おバカな超能力者だけれども…

久保 倫

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キャラクター紹介~裏設定もあり

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 白野 寿々男。
 最初に設定したキャラクター。真面目だけどちょっとエッチ、あとはありふれた大学生というキャラクターにしました。そのせいで、あとがきでもかきましたが甲斐に対抗するには影の薄いキャラクターになりました。今後の反省点の一つです。 
 実は補欠入学で、そのため寮に入れませんでした。(これは作中どこかで書くつもりが書けませんでした。失敗の一つ)
 姓の白野は、「シラノ・ド・ベルジュラック」のシラノに当て字をして設定。以下のキャラも外国人の名前に漢字を当てはめて設定してます。
 
 黒江 文
 当初の設定では、白野に証券会社などに潜入して株取引の情報を掴みデイトレでお金稼ぎをやろうと言い出すキャラでした。書いているうちに、この子、そんな感じの子じゃないなと思うようになり、別にキャラを出してそれはやらせようと考えます。それが蔵良です。
 「おバカ」とことあるごとに言う口癖、最初は違和感が自分の中でもありましたが、進むうちに消えたのは面白い経験でした。こうやってキャラというのは作られるのかも。今後も、生かしてみたいです。
 姓の「黒江」は、ガールフレンド(仮)のクロエ・ルメールから。

 蔵良 恵子
 山形出身。
 元旦那と死別後もキャバクラで働きます。吉良とはキャバ嬢として接点を持ち続ける中、ある時吉良がフィリピンからの不法滞在者のパスポートをブローカーからいかに取り返すかで悩んでいることを知り、テレポートで盗み出します。それから吉良の事務所で働くようになる、という裏設定があります。
 白野と黒江をいじって、色々動かしてくれるありがたいキャラでした。出してよかった。
 姓の「蔵良」はアルプスの少女ハイジのクララ・ゼーゼマンより。

 吉良 岩男
 東京出身。
 検察官としては、強引な捜査指揮で有名。時として規則を破ることもあったと設定しています。その辺、弁護士となった今でも変わらないどころか、ひどくなっているかもしれないと設定。
 蔵良の感情に気づいていますが、もう男として自分は終わっているから、という理由でなかなか応じようとしてません。エンディングでも、まだ蔵良を受け入れていません。
 姓の「吉良」は、ウィキペディアで見かけたロシアの声優さんの名前。4人目でもう外国人の名前シリーズ厳しくなってますw

 甲斐 史郎
 作中の敵役です。本当によく動いてくれて、話を膨らますうえで本当に助かりました。作者としても愛着は、白野や黒江以上かも。
 同情されることのない悪役、としたつもりですが、作者自身が同情はしなくても愛着がある分、なんか悪く書けなかったようなと思うところがあります。その辺中途半端な印象になっていないかが心配。
 姓の「甲斐」はギルティ・ギアのカイ・キスクから

 江戸川 和夫
 一番ひどい人かもしれません。勘だけで人を一人破滅に追いやったのですから。
 甲斐を新星会組長にしたくないという理由を危なっかしいと感じたから、という
 姓の「江戸川」は、江戸川乱歩と一緒、エドガー・アラン・ポー。

 姫乃
 下の名前を設定していないことに今更気づきました。
 甲斐の相方としてがんばってくれました。
 ここから、名前だけ欧羅巴人名録というサイトで調べてつけてます。

 本座
 ガンマニアです。甲斐組の銃火器関係を管理するポジションと設定。

 田家
 車の運転なら何でも可。また車の管理もしてました。

 江渡
 爆発物の専門家。

 信吾
 忠
 章
 裕
 隆平
 部屋住み達です。部屋住みとは、ヤクザ見習いとして住み込みで雑用や親分たちの身の回りの世話や手伝いをしつつ、ヤクザのなんたるかを学ぶポジションです。彼らについては、ただのモブだったので特に設定してません。
 もう少し、田家や江渡も含めて個性を設定してやればよかったかな、と思います。

 
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