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第4章 純愛の撫子とSランク冒険者
~共同作業と記憶収集~
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前書き
会話パート
「」ユウジ []セリーヌ 〔〕サーシャ 【】アオイ
『』エステル {}詩乃
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武術大会
イリアス季節表では4月、10月、16月、22月に開催される
基本的にルールはテンプレ通りだ
武器の使用も、魔法の使用も認められている
回復アイテムなどの道具の使用だけは認められていない
相手を殺せない仕様にはなっているが限度はある
勝敗は降参するか戦闘不能と判断された場合に決する
8月に武術大会予選参加資格を得る為の地域予選が行われた
俺、サーシャ、セリーヌ、ハリー、アイサはこれに参加し、
全員武術大会予選に参加する資格を得た
もちろんアオイも参加するだけの力は十分あるのだが、基本的に魔術士はイリアスでは珍しい存在なので俺が出場を諦めさせた
魔術大会とは違い悪目立ちしすぎるからだ
アオイは俺の為に演奏できるならどこでもいい、と言ってすんなり諦めてくれた
アオイ、可愛いすぎるんだが!?たくさんなでてあげた
前回の覇者は剣聖を下したセリーヌだ
俺やサーシャ、セリーヌは当たり前だが、ハリーやアイサも今やかなりの腕前だ
ぶっちゃけSランク程度なら余裕のレベルになっている
もはやうちの家族だけで武術大会を蹂躙できそうだ
□□□□
『居住区』ユウジ邸
今、家族+エステル会議が開催されている
なぜエステルが含まれているのか、それは・・・
エステルはもはや自宅であるかのように毎日うちに訪れている
初めは嫉妬心丸出しだったエステルも落ち着き、
今では家族の一員かのように皆から扱われている
正直夏休みの間はうちに住んでもいいんじゃないか?
とさえ思っている。部屋はたくさんあるしな
(てか、そうして欲しい!お風呂上がりのエステルとか・・・。げへへ、たまらんなぁ~。ぜひ提案してみよう!毎日家まで来るのも大変だろうし、俺とずっと一緒にいたくもあるだろう!エステルを気遣った上での配慮だ!)
おっと。話が脱線してしまった
そう、今は会議が開かれているのである。事の発端は詩乃だった
{みんな出場できるんだし、トレードマーク!トレードマークを作らない?一目見て家族だと判るやつ!}
う~ん。家族の反応はいいみたいだな。まぁいいかな?
「例えばどんなのだよ?」
[ユウ様!セリーヌに名案がありますの!以前セリーヌが使用した仮面をみんなで被ればいいんですの!]
「〔{・・・}〕」
(ご、ごめん、セリーヌ。あれはさすがにないわ。俺だけじゃなく、サーシャや詩乃まで無言になってるしな。ここは俺が言うしかないか)
「き、却下で!」
[ユウ様!?]
かわいそうだからいっぱいもふもふしてあげるな!
{こほん、やはり既存の物よりも手作りがいいと思うのよ}
「それはそうだろうが、何か考えがあるのか?」
{それをみんなで考えるのが家族会議でしょ!}
お、お前!ふざけんなよ!?単なる丸投げじゃねぇか!
「バカの提案を考える為に意見が欲しい。皆、気軽に言ってくれ」
〔私は可愛いやつがいいですね〕
か、可愛いやつか・・・。あの、俺も一緒のやつなんだよ?
[セリーヌは実用的なやつがいいですの]
どうせ作るなら実用的なほうがいいよな~
{バカって何よ!デザインならちゃんと案があるのよ}
デザインだけかよ!まぁこの案も詩乃からだったが・・・
【ユウジ義兄さん。お姉ちゃんの時もそうだったけど、何かしら姿・形を隠せるようにしたほうがいいと思うよ?】
あぁ、確かにそれはあるかもな。目をつけられるのを防ぐためか
『お師匠様!妾もみなと同じやつがほしいのじゃ!大会には出ぬがほしいのじゃ!』
大丈夫だって!家族みんなの分作るから!除け者にしないよ!
エステルもアオイ同様の理由で参加はやめさせた
エステルの場合は槍が使えるがメインは魔法だ
それに観客席のアオイや詩乃も誰かが護らないといけない
アオイは物理系が苦手だから、やはり誰かがいたほうがいい
だろう
そういう意味でもエステルは最適だ。エステルなら安心して任せられる
(それにしてもみんなの要望を極力叶えられるやつがいいよな。俺が着ても違和感ない可愛くて実用的で姿形を隠せるようなもの・・・。う~ん)
おねだりしてくる可愛いエステルを眺めながら考える
家族達もなにやら意見を言い合っているようだ
(にしてもエステルは白衣が似合うな。もう少しくたびれた感じでダボダボ感があるといいんだがなぁ~。・・・白衣?)
「・・・マント、マントとかどうだろうか?俺もふぇんりるマントはあるが、家族お揃いならやはりファンタジーならではのマントがいいんじゃないか!?詩乃!それに可愛い・・・かはわからんが実用的で姿形も隠そうと思えば隠せる」
家族の厳選なる会議の結果、みんなでお揃いのマントを作ろうということになった
生地についてはミーからの提案でアマリリスの糸を使うことになる。なんでも軽くて丈夫らしいのだ
この提案には俺も大賛成だ。アマリリスとみんなが接するいい機会だからである
ミーの思いやりを垣間見た瞬間だ。もしかしたら裁縫をしたかっただけかもしれないが・・・。いや!きっと思いやりだ!
作る物や生地については決まった
最後はデザインだが詩乃には案があるらしい
「それで?どんなデザインなんだ?詩乃が考えてるのは」
{うさぎよ、うさぎ!あたし達はハクトの、白兎の家族なんだからうさぎをモチーフにしたほうがいいと思うのよ!}
(うさぎか・・・。まぁいいかな?サーシャの可愛いの条件に入るだろうし、何よりヘイネが喜びそうだ)
{ハクトは知ってると思うけど、日本には有名なうさぎのブランドがあるじゃない?黒いうさぎのマークでプレイボー・・・}
「はい、詩乃アウトー!」
危うく詩乃が言いかけた言葉をチョップで封じる
お前丸パクリするつもりか!?色々問題が出るだろ!
「詩乃はいい加減にしろよ?うさぎはイリアスのを使えばいいだろ」
〔あ!それならラブリーファントなんていかがですか?ラブリーファントは魔物ではありますが、ペットとして人気が高いんですよ!〕
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『ラブリーファント』 魔物
魔山を始めとする魔境に棲息する魔物
非常に臆病な性格で滅多に会えない
日本で言うところのうさぎにそっくりな魔物である
耳と尻尾がハート型に見えるところからペットとしても大人気
素材として残るファント肉は非常に美味で高値で売れる
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「え?別に普通のうさぎでも良くないか?」
【違うよ、ユウジ義兄さん!ラブリーファントがいいんだよ!】
〔さすが我が義妹です!よくわかってますね!〕
『確かにうさぎならラブリーファントなのじゃ!お師匠様!』
(な、なんだ!?イリアス組が一斉にラブリーファントを推してきたぞ!?そんなにラブリーファントがいいのか?てかこいつらは単純にラブリーファントを飼いたいだけじゃないのか?)
結局イリアス組の強い要望でデザインはラブリーファントに決まることとなった
実際どのようなマントにしようか話し合われた際には、
〔ラブリーファントの絵柄はマントにでかでかとあしらえてみてはいかがですか?〕
「マ、マントの裾とかにワンポイントとして付けるのがいいんじゃないかな?あまり目立ってもしょうがないしさ・・・」
(俺も着るので勘弁してください!背中にでかでかとラブリーファントがあしらえてあったら恥ずかしいだろ!)
[マントは全体的に桜色がいいと思うんですの!]
「お、俺も着るからさ。ちょっと桜色は・・・。水色とかどうだ!?夏だし涼しい印象あるだろ!」
(セリーヌが好きな色だから桜色にしたいのはわかるが、さすがに俺が恥ずかしいよ!俺が着ることも忘れないで!)
【リボンとか付けてみたら可愛いと思うんだ!】
「リボン!?あ、あれだ、あれ!ファーとかの方がマントっぽくないか!?ちょっと高級感でるしさ!」
(リボンはさすがにきつい!ごめんよ、アオイ・・・。)
{日本では無理だったワイヤー入りのマントにしようよ!魔法でなんとかなると思うんだよね!}
「ワイヤー入り!?何言ってるんだ、詩乃は!?シンプルなのでいいだろ!simple is the best!」
(詩乃はたまによくわからんことを言ってくるから恐すぎるわ!詩乃の黒歴史は深すぎる。深淵だ。深淵を覗こうとすると深淵もこちらを覗いてくるからな。そっとしておこう)
『お師匠様も大変なのじゃな。妾はみなと同じ物が着れればなんでもよいのじゃ』
苦労をわかってくれるか、エステル!大変なんだよ、意外と!
(それはそれでどうなんだ?いちお公爵令嬢なんだし、身嗜みは気にした方がいいような気もするが・・・。まぁ俺があげた白衣着てるぐらいだしファッションにそこまでは興味ないんだろうな)
結局マントは大体俺の意見を取り入れられることになった
みんなそれなりに妥協はしてくれたみたいだ
マントは以下のような特徴となる
・膝丈まであるロングコートに近い長さのシンプルなマント
・全体的に薄水色で首周りや裾の部分にファーがある
・裾の端に大きめ(これは家族に押し切られた)のラブリーファントのワンポイントが刺繍してある
・ラブリーファントのワンポイントはお互いが向かい合い、出会おうとする為に走りだしているような絵柄だ
マントの概要が決まれば早速作成に取り掛かる
マントを縫い合わせていくのはミーを筆頭に、サーシャ、セリーヌ、サリー、サラ、詩乃、アオイ、そしてガーベラに、アマリリスだ
出来上がったマントを染色していくのはスイ、レン、それにアヤメだ
ファーの部分の素材は、ハリーとアイサが迷宮で回収してくるホワイトウルフの毛皮を使うみたいだ
最後にラブリーファントのワンポイントを刺繍するのが、ミー、サーシャ、詩乃、アオイ、アマリリスの裁縫ベテラン組となる
アヤメ達も含めた初めての家族総出での共同作業だ
みんなで一丸となって何かを作るっていいよね!
俺は楽しそうにマント作成をしている家族達を眺めながら、感慨深い物を感じていた
そう、共同作業をしている家族を眺めているのだ
や、やることないんだが!?
家族の共同作業だぞ!?一家の大黒柱だぞ!?
俺は不器用だ。自覚はある
魔力操作で繊細な技術が必要な時もあるが、それはもはや慣れでなんとでもある
しかし自分の手自らで何かを作るのは非常に苦手だ
裁縫とか無理無理!針の穴に糸を通すだけで疲れるわ~
魔法で生み出すのとは勝手がちがうんだよな・・・
なのでマントの縫い合わせは手伝えない
染色は余裕じゃね?と思っていたらかなりめんどくさいらしい
ファーの素材集めは訓練も兼ねてるし二人で十分だと断られた
最後の刺繍なんて絶対無理!そんな技術はない!
や、やることがない・・・
エステルは正確にはまだ・・家族ではないので百歩譲っていいとしよう。さすがに俺はまずいだろ!
・・・うっ!なんかぼっち時代の記憶がフラッシュバックしてくる・・・
(な、なにかないか!?みんなが喜びそうなやつ!なんかやってましたよ、をアピールできるものだ!・・・そうだ!魔山に行こう!ラブリーファントを捕まえてくるんだ!サーシャ達が飼いたそうにしてたもんな!)
「エステル。暇ならラブリーファントを一緒に捕まえにいかないか?この前のファントレーダーを試すいい時期だと思うんだ」
暇だし、エステルと魔山デートと洒落込むか!
『ラブリーファント!?飼うつもりなんじゃな!?』
やはりエステルも好きなのか。さっきもいい反応してたもんな
「そのつもりだよ。ほら、今やる事ないからさ」
『・・・お師匠様』
やめて!そんな可哀相な人を見る目で見ないで!
エステルに同情された俺はそのままエステルと魔山に向かうことにした
いちお家族には伝えたが、家族が聞いていたかは定かじゃない
□□□□
魔山50合目
エステルとともに魔山にきた俺は早速ファントレーダーを使ってみた
ファントレーダーとはラブリーファントを効率よく狩る為に作りだしたマジックアイテムだ
ラブリーファントの固体保有魔素と俺の気配察知スキルを組み込んだこのレーダーはどこにラブリーファントがいるのかを正確に割り出すことができる
「今、魔山にいるラブリーファントは52体みたいだな。結構いるもんなんだな。普段は20体前後だから半分以上は放置してたのか・・・もったいない」
『そんなにおるのか?さすが魔境の山なのじゃ』
とりあえず近場のラブリーファントを片っ端から捕獲するが、抵抗されるのでファント肉に変えていく
てか魔物を飼育するってそもそもできるのか?
アヤメ達みたいに知能がある一定以上あるなら可能だろうが、ラブリーファントにはないように思える
「これ無理じゃないか?ペットとして大人気ってサーシャは言ってたがどうやってるんだ?」
『魔物使いの隷属スキルなんじゃろうな。昔、武闘場でそういうイベントを見たことがあるのじゃ』
(そういう事は早く言ってくれよ!しかし魔物使いか・・・。さすがに魔物使いは過去の勇者時代にもいなかったから知らないなぁ。記憶さえあればスキル創れるんだがなぁ・・・。過去のエステルの記憶さえ貰えるか複製さえできれば創れそうなのに・・・いや?待てよ?)
「なぁ、エステル。俺の仲間にさ、相手に触れることで相手の記憶を貰ってスキルを創るやついたんだけどさ、それってもしかして・・・」
(確かマリーがショーマリーに来たときにやってたような?それでショーマリーの言語とステータスを得たとか言ってた気がする)
『凄いことする仲間がおるんじゃな。それも恐らくは錬成の抽出の力なのじゃ。ただ・・・相手の記憶を覗くんじゃから下手すると相手の脳に障害や記憶欠損が起こる可能性はあるじゃろうな。抽出の中でも恐らくは最高クラスの力じゃ。もしかしたらその者は相手の記憶の入れ替えさえできたのではないか?抽出ができるのじゃから入れ替えもできるのは道理なのじゃ。催眠や洗脳のように思わせるのとは違い、なかった出来事をさも経験したと記憶に刷り込ませるのじゃから、まさに魔法の領域を越えておるのじゃ』
(な、なるほど。想像以上にやばい力だな・・・。確かにマリーみたいな他人に絶対無関心なぐらいの胆力がないとおいそれと使える魔法じゃないよな。うまく使えば、エステルの記憶の中を俺だけに染め上げることもできるみたいだ・・・いやいやいや!そんな操り人形みたいなことしなくてもエステルは必ず手に入れてみせる!・・・ただこの魔法はとても有能ではある。できることなら手に入れたい。俺が更に強くなる為にも!あとはエステルがこの魔法についてどう感じてるかだよな?)
「もし俺がその魔法を創りあげたらエステルはどう思う?そしてそれをエステルに使いたいと言ったら使わせてくれるか?」
『お師匠様なら問題ないはずなのじゃ。だから構わぬのじゃ!』
軽くね!?その根拠はなんだ!?
「いや~さすがに。その訳のわからない根拠はなんだ?」
『力の大きさを知ったから、創るかまたは創った後の事を悩んで妾に聞いてきたのではないのか?ならお師匠様はちゃんとその力の強さを理解しておるのじゃ。きっとお師匠様はその力を悪用しないはずじゃ。だから問題ないのじゃ!またお師匠様はこっそり力を使うこともできたはずなのに、わざわざ使ってきていいか確認してきたのじゃ。相手を気遣う優しさがあるなら、脳への障害や記憶欠損等のリスクについてもお師匠様ならちゃんと考えて対策するはずなのじゃ。対策してくれるなら心配などないのじゃ。たがら構わぬのじゃ!』
(ふ~む。エステルからの絶大な信頼を感じるな・・・。エステルは俺の事を好きで好きでたまらないはずなんだがなぁ。なぜこれほどの信頼があっても愛情スキルが付かないのか本当に謎すぎる・・・。まだアピールし足りないのだろうか?足りないアピールか・・・)
「ありがとう、エステル。早速どんなふうに創ったらいいか相談に乗ってくれ!」
『任せるのじゃ!』
それから俺とエステルは新魔法について話し合った
魔法を創るだけならすぐできる
俺には記憶創造があるから。しかし今回は使わない
ネックとなっているのはやはり脳へのリスクだ
俺の手持ちスキルから必要そうなスキルをエステルが選んでいく
『まずは抽出するための大元である、抽出スキルなのじゃ。この『魔力極操』の中にある、抽出スキルとオート操術スキルがよいのじゃ』
オート操術?なんでいるんだ?
話を聞くと記憶を入れ替えた際にこちらの意のままに操れるようにする為らしい
あくまで保険らしい。ほ、保険は大事だよな・・・
おいそれとは使わないからな!?
『次は身体強化のスキル『マテリアル』から、パーフェクトフォースを抽出するのじゃ。このパーフェクトフォースは記憶中枢に付与し記憶収集をしている間、脳が堪えられるよう強化する為なのじゃ』
魔力負担によって脳が収集に堪えられないかもしれないしな
脳にどれだけの負担がかかるかわからない以上は必要だろう
最悪ぐちゃりとかありそうだもんなぁ
そう考えると使う前には必ず許可を得た方がいいよな
まぁ敵から記憶を奪う際は許可はいらないか
これは任意で発動できるようにしよう
『これはあくまで保険じゃな。エクストラオートヒールからエクストラヒーリングを抽出して、記憶中枢に付与するのじゃ。パーフェクトフォースの補助的な役割じゃ。あくまで保険、万が一がないように、なのじゃ』
へぇ~。ちゃんと考えてるんだな
あらゆる不安要素を考慮しての万全の策か
さすがエステルだ!頼りがいがある
『その次は『アプソリュート』から絶対加護のスキルを抽出するのじゃ。お師匠様の魔力はバカ高いから脳を壊しかけないのじゃ。まずは脳を絶対加護で守ってからパーフェクトフォースをかけるのがよいのじゃ。脳を絶対加護で脳の外からを、パーフェクトフォースで脳の中からを守る二段構えじゃ!』
ごふっ。・・・魔力がバカ高くて悪かったな!
にしても万全も万全な対策だな
それだけ注意が必要というわけか
危ない魔法だもんなぁ~
『最後は『無限書庫』から書庫のスキルを抽出するのじゃ。これも記憶中枢に付与じゃな。記憶を入れ替えるときに使えばよいのじゃ。お師匠様は知識がないからのぅ。知識は妾がおらぬと本当ダメなのじゃ!』
俺は苦笑した。確かにそうだな。俺は無知だ
だからエステルに側にいてもらいたいんだ
いつまでも俺の側で知恵を貸してほしい
そのためにもエステルは絶対に手に入れないとな!
「分かった!今から早速創るよ。少し待っててくれ」
『分かったのじゃ!』
(よし、創るか!まずは魔力極操でそれぞれのスキルから、必要なスキルを抽出だ。『魔力極操』からは抽出とオート操術。『マテリアル』からはパーフェクトフォース。『エクストラオートヒール』からはエクストラヒーリング。『アプソリュート』からは絶対加護。『無限書庫』からは書庫。・・・魔力極操・抽出!)
よし、とりあえずそれぞれのスキルは抽出完了だ
今度はこれらをスキル管制で合成していくか
スキルの発動順番も指定しないとな
(まずは脳を破壊しないよう、絶対加護からの発動だ。その次に記憶収集に脳が堪えられるよう強化するため、パーフェクトフォースの発動。そのあと万が一の保険用でエクストラヒーリングを発動。これらは任意で発動可能に設定っと。敵にまで慈悲はいらないもんな。記憶だけ奪って脳を破壊すればそのまま倒せるし。その次は記憶を収集するため、抽出を発動。書庫とオート操術も任意で発動可能に設定だ。・・・スキル管制・合成!最後は合成したスキルを魔法に創造して完了だ!・・・世界創造!)
【創造魔法『記憶収集』を習得 ランク:不明】
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創造魔法『記憶収集』 ランク:不明
エステルが考案しユウジが創造せし魔法
『抽出』+『オート操術』+『パーフェクトフォース』+『エクストラヒーリング』+『絶対加護』+『書庫』を合成した複合魔法 (上記のスキルは任意で発動可能)
相手に触れることで相手の記憶を収集・入替が可能
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「よし!できたぞ!かなりチート臭い魔法が!」
『おめでとうなのじゃ!お師匠様は既にチート臭い存在だから問題ないのじゃ!』
・・・ほほぅ。言うねぇ~。そうですか、チート臭いですか
「早速エステルに使いたいんだが、いいか?」
『もちろんなのじゃ。魔物使いの隷属スキルを創るつもりなのじゃろ?』
今許可したな?ちゃんと許可したよな?俺は聞いたぞ?
「その通りだ。それでな、一つ問題があるんだよ。余りにも強力な魔法の為、特別な制約があるみたいなんだ。相手に触れないといけない訳だが、なにやらキスをするか、してもらわないといけないみたいなんだよ。場所はどこでもいいらしいが。制約は使用者の影響を強く受けるみたいでさ。それでエステル、どちらがキスする?」
『なっ!?』
まぁ嘘なんだけどね!
エステルが俺を好きなのは間違いない
そして俺もエステルが間違いなく好きだ
お互い想ってるのに愛情スキルが付かないのは、まだアピールし足りない証拠だ!
ならアピールする為にもキスは必要だろう!
「さっき使用許可くれたし今更なしはダメだぞ?」
『・・・必要だからキスをするのじゃな?』
・・・ん?確かに俺にはエステルが必要だが?
「そうだ!必要だからキスをしたい!どちらがする?」
『お、お師匠様からでお願いするのじゃ。でも唇は嫌なのじゃ・・・』
唇は嫌か・・・。いや、急で恥ずかしいだけだな、きっと!
「分かった。じゃあ頬にするな?」
『・・・』
無言で頷くエステル
う~ん?嬉しそうではあるんだがなんか違和感あるな?
いちおエステルは必要だと言葉にしたはずなんだがな
サーシャなら喜びそうなものだが、エステルは喜ぶポイントが違うのだろうか?
違和感を感じつつもエステルを抱き寄せる
エステルの体が強張るのを感じた
あ、初めてだもんな!違和感は緊張のせいか!
「大丈夫だから」
『・・・』
相変わらず体が強張っているが拒否はされない
俺はそのままエステルの柔らかそうな頬へとキスをする
(・・・記憶収集!)
エステルの記憶から必要な記憶を収集していく
その間もずっとエステルにキスしたままだ
微かに震えているようだ、かなり緊張しているのだろう
エステルの記憶を収集し終えた俺は名残惜しみながらも、エステルの頬から顔をどけた
唇にしたかったなぁ・・・いや、まだ機会はあるはずだ!
これからもアピールし続けないとな!
「ありがとう、エステル。とてもおいしかったです!」
『~~~!そ、そういう感想はいらないのじゃ!』
(照れちゃって可愛いやつだな。さて、確認するか。・・・神眼!・・・う~ん。愛情スキルはつかないかぁ。やはり唇と唇のキスじゃないとダメか?まぁキスする手段は増えたし今後に期待だな!)
『そ、それでどうなのじゃ?上手くいったのか?妾は特に問題はないようなのじゃ』
「あぁ、上手くいったよ。エステルのおかげだ、ありがとう」
(エステルの記憶から・・・記憶創造!)
【スキル『魔物調教』を取得 ランク:SS】
「調教みたいだな。これでラブリーファントを捕まえられるはずだ!早速捕まえよう!」
新たなスキルを得た俺はエステルとともにラブリーファントを捕まえ始めた
調教スキルはレベル依存らしくあっという間にラブリーファントを捕まえることはできた。拍子抜けである
『お師匠様!可愛いのじゃ!名前!名前はなんにするのじゃ?』
随分嬉しそうだなぁ。俺まで嬉しくなるよ!
「ラブリーファントはどうか知らないが、うさぎと言えば人参だよな。・・・キャロット、長いな。キャロでいいんじゃないか?」
『安易じゃのぅ。でも可愛い名前なのじゃ!』
ラブリーファントのキャロを胸に抱くエステルは年相応に見える
やはりエステルは可愛いな
俺はキャロではなく喜びはしゃぐエステルをただひたすら眺めていた
(あれ?ミーとキャロは同族嫌悪とかしないよな?猫はするんだっけ?まぁ大丈夫かな)
新たな家族のキャロとともに帰宅すると、キャロは大人気であった
ミーが少し膨れていたので、たっぷりもふもふしてあげた
ミーもキャロに負けないぐらい可愛いんだがなぁ
家族の共同作業の結晶『ラブリーマント』は間もなく完成だ
晩夏の10月25日、武術大会がいよいよ始まろうとしていた
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後書き
主要キャラのステータス紹介
(性能比較)
神大>極大>絶大2倍>絶大>大>中>小>最小
(加護種類比較)
神愛>寵愛>神応援系>固有・神家族系>友達系>家族系
(※1兆以上より浮動小数点表示に切り替えます『E+12』)
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ユウジ・ハクト 17歳 ♂ レベル:600 ★カンスト
種族:人間族
職業:勇者
体力:1.253E+13/1.253E+13(+6.66E+12) 12兆5300億
魔力:1.588E+13/1.588E+13(+6.66E+12) 15兆8800億
筋力:343200000000(+204500000000) 3432億
敏捷:240000000000(+160000000000) 2400億
器用:150000000(+88000000) 1億5000万
幸運:500(+500)
愛情:ヘイネ:99★/サーシャ:98/セリーヌ:98
白鷺あかり:85/アオイ:80(※)ユウジは認識不可
奴隷:ミシャ・サリー・サラ・ハリー・アイサ・南條詩乃
称号:女神に愛されし者/全てを見通せし者/ヒモ勇者
ダンジョンマスター/邪竜スレイヤー/唐揚げ勇者
獣撃王/無の境地に至りし者/子宝神に愛されし者
餃子勇者/英雄勇者/天ぷら勇者/誓いを立てし者
戦場の奏姫を愛でし者/性癖の天才
加護:女神アウラ 『記憶創造』
女神ヘイネ 『時空魔法』『空間魔法』『寵愛』
『色情』『神愛』
龍神ドラゴネス『神命』
拳帝セリーヌ 『慈愛』『寵愛』
勇者ユウキ 『万力』
勇者タカナリ 『天変』
勇者タカシ 『万能』
技能:イリアス言語/神眼/異空間ボックス操作/生活魔法
魔力極操/サイレント/パーフェクトフェイク
聖龍偽造/無限書庫/世界創造/転移/スキル管制
エクストラオートヒール/エクストラヒールex
アストラル/アプソリュート/マテリアル/転移門
剣神Lv.300/舞神Lv.284/成長時能力UP極大
上限促進/セブンバレット/神帝龍/双龍刃Lv.263
煉獄火炎/避妊魔法/グラビティ/無我の境地
色魔Lv.78/異空間門/サーシャの世界/アハルテン
リフレクトLv.200/ファウスバンカーLv.173
ビブラシオンLv.173/テレポート/移動認識鏡
魔聖流体術Lv.227/絆の響き/神圧/魔法剣Lv.220
飛天翔翼/インパーセルデイト/リヴァイヴex
プリズン/天変魔法/万力/魔器創成/陰陽Lv.203
記憶収集/魔物調教
装備:(右)神剣ふぉるきな(左)魔剣フォルキナ
炎帝の鱗鎧
ケルベロスの首飾り
ラブリーマント (白兎家お手製)
邪竜王のブレスレット
飛翠翔シューズ
神愛の指輪 (ヘイネ渾身作)
$¥¢&@の指輪
神回:6500P
道具:う~さ~フォン 魔力保有量 25000/50000
目覚まし時計設定 魔力量1000000「同級生ヘイネ」
勇者のお守り
ファントレーダー
ふぇんりるマント
『記憶創造』:過去・現在の知識から万物を創造する魔法
『時空魔法』:新たな空間を作成する魔法
『空間魔法』:時空魔法の劣化版
『神愛』 :全ステータスUP神大 (成長依存)
『寵愛』 :全ステータスUP極大 (成長依存)
『色情』 :性欲・妊娠率UP。与精により対象疲労回復
『神命』 :体力と魔力のステータスUP中(固定)
『慈愛』 :全ステータスUP絶大 (成長依存)
『万力』 :筋力のステータスUP絶大 (固定)
『天変』 :天変魔法。天空に起こる異常現象を具現化
『万能』 :全ステータスUP絶大 (レベル依存)
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サーシャ 18歳 ♀ レベル:550
種族:人間族
職業:どじっ子メイド
体力:3.16E+12/3.16E+12(+1.185E+12) 3兆1600億
魔力:3.40E+12/3.40E+12(+1.545E+12) 3兆5450億
筋力:123000000000(+75000000000) 1230億
敏捷:444000000000(+240000000000) 4440億
器用:403200000(+278400000) 4億320万
幸運:99★(+99)
称号:ユウジ専属メイド/女神に認められし者
勇者に愛されし者/狂気に縛られし者
勇者に誓われし者/勇者に寵愛されし者
拳帝に認められし者
加護:勇者ユウジ 『寵愛』『親愛』『友愛』
女神ヘイネ 『神友』
拳帝セリーヌ『拳弟』『義姉』
技能:どじっ子/聖龍力眼/魔力操作/聖龍偽造/複合魔法
家事Lv.73/暗殺術Lv.200/隠密Lv.200/無詠唱/生活魔法
身体万化/ヒール/キュア/遠視Lv.183/暗視Lv.183
二刀流Lv.217/愛情Lv.5/乙女ヒール/貴方の側に
愛の狂気/縮地/気配察知Lv.177/双龍牙Lv207/五天龍
パーフェクトフェイク/大死滅圧/反射鏡Lv.137
貫通破双Lv.145/振動破双Lv.145/魔聖流体術Lv.175
精霊守護/セブンバレット一式/魔法圧縮
魔法剣・光命/魔法剣・五天龍/魔聖気/魔器創成
アイテムボックス/飛天翔翼/魔法剣Lv.113
装備:(右)愛双『たんぽぽ改』(左)愛双『かすみ改』
闘うメイドさん服 (ユウジ渾身作)
華蝶涙の首飾り
エリクシルの愛飾り (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
邪竜王のブレスレット
飛翠翔ハイヒール
エリクシルの指輪 (ユウジ渾身作)
勇愛の片イヤリング (ユウジ渾身作)
道具:スイ&レン専用魔譲シロップ 1000000
勇者のお守り
体型:B88・W50 ・H86 Eカップ
『愛情』Lv.5
(Lv) (効果) (解放条件)
・Lv.1 愛情度による加護取得 決意の告白
・Lv.2 全能力成長速度絶大 お姫様抱っこ
・Lv.3 全能力消費魔力減10 添い寝
・Lv.4 『乙女ヒール』解放 初キス
・Lv.5 『貴方の側に』解放 初経験
・Lv.6 『コウノトリ』解放 ???
『寵愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
『親愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『友愛』:全ステータスUP大 (成長依存)
『神友』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『拳弟』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『義姉』:全ステータスUP中 (成長依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
セリーヌ=セラ=ハラスティン 13歳 ♀ レベル:637
種族:狼人族
職業:ハラスティン王国第3王女
体力:6.80E+12/6.80E+12(+3.40E+12) 6兆8000億
魔力:5000000/5000000(+5000000)※拳武解除 500万
筋力:576000000000(+432000000000) 5760億
敏捷:216000000000(+120000000000) 2160億
器用:216000000(+108000000) 2億1600万
幸運:99★(+99)
奴隷:アオイ
称号:拳帝/勇者を慈愛せし者/ドラゴンスレイヤー
魔王を闘滅せし者/魔神を闘滅せし者/憤怒せし者
魔王に愛されし者/勇者に誓われし者
勇者に心愛されし者/女神の妹になりし者
加護:拳神アルクセリア 『拳帝』
勇者ユウジ 『慈愛』『心愛』
魔王マリー 『寵愛』『義妹』
魔神ガーデンボイル『破滅』
女神ヘイネ 『神妹』
技能:ショーマリー言語/イリアス言語/ステータス/拳圧
無我の境地/審美眼/拳神流体術Lv.306/作法Lv.197
暗殺術Lv.283/隠密Lv.275/遠視Lv.275/暗視Lv.275
気配察知Lv.275/身体万化/破砕Lv.313/破潰Lv.313
拳気/震砕Lv.317/震潰Lv.317/貫砕Lv.311/貫潰Lv.311
奥義華閃/奥義蝶香/秘奥義華蝶閃/幻奥義華蝶閃鈴
魔拳Lv.215(※)/魔砕Lv.215(※)/魔義血閃(※)
魔震Lv.215(※)/魔貫Lv.215(※)/魔義血蝶(※)
魔秘義血蝶閃(※)/魔幻義血蝶閃鈴(※)/愛情Lv.5
(※)拳武解除/乙女ヒール/貴方の側に/精霊守護
聖龍偽造
装備:(右)蒼帝ガントレット(左)緋帝ガントレット
プリンセスドレス (ユウジ渾身作)
プリンセスティアラ (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
慈愛のブローチ (ユウジ渾身作)
プリンセスブレスレット (ユウジ渾身作)
プリンセスヒール (ユウジ渾身作)
ハラスティン王女の指輪
プリンセスピアス (ユウジ渾身作)
道具:拳武解除用ユウ様人形 5000000/5000000
勇者のお守り
心愛のクマさんポーチ
体型:B68・W34 ・H72 Aカップ
『愛情』Lv.5
(Lv) (効果) (解放条件)
・Lv.1 愛情度による加護取得 決意の告白
・Lv.2 全能力成長速度絶大 愛の宣誓
・Lv.3 全能力消費魔力減10 誓いのキス
・Lv.4 『乙女ヒール』解放 初キス
・Lv.5 『貴方の側に』解放 二度目のキス
・Lv.6 『コウノトリ』解放 ???
『拳帝』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『慈愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『心愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『寵愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
『義妹』:全ステータスUP中 (成長依存)
『破滅』:体力と筋力のステータスUP絶大(固定)
『神妹』:全ステータスUP絶大(成長依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エステル=L=シェルストリーム 12歳 ♀ レベル:279
種族:人間
職業:魔導師
体力:2480000000/2400000000(+1600000000)24億8000万
魔力:3960000000/3960000000(+2480000000)39億6000万
筋力:60000000(+33000000) 6000万
敏捷:144000000(+76000000) 1億4400万
器用:29400000(+19200000) 2940万
幸運:99★(+99)
称号:魔導師/勇者の弟子/勇者の寵姫/勇者に信愛されし者
勇者に貪愛されし者/黒炎の魔導師
加護:大魔導師ヤハナ『魔才』
勇者ユウジ 『貪愛』『寵姫』『愛弟』『信愛』
技能:生活魔法/魔力万化/魔聖王眼/魔力感知/作法Lv.137
火炎魔法/帝国式体術Lv.117/水刃魔法/迅雷魔法
土淵魔法/聖光魔法/ヒール/ヒーリング/キュア
キュアリング/エクストラヒール/リヴァイブex
魔法錬成/爆炎魔法/風凪魔法/魔偽造/魔力操作
魔力圧縮/複合魔法/無詠唱/火雷魔法/雷光魔法
聖火魔法/聖雷魔法/聖水魔法/聖凪魔法/聖淵魔法
魔法解析/身体万化/魔槍流Lv.132/魔槍舞Lv.132
魔聖気/魔器創成/プリズン/アイテムボックス
飛天翔翼/大死滅圧
装備:(右)愛杖『クリマタクト』(左)愛槍『グングニル』
薄手の白衣 (ユウジ渾身作)
貪愛のリボン (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
信愛のネックレス (ユウジ渾身作)
プリズンブレスレット(ユウジ渾身作)
飛翠翔スニーカー
シェルストリームの指輪
道具:勇者のお守り
ユウジ邸の合鍵
体型:B96・W44 ・H88 Gカップ
『魔才』:全ステータスUP中 (固定)
『貪愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『寵姫』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『愛弟』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『信愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
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アオイ 15歳 ♀ レベル:270
種族:妖精族
エルフ
職業:奴隷
体力:1020000000/1020000000(+540000000)10億2000万
魔力:4000000000/4000000000(+2800000000) 40億
筋力:4440000(+2200000) 444万
敏捷:112000000(+64000000) 1億1200万
器用:26700000(+1800000) 2670万
幸運:99★(+99)
称号:王女の親友になりし者/王女の妹になりし者
勇者の妹になりし者/女神の妹になりし者/魔女っ子
戦場の奏姫
加護:勇者ユウジ 『義妹』『良愛』『慕愛』
女神ヘイネ 『神妹』
拳帝セリーヌ『寵愛』『義妹』
技能:魔聖王眼/魔力操作/魔偽造/無詠唱/生活魔法
家事Lv.40/ヒール/キュア/魔聖流体術Lv.96/精霊守護
精霊契約/魔力圧縮/精霊結界/精霊召喚/短剣術Lv.79
ヒーリング/エクストラヒール/キュアリング
精霊歌唱/恋慕Lv.4/演奏魔法/恋慕の情/身体万化
魔器創成/精霊闘気/アイテムボックス/飛天翔翼
装備:(右)『愛妖精の小ハープ』(左)双剣『かすみ』
フェアリードレス (ユウジ渾身作)
フェアリーヴェール (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
慕愛のブローチ (ユウジ渾身作)
フェアリーブレスレット(ユウジ渾身作)
フェアリーヒール (ユウジ渾身作)
フェアリーイヤリング (ユウジ渾身作)
道具:勇者のお守り
良愛のクマさんポーチ
体型:B70・W39 ・H73 Bカップ
『恋慕』Lv.4
(Lv) (効果) (解放条件)
・Lv.1 恋慕度による身体強化 淡い想い
・Lv.2 全能力成長速度激増 お願い
・Lv.3 全能力消費魔力減5 恋の自覚
・Lv.4 『恋慕の情』解放 恋の封印
・Lv.5 『愛情スキル』解放 ???
『義妹』:全ステータスUP中 (成長依存)
『良愛』:全ステータスUP大 (成長依存)
『慕愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『神妹』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『寵愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会話パート
「」ユウジ []セリーヌ 〔〕サーシャ 【】アオイ
『』エステル {}詩乃
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
武術大会
イリアス季節表では4月、10月、16月、22月に開催される
基本的にルールはテンプレ通りだ
武器の使用も、魔法の使用も認められている
回復アイテムなどの道具の使用だけは認められていない
相手を殺せない仕様にはなっているが限度はある
勝敗は降参するか戦闘不能と判断された場合に決する
8月に武術大会予選参加資格を得る為の地域予選が行われた
俺、サーシャ、セリーヌ、ハリー、アイサはこれに参加し、
全員武術大会予選に参加する資格を得た
もちろんアオイも参加するだけの力は十分あるのだが、基本的に魔術士はイリアスでは珍しい存在なので俺が出場を諦めさせた
魔術大会とは違い悪目立ちしすぎるからだ
アオイは俺の為に演奏できるならどこでもいい、と言ってすんなり諦めてくれた
アオイ、可愛いすぎるんだが!?たくさんなでてあげた
前回の覇者は剣聖を下したセリーヌだ
俺やサーシャ、セリーヌは当たり前だが、ハリーやアイサも今やかなりの腕前だ
ぶっちゃけSランク程度なら余裕のレベルになっている
もはやうちの家族だけで武術大会を蹂躙できそうだ
□□□□
『居住区』ユウジ邸
今、家族+エステル会議が開催されている
なぜエステルが含まれているのか、それは・・・
エステルはもはや自宅であるかのように毎日うちに訪れている
初めは嫉妬心丸出しだったエステルも落ち着き、
今では家族の一員かのように皆から扱われている
正直夏休みの間はうちに住んでもいいんじゃないか?
とさえ思っている。部屋はたくさんあるしな
(てか、そうして欲しい!お風呂上がりのエステルとか・・・。げへへ、たまらんなぁ~。ぜひ提案してみよう!毎日家まで来るのも大変だろうし、俺とずっと一緒にいたくもあるだろう!エステルを気遣った上での配慮だ!)
おっと。話が脱線してしまった
そう、今は会議が開かれているのである。事の発端は詩乃だった
{みんな出場できるんだし、トレードマーク!トレードマークを作らない?一目見て家族だと判るやつ!}
う~ん。家族の反応はいいみたいだな。まぁいいかな?
「例えばどんなのだよ?」
[ユウ様!セリーヌに名案がありますの!以前セリーヌが使用した仮面をみんなで被ればいいんですの!]
「〔{・・・}〕」
(ご、ごめん、セリーヌ。あれはさすがにないわ。俺だけじゃなく、サーシャや詩乃まで無言になってるしな。ここは俺が言うしかないか)
「き、却下で!」
[ユウ様!?]
かわいそうだからいっぱいもふもふしてあげるな!
{こほん、やはり既存の物よりも手作りがいいと思うのよ}
「それはそうだろうが、何か考えがあるのか?」
{それをみんなで考えるのが家族会議でしょ!}
お、お前!ふざけんなよ!?単なる丸投げじゃねぇか!
「バカの提案を考える為に意見が欲しい。皆、気軽に言ってくれ」
〔私は可愛いやつがいいですね〕
か、可愛いやつか・・・。あの、俺も一緒のやつなんだよ?
[セリーヌは実用的なやつがいいですの]
どうせ作るなら実用的なほうがいいよな~
{バカって何よ!デザインならちゃんと案があるのよ}
デザインだけかよ!まぁこの案も詩乃からだったが・・・
【ユウジ義兄さん。お姉ちゃんの時もそうだったけど、何かしら姿・形を隠せるようにしたほうがいいと思うよ?】
あぁ、確かにそれはあるかもな。目をつけられるのを防ぐためか
『お師匠様!妾もみなと同じやつがほしいのじゃ!大会には出ぬがほしいのじゃ!』
大丈夫だって!家族みんなの分作るから!除け者にしないよ!
エステルもアオイ同様の理由で参加はやめさせた
エステルの場合は槍が使えるがメインは魔法だ
それに観客席のアオイや詩乃も誰かが護らないといけない
アオイは物理系が苦手だから、やはり誰かがいたほうがいい
だろう
そういう意味でもエステルは最適だ。エステルなら安心して任せられる
(それにしてもみんなの要望を極力叶えられるやつがいいよな。俺が着ても違和感ない可愛くて実用的で姿形を隠せるようなもの・・・。う~ん)
おねだりしてくる可愛いエステルを眺めながら考える
家族達もなにやら意見を言い合っているようだ
(にしてもエステルは白衣が似合うな。もう少しくたびれた感じでダボダボ感があるといいんだがなぁ~。・・・白衣?)
「・・・マント、マントとかどうだろうか?俺もふぇんりるマントはあるが、家族お揃いならやはりファンタジーならではのマントがいいんじゃないか!?詩乃!それに可愛い・・・かはわからんが実用的で姿形も隠そうと思えば隠せる」
家族の厳選なる会議の結果、みんなでお揃いのマントを作ろうということになった
生地についてはミーからの提案でアマリリスの糸を使うことになる。なんでも軽くて丈夫らしいのだ
この提案には俺も大賛成だ。アマリリスとみんなが接するいい機会だからである
ミーの思いやりを垣間見た瞬間だ。もしかしたら裁縫をしたかっただけかもしれないが・・・。いや!きっと思いやりだ!
作る物や生地については決まった
最後はデザインだが詩乃には案があるらしい
「それで?どんなデザインなんだ?詩乃が考えてるのは」
{うさぎよ、うさぎ!あたし達はハクトの、白兎の家族なんだからうさぎをモチーフにしたほうがいいと思うのよ!}
(うさぎか・・・。まぁいいかな?サーシャの可愛いの条件に入るだろうし、何よりヘイネが喜びそうだ)
{ハクトは知ってると思うけど、日本には有名なうさぎのブランドがあるじゃない?黒いうさぎのマークでプレイボー・・・}
「はい、詩乃アウトー!」
危うく詩乃が言いかけた言葉をチョップで封じる
お前丸パクリするつもりか!?色々問題が出るだろ!
「詩乃はいい加減にしろよ?うさぎはイリアスのを使えばいいだろ」
〔あ!それならラブリーファントなんていかがですか?ラブリーファントは魔物ではありますが、ペットとして人気が高いんですよ!〕
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ラブリーファント』 魔物
魔山を始めとする魔境に棲息する魔物
非常に臆病な性格で滅多に会えない
日本で言うところのうさぎにそっくりな魔物である
耳と尻尾がハート型に見えるところからペットとしても大人気
素材として残るファント肉は非常に美味で高値で売れる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「え?別に普通のうさぎでも良くないか?」
【違うよ、ユウジ義兄さん!ラブリーファントがいいんだよ!】
〔さすが我が義妹です!よくわかってますね!〕
『確かにうさぎならラブリーファントなのじゃ!お師匠様!』
(な、なんだ!?イリアス組が一斉にラブリーファントを推してきたぞ!?そんなにラブリーファントがいいのか?てかこいつらは単純にラブリーファントを飼いたいだけじゃないのか?)
結局イリアス組の強い要望でデザインはラブリーファントに決まることとなった
実際どのようなマントにしようか話し合われた際には、
〔ラブリーファントの絵柄はマントにでかでかとあしらえてみてはいかがですか?〕
「マ、マントの裾とかにワンポイントとして付けるのがいいんじゃないかな?あまり目立ってもしょうがないしさ・・・」
(俺も着るので勘弁してください!背中にでかでかとラブリーファントがあしらえてあったら恥ずかしいだろ!)
[マントは全体的に桜色がいいと思うんですの!]
「お、俺も着るからさ。ちょっと桜色は・・・。水色とかどうだ!?夏だし涼しい印象あるだろ!」
(セリーヌが好きな色だから桜色にしたいのはわかるが、さすがに俺が恥ずかしいよ!俺が着ることも忘れないで!)
【リボンとか付けてみたら可愛いと思うんだ!】
「リボン!?あ、あれだ、あれ!ファーとかの方がマントっぽくないか!?ちょっと高級感でるしさ!」
(リボンはさすがにきつい!ごめんよ、アオイ・・・。)
{日本では無理だったワイヤー入りのマントにしようよ!魔法でなんとかなると思うんだよね!}
「ワイヤー入り!?何言ってるんだ、詩乃は!?シンプルなのでいいだろ!simple is the best!」
(詩乃はたまによくわからんことを言ってくるから恐すぎるわ!詩乃の黒歴史は深すぎる。深淵だ。深淵を覗こうとすると深淵もこちらを覗いてくるからな。そっとしておこう)
『お師匠様も大変なのじゃな。妾はみなと同じ物が着れればなんでもよいのじゃ』
苦労をわかってくれるか、エステル!大変なんだよ、意外と!
(それはそれでどうなんだ?いちお公爵令嬢なんだし、身嗜みは気にした方がいいような気もするが・・・。まぁ俺があげた白衣着てるぐらいだしファッションにそこまでは興味ないんだろうな)
結局マントは大体俺の意見を取り入れられることになった
みんなそれなりに妥協はしてくれたみたいだ
マントは以下のような特徴となる
・膝丈まであるロングコートに近い長さのシンプルなマント
・全体的に薄水色で首周りや裾の部分にファーがある
・裾の端に大きめ(これは家族に押し切られた)のラブリーファントのワンポイントが刺繍してある
・ラブリーファントのワンポイントはお互いが向かい合い、出会おうとする為に走りだしているような絵柄だ
マントの概要が決まれば早速作成に取り掛かる
マントを縫い合わせていくのはミーを筆頭に、サーシャ、セリーヌ、サリー、サラ、詩乃、アオイ、そしてガーベラに、アマリリスだ
出来上がったマントを染色していくのはスイ、レン、それにアヤメだ
ファーの部分の素材は、ハリーとアイサが迷宮で回収してくるホワイトウルフの毛皮を使うみたいだ
最後にラブリーファントのワンポイントを刺繍するのが、ミー、サーシャ、詩乃、アオイ、アマリリスの裁縫ベテラン組となる
アヤメ達も含めた初めての家族総出での共同作業だ
みんなで一丸となって何かを作るっていいよね!
俺は楽しそうにマント作成をしている家族達を眺めながら、感慨深い物を感じていた
そう、共同作業をしている家族を眺めているのだ
や、やることないんだが!?
家族の共同作業だぞ!?一家の大黒柱だぞ!?
俺は不器用だ。自覚はある
魔力操作で繊細な技術が必要な時もあるが、それはもはや慣れでなんとでもある
しかし自分の手自らで何かを作るのは非常に苦手だ
裁縫とか無理無理!針の穴に糸を通すだけで疲れるわ~
魔法で生み出すのとは勝手がちがうんだよな・・・
なのでマントの縫い合わせは手伝えない
染色は余裕じゃね?と思っていたらかなりめんどくさいらしい
ファーの素材集めは訓練も兼ねてるし二人で十分だと断られた
最後の刺繍なんて絶対無理!そんな技術はない!
や、やることがない・・・
エステルは正確にはまだ・・家族ではないので百歩譲っていいとしよう。さすがに俺はまずいだろ!
・・・うっ!なんかぼっち時代の記憶がフラッシュバックしてくる・・・
(な、なにかないか!?みんなが喜びそうなやつ!なんかやってましたよ、をアピールできるものだ!・・・そうだ!魔山に行こう!ラブリーファントを捕まえてくるんだ!サーシャ達が飼いたそうにしてたもんな!)
「エステル。暇ならラブリーファントを一緒に捕まえにいかないか?この前のファントレーダーを試すいい時期だと思うんだ」
暇だし、エステルと魔山デートと洒落込むか!
『ラブリーファント!?飼うつもりなんじゃな!?』
やはりエステルも好きなのか。さっきもいい反応してたもんな
「そのつもりだよ。ほら、今やる事ないからさ」
『・・・お師匠様』
やめて!そんな可哀相な人を見る目で見ないで!
エステルに同情された俺はそのままエステルと魔山に向かうことにした
いちお家族には伝えたが、家族が聞いていたかは定かじゃない
□□□□
魔山50合目
エステルとともに魔山にきた俺は早速ファントレーダーを使ってみた
ファントレーダーとはラブリーファントを効率よく狩る為に作りだしたマジックアイテムだ
ラブリーファントの固体保有魔素と俺の気配察知スキルを組み込んだこのレーダーはどこにラブリーファントがいるのかを正確に割り出すことができる
「今、魔山にいるラブリーファントは52体みたいだな。結構いるもんなんだな。普段は20体前後だから半分以上は放置してたのか・・・もったいない」
『そんなにおるのか?さすが魔境の山なのじゃ』
とりあえず近場のラブリーファントを片っ端から捕獲するが、抵抗されるのでファント肉に変えていく
てか魔物を飼育するってそもそもできるのか?
アヤメ達みたいに知能がある一定以上あるなら可能だろうが、ラブリーファントにはないように思える
「これ無理じゃないか?ペットとして大人気ってサーシャは言ってたがどうやってるんだ?」
『魔物使いの隷属スキルなんじゃろうな。昔、武闘場でそういうイベントを見たことがあるのじゃ』
(そういう事は早く言ってくれよ!しかし魔物使いか・・・。さすがに魔物使いは過去の勇者時代にもいなかったから知らないなぁ。記憶さえあればスキル創れるんだがなぁ・・・。過去のエステルの記憶さえ貰えるか複製さえできれば創れそうなのに・・・いや?待てよ?)
「なぁ、エステル。俺の仲間にさ、相手に触れることで相手の記憶を貰ってスキルを創るやついたんだけどさ、それってもしかして・・・」
(確かマリーがショーマリーに来たときにやってたような?それでショーマリーの言語とステータスを得たとか言ってた気がする)
『凄いことする仲間がおるんじゃな。それも恐らくは錬成の抽出の力なのじゃ。ただ・・・相手の記憶を覗くんじゃから下手すると相手の脳に障害や記憶欠損が起こる可能性はあるじゃろうな。抽出の中でも恐らくは最高クラスの力じゃ。もしかしたらその者は相手の記憶の入れ替えさえできたのではないか?抽出ができるのじゃから入れ替えもできるのは道理なのじゃ。催眠や洗脳のように思わせるのとは違い、なかった出来事をさも経験したと記憶に刷り込ませるのじゃから、まさに魔法の領域を越えておるのじゃ』
(な、なるほど。想像以上にやばい力だな・・・。確かにマリーみたいな他人に絶対無関心なぐらいの胆力がないとおいそれと使える魔法じゃないよな。うまく使えば、エステルの記憶の中を俺だけに染め上げることもできるみたいだ・・・いやいやいや!そんな操り人形みたいなことしなくてもエステルは必ず手に入れてみせる!・・・ただこの魔法はとても有能ではある。できることなら手に入れたい。俺が更に強くなる為にも!あとはエステルがこの魔法についてどう感じてるかだよな?)
「もし俺がその魔法を創りあげたらエステルはどう思う?そしてそれをエステルに使いたいと言ったら使わせてくれるか?」
『お師匠様なら問題ないはずなのじゃ。だから構わぬのじゃ!』
軽くね!?その根拠はなんだ!?
「いや~さすがに。その訳のわからない根拠はなんだ?」
『力の大きさを知ったから、創るかまたは創った後の事を悩んで妾に聞いてきたのではないのか?ならお師匠様はちゃんとその力の強さを理解しておるのじゃ。きっとお師匠様はその力を悪用しないはずじゃ。だから問題ないのじゃ!またお師匠様はこっそり力を使うこともできたはずなのに、わざわざ使ってきていいか確認してきたのじゃ。相手を気遣う優しさがあるなら、脳への障害や記憶欠損等のリスクについてもお師匠様ならちゃんと考えて対策するはずなのじゃ。対策してくれるなら心配などないのじゃ。たがら構わぬのじゃ!』
(ふ~む。エステルからの絶大な信頼を感じるな・・・。エステルは俺の事を好きで好きでたまらないはずなんだがなぁ。なぜこれほどの信頼があっても愛情スキルが付かないのか本当に謎すぎる・・・。まだアピールし足りないのだろうか?足りないアピールか・・・)
「ありがとう、エステル。早速どんなふうに創ったらいいか相談に乗ってくれ!」
『任せるのじゃ!』
それから俺とエステルは新魔法について話し合った
魔法を創るだけならすぐできる
俺には記憶創造があるから。しかし今回は使わない
ネックとなっているのはやはり脳へのリスクだ
俺の手持ちスキルから必要そうなスキルをエステルが選んでいく
『まずは抽出するための大元である、抽出スキルなのじゃ。この『魔力極操』の中にある、抽出スキルとオート操術スキルがよいのじゃ』
オート操術?なんでいるんだ?
話を聞くと記憶を入れ替えた際にこちらの意のままに操れるようにする為らしい
あくまで保険らしい。ほ、保険は大事だよな・・・
おいそれとは使わないからな!?
『次は身体強化のスキル『マテリアル』から、パーフェクトフォースを抽出するのじゃ。このパーフェクトフォースは記憶中枢に付与し記憶収集をしている間、脳が堪えられるよう強化する為なのじゃ』
魔力負担によって脳が収集に堪えられないかもしれないしな
脳にどれだけの負担がかかるかわからない以上は必要だろう
最悪ぐちゃりとかありそうだもんなぁ
そう考えると使う前には必ず許可を得た方がいいよな
まぁ敵から記憶を奪う際は許可はいらないか
これは任意で発動できるようにしよう
『これはあくまで保険じゃな。エクストラオートヒールからエクストラヒーリングを抽出して、記憶中枢に付与するのじゃ。パーフェクトフォースの補助的な役割じゃ。あくまで保険、万が一がないように、なのじゃ』
へぇ~。ちゃんと考えてるんだな
あらゆる不安要素を考慮しての万全の策か
さすがエステルだ!頼りがいがある
『その次は『アプソリュート』から絶対加護のスキルを抽出するのじゃ。お師匠様の魔力はバカ高いから脳を壊しかけないのじゃ。まずは脳を絶対加護で守ってからパーフェクトフォースをかけるのがよいのじゃ。脳を絶対加護で脳の外からを、パーフェクトフォースで脳の中からを守る二段構えじゃ!』
ごふっ。・・・魔力がバカ高くて悪かったな!
にしても万全も万全な対策だな
それだけ注意が必要というわけか
危ない魔法だもんなぁ~
『最後は『無限書庫』から書庫のスキルを抽出するのじゃ。これも記憶中枢に付与じゃな。記憶を入れ替えるときに使えばよいのじゃ。お師匠様は知識がないからのぅ。知識は妾がおらぬと本当ダメなのじゃ!』
俺は苦笑した。確かにそうだな。俺は無知だ
だからエステルに側にいてもらいたいんだ
いつまでも俺の側で知恵を貸してほしい
そのためにもエステルは絶対に手に入れないとな!
「分かった!今から早速創るよ。少し待っててくれ」
『分かったのじゃ!』
(よし、創るか!まずは魔力極操でそれぞれのスキルから、必要なスキルを抽出だ。『魔力極操』からは抽出とオート操術。『マテリアル』からはパーフェクトフォース。『エクストラオートヒール』からはエクストラヒーリング。『アプソリュート』からは絶対加護。『無限書庫』からは書庫。・・・魔力極操・抽出!)
よし、とりあえずそれぞれのスキルは抽出完了だ
今度はこれらをスキル管制で合成していくか
スキルの発動順番も指定しないとな
(まずは脳を破壊しないよう、絶対加護からの発動だ。その次に記憶収集に脳が堪えられるよう強化するため、パーフェクトフォースの発動。そのあと万が一の保険用でエクストラヒーリングを発動。これらは任意で発動可能に設定っと。敵にまで慈悲はいらないもんな。記憶だけ奪って脳を破壊すればそのまま倒せるし。その次は記憶を収集するため、抽出を発動。書庫とオート操術も任意で発動可能に設定だ。・・・スキル管制・合成!最後は合成したスキルを魔法に創造して完了だ!・・・世界創造!)
【創造魔法『記憶収集』を習得 ランク:不明】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
創造魔法『記憶収集』 ランク:不明
エステルが考案しユウジが創造せし魔法
『抽出』+『オート操術』+『パーフェクトフォース』+『エクストラヒーリング』+『絶対加護』+『書庫』を合成した複合魔法 (上記のスキルは任意で発動可能)
相手に触れることで相手の記憶を収集・入替が可能
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「よし!できたぞ!かなりチート臭い魔法が!」
『おめでとうなのじゃ!お師匠様は既にチート臭い存在だから問題ないのじゃ!』
・・・ほほぅ。言うねぇ~。そうですか、チート臭いですか
「早速エステルに使いたいんだが、いいか?」
『もちろんなのじゃ。魔物使いの隷属スキルを創るつもりなのじゃろ?』
今許可したな?ちゃんと許可したよな?俺は聞いたぞ?
「その通りだ。それでな、一つ問題があるんだよ。余りにも強力な魔法の為、特別な制約があるみたいなんだ。相手に触れないといけない訳だが、なにやらキスをするか、してもらわないといけないみたいなんだよ。場所はどこでもいいらしいが。制約は使用者の影響を強く受けるみたいでさ。それでエステル、どちらがキスする?」
『なっ!?』
まぁ嘘なんだけどね!
エステルが俺を好きなのは間違いない
そして俺もエステルが間違いなく好きだ
お互い想ってるのに愛情スキルが付かないのは、まだアピールし足りない証拠だ!
ならアピールする為にもキスは必要だろう!
「さっき使用許可くれたし今更なしはダメだぞ?」
『・・・必要だからキスをするのじゃな?』
・・・ん?確かに俺にはエステルが必要だが?
「そうだ!必要だからキスをしたい!どちらがする?」
『お、お師匠様からでお願いするのじゃ。でも唇は嫌なのじゃ・・・』
唇は嫌か・・・。いや、急で恥ずかしいだけだな、きっと!
「分かった。じゃあ頬にするな?」
『・・・』
無言で頷くエステル
う~ん?嬉しそうではあるんだがなんか違和感あるな?
いちおエステルは必要だと言葉にしたはずなんだがな
サーシャなら喜びそうなものだが、エステルは喜ぶポイントが違うのだろうか?
違和感を感じつつもエステルを抱き寄せる
エステルの体が強張るのを感じた
あ、初めてだもんな!違和感は緊張のせいか!
「大丈夫だから」
『・・・』
相変わらず体が強張っているが拒否はされない
俺はそのままエステルの柔らかそうな頬へとキスをする
(・・・記憶収集!)
エステルの記憶から必要な記憶を収集していく
その間もずっとエステルにキスしたままだ
微かに震えているようだ、かなり緊張しているのだろう
エステルの記憶を収集し終えた俺は名残惜しみながらも、エステルの頬から顔をどけた
唇にしたかったなぁ・・・いや、まだ機会はあるはずだ!
これからもアピールし続けないとな!
「ありがとう、エステル。とてもおいしかったです!」
『~~~!そ、そういう感想はいらないのじゃ!』
(照れちゃって可愛いやつだな。さて、確認するか。・・・神眼!・・・う~ん。愛情スキルはつかないかぁ。やはり唇と唇のキスじゃないとダメか?まぁキスする手段は増えたし今後に期待だな!)
『そ、それでどうなのじゃ?上手くいったのか?妾は特に問題はないようなのじゃ』
「あぁ、上手くいったよ。エステルのおかげだ、ありがとう」
(エステルの記憶から・・・記憶創造!)
【スキル『魔物調教』を取得 ランク:SS】
「調教みたいだな。これでラブリーファントを捕まえられるはずだ!早速捕まえよう!」
新たなスキルを得た俺はエステルとともにラブリーファントを捕まえ始めた
調教スキルはレベル依存らしくあっという間にラブリーファントを捕まえることはできた。拍子抜けである
『お師匠様!可愛いのじゃ!名前!名前はなんにするのじゃ?』
随分嬉しそうだなぁ。俺まで嬉しくなるよ!
「ラブリーファントはどうか知らないが、うさぎと言えば人参だよな。・・・キャロット、長いな。キャロでいいんじゃないか?」
『安易じゃのぅ。でも可愛い名前なのじゃ!』
ラブリーファントのキャロを胸に抱くエステルは年相応に見える
やはりエステルは可愛いな
俺はキャロではなく喜びはしゃぐエステルをただひたすら眺めていた
(あれ?ミーとキャロは同族嫌悪とかしないよな?猫はするんだっけ?まぁ大丈夫かな)
新たな家族のキャロとともに帰宅すると、キャロは大人気であった
ミーが少し膨れていたので、たっぷりもふもふしてあげた
ミーもキャロに負けないぐらい可愛いんだがなぁ
家族の共同作業の結晶『ラブリーマント』は間もなく完成だ
晩夏の10月25日、武術大会がいよいよ始まろうとしていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後書き
主要キャラのステータス紹介
(性能比較)
神大>極大>絶大2倍>絶大>大>中>小>最小
(加護種類比較)
神愛>寵愛>神応援系>固有・神家族系>友達系>家族系
(※1兆以上より浮動小数点表示に切り替えます『E+12』)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユウジ・ハクト 17歳 ♂ レベル:600 ★カンスト
種族:人間族
職業:勇者
体力:1.253E+13/1.253E+13(+6.66E+12) 12兆5300億
魔力:1.588E+13/1.588E+13(+6.66E+12) 15兆8800億
筋力:343200000000(+204500000000) 3432億
敏捷:240000000000(+160000000000) 2400億
器用:150000000(+88000000) 1億5000万
幸運:500(+500)
愛情:ヘイネ:99★/サーシャ:98/セリーヌ:98
白鷺あかり:85/アオイ:80(※)ユウジは認識不可
奴隷:ミシャ・サリー・サラ・ハリー・アイサ・南條詩乃
称号:女神に愛されし者/全てを見通せし者/ヒモ勇者
ダンジョンマスター/邪竜スレイヤー/唐揚げ勇者
獣撃王/無の境地に至りし者/子宝神に愛されし者
餃子勇者/英雄勇者/天ぷら勇者/誓いを立てし者
戦場の奏姫を愛でし者/性癖の天才
加護:女神アウラ 『記憶創造』
女神ヘイネ 『時空魔法』『空間魔法』『寵愛』
『色情』『神愛』
龍神ドラゴネス『神命』
拳帝セリーヌ 『慈愛』『寵愛』
勇者ユウキ 『万力』
勇者タカナリ 『天変』
勇者タカシ 『万能』
技能:イリアス言語/神眼/異空間ボックス操作/生活魔法
魔力極操/サイレント/パーフェクトフェイク
聖龍偽造/無限書庫/世界創造/転移/スキル管制
エクストラオートヒール/エクストラヒールex
アストラル/アプソリュート/マテリアル/転移門
剣神Lv.300/舞神Lv.284/成長時能力UP極大
上限促進/セブンバレット/神帝龍/双龍刃Lv.263
煉獄火炎/避妊魔法/グラビティ/無我の境地
色魔Lv.78/異空間門/サーシャの世界/アハルテン
リフレクトLv.200/ファウスバンカーLv.173
ビブラシオンLv.173/テレポート/移動認識鏡
魔聖流体術Lv.227/絆の響き/神圧/魔法剣Lv.220
飛天翔翼/インパーセルデイト/リヴァイヴex
プリズン/天変魔法/万力/魔器創成/陰陽Lv.203
記憶収集/魔物調教
装備:(右)神剣ふぉるきな(左)魔剣フォルキナ
炎帝の鱗鎧
ケルベロスの首飾り
ラブリーマント (白兎家お手製)
邪竜王のブレスレット
飛翠翔シューズ
神愛の指輪 (ヘイネ渾身作)
$¥¢&@の指輪
神回:6500P
道具:う~さ~フォン 魔力保有量 25000/50000
目覚まし時計設定 魔力量1000000「同級生ヘイネ」
勇者のお守り
ファントレーダー
ふぇんりるマント
『記憶創造』:過去・現在の知識から万物を創造する魔法
『時空魔法』:新たな空間を作成する魔法
『空間魔法』:時空魔法の劣化版
『神愛』 :全ステータスUP神大 (成長依存)
『寵愛』 :全ステータスUP極大 (成長依存)
『色情』 :性欲・妊娠率UP。与精により対象疲労回復
『神命』 :体力と魔力のステータスUP中(固定)
『慈愛』 :全ステータスUP絶大 (成長依存)
『万力』 :筋力のステータスUP絶大 (固定)
『天変』 :天変魔法。天空に起こる異常現象を具現化
『万能』 :全ステータスUP絶大 (レベル依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サーシャ 18歳 ♀ レベル:550
種族:人間族
職業:どじっ子メイド
体力:3.16E+12/3.16E+12(+1.185E+12) 3兆1600億
魔力:3.40E+12/3.40E+12(+1.545E+12) 3兆5450億
筋力:123000000000(+75000000000) 1230億
敏捷:444000000000(+240000000000) 4440億
器用:403200000(+278400000) 4億320万
幸運:99★(+99)
称号:ユウジ専属メイド/女神に認められし者
勇者に愛されし者/狂気に縛られし者
勇者に誓われし者/勇者に寵愛されし者
拳帝に認められし者
加護:勇者ユウジ 『寵愛』『親愛』『友愛』
女神ヘイネ 『神友』
拳帝セリーヌ『拳弟』『義姉』
技能:どじっ子/聖龍力眼/魔力操作/聖龍偽造/複合魔法
家事Lv.73/暗殺術Lv.200/隠密Lv.200/無詠唱/生活魔法
身体万化/ヒール/キュア/遠視Lv.183/暗視Lv.183
二刀流Lv.217/愛情Lv.5/乙女ヒール/貴方の側に
愛の狂気/縮地/気配察知Lv.177/双龍牙Lv207/五天龍
パーフェクトフェイク/大死滅圧/反射鏡Lv.137
貫通破双Lv.145/振動破双Lv.145/魔聖流体術Lv.175
精霊守護/セブンバレット一式/魔法圧縮
魔法剣・光命/魔法剣・五天龍/魔聖気/魔器創成
アイテムボックス/飛天翔翼/魔法剣Lv.113
装備:(右)愛双『たんぽぽ改』(左)愛双『かすみ改』
闘うメイドさん服 (ユウジ渾身作)
華蝶涙の首飾り
エリクシルの愛飾り (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
邪竜王のブレスレット
飛翠翔ハイヒール
エリクシルの指輪 (ユウジ渾身作)
勇愛の片イヤリング (ユウジ渾身作)
道具:スイ&レン専用魔譲シロップ 1000000
勇者のお守り
体型:B88・W50 ・H86 Eカップ
『愛情』Lv.5
(Lv) (効果) (解放条件)
・Lv.1 愛情度による加護取得 決意の告白
・Lv.2 全能力成長速度絶大 お姫様抱っこ
・Lv.3 全能力消費魔力減10 添い寝
・Lv.4 『乙女ヒール』解放 初キス
・Lv.5 『貴方の側に』解放 初経験
・Lv.6 『コウノトリ』解放 ???
『寵愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
『親愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『友愛』:全ステータスUP大 (成長依存)
『神友』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『拳弟』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『義姉』:全ステータスUP中 (成長依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
セリーヌ=セラ=ハラスティン 13歳 ♀ レベル:637
種族:狼人族
職業:ハラスティン王国第3王女
体力:6.80E+12/6.80E+12(+3.40E+12) 6兆8000億
魔力:5000000/5000000(+5000000)※拳武解除 500万
筋力:576000000000(+432000000000) 5760億
敏捷:216000000000(+120000000000) 2160億
器用:216000000(+108000000) 2億1600万
幸運:99★(+99)
奴隷:アオイ
称号:拳帝/勇者を慈愛せし者/ドラゴンスレイヤー
魔王を闘滅せし者/魔神を闘滅せし者/憤怒せし者
魔王に愛されし者/勇者に誓われし者
勇者に心愛されし者/女神の妹になりし者
加護:拳神アルクセリア 『拳帝』
勇者ユウジ 『慈愛』『心愛』
魔王マリー 『寵愛』『義妹』
魔神ガーデンボイル『破滅』
女神ヘイネ 『神妹』
技能:ショーマリー言語/イリアス言語/ステータス/拳圧
無我の境地/審美眼/拳神流体術Lv.306/作法Lv.197
暗殺術Lv.283/隠密Lv.275/遠視Lv.275/暗視Lv.275
気配察知Lv.275/身体万化/破砕Lv.313/破潰Lv.313
拳気/震砕Lv.317/震潰Lv.317/貫砕Lv.311/貫潰Lv.311
奥義華閃/奥義蝶香/秘奥義華蝶閃/幻奥義華蝶閃鈴
魔拳Lv.215(※)/魔砕Lv.215(※)/魔義血閃(※)
魔震Lv.215(※)/魔貫Lv.215(※)/魔義血蝶(※)
魔秘義血蝶閃(※)/魔幻義血蝶閃鈴(※)/愛情Lv.5
(※)拳武解除/乙女ヒール/貴方の側に/精霊守護
聖龍偽造
装備:(右)蒼帝ガントレット(左)緋帝ガントレット
プリンセスドレス (ユウジ渾身作)
プリンセスティアラ (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
慈愛のブローチ (ユウジ渾身作)
プリンセスブレスレット (ユウジ渾身作)
プリンセスヒール (ユウジ渾身作)
ハラスティン王女の指輪
プリンセスピアス (ユウジ渾身作)
道具:拳武解除用ユウ様人形 5000000/5000000
勇者のお守り
心愛のクマさんポーチ
体型:B68・W34 ・H72 Aカップ
『愛情』Lv.5
(Lv) (効果) (解放条件)
・Lv.1 愛情度による加護取得 決意の告白
・Lv.2 全能力成長速度絶大 愛の宣誓
・Lv.3 全能力消費魔力減10 誓いのキス
・Lv.4 『乙女ヒール』解放 初キス
・Lv.5 『貴方の側に』解放 二度目のキス
・Lv.6 『コウノトリ』解放 ???
『拳帝』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『慈愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『心愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『寵愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
『義妹』:全ステータスUP中 (成長依存)
『破滅』:体力と筋力のステータスUP絶大(固定)
『神妹』:全ステータスUP絶大(成長依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エステル=L=シェルストリーム 12歳 ♀ レベル:279
種族:人間
職業:魔導師
体力:2480000000/2400000000(+1600000000)24億8000万
魔力:3960000000/3960000000(+2480000000)39億6000万
筋力:60000000(+33000000) 6000万
敏捷:144000000(+76000000) 1億4400万
器用:29400000(+19200000) 2940万
幸運:99★(+99)
称号:魔導師/勇者の弟子/勇者の寵姫/勇者に信愛されし者
勇者に貪愛されし者/黒炎の魔導師
加護:大魔導師ヤハナ『魔才』
勇者ユウジ 『貪愛』『寵姫』『愛弟』『信愛』
技能:生活魔法/魔力万化/魔聖王眼/魔力感知/作法Lv.137
火炎魔法/帝国式体術Lv.117/水刃魔法/迅雷魔法
土淵魔法/聖光魔法/ヒール/ヒーリング/キュア
キュアリング/エクストラヒール/リヴァイブex
魔法錬成/爆炎魔法/風凪魔法/魔偽造/魔力操作
魔力圧縮/複合魔法/無詠唱/火雷魔法/雷光魔法
聖火魔法/聖雷魔法/聖水魔法/聖凪魔法/聖淵魔法
魔法解析/身体万化/魔槍流Lv.132/魔槍舞Lv.132
魔聖気/魔器創成/プリズン/アイテムボックス
飛天翔翼/大死滅圧
装備:(右)愛杖『クリマタクト』(左)愛槍『グングニル』
薄手の白衣 (ユウジ渾身作)
貪愛のリボン (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
信愛のネックレス (ユウジ渾身作)
プリズンブレスレット(ユウジ渾身作)
飛翠翔スニーカー
シェルストリームの指輪
道具:勇者のお守り
ユウジ邸の合鍵
体型:B96・W44 ・H88 Gカップ
『魔才』:全ステータスUP中 (固定)
『貪愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『寵姫』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『愛弟』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『信愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アオイ 15歳 ♀ レベル:270
種族:妖精族
エルフ
職業:奴隷
体力:1020000000/1020000000(+540000000)10億2000万
魔力:4000000000/4000000000(+2800000000) 40億
筋力:4440000(+2200000) 444万
敏捷:112000000(+64000000) 1億1200万
器用:26700000(+1800000) 2670万
幸運:99★(+99)
称号:王女の親友になりし者/王女の妹になりし者
勇者の妹になりし者/女神の妹になりし者/魔女っ子
戦場の奏姫
加護:勇者ユウジ 『義妹』『良愛』『慕愛』
女神ヘイネ 『神妹』
拳帝セリーヌ『寵愛』『義妹』
技能:魔聖王眼/魔力操作/魔偽造/無詠唱/生活魔法
家事Lv.40/ヒール/キュア/魔聖流体術Lv.96/精霊守護
精霊契約/魔力圧縮/精霊結界/精霊召喚/短剣術Lv.79
ヒーリング/エクストラヒール/キュアリング
精霊歌唱/恋慕Lv.4/演奏魔法/恋慕の情/身体万化
魔器創成/精霊闘気/アイテムボックス/飛天翔翼
装備:(右)『愛妖精の小ハープ』(左)双剣『かすみ』
フェアリードレス (ユウジ渾身作)
フェアリーヴェール (ユウジ渾身作)
ラブリーマント (白兎家お手製)
慕愛のブローチ (ユウジ渾身作)
フェアリーブレスレット(ユウジ渾身作)
フェアリーヒール (ユウジ渾身作)
フェアリーイヤリング (ユウジ渾身作)
道具:勇者のお守り
良愛のクマさんポーチ
体型:B70・W39 ・H73 Bカップ
『恋慕』Lv.4
(Lv) (効果) (解放条件)
・Lv.1 恋慕度による身体強化 淡い想い
・Lv.2 全能力成長速度激増 お願い
・Lv.3 全能力消費魔力減5 恋の自覚
・Lv.4 『恋慕の情』解放 恋の封印
・Lv.5 『愛情スキル』解放 ???
『義妹』:全ステータスUP中 (成長依存)
『良愛』:全ステータスUP大 (成長依存)
『慕愛』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『神妹』:全ステータスUP絶大(成長依存)
『寵愛』:全ステータスUP極大(成長依存)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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それは、自分を追い出した奴らを見返し、街一番まで成り上がる――ということだった。
※なろうにも投稿してます。
※間違えた話を投稿してしまいました!
現在修正中です。
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