指名する依頼。別名『強制依頼』。
基本的に断ることが不可能な依頼。断ると信頼が大幅に落ちる。
一度断っただけでも冒険者の地位を剥奪されるとまで噂されている。
何よりも優先される依頼な為、達成の際に必要な報酬は桁外れに多くなる。
重要な依頼となるので、受注を請け負った受付嬢の責任はかなり重い。
指名された冒険者が依頼内容を受注できる状況にあるかなどを独自に調査。
その上で確実に依頼を伝え、確実に受注させるまでが一連の仕事となる。
これら一連の流れを調査・実行する為に、ギルド独自の部隊が使われる。
一方、依頼主は指名者が訪問してくるまでは遠出の外出をしてはならない。
それは例え、王命であろうと、重病であっても許されない。
それを破った際には、依頼主及びその国家の信頼が大幅に損なわれる。
これはギルドが特別な機関であり、国とは信頼で成り立っているから。
故に指名依頼とは慎重に慎重を期する重要な依頼となる。
冒険者の間では指名依頼がきたら超一流の冒険者とも言われている。
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【竜殺し殿への依頼】 (依頼主)カイライ侯爵
詳細:詳細は直接
特徴:急いで欲しい
報酬:要相談
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【アイーナ特別総合病院】 (和号 愛菜特別総合病院)
①全世界で同時展開されている数千年以上歴史のある病院。
世界最古の病院とされ、帰還勇者がこの病院を元にしたのが病院の起源(民明〇房)
全病院事業管理者はアテナ。副管理者はニケ。実質管理者はバット。
院長及び従業員全員が天使。下界に降りる為、給料はそこそこ。
内部は【空間魔法】が展開されているので、完全個室対応。
申請の許可さえおりれば、勇者が帰還するまで関係者のみ宿泊施設貸与。
②勇者召喚時に召喚した人間の不完全体人形を収監させる病院。
人間一人を召喚するだけでも意外とめんどくさい手続きが必要。
(ex.急にいなくなったりしたら騒ぎになる。社会的地位の保全などなど)
その為、本体とは別に人間の人形を用意して入院している体を装っている。
一応、神界規定にて定められている規定内容だが、他の神々は適当。
但し、ニケもさほど人間に興味は無いので、人形の細かい調整が苦手。
(ex.下界のシステムや人間の感情の機微、仕事内容、対人関係などなど)
故に、一番効率的な【原因不明の昏睡状態】で入院させてしまっている。
ドッペルゲンガーとは神が創りし完全体人形のことを指す(民明〇房)
主にヘカテーなどが創り出すことが可能。(※【ゴーレム創造】)
③通常の病院業務は行っていない。そもそもお金のやり取りがない。
あくまで召喚した勇者の人形を入院させるのみ。
【認識阻害魔法】の影響でマスコミなど世間に知られることはない。
勇者関係者のみ【認識阻害魔法】の緩和が行われる。主にバットの仕事。
交通機関に携わる者のみは病院名を耳にすると一時的に認識緩和。その後、忘れる。
これは人に働きかけているのではなく、【アイーナ特別総合病院】の言葉が特別。
所謂、ご都合展開とご都合魔法の粋を集めた、まさに特別総合病院。
④数百年において医療ミス『0』、死亡患者『0』の医療実績あり。
通常は勇者帰還時に、病院にて人形と入れ替わりが行われる。
異世界にて大病または大怪我を負った場合は帰還時に完全治療される。
異世界にて死亡した場合は元の世界ではドッペルゲンガーが採用される。
死亡した者の記憶の消去とかは行われない。理由はそれ関連全ての消去は面倒だから。
⑤病院勤務の天使達のお仕事は患者のお世話を装うことが第一。
関係者各位と積極的に会話して一種の洗脳行為を行うことが第二。
(※天使達に洗脳できる力はないが、天使特有の幸せオーラでそんな気にさせる)
基本的にナースステーションで駄弁っている天使が多い。第三の仕事?
我儘な神々に仕えるよりも簡単な仕事の為、結構人気のお仕事。
但し、昇神への機会が限りなく絶たれるので、堕天又は人間になる天使多し。
それ故か天使達の間では婚活の場へと変貌を遂げているという噂も.....。
院内恋愛然り、帰還勇者と恋愛然り、勇者関係各者と恋も!?
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【白皇学園】
①日本で唯一帝王学を学ぶことができる、国の特別機関。
未来の政治家や官僚、一流起業家を専門的に集中的に育成している。
最高峰の施設に最新鋭の設備、最適な環境と、文句の付けようがない学舎。
学園に掛かる費用は全て国から賄われる。つまり、国民の血税。
②大臣クラスの大物政治家や上場企業、一流企業のトップはほぼ【白皇学園】出身。
入学資格は元華族で、現財閥の子息や子女に限られる。才能よりかは家柄優先。
学園出身者以外は国のトップに就くことは基本的に不可能。中枢も難しい。
選挙は民主主義を掲げる為の単なる体裁に過ぎない。(政治家の裏情報)
秘匿事項なので、一般市民にはあまりというか全く知られていない超法規的学園。
③学園の教育方針は完全個別指導。
各生徒に専用の専門的な教員が授業毎に毎回一人ずつ付く。
生徒数は20名に対して、教員数は実に60名を超える。
生徒の判断によって教員の価値が決定される。教員にとっては厳しい環境。
但し、教員になれた者はその後の人生が確実にバラ色になる。稀に財閥入りも。
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【四瑞家】
①四瑞家とは『鳳凰寺家』・『応竜淵家』・『麒麟崎家』・『霊亀川家』のことを指す。
序列は『鳳凰寺家』を筆頭に、『応竜淵家』、『麒麟崎家』、『霊亀川家』となる。
②いずれも日本の有史より続く由緒ある名家。
元は皇族の身辺をお世話していた宮仕えの華族。
現在は日本のあらゆる技術や文化を裏から牛耳っている四大財閥。
この四大財閥に属していない技術や文化は日本には存在しないとさえ言われている。
③四瑞家の存在を知っている者は極少数。企業ではトップですらも知らない可能性あり。
決して表に出てくることはなく、起業に失敗しても表向きの企業が尻尾切りされる。
経済状況では絶対に潰れることの無い財閥。お家断絶は世継ぎが途切れた時のみ。
④一応、日本国民扱いとなっているが、その実は法律の枠を超えた『超上級国民』。
何においても優先され、国家権力を顎で使える存在。今や、天皇家以上の存在。
故に、四瑞家の面々は尊大で傲慢なことが多い。財閥出身者は似たようなものか。
血統を保つ為、四瑞家間で婚姻を結ぶのがしきたりとなっている。
四瑞家の中では基本的に『女は男に従うもの』という古臭い価値観がある。
『鳳凰寺家』・・・IT技術などの第三・第四次産業を裏から支配している四瑞家筆頭。
四瑞家の中でも一番勢いあり。『応竜淵家』との婚姻で更に勢いを。
現当主は首相の最終相談役。影の首相とも噂される。
跡継ぎは『鳳凰寺 真人』。『鳳凰寺 姫華』の弟。姉弟仲は険悪。
『鳳凰寺 姫華』は『応竜淵 波瑠』の婚約者。但し、関係は最悪。
『鳳凰寺 真人』には婚約者あり。ただ『霊亀川 文乃』に気がある。
『応竜淵家』・・・製造業や建設業などの第二次産業を裏から支配している四瑞家次席。
『鳳凰寺家』との婚姻で、四瑞家筆頭の地位を目論む。
現当主は財務大臣の最終相談役。影の財務大臣とも噂される。
跡継ぎは『応竜淵 波瑠』。妹が一人いるが、兄と肉体関係あり。
『応竜淵 波瑠』は『鳳凰寺 姫華』の婚約者。但し、関係は最悪。
妹は『鳳凰寺 真人』の婚約者。ただ兄を愛しているので、関係は険悪。
『麒麟崎家』・・・農業や林業、漁業などの第一次産業を裏から支配している四瑞家三席。
勢いは落ち目。『応竜淵家』の妹に婚姻を申し出るも、すげなくお断り。
現当主は農林水産大臣の最終相談役。影の農林水産大臣とも噂される。
跡継ぎは『麒麟崎 拓馬』。一人息子で病弱がち。お家断絶の危機。
『麒麟崎 拓馬』は『霊亀川 文乃』の婚約者。関係は普通。
『麒麟崎 拓馬』は『鳳凰寺 姫華』に気がある。但し、関係は希薄。
『霊亀川家』・・・他の四瑞家のお手伝い的な役割を担っている四瑞家末席。
勢いは低空飛行。他の四瑞家から婚姻の要請があった場合の受け皿。
現当主は他の四瑞家当主への取り次ぎ役。繋ぎの最終的な顔役で門番。
跡継ぎは『霊亀川 文乃』の兄。大人しい性格で覇気の無い凡人。
『霊亀川 文乃』は『麒麟崎 拓馬』の婚約者。関係は普通。
『霊亀川 文乃』は財閥を出て、普通の女の子になりたい。
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【神族系図】
(※青枠が男神、赤枠が女神。数字は生まれた順序)
ゼウス ・・・父神。最高神。全知全能の神であり、全ての神の王。
故に欲望に忠実で、その昔娘であるデメテルに手を出した経緯がある。
現在はアテナを狙いつつも、妻であるヘラに警戒されていて実行できず。
『不実』という神らしからぬ神護を持つ、女垂らし。
ヘラ ・・・母神。結婚の神。非常に嫉妬深く、神々の女王。
夫であるゼウスの浮気性に非常に腹を立てている。
ゼウスがデメテルに手を出すという不始末以降、監視の目を光らせている。
三大美神の一人。『愛欲の美神』の異名を持つ。
ポセイドン ・・・長男。神々の中でもゼウスに次いで一番強い。
(付き神 )
デメテル ・・・長女。豊穣の神。寡黙で完璧主義者。
付き神との結婚を反対されたり、強姦されたことでゼウスとは不仲。
家族にも仕事にも嫌気が差し鬱気味。現在神界を逃亡する計画を立てている。
元三大美神の一人。『儚欲の美神』の異名があった。
(付き神 イアシオン:農耕の神)
アレス ・・・次男。戦争の神。アテナが一番嫌いな兄。
現在、愛と美の女神アフロディーテと情事に耽っている。
(付き神 エリス:不和と争いの神)
ヘスティア ・・・次女。のんびりしている。
(付き神 )
ヘパイストス ・・・三男。鍛冶の神。アフロディーテの元夫。アテナの元婚約者。
非常に陰が薄いものの、かなり太い諜報能力を持っている。
不治の病に冒されている引きこもり体質。
(付き神 なし)
アフロディーテ・・・三女。愛と美の神。ヘパイストスの元妻。
現在、戦争の神アレスと情事に耽っている。エロースに唆された結果とか。
三大美神の一人。『色欲の美神』の異名を持つ。
(付き神 エロース:性愛の女神)
アポロン ・・・四男。
(付き神 )
アルテミス ・・・四女。狩猟の神。いたずら好き。
ニケを誑かした罪で現在謹慎中。
下界のお酒とスイーツを何よりも好んでいる。
(付き神 愛獣)
ヘルメス ・・・五男。
(付き神 )
アテナ ・・・五女。知慧の神。自由奔放。処女神。わがままボディー。
三大美神の一人。『情欲の美神』の異名を持つ。
(付き神 ニケ:勝利の女神)
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【三大美神】
神界における特に美しいとされる女神の総称。
美の極致、この世の美の集大成と言われる程の栄誉を得る。
・第一次三大美神
女神ヘラ ・・・『愛欲』の美神 → 感情的に愛されたいという欲。
女神デメテル ・・・『儚欲』の美神 → 精神的に支えて欲しいという欲。
女神アフロディーテ・・・『色欲』の美神 → 性的に愛されたいという欲。
①一番人気は『デメテル』、次いで『アフロディーテ』、最後に『ヘラ』となる。
②『デメテル』は儚げな印象が男神のみならず天使達にも人気があった。
③『アフロディーテ』はあまりにも美しすぎる為に、他の女神から嫉妬の対象に。
④『ヘラ』はゼウスに一途過ぎなので、単純に見た目で美しいと評価されている。
・第二次三大美神
女神ヘラ ・・・『愛欲』の美神 → 感情的に愛されたいという欲。
女神アフロディーテ・・・『色欲』の美神 → 性的に愛されたいという欲。
女神アテナ ・・・『情欲』の美神 → 情ある全ての者に好かれたいという欲。
①一番人気は断トツで『アテナ』、次いで『アフロディーテ』、最後に『ヘラ』となる。
②『アテナ』はアレス・エリス・アフロディーテ以外からはほぼ好印象。
③『アフロディーテ』はあまりにも美しすぎる為に、他の女神から嫉妬の対象に。
④『ヘラ』はゼウスに一途過ぎなので、単純に見た目で美しいと評価されている。
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【冥界系図】
ハーデス ・・・冥界の統治者。冥府の神。ゼウスの兄。
愛妻家で妻ペルセポネーとはおしどり夫婦。
実は奥手なタイプで、ペルセポネーとは略奪愛で結ばれた。
ペルセポネーとはいつもいちゃいちゃしている(変態的な意味で)
ペルセポネー・・・ハーデスの妻。冥界の女王。
ハーデスとはおしどり夫婦。略奪愛でハーデスと結ばれた。
最初はハーデスを拒むも、ハーデスの一途な愛に心を開いた。
ハーデスとはいつもいちゃいちゃしている(変態的な意味で)
ヘカテー ・・・冥府へと魂を導く冥界の案内人。捨て神。
友達はアテナと冥界の番犬ケルベロス。
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【アルテミスの愛獣】
五大王 ・・・アルテミスに仕える様々な神獣を束ねし五匹の大神獣。
システム考案は『治』の猿王マシラ。
アルテミスに特に可愛がられていると本人達は自負している。
『絶』の軍団・・・五大王筆頭の狼王フェンリルが統括する軍団。
任務はアルテミスの身の回りの世話及び親衛隊。
小型・中型全ての神獣を束ねている。神獣の数は二番目に多い。
所属している神獣全てが気さくで厳格なフェンリルに心酔している。
戦闘力はフェンリルが異次元なだけで、神獣達はそれほどでもない。
実は九十九尾からアルテミスの寵愛を奪おうと日々努力している。
『呪』の孤軍・・・五大王次席の狐王九十九尾のみが所属している軍団?
任務は様々な研究とその精製。
配下と呼べるものはいない。当然ながら神獣の数は一番少ない。
あまりも気難しく他人を信用しない性格な為、孤立している。
戦闘力はフェンリルとほぼ同等。ただ相性は最悪。
実はアルテミスに一番可愛がられている。
『豪』の軍団・・・五大王三席の熊王くーまが統括する軍団。
任務は戦闘系全般と力仕事全般。
大型全ての神獣を束ねている。神獣の数は二番目に少ない。
所属している神獣全てが豪快で愛情溢れるくーまに心酔している。
戦闘力はくーまも含めて、全ての神獣がかなり高い水準にある。
実はくーまという名前に拘りがあるらしく、間違えると暴君と化す。
『報』の軍団・・・五大王四席の蜂王クイーンビーが統括する軍団。
任務は諜報系全般と各場所への伝達全般。
小型未満全ての神獣を束ねている。神獣の数は一番多い。
所属している神獣全てが紅一点なクイーンビーに魅了されている。
戦闘力はクイーンビーも含めて、全ての神獣がほぼ皆無。(あくまで神獣基準)
実は主人であるアルテミスよりも美しくなろうと日々美に磨きをかけている。
『治』の軍団・・・五大王五席の猿王マシラが統括していた軍団。
任務はアルテミスの仕事の補佐及び全神獣の管理。
猿系の神獣のみをを束ねていた。神獣の数はそこそこ。
所属している神獣全てが賢く優しいマシラに心酔していた。
戦闘力はマシラを覗けば、全ての神獣がそこそこ高い水準にある。
今は代理の猿が王を努めているが、なにやら.....
【アテナの愛獣】
な"ー ・・・アテナのペット第一号。ただの猫。でも、神獣になっている。
な"ーと変な声で泣く、顔がひしゃげた超絶ブサイクな猫。
腹が空こうが自身で餌を求めることはせず、与えられるまでひたすら寝ている。
ものぐさで、誰かに養われないと生きていけないアテナお気に入りのペット。
現在は一日中餌を食べているか寝ているぐらいしかしない猫。
アテナよりも餌をくれるニケやバットのほうによく懐いている。
バット ・・・アテナがアルテミスから奪った神獣。元蜂王配下の偵察隊隊長。
女神ヘカテーの記憶改竄により、アテナに絶対の忠誠を誓う。
戦いで傷付いた体もヘカテーの魔術により元通りになった。
理知的で賢く、忠誠心も高いことからアテナお気に入りのペット。
現在はニケの副官として、アテナの仕事の一部を代行している。
今まで力に負い目を感じていた影響か、ニケを絶対視するほど尊敬している。
テディ ・・・アテナがアルテミスから奪った神獣。元熊王配下の特攻隊隊長。
餌付けにより、それなりの忠誠を誓う。ヘカテーによる記憶改竄はない。
ニケに毎日洗濯してもらうようになってから、女の子らしさが多少UP。
怠惰で勤勉、こわかわいいことが評価されてアテナお気に入りのペット。
現在はな"ーの遊び相手として、バットの仕事の一部を代行している。
ニケのあまりにも計り知れない絶対的な力に恐怖を抱くも心酔中。
実はアテナよりもニケへの忠誠心のほうがかなり高い。
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【血の契約】
①相手の血を体内に取り込むことで、自身の言語を理解させる謎の多い契約方法。
血を取り込む際、相手には激痛が伴う。ちなみにこの激痛は耐性では防げない。
そもそも攻撃と認識されてはおらず、言語を理解する際の代償行為なので我慢する他ない。
②契約は種族間で行われる為、一度契約が完了すると同種族間でも会話は可能。
但し、獣人族は特殊で、獣人族の各種族間で契約を行う必要あり(ex.妖狐族と白狼族は別)
③現在確認されている『血の契約』を行う種族は獣人族と竜族のみ。
『パルテール獣語』を話せる人は多いが、『パルテール竜語』を話せるのは主人公のみ。
④確認されている言語は全部4つである。
『パルテール人語』・『パルテール獣語』・『パルテール竜語』・『???』
この為、『血の契約』を行うことができる種族はまだいるのではと全勇者特別機構にて現在調査中。
⑤相手の血は摂取する場所によって味が異なる。
心臓付近または首周辺が最も美味で、親愛度が高い場合はそこから摂取することが多い。
体内に取り込んだ血は一種の媚薬効果を得る為、赤月の日は血がうずき、再度摂取したくなる。
この為、獣人族の発情はこれが起因しているのではと全勇者特別機構にて現在調査中。
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【神様ガチャ提供割合】
☆6・・・ここ100万年近くは誰も引いたことがない神話級のレアキャラならぬレア神。
全ての願いを叶えることができると言われているが、その真偽の程はいかに!?
☆5・・・ここ10万年近くは誰も引いたことがない伝説級のレアキャラならぬレア神。
戦闘系全てのポセイドン、戦闘系以外の全てを叶えることができるデメテル。
実質、この二人が最高レアであると噂されている。☆6は当たらないしね.....。
当たった貴方はハッピーであると同時にアンハッピー。一生分の幸運を使い果たしたかも!?
☆4・・・通常レアはこちらが分担。担当の加護を与えることができる神々。
但し、まともに仕事をしているのはヘパイストス、アポロン、ヘルメスの3柱のみ。
それ以外の神は、そのほとんどが『たわし』しか与えていないという惨状。
主人公以外の勇者、冒険者はヘパイストス、アポロン、ヘルメスの3柱が当たることを祈ろう。
☆3・・・現在アテナが有給休暇のため設置された期間限定のレアリティー。
アテナが神界に戻ると、自動的に☆4の一つとなる。
アテナが有給休暇中にガチャれる勇者や冒険者は神に愛された者と言える程の幸運者となる。
ニケが授ける加護は『姉妹加護』と呼ばれる特別な加護で、元々あった加護の力を相乗でUPさせる。
いい例が十傑のキャベツで、『鉄壁』以外は全てニケの姉妹加護となる。
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【ランキング】
第121歩目時点での主人公の主観となります。
こちらに関しては、登場キャラがある程度増え次第、都度更新となります。
(美女度についての補足)
①美女度の1位・2位・3位はさほど大差はありません。
ヘリオドールは変化しないといけないから、ヘカテーは目が怖いという理由です。
②主人公が緊張せず話せるレベルの女性は『モリオン』から下の女性となります。
つまり好意を寄せられれば、勘違いしやすい順位ともなります。
(親愛度についての補足)
①親愛度の『ニケ』と『ラピスラズリ』の間には隔絶たる差があります。
それだけ『ニケ』への想いが強いということになります。
②『アテナ』と『ヘカテー』の親愛度はさほど開きはありません。
お利口さんなアテナとダメな子のアテナみたいな感じです。
③親しい人という感覚がなくなるのは『ゼオライト』からとなります。
ちなみに『エリス』はぶっちぎりで低評価です。
『星空咲音』との間には越えられない壁があります。
(大きさについての補足)
①所謂、『巨』と呼ばれる範囲は『セラフィナイト』までとなります。
所謂、『貧』と呼ばれる範囲は『キャバ嬢』からとなります。
所謂、『無』と呼ばれる範囲は『ヘリオドール』からとなります。
【第二回ランキング】
第6章終了時点での主人公の主観となります。
こちらに関しては、1章終了ごとに都度更新となります。
(美女度についての補足)
①美女度の『アテナ』から『ヘカテー』まではさほど大差はありません。
アテナ ・・・かわいいの頂点。いつも一緒にいる補正で、1位。
美人なお姉さん・・・きれいの頂点。二度と会うことのない美しさで、2位。
ヘスティア ・・・お姉さん部門の頂点。アテナの姉ということで、3位。
ヘリオドール ・・・変化すればアテナに劣らずということで、4位。
ヘカテー ・・・アテナに劣らずかわいいけど目が怖いから、5位。
②主人公が緊張せず話せるレベルの女性は『モリオン』から下の女性となります。
つまり好意を寄せられれば、勘違いしやすい順位ともなります。
但し、『星空咲音』と『エリス』は何があっても恋愛感情には至らず。
(親愛度についての補足)
①親愛度の『ニケ』と『ラピスラズリ』以降には隔絶たる差があります。
それだけ『ニケ』と『ラピスラズリ』への想いが強いということになります。
②『アテナ』から『ヘカテー』までの間での親愛度はさほど開きはありません。
アテナ ・・・1位・2位に比べると、わがまま過ぎるのがネック。
ヘリオドール・・・1位・2位に比べると、忠誠バカ過ぎるのがネック。
モリオン ・・・1位・2位に比べると、幼過ぎるのがネック。
須藤澄香 ・・・1位・2位に比べると、本編では登場しないのがネック。
ヘカテー ・・・1位・2位に比べると、一緒に居られる時間が少ないのがネック。
『ニケ』と『ラピスラズリ』 ・・・親愛度100%(ニケは120%)
『アテナ』から『ヘカテー』まで ・・・親愛度80%
『有楽山詩子』から『人獣姉妹』まで ・・・親愛度65%
『受付嬢』と『キャバ嬢』 ・・・親愛度50%
『ゼオライト』から『魔勇者』まで ・・・親愛度20%
『星空咲音』と『エリス』 ・・・親愛度0%
③親しい人という感覚がなくなるのは『ゼオライト』からとなります。
ちなみに『星空咲音』と『エリス』はぶっちぎりで低評価です。
『魔勇者』との間には越えられない壁があります。
(大きさについての補足)
①所謂、『巨』と呼ばれる範囲は『セラフィナイト』までとなります。
所謂、『貧』と呼ばれる範囲は『有楽山詩子』からとなります。
所謂、『無』と呼ばれる範囲は『ヘリオドール』からとなります。
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【称号】 (下にいくほど高レア)
ゴーレム破壊者 ・・・
(ドワーフ領)
スライム討伐者 ・・・
(エルフ領)
インキュバス征討者・・・
(???)
獅死王討滅者 ・・・中級貴族(【名誉準伯爵】)並の特権と待遇。
(???)
魔王誅滅者 ・・・中級貴族(【名誉準伯爵】)並の特権と待遇。
(???)
竜殺し ・・・全商業施設8割引・全生業施設6割引。
中級貴族(【名誉伯爵】)並の特権と待遇。
(未開の地) 伝説の称号とされている。今までで6人しか与えられていない。
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【爵位】
上級貴族:【大公】・【公爵】・【侯爵】
(序列) 【大公】>【公爵】>【侯爵】
中級貴族:【名誉侯爵】・【準侯爵】・【名誉準侯爵】・【伯爵】・【名誉伯爵】・
【準伯爵】・【名誉準伯爵】・【子爵】
(序列) 【名誉侯爵】≧【準侯爵】>【名誉準侯爵】≧【伯爵】>【名誉伯爵】≧
【準伯爵】>【名誉準伯爵】≧【子爵】
下級貴族:【名誉子爵】・【準子爵】・【名誉準子爵】・【男爵】・【名誉男爵】・
【準男爵】・【名誉準男爵】
(序列) 【名誉子爵】≧【準子爵】>【名誉準子爵】≧【男爵】>【名誉男爵】≧
【準男爵】>【名誉準男爵】
①パルテールでは基本的に全国家がこの爵位を利用している。
【大公】とは王室または帝室の一門のみが叙爵される爵位。
通常は【公爵】が爵位第一位となる。
②【名誉~爵】は叙爵された本人のみが就ける爵位。
頭に名誉が付いていない爵位は世襲制。当主が死亡時に自動的に襲名。
襲名時には叙爵した国家元首に報告する義務あり。
③叙爵されたのが女性の場合は爵位の前に『女』が付く。
(ex.【女大公】・【女伯爵】・【名誉女侯爵】・【名誉女準男爵】など)
パルテールは完全男女平等主義世界なので、女性にも爵位は存在する。
当然、名誉爵位は本人のみ、その他は世襲制となる。
④例えば、【女伯爵】と【子爵】が結婚した場合。
旦那は『【女伯爵】の夫』と呼ばれるだけで【伯爵】となる訳ではない。
これはパルテールが完全男女平等主義世界だからである。
本人は【子爵】のままとなる。この逆も同様である。
⑤十傑の席次一位から三位までが【公爵】。
十傑の席次四位から九位までは【侯爵】。『王 張雛』のみ頑なに爵位を固辞。
正統勇者は【伯爵】、勇者は【子爵】相当。個人の実績などで多少変化。
叙爵国家は【シンフォニア共和国】。勇者が一つの国家に肩入れするのを阻止する為。
⑥【称号】取得者にも爵位が叙爵される。
獅死王討滅者・魔王誅滅者には【名誉準伯爵】。竜殺しには【名誉伯爵】
【称号】取得者は基本的に名誉爵位となる。パルテール人向けの爵位。
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【兵士階級】
①【騎士】を頂点としたピラミッド構造となっている。
【騎士】-【一等兵士】-【二等兵士】-【三等兵士】と続く。
【騎士】 → 将軍位。冒険者ランクS~SS換算。全体の一割未満。
【一等兵士】 → 部隊長。冒険者ランクA~SS換算。全体の一割程度。
【二等兵士】 → 小隊長。冒険者ランクA~S換算。全体の二割程度。
【三等兵士】 → 一兵卒。冒険者ランクB~A換算。全体の六割程度。
②兵士とは数多くある職業の一種。主に貴族の嫡子以外が兵士となる傾向が強い。
主に王都や貴族の領地を戦争から守るのが役目。基本的に訓練の日々。
魔物から領地などを守るのは冒険者の役目。冒険者よりかは地位が上となる。
言うなれば兵士が準正社員、冒険者は契約社員のようなもの。格差も当然あり。
冒険者のような一攫千金は無いものの安定した給金が支払われる(30日勤務支給制)
給金の目安
【騎士】 → 『給金』 金貨200枚。
『職手当て』 金貨100枚。
『歩合給』 金貨20~50枚相当。
『諸経費』 国や雇い主が負担。
『平均月収』 金貨320枚前後(=月収320万前後)
【一等兵士】 → 『給金』 金貨100枚。
『職手当て』 金貨50枚。
『歩合給』 功績を上げた場合は金貨10~20枚前後。
『諸経費』 国軍は国負担。私兵は自費負担。
『平均月収』 金貨150枚前後(=月収150万前後)
【二等兵士】 → 『給金』 金貨50枚。
『職手当て』 金貨20枚。
『歩合給』 功績を上げた場合は金貨10~20枚前後。
『諸経費』 国軍は国が半分(金貨5枚相当)負担。私兵は自費負担。
『平均月収』 金貨65枚前後(=月収65万前後)
【三等兵士】 → 『給金』 金貨20枚。
『職手当て』 なし。
『歩合給』 功績を上げた場合は金貨10~20枚前後。
『諸経費』 完全自費負担(金貨10枚相当)。
『平均月収』 金貨10枚前後(=月収10万前後)
③【騎士】とは対人のエキスパート。国軍や貴族の私兵が大半。
魔物に関しては冒険者が請け負い、戦争に関しては騎士が請け負う。
但し、戦争に関しては冒険者を雇うこともある。
一国の比率的には、冒険者:騎士=7:3。
基本的に家柄が影響してくる権力至上主義な世界。
④【一等兵士】が現場での実質的な責任者となっていることが多い。
【騎士】は基本的に要人警護がほとんど。戦場に出ないことも多い。
【一等兵士】から【騎士】になれる者はほんの一握り。ほぼ0である。
【騎士】になりたいのであれば、冒険者でSSランク以上になるのが最も近道。
国軍においては【一等兵士】の数は決まっている。死亡や退役時に補充形式。
⑤【二等兵士】は戦場における軍隊の指揮官。所謂、中間管理職。
ある程度裕福な生活は保証されているが、見合っているかどうかは個人の考え次第。
命の危険性のある冒険者よりかは安定しているけれど、仕事は激務といった職業。
【一等兵士】への昇進は【一等兵士】の死亡や退役時のみに行われる。
素行及び功績に優れない者は【三等兵士】への降格あり(30日勤務査定制)
⑥【三等兵士】は戦場における軍隊の一平卒。奴隷軍の指揮官であったりもする。
ぶっちゃけ、冒険者のほうが稼げる職種。それでも【三等兵士】の数はかなり多い。
兄弟が少なかったり、世襲権が2位だったりする貴族の庶子がほとんど。
【二等兵士】への昇進は国や貴族に納めるお金と昇進試験で考慮される。
昇進試験は結構ガチめ。昇進した兵士は【一等兵士】候補生となること多し。
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【奴隷】
①奴隷とは個人へ渡るまでは国が管理している『物』である。
②奴隷ギルドなるものが存在し、各エリアをそれぞれの奴隷商人が管理している。
国の認可を受けた国営企業であり、その売り上げの一部を税として納めている。
そのため奴隷の管理や確保などに関しては、国の庇護を受けることが可能となっている。
(※)国によっては多少の違いがある。
③基本的には所有者の『物』扱いとなる。
そのため他人の奴隷を盗んだり、殺したりすると罪に問われる。
例外的には決闘や賭けなどが含まれ、その場合の報酬対象が奴隷となった場合は罪に問われない。
④当然『物』扱いとなっているため、奴隷契約後は国の管理から個人の管理へと移る。
そのため奴隷をどのように扱おうと所有者の自由となっている。
⑤一度奴隷に身を堕とすと、奴隷から解放されるまでは一生所有者が必要となる。
所有者が未定のままで一定期間過ぎると、首輪が発動して死に至る。
獣人以外の種族は奴隷から解放できるが、獣人は奴隷から解放してはいけない規則となっている。
理由は獣人が魔王の手先であるから。
⑥所有者が何らかの事情で死亡した場合は、付近にいた者が一時的な所有者となる。
その場合は自身でその奴隷を引き取るか、不要なら奴隷商にて売却する決まりとなっている。
⑦奴隷は戦闘用・観賞用・性奴隷の3種からなっている。
⑧奴隷を購入の際は購入費用と契約費用が必要となる。
購入費用の相場は、戦闘用(男)100万ルクア (女)150万ルクア
鑑賞用(男) 50万ルクア (女)100万ルクア
性奴隷(男)150万ルクア (女)200万ルクア
(※)種族や年齢によって費用は異なる。男だとエルフ、女だとドワーフが人気。
契約費用の相場は、それぞれの購入費用の約半額となる。
またどの奴隷制度を利用するかでも契約費用が異なる。
⑨自由奴隷を除く完全奴隷と任意奴隷には4つの基本的な命令が存在する。
表向きの命令はそのままの意味ではあるが、隠された本質も同様に存在する。
『主人を殺めるな』 ・・・主人を殺すことができない (表向き)
主人に危害を加えることはできない (本質)
『主人の元から逃げるな』・・・主人からは逃げられない (表向き)
一ヶ月以上主人と離れると首輪が作動し死を迎える(本質)
『主人を守れ』 ・・・主人の身を守ることを優先する (表向き)
特定の言葉で強制的に全力を出さざるを得なくなる(本質)
『主人のために戦え』 ・・・主人の合図で戦わざるを得なくなる (表向き)
特定の言葉で強制的に全力を出さざるを得なくなる(本質)
(※)特定の言葉とは『全力で』・『なんとかして』・『どうにかして』・『絶対に』など。
主人が絶対的なニュアンスで発した言葉全般が含まれる。
⑩奴隷に名前を与えた場合、所有権が国から個人へと完全に委譲する。
その影響で、主人が死亡すれば奴隷も死亡するなど、主人とは一連托生となる。
制度として存在するも、自由奴隷と同様、あまり使われていない。奴隷契約魔法で解除は可能。
現在ではヘリオドール含めたった3名のみが名前を付けられている。
⑪奴隷紋は奴隷によって場所が異なる。
人間で言うと脳に当たる部分となり、この奴隷紋の指示によって奴隷は強制的に行動させられる。
奴隷解放をされても奴隷紋は消えることはない。一度刻印されたら二度と消えるものではない。
これは一度奴隷に身を堕とした卑しい人間であるということを自他共に知らしめる為である。
奴隷紋は普段は見えない状態となっているが、命令時には浮き上がるようになっている。
奴隷解放後は常に見える状態となるので、場所によっては卑猥なことになることも.....。
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【奴隷制度】
奴隷の制度は完全奴隷・任意奴隷・自由奴隷の大きく分けて3つとなっている。
①完全奴隷・・・主人の命令は絶対服従。主人が発する言葉全てが命令として奴隷に伝わる。
奴隷がどんなに嫌がろうと絶対服従のため、死を宣告されれば当然死に至る。
現在の奴隷の9割以上がこの完全奴隷に服している。
契約費用は通常の金額である。(奴隷に科される制約が少ないため)
②任意奴隷・・・『主人を殺めるな』・『主人の元から逃げるな』・『主人を守れ』・
『主人のために戦え』のこの4つのみ絶対服従となる。それ以外は拒否が可能。
人生のパートナー向けに用意された制度。奴隷の残りの1割の大半を占める。
エルフやドワーフなどの種族がよく利用する。人間の利用者はほぼいない。
契約費用は通常の2倍料金となる。
③自由奴隷・・・『主人を殺めるな』の命令だけ絶対服従。それ以外は拒否が可能。
この制度を利用するぐらい奴隷に信頼を置いている場合は解放することが多い。
そのため獣人奴隷のためにある制度だと言われている。利用者はほぼ皆無。
200年前の時の勇者が作り出した制度である。
契約費用は通常の4倍料金となる。
また奴隷が犯した罪は主人が請け負うとの契約が別途必要となる。
④奴隷解放・・・獣人以外が対象となっている。獣人は解放してはいけない規則。
利用者は極々一部。とてつもない費用が必要となる。
解放費用は、購入費用と契約費用を合わせた費用の約10倍となる。
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【奴隷契約】
Lv.1:相手の許可は必要。それと魔法抵抗力が低い場合にスキルが発動。
Lv.2:相手の許可は必要。発動するための制限もなし。
Lv.3:相手の許可は不要。それと魔法抵抗力が低い(Lv.2よりかは上)場合にスキルが発動。奴隷解放も可能。
Lv.4:相手の許可は不要。発動するための制限もなし。一部の魔法抵抗力が高い相手にはレジストされる。
Lv.5:一切の制限なし。神様すらも奴隷に可能。
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【宗教】
アテナ教:アテナを神と奉る新興宗教。国教の一つとなる。
発祥の地は王都フランジュ。本部はレムーナ。(家賃が安いから)
レムーナは10年後、第3の町へと大躍進を果たすこととなる。
信徒の数は、アテナが訪れる都市の数とともに爆発的に増えていく。
信徒の種類は貴族から奴隷までと幅広く、種族を越えた奇跡の宗教である。
アテナが甘党ということもあり、信徒も甘党派が多数を占めている。
教祖であるアテナに出会ったら、お菓子を奉納することが義務付けられている。
レムーナの奴隷達は、通常の奴隷達とは別の待遇を信徒達から受けている。
第3の町へと躍進を果たした後、レムーナの奴隷達は獣人を含めて全員解放される。
女神の祝福を受けた尊い信徒として、アテナ教の中で語り継がれる存在となる。
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【恋愛相関図】
(指標説明)
『純愛』:主人公に対して、打算なき純粋な愛。
『打算』:主人公に対して、何かしらの目的がある愛。
『自立』:基本的には自分が中心である。 (わがまま度)
『依存』:基本的には主人公が中心となる。(ヤンデレ度)
(指標範囲説明)
『純愛』-『依存』:この値が高ければ高い程、王道ヤンデレ度が高い。
『打算』-『依存』:この値が高ければ高い程、鬱系ヤンデレ度が高い。
『純愛』-『自立』:この値が高ければ高い程、積極的わがまま度が高い。
『打算』-『自立』:この値が高ければ高い程、消極的わがまま度が高い。
(女神サイド)
アテナ:『純愛100』-『自立100』=好意は100%でも愛はなし。自分大好きヒロイン。
ニケ:『純愛100』-『依存100』=天井なしの愛。完全なヤンデレヒロイン。
アルテミス:『純愛 50』-『自立 50』=初恋ということで控えめ。迷惑系サブヒロイン。
ヘカテー:『打算100』-『依存 50』=現状は遊び相手。鬱系ヒロイン。
(人間サイド)
ラピスラズリ:『純愛100』-『自立 50』=天井なしの愛。お節介系ヒロイン。
セラフィナイト:『純愛 50』-『依存100』=愛より仕事を優先気味。依存系ヒロイン。
ヘリオドール:『打算 50』-『自立 50』=愛より子を孕む事が優先。恋に臆病ヒロイン。
モリオン:『打算 50』-『依存100』=好意は100%でも愛はなし。友達ヒロイン。
ねこみ:『純愛 25』-『依存 50』=憧恋ということで控えめ。時間不足サブヒロイン。
トシーネ:『打算100』-『自立100』=扶養関係希望。最初から諦めサブヒロイン。
須藤澄香:『純愛100』-『依存100』=無自覚で病的な愛。ストーカー系ヒロイン。
アメジスト:『純愛100』-『自立 50』=夢を盲目的に信じる愛。電波系ヒロイン。
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【遺伝子相関図】
①人間族の因子が優勢因子となる。
②基本的には母体の種族の子が産まれる。
能力などは父体の影響を色濃く受ける。
容姿などは母体の影響を色濃く受ける。
③父体が人間族の場合のみ、各種族にハーフが誕生する。
能力などは父体の影響を色濃く受ける。
容姿などは母体の影響を色濃く受ける(体型のみ人間族寄りになる)
各種族専用の能力は純種族に比べると多少劣る。
寿命は純種族に比べると多少短命となる。
ハーフ獣人族は獣人族と同じ扱いになることがほとんどである。
④半神の神格はあまり高くはない。付き神よりもさらに低い。
12神>【越えられない壁】>純神(付き神含む)>【越えられない壁】>半神=神獣>天使
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【魔法と魔術と錬金術】
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【属性相関図】
火が水に強いのは、水を蒸発させてしまうから。
水が土に強いのは、土を水が流してしまうから。
土が風に強いのは、大地は風ではビクともしないから。
風が火に強いのは、風が火を消してしまうから。
光と闇が全てに弱いのは、それだけでは何もできず、単体だけで役に立てる他の属性の下位に当たるから
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【世界地図】
(以下、五十音順)
アクアリオ帝国 ・・・現在最も栄えている人間国。ヘリオドールの母親が側室になっている。
魔道兵器に力を入れている。
アルターナ神和国 ・・・エルフの国。
エルターナ神和国 ・・・エルフの国。災厄の一つ『スライム』が生息している。
カルディア王国 ・・・ドワーフの国。
ガーランタ王国 ・・・人間族の国。
ギルザート帝国 ・・・人間族の国。
ゲルボルグ王国 ・・・ドワーフの国。
コルッタ王国 ・・・人間族の国。
シンフォニア共和国・・・全勇者特別機構が統治している国。民主制を敷いている。
都市の様相は景観よりかは機能美を優先している。
トルガスト王国 ・・・ドワーフの国。災厄の一つ『ゴーレム』が生息している。
フランジュ王国 ・・・紹介済。
ベルジュ王国 ・・・紹介済。
リンカーナ帝国 ・・・人間族の国。
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【周辺地図】
パレス :最東端の町。東方の大森林を開拓する為に設けられた町。
ガタツ :荒野の宿場町。鍛冶と酒場の町。
フルール :自然の町。ドワーフとエルフの祖先が興した町。
ヴェルナシュ:流通の町。完全にオフィス街と化している夢も希望もない町。
コルリカ :海産物の村。名産品の『コルリカえびせん』は世界的にも有名。
レムーナ :元奴隷の村。奴隷問題を解決以降、アテナを称え『女神の村』と改名。
シェルリカ :村民大移住により名実ともに廃村となった村。以降、村の名前は消滅。
ミューロリア:農産物の町。名産品は『キャロベリー』。苺の味がする人参。
キュルルナ :使役の村。犯罪者奴隷が労働力となっている村。夜は異常に騒々しい。
王都フランジュ:華やかで文化水準が高く自然にも恵まれている。
1つ1つの区が、1つの町並みの大きさとなっている。
東区・・・貧困区。この都市に住む一定以上の収入が無い一般人の居住区。
全ての管理 (城門や検門など)を東区に住まう住人が管理するよう言い渡されている。
市民権はない。王や貴族などからは見捨てられている為、別名『王に見捨てられた区』。
西区・・・施設区。様々な生業を一同に集めた職人の為の居住区。
生業に関しては、この区のみで営むことを許されている。
市民権あり。24時間、作業の煙と熱が絶えないことから、別名『光と熱が絶えない区』
南区・・・一般区。旅人や一時的滞在者が利用する、生業関連を除く様々な施設が儲けられている滞在区。
別の区に移動する際は、都度検門による検査と通過税を支払う必要がある。
基本的には市民権はない。旅人や滞在者はいいカモ扱いされる為、別名『金を落とす区』。
北区・・・貴族区。王侯貴族や大商人などが住まう特別な区。王城や教会などもこの区にある。
この区に住まう者以外には10時~18時の入場時間制限がある。
市民権あり。この区に住む者に非ざれば人に非ずと言われる為、別名『人間が住まう区』。
中央区・・商業区。全てのマーケットはこの区のみで取り扱うことを決められた最も賑やかな区。
奴隷商や酒場、娼館などがあり、24時間常時開放されている。
フリマを始め、ステージなどもあり、毎日何かしらの催し物が催されている。
かの有名な勇者がこの区で24時間遊び通したと噂になり、別名『24時間眠らない区』。
神殿・・・各町に設立。冒険者の転職を始めとして、病院の役割などを担う。
貧困層に寄付支援などの慈善事業も行っている。
教会・・・大都市のみに設立。主に宗教関連。礼拝などに使われる。
聖堂の造りはゴシック様式で、オリンポス12神の神像を祀っているのがほとんど。
ゼウス像 ・・・ヘラ像を支え、剣を地面に突き刺し、威丈夫さを表現している嘘くさい像。
王侯貴族の目指すべき姿として敬まわれている。
ヘラ像 ・・・ゼウス像に寄り添っている、あざとさ全開な像。
貴族の淑女に信者が多いのとか。
ポセイドン像 ・・・マッチョが好んでしそうなポーズをしている像。実際ムキムキな肉体像。
冒険者、特に男性が憧れている最終美らしい。
デメテル像 ・・・唯一まともな像。但し、地味。信者もかなり少ないらしい。
農家などの神棚に祀られていることのほうが多い。
アレス像 ・・・剣を天高く掲げ、いかにも英雄であるみたいなキザったらしいポーズをしている像。
事実イケメンに造られているので、女性信者に人気がある。
ヘスティア像 ・・・信仰を集める為の像なのに、なぜか後ろを向いている謎の像。
主人公は初め、設置ミスを疑ったが、これでいいらしい。
ヘパイストス像 ・・・ハンマーを振るっているかのようなポーズをしている像。
鍛冶師に大人気の像。
アフロディーテ像・・・女豹のポーズをしている像。
その視線の先にはアレス像が・・・!?
アポロン像 ・・・ヘルメス像と肩を組んでいる一見仲良さそうな像。
そっち方面の女性信者に大人気。
アルテミス像 ・・・弓を引っ提げ、キリリと真面目に颯爽としている像。
明らかに本人と矛盾している像。
ヘルメス像 ・・・アポロン像と肩を組んでいる一見仲良さそうな像。
そっち方面の女性信者に大人気。
アテナ像 ・・・右手を頭の後ろに、左手をお尻の後ろに回し、少し体をくねらせたグラビアポーズ。
主人公はあまり好きではないらしい。アテナのかわいさが表現できていないとか。
人口・・・最近は『竜殺し』を生み出した影響で王都が旧都に肉薄してきている。
しかし、過度の人口密度(240%)により、現在は目下開拓が急がれている。
レムーナとパレスには、開拓用の奴隷が多数送り込まれているとかなんとか。
土地・・・旧都は最初に建設した都というだけあって無駄に広い。
王都は建設の加護を有した勇者が手を貸したおかげで美しい町並みを再現することができた。
領土の大半は肥沃な土地が多く、農業が比較的推奨されている。但し、荒野部分は悲惨。
シンフォニアにより、東方に広がる大森林の開拓許可を得ている程の友好国。
経済・・・旧都は経済面よりも軍事面に力を入れていた。当時はカルディアと戦争中だった為。
経済力は王都が圧倒的豊か。中央集権化が進んでいる為。また商人も王都になびいている。
旧都は土地柄、大商人があまり立ち寄ろうとはしない。来るのは中堅どころばかり。
旧都においては上と下の経済格差が特に顕著。上層部は権力を傘に来てやりたい放題である。
貴族・・・権力闘争に絡めない中・下級貴族などが多数在留している。
フランジュ内のほとんどの貴族が旧都に居を構えている。
中・下級貴族の権力闘争の場となっている。中堅どころの商人も絡んでいるとか。
領内西部(※)の自治を任されており、悪政のほとんどは旧都より発せられた命令が多い。
(※領内西部・・・トランジュ、ジュールリア、ミューロリア、ラードン、シェルリカ、レムーナ)
迷宮・・・ダンジョンは年月に依るところが大きいので、王都と旧都では比較にならない。
王都は数よりも質を重視しているので、新進気鋭の時尾を他国より招致した経緯がある。
王都は区画整理が計算の元に成り立っている為、現在の5つから増えることはない。
旧都は状況次第では増える可能性があるが、有望なダンジョンマスターが居ないため厳しい。
海都ベルジュ :海鮮類の食事が美味で景観が名所として有名。
グルメと観光の都市。7つの浮島で構成された海上国家。
グルメ区島・・・3つの浮島にて構成。1つ1つの島で名産が異なる。
貴族区島の隣のグルメ区島は一般開放されてはおらず貴族専用。
飲食店は24時間営業。飲食代は割と高め。平均物価よりも4割増し。
生活区だけではなく、港や神殿、ギルドや生産区も併設している。
観光区島 ・・・2つの浮島にて構成。1つ1つの島で見える景観が異なる。
貴族区島の隣の観光区島はもう1つの観光区島よりも利用料金が8割増し。
宿は素泊まりのみで、食事はグルメ区島で取るように案内される。
景観保護条例が出ているので、ゴミを捨てたら罰金刑。器物破損は死刑。
死刑を免れる方法も存在する。当然お金(1億ルクア)が必要。
貴族区島 ・・・王侯貴族が住まう特別区。大半の貴族が別荘として所有。本宅はフラッペ。
入場門には常に監視が付いており、区内もまた自警団が24時間監視中。
一歩外に出れば安全ではあるが、意外と自由のない区。
この区専用のギルドが存在し、グルメ区島のギルドとは独立している。
専用ギルドに申請しないとS・Aランクダンジョンに挑めない。
冒険区島 ・・・4つのダンジョンを有する浮島。ランクはS・A・D・F。
現在D・Fランクともに閉鎖中。開通してもすぐ突破されることが多い。
S・Aランクに挑むには専用ギルドにて申請する必要がある。
本来のギルドとは異なり、救援部隊を編成したりはしない。
挑むなら自己責任という立場を取っている為、挑戦者の死亡率もかなり高い。
専用ギルドのギルド職員はギルド協会の派遣職員とは異なる。
職員のほとんどが貴族区に住まうご令嬢が担当している。
その為、最もサービスの悪いギルドとして各国に知れ渡っている。
人口・・・首都ベルジュに一極集中型。新興の町ルコッタに移住計画進行中。
しかし、首都ベルジュが快適なだけに移住計画は難航している。
土地・・・東に領土が広げられない為、西に向かっているが成果は芳しくない。
現在は消滅したフラッペを急ぎ再建中。
しかし、消滅した原因が不明なだけに再建の進捗はあまり良くない。
経済・・・観光や流通を主産業としている為、各都市潤沢な資金あり。
姉妹国家であるフランジュに開拓資金を提供している。
また、多くの貴族にも金貸しのような真似事を行っている。
貴族・・・フラッペとともに多くの貴族が死亡。
姉妹国家であるフランジュの貴族を誘致している。
フラッペを再建できても貴族の数が圧倒的に少なく困惑中。
迷宮・・・観光が主産業なだけにダンジョン自体はあまり重視されていない。
ただ、観光ついでにダンジョンに立ち寄る冒険者が多い。
その為、ダンジョンのレベルは比較的高い傾向にある。
赤の矢印が、今後主人公のたどる経路となります。
第170歩目以降の周辺地図となります。
引き続き、赤の矢印が、今後主人公のたどる経路となります。
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【絶技】
①3000年前に抗争を止める手段として編み出された人類の最終奥義。
②現在では秘伝扱いとされ、人々から忘れられている。
③最初の使用者は5英雄であり、絶技を持って竜族の侵攻を防いでいる。
④種族によって伝承されている絶技は異なるが、別に他種族の絶技が使えない訳ではない。
人間族 ・・・『自己犠牲』己の全生命力を技に、魔法に託す究極の絶技。絶技の中では最強。
勇者だけしか使えないと思われていたが、実は誰でも使える。
誰でも使えるが故に強力すぎて、使うと死に至ってしまう。
獣人族 ・・・『』
ドワーフ・・・『』
エルフ ・・・『』
魔族 ・・・『』
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【神剣と聖剣】
①神とは原則『ヘパイストス』のことを指す。
その他ではゼウスとヘラ、アテナが神具製作に携わることができる。
但し、アテナは知識としてあるだけで、製作した経験がないのであまり役には立たない。
②神器は素材によって強度が異なることはない。
それはオリハルコンであろうと鉄であろうと同じことである。それが神の御業なのである。
当然だが、聖剣は素材によって強度が異なる。名剣級はミスリル素材以上であることが多い。
③神剣の最大レベルである5にするには、【神威解放】が必要である。
聖剣の最大レベルである4にするには、ドラゴンの素材が必要となる。
【神威解放】をすることで、聖剣を神剣へと神格化することができる。記憶は継承。
④命魂は別名『命の囁き』と呼ばれるもので、光り輝いているように見えるものである。
神剣には全て命魂があるが、聖剣はまちまちである。何か条件があるらしい?
ちなみに、とある大鍛冶師の作品には奇跡的に全て命魂があるらしいが、気付いている者は少ない。
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【スキルレベル】
Lv.1~2はただ使えるだけの素人クラス。
Lv.3~4はその道を極めた達人クラス。
Lv.5は人外クラス。
一般市民のほとんどが通常Lv.1クラスで、良くてLv.2。
Lv.3は本当に達人クラスで、Lv.4~5なんて滅多にいない。
Lv.1(見習いクラス) → ほとんどの人がLv.1で生涯を終える。
Lv.2(師範クラス) → 道場を開ける強さ。強い冒険者はここに属す人が多い。
Lv.3(超一流クラス) → 大多数の勇者がここに属す。現地人でも少数。
Lv.4(世界の頂点クラス)→ 一部の種族と一部の勇者が属す選ばれしクラス。
Lv.5(神クラス) → 現在は神以外では習得している者はいない。神はほぼこれ。
①スキルのレベルUPは基本的には長い修練の後、才能によって昇華される。
現地人の場合は才能がなければレベルUPは行われない。
才能があるかどうかを調べることは不可能。(魔法の才能とは異なる)
②同じレベルであろうとも、同じ強さとは限らない。
ステータス差や修練によって、微妙な差が生まれる。あくまで微妙な差。
③レベル差は絶対的な力の差を及ぼす。ステータス差よりも明確に顕著である。
Lv.1 → Lv.2 = ステータスおおよそ2倍差
Lv.2 → Lv.3 = ステータスおおよそ6倍差 (Lv.1とは12倍差)
Lv.3 → Lv.4 = ステータスおおよそ12倍差(Lv.1とは144倍差)
Lv.4 → Lv.5 = ステータスおおよそ20倍差(Lv.1とは2880倍差)
④スキルレベルが低くて、ステータスが高い場合はスキルレベルが優先される。
ex.(スキルLv.1+ステータス30000)vs(スキルLv.2+ステータス12000)
この場合は(スキルLv.2+ステータス12000)が勝利となる。
あくまでステータスは目安の数字であり、強さの基準はスキルレベルが優先される。
但し(スキルLv.1+ステータス73000)なら勝利となるが、こんなおかしな生物は存在しない。
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【スキルの隠しパラメーター】
①日々の研鑽、努力の成果、レベルアップの兆しと呼ばれている。
スキルに頼った研鑽ではなく、日々の研鑽の蓄積によるところが大きい。
個人の強さは全く関係ない。研鑽、研鑽、これまた研鑽なのである。
②特別変わった呼称はないが、便宜上(+)・(-)とする。
ステータス上では(+)・(-)で表示されることはない。
同レベル内では、ステータスよりも(+)が優先される。
③レベルアップ直前などで見られる為、滅多に(+)の状態はお目にかかれない。
人間族は基本的にほとんどの場合が(-)である。
神々には(+)・(-)の違いが多くあったりする。
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【貨幣】
銭貨=10ルクア
銅貨=100ルクア
銀貨=1,000ルクア
金貨=10,000ルクア
白金貨=100,000ルクア
王金貨=1,000,000ルクア
白王金貨=10,000,000ルクア
黒金貨=100,000,000ルクア
①最低貨幣は『銭貨』、最高貨幣は『黒金貨』となる。
但し、白金貨以上は通常の市場では取引不可能。
②王金貨以上は貴族や商人、魔道具店でのみ使用可能。
但し、黒金貨は取引できない魔道具店も多い。基本は都の魔道具店のみ。
③紙幣は存在しない。
紙というもの自体は存在しているが、基本的には記録用として利用される。
④余談ではあるが、トイレットペーパーも存在しない。
紙を使うぐらいなら浄化魔法を使用するのが一般的だから。奴隷は藁または水洗い。
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【魔動駆輪】
①魔力炉に魔力を流すことにて動く自動二輪及び四輪の総称。
一人乗り用の小型車からバスのような大型車まで種類は様々。
基本的に異世界からの来訪者である勇者が製造に携わっている。
魔法と科学の叡智の結晶とも言われ、姿形は自動車やバイクに酷似している。
船の魔動船は『魔動操船』と呼ばれ、モーターで動く仕組みとなっている。
②基本的に全ての製造段階で全勇者特別機構の許可が必要となる。特に新機能は絶対である。
故に魔動駆輪は馬車をモデルとされている。なので、走行速度は馬車とそう大差はない。
速度を上げる技術やバックの機能などは、現在全勇者特別機構にて審議中である。
③シンフォニア以外の他の国家ではまだあまり普及してはいない。
故にシンフォニア以外の国で利用する際には、利用許可の申請を行う必要がある。
申請は冒険者ギルドで行うことができ、全勇者特別機構にて利用の認可が下ろされる。
④魔動駆輪所持者は『魔動駆輪所持者名簿』に強制的に登録されることになっている。
その名簿は商人及び貴族に配布される決まりになっている。
シンフォニア以外での他国における魔動駆輪所持者はいずれも国または貴族のお抱えになることが多い。
また、召し抱えようとあの手この手にて勧誘をしてくるのが通例である。
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【サクラ號】
主人公達の魔動駆輪の名称。命名の由来は『ハイカラ → 大正 → 大正と言えばサクラ○戦』。
販売価格は32億ルクアだったが、ヘリオドールの働きで3割引の22億ルクアにて購入。
家具や調度品の全てが最高級の王塚製品であり、その全てをヘリオドールが4割引まで値切った。
内部は自動空調及び体調管理システム。またAIであるサクラによる24時間フルサポート体制。
サクラのグランドマスターはヘカテー、マスターは主人公となっている。基本的に主人公優先。
(外観)
モデルは『函館のハ○カラ號』。
赤と白のレトロなデザイン。全長5m程。
(内観・1F)
①出入り口は合計4つ。
○通常出入り口 ・・・主人公達が出入りする正規の出入り口。
○小部屋用出入り口 ・・・来客用の小部屋へと案内するダミーの出入り口。
○♂用魔限監獄出入り口・・・♂の賊を魔限監獄に投獄するための出入り口。
○♀用魔限監獄出入り口・・・♀の賊を魔限監獄に投獄するための出入り口。
②小部屋
広さは25畳。立派な牛革ソファーに、大理石のテーブル。壁面にはアクアリウムあり。
利用目的は来客用の応接室及びサクラ號の秘密のカモフラージュ。または旅中での主人公とのお話部屋。
竜殺しとしての品位が必要とのことで、非常に高額な調度品の数々が多数展示されている。
内装費用の実に8割を投資した贅沢という言葉では言い尽くせない程の豪華絢爛な部屋。
『小部屋 → サクラ號』または『サクラ號 → 小部屋』への移動も可能。但し、認識魔法で登録済みのメンバーのみ。
利用権限の有無はマスターである主人公のみ変更可能。ヘカテーは不可。ニケは勝利すれば可能。
③リビング
広さはドラゴンモリオン(全長15m程)3人分。城のエントランスホール並。シャンデリアあり。
中央に逆『C』型で超巨大な桜色(元の色は黒)のレザーソファーあり。20人楽々座れる。
レザーソファーの中央に黒曜石の巨大な赤い(元の色は黒)丸テーブルを設置。
ソファー、テーブルともに既製品だが、アテナ要望の為、ヘカテーの【物質変化魔法】を使用済み。
運転席への移動はスムーズに行えるが、運転席への移動は現状主人公とヘリオドールのみである。
④お菓子BOX
別名『お菓子製造機』。但し、主人公の許可がないと使えない仕様となっている。
利用権限の有無はマスターである主人公のみ変更可能。ヘカテーは不可。ニケは勝利すれば可能。
魔力を媒体に創造される優れもので、欲しいお菓子を入力するだけで製造可能。複製もお手のもの。
但し、グランドマスターであるヘカテーの知識にないものは製造できない欠点あり。
保管庫の役割も担っており、その全ての管理を24時間サクラがフルサポートしている。
ちなみに、サクラもこっそりと利用している。お気に入りはメロンソーダ味の魔力。
⑤マジックキッチン
リビングよりかは狭いものの、50名程度だったらかなり余裕を持って利用できる大きさ。
全てを魔力で操作する為、火事や水漏れなどといった事故は全く起こらない子供に優しい設計内容。
また食器類や調理器具などもイメージすることで魔力にて擬似的に模倣されるようになっている。
その為、器具などの置き場いらず、調理後や食後の後片付けなどが不要の主婦に優しい設計内容。
但し、現在利用できるのは主人公とニケのみとなっている危なっかしいお子様達がいても安全。
利用権限の有無はマスターである主人公のみ変更可能。ヘカテーは不可。ニケは勝利すれば可能。
⑥魔天温泉・水洗トイレ・サウナ
全体の大きさはドラゴンモリオン6人分。
内訳は魔天温泉が3人分。サウナが2人分。水洗トイレと脱衣所で1人分となっている。
○水洗トイレ・・・1Fと2Fにそれぞれ2部屋ずつあり。大きさは全て一緒である。
小鳥の囀りのBGMあり。部屋全体に桃の香りが漂っている。
全てのトイレにウォシュレット機能あり。温水・脱臭機能完備。
サクラの24時間フルサポートにより、排泄物は全て魔力転換【物質転換魔法】
○サウナ ・・・通常のサウナと何ら変わるところはない。
但し、使用者が危険な状態だと判断された場合は強制的に転移される。
サクラの24時間フルサポートにより、適宜体調に合わせた安全地帯へと転移。
後にアテナがこのシステムを悪用したことで、再度ヘカテーに創り直してもらう。
○魔天温泉 ・・・正式名称は『魔力自発型天然温泉』。効能は全ての状態異常及び全ての怪我。
但し、早漏・遅漏は効能外なので、後に主人公が絶叫。妊娠促成はあり。
『広さ良し・浸かって良し・飲んで良し・美容に良し・衛生に良し』の温泉。
サクラの24時間フルサポートにより、24時間いつでも最高の状態。
特に衛生面は完全監修の為、不純物はすぐさま魔力へと転換される。
広すぎる為『迷子に注意』との看板を設置。アテナは何度か迷子になっている。
迷子時は、サクラに救援を頼むことで脱衣所へと転移してくれる安心設計。
⑦魔限食物庫・魔限素材庫・魔限道具庫・無限魔力庫
広さは魔力量によって変化。サクラ號の場合は無限領域となっている。
全ての動力を魔力炉の魔力にて補っている。魔力炉の魔力が切れるまでは永続利用可。
ヘカテーは魔術を駆使する為、アイテムボックスのように全てを収納できる訳ではない。
その為、食物や素材など、種類別によって分類する必要性がある。
○魔限食物庫・・・主に食物を保存する無限保存庫。性能はアイテムボックスと同様。
食用動物の死体などは保存できない。食物として捌く必要があり。
○魔限素材庫・・・主に素材を保存する無限保存庫。性能はアイテムボックスと同様。
食用動物の死体などはここに保存される。食物として捌かれたら保存不可。
○魔限道具庫・・・主に道具を保存する無限保存庫。性能はアイテムボックスと同様。
アテナの自転車やモリオンの魔動駆輪などを保管。別名『収納庫』。
○無限魔力庫・・・魔力の備蓄庫。魔力炉の生命線。サクラ號全ての魔力の源である魔力の保存庫。
ニケにて100万年分の魔力を補充。後に計測不能まで補充後サクラがハイとなる。
⑧♂用魔限監獄・♀用魔限監獄・監獄温泉
広さは魔力量によって変化。サクラ號の場合は無限領域となっている。
全ての動力を魔力炉の魔力にて補っている。魔力炉の魔力が切れるまでは永続利用可。
個室を用意している訳ではなく、一つの檻にて収監。そこでの乱闘騒ぎはどうぞご自由に。
その際に死亡した賊の魔核は自動回収される。監獄内の規律までは面倒を見ない主義。
賊は臭い。これは常識なので、専用の出入り口を用意。サクラ號内には徹底して臭気を阻止。
○♂用魔限監獄・・・♂用の1日3食、風呂は24時間OKの監獄。監修はサクラ。
監獄内の生活水準は庶民~低流貴族並み。簡易な衣類や布団など配布。
○♀用魔限監獄・・・♀用の1日3食、風呂は24時間OKの監獄。監修はサクラ。
監獄内の生活水準は低~中流貴族並み。少し綺麗で丈夫な衣類や布団など配布。
○監獄温泉 ・・・♂♀別々の24時間OKな魔天温泉。監修はサクラ。
広さは小部屋と同程度で、主人公達が入っている魔天温泉とほぼ同性能。
但し、迷子転移機能だけはなし。ここでのぼせ死んでも面倒は見ない主義。
⑨魔力炉
別名『サクラ』。主人である主人公のことは『ますたぁ』と呼んでいる。
ニケの神護『勝利』にて芽生え、ヘカテーの【支配魔法】にてヘカテーを親として認める。
その後、ほとんどの権利を主人公に譲渡し、正式に主人公がサクラの主人となる。
親がヘカテーな為か、どこか子供っぽい。しかし、ニケによって生み出されたので超優秀。
魔動駆輪の心臓部・脳に該当する場所。ここにて全てのサポートを行っている。
動力源となる魔力は無限魔力庫から随時補給。24時間いつでもどこでも働けます!
自我はあっても機械なので睡眠・休息は不要。食事は魔力。但し、甘味は欲しくなる模様。
(内観・2F)
水洗トイレは1Fのものと同じものである。
各部屋の周囲を美しい花々や植物で覆っている。さながら自然の中にある部屋。
サクラの24時間フルサポートにより、常に殺虫魔法が展開され、管理もサクラが行う。
冥界・神界・地球・パルテールの植物が軒並み轡を並べ、美しさを競っている。
各個人の色合いは、そのキャラクターのイメージカラーである。
①ヘリオドールの部屋 (イメージカラーは黄色)
広さは12畳程。部屋の内装は少女チック。ぬいぐるみやかわいい小物で溢れている。
部屋の主な使用目的は符術の実験及び研究。部屋の中には研究室とドレッサールームがある。
秘かな楽しみはドレッサールームで服をあれこれと着替えて、自分の美しさに悦に入ること。
夜は主人公と一緒に寝る為、部屋にベッドはなし。建前上は主人公の警護。
本音は主人公の側にいたい兼マーキングする為。あわよくば体の関係も辞さない。
②アテナの部屋 (イメージカラーは金色)
広さは6畳程。部屋の内装は殺風景。家具その他一切何も置かれてはいない。
部屋の主な使用目的はなし。そもそも魔天温泉かリビングにいる為、使用する気すらない。
それでもヘリオドールのお姉ちゃんとして隣の部屋は譲れないらしい。お姉ちゃんの矜持?
夜は主人公と一緒に寝る為、部屋にベッドはなし。主人公はアテナの枕だと主張している。
アテナは基本的にどこでも寝れる子だが、主人公を枕にしている時が一番涎を垂らしている。
③モリオンの部屋 (イメージカラーは黒色)
広さはドラゴンモリオン10人分。部屋の内容はジャングル。家具とか置ける雰囲気ではない。
部屋の主な使用目的は昼寝・食事・遊び。部屋のモデルはアルテミス。多数の動物が生息。
サクラの24時間フルサポートにより、動物の生体環境や増殖数は常に完璧に管理されている。
ニケやヘカテーと遊ぶ部屋でもあり、遊戯後の後始末はサクラの役割。かなり大変だと愚痴をこぼす。
夜は主人公と一緒に寝る為、部屋にベッドはなし。お姉ちゃん達や主人公と一緒に寝れる貴重な時間。
誰かが自分の尻尾に包まれると安心するせいかぐっすり寝れる。しかし、その後の噛み付きはお約束。
④ヘカテーの部屋 (イメージカラーは紫色)
広さは12畳程。部屋の内装はおどろおどろしい。キモかわいいぬいぐるみや小物で溢れている。
部屋の主な使用目的は飾り立て。目標は冥界の家と同じように徹底的に飾り立てること。
死神としての特性故か、死者の魂が部屋中に漂っている。特に害はなし。表情は豊か。
ヘカテーからすれば、それが普通のことなので特に気にしてはいない。ヘリオドールは苦手。
夜は主人公と一緒に寝る為、部屋にベッドはなし。いつも一人で寝ているから皆と一緒で嬉しい。
モリオンの尻尾に包まれるのが大好きで、モリオンの隣で寝ることは絶対条件となる。
朝、モリオンはヘカテーの腕を、ヘカテーはモリオンの尻尾を噛み付いている光景はとてもえっちぃ。
⑤ニケの部屋 (イメージカラーは灼色)
広さは6畳程。部屋の内装は和室及び茶室。完全に主人公のわがままで創られた部屋。
部屋の主な使用目的は主人公の癒しの空間。コネクティングルームとなっている。
オブジェクトとして用意した茶道の道具一式を見て関心を示す。全ては主人公の為。
夜は主人公と一緒に寝る為、部屋にベッドはなし。主人公の寝顔を見るのは楽しみ&幸せの一つ。
アテナをこっそりとどかして(唯一の反抗)、主人公に膝枕をすることこそ使命。
主人公が寝ている間にキスを.....としないところが、規則バカらしい一面である。
⑥主人公の部屋 (イメージカラーは水色)
広さは20畳程。部屋の内装は猫大好きな洋室。な"ーの為の家具及び施設が充実。
部屋の主な使用目的は一人になれる時間を作る為。自分の為の家具は少ない。
異世界で買い集めた本を飾っている。後、物語に興味を持ったモリオンが入り浸る。
ニケの部屋とコネクティングで繋がっている。後、壁は撤廃されることに。
夜は皆と一緒に寝る為、超巨大な天蓋付きベッド(アテナの要望)が一つある。
超巨大な天蓋付きベッドは10人以上が楽々寝れる大きさである。
⑦秘密の小部屋
広さは6畳程。部屋の内装は普通の洋室。ベッドが一つだけある。
部屋の主な使用目的はニケとのいちゃいちゃ空間。後、色々なものを設備。
この部屋の存在を知っているのは、主人公とヘカテー、ニケ、そしてサクラのみ。
好きに飾り立てていいと許可を得たので、実質ニケの部屋のようなもの。
この部屋だと主人公が積極的になるので、ニケは大満足。
⑧魔限酒造
1Fにある魔限食物庫とかと同じもの。
主に酒類を保存する無限保存庫。性能はアイテムボックスと同様。
ジュースやお茶などは保存できない。飲酒用アルコール成分のみ。
⑨空き部屋
広さは12畳程。部屋の内装は普通の洋室。家具類はベッド一つだけ。
部屋の主な使用目的は新たな住人が増えた時用。
とりあえず3部屋程用意している。
⑩客室
広さは12畳程。部屋の内装は普通の洋室。家具・調度品類はそこそこ。
部屋の主な使用目的は親しい友人の宿泊用施設。サクラによるルームサービスあり。
サクラの24時間フル監視システムにより、この部屋にて全てが完結できる設備があり。
摩天温泉・ルームサービス・サウナなど。たまにアテナのお仕置き部屋になる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【世界の倫理観】
①PT間の男女比率は同じにする。もしくは男のみ、女のみ。
理由はPT間のパワーバランスを保つため。
②夜間の旅は昼の旅よりも安全。でも夜に旅をする人はほとんどいない。
命よりも経費を重視。また夜は魔物だって寝るし、酒盛りをするし、お肌を気にするため。
③魔法を取得するには素質が必要。さらに各属性の素質も別途必要となる。
魔法の威力は魔力操作のスキルが別途必要。
④勇者は基本的に金持ち。尊敬・象徴・羨望・畏敬の対象。
神の次に偉い。神の使徒とも言われている。
異世界に召喚された勇者は、異世界生活を満喫していて魔王退治をほとんど放棄している。
異世界人というだけで、貴族ご用達の店を利用できたり、貴族令嬢と結婚できたりする。
⑤パルテールのお風呂とは通常五衛門風呂を指す。
基本的には貴族が愛用していて、2~3人が一緒に入ることができる。
日本式のお風呂は一部勇者達が愛用しているが、あまり知られてはいない。
⑥パルテールは多くの勇者の貢献により、元の文化が廃れる程の文化革命が行われている。
ほとんどの物が地球式に象られ、魔法のほうが便利なものは現地の文化を採用している。
現地の文化を色濃く継承しているのが、エルフや獣人となっている。他は比較的革命優先。
⑦耐性は全部で6種類あり、100以上前には3種類しかなかった。(物理・魔法・状態異常)
時の勇者がその後新たに3種類作りだしたと言われている。(斬傷・爆発・呪術)
⑧伝説の5英雄とは、人間族・獣人族・エルフ・ドワーフ・魔族の5つの種族の英雄を指す。
この世界で魔族があまり危険視されていないのは、この5英雄の影響が大きい。
3000年前に世界征服を企む竜族の侵攻を防いだ大英雄。しかし現在では神話扱いとなっている。
伝記には誇張部分も多く、1000もの竜族を撃退したとあるが、実際は20匹程だった。
しかも、その戦いの傷が元で5英雄は死亡している。完勝と記されているが、実際は辛勝だった。
人間族の勇者は異世界人であり、どこか洋風な顔立ちが伝記に記されている。
⑨パルテールにも月は存在する。おおよそは地球と同じ。
満ち欠けの周期は4ヶ月となっており、満月・半月・三日月・赤月がある。新月はない。
赤月は獣人の本能を呼び覚ます特別な月。
アルテミスへの崇拝は森の神というだけでなく「赤神」と言われており月の色と同色だから。
⑩パルテールの農耕、産物の生産事情は地球とは異なる。
その土地、その土地で作れる物が決まっており、気候や風土に影響されるものではない。
ゆえにその土地に適していない産物は作ることが不可能。必ずどの国も輸入に頼ることになる。
産物によって格差はあるものの、一定の補助を国が出している為、産物格差は意外と少ない。
⑪回復薬は正統勇者のみが所持することを許された特別な薬である(世界のバランスを保つ為)
正統勇者としての活動時に全勇者特別機構に申請することで無償にて支給される。
時価数億とも言われる薬なだけに売りに出すと足が着く。バレた場合は正統勇者剥奪。
王や大貴族、皇帝より依頼を受けた際は、全勇者特別機構にて会議案件となる。
会議にて承認時は無償で提供するが、不正に利用時は世界勇者同盟からの除名対象となる。
⑫回復薬の製造は十傑の一人『王 張雛』と一部の勇者のみにてされている。
製造方法などは公開されていない為、製造本数には限度がある。
特別な加護の魔法で処理されている為、複製は非常に困難。可能なのは『王 張雛』のみ。
その為、正統勇者のみしか支給されない。特に十傑は最優先で融通される。
『王 張雛』が職権乱用で、他の十傑よりもキャベツに2倍以上の回復薬を渡している。
その事実は知られているものの、『王 張雛』を怒らすと製造に支障をきたすので黙認状態。
席次は設けているものの、十傑はみな平等の精神の弊害の一部である。
⑬疲労とは『適性耐性』のことを指す。耐性の一種ではあるが耐性には含まれない。
本来ならスキルを取得時に同時に得られるものなので、この存在を知っているものはいない。
一種の隠し耐性みたいなもの。持っていない主人公があまりにも特異体質なだけ。
ちなみに勇者は神の如き肉体を有している為、全ての事象に適性耐性を持つ。
魔法を取得していない勇者でも、魔法が付与された武器での魔法使用時には疲労しない。
(ex.竜墜の剣など一部あり)
⑭都・町・村は人口や形態によって区分が分かれる。
⑮結納7つ道具とは、結婚する際に男性側が経済力をアピールする道具のこと。
この内いくつを用意できるかで、男性側の価値が決まると言われている。
この7つ道具は普段の生活でも役立つ物なので、多ければ多いほど家事が楽になる。
必要順位が高い物ほど高価で便利、希少価値の高い物となる。
【1】???
【2】???
【3】???
【4】???
【5】???
【6】???
【7】『神聖なるたわし』:繊維の部分が黄金色に輝く、使用しても汚れ知らずなたわし。
魔道具店にて1個100万ルクアで絶賛販売中。婦人に大人気の商品。
半永久的に使える代物で、洗剤いらず。こするだけで自動洗剤放出。
用途はこすれるものであれば何でも使用可能。一家に1個の神道具。
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