捻じ曲った欲望の果て

黄色子爵

文字の大きさ
上 下
14 / 16

ルサナ 20代後半 王都直属広域捜査官

しおりを挟む

「大丈夫です。私一人で行きます。」
と、メイファンはクライに言う。メイファンは、先日のクライとの儀式において衣服がビリビリに引き裂かれていた。あれからクローゼットを探し、衣服はなんとか揃えることが出来た。しかし、防寒着や何より下着等の必需品はどうしても限界があった。クライはメイファンを買い物に連れて行こうしたが、メイファンは一人で買い物に行きたいと申し出た。しかし、その理由をメイファンは言わなかった。クライは少し考えたが、
「では、第ニ都市ラコルドのメインストリートがよろしいでしょう。」
と、館の東館にある扉にメイファンを案内すると、扉を開いた。そこは暗い路地裏であった。そして、建物の合間に大きなアカデミック風の建物が見えた。それは、メイファンが過去に一度だけ公爵の付き添いで、第二都市ラコルドに来た時に見たラコルド大学と同じものであった。クライは、
「このまま真っ直ぐ歩くと通りに出ます。後は看板を見ればわかりますよ。帰る時はこの鍵でこの扉を開けて下さい。ゆっくりしてきて下さいね。」
と、泣き顔の仮面を少し傾けた。そして、メイファンに鍵と金貨の入った小袋を渡した。メイファンは咄嗟に、
「旦那様!こんなに頂けません!」
と言ったが、クライは右の掌をメイファンに向けて立てると、
「服を破ったのは私ですからね。出来れば一緒に行きたいのですが、私も野暮用がありまして。気を付けて下さいね。」
と言うと、扉を閉めた。メイファンはクライに軽くお辞儀をすると、目的の為に歩き始めた。メイファンは方向感覚だけは鋭かった。よって、路地から出てると瞬時にメインストリートまで辿り着くことが出来た。もちろん、帰りの道のりも頭に入っている。そして、お目当ての婦人服ショップへ入る。そして、防寒着と下着を数着買うと、
『旦那様はこういうのが好きかな?』
と、新作コーナーにあるニットのセーターを見ながら考えた。そして、あの儀式のことを思い出してしまい、一人興奮してしまう。なんとかセーターを選ぶ素振りをしながら気を紛らわすと、ロングスカートも一緒に手に取り、会計に並ぶ。店員が金額を伝えるとメイファンの持つ小袋を凝視する。少し驚いているような顔だ。メイファンは小袋を持つ左手を店員から見えないように隠す。メイファンの左中指は儀式によってクライに食べられた。その為、現在は義指が装着されていた。しかし、その義指には黒く尖った爪が付けられており、とても攻撃的な見た目をしていたのだ。そして、同じようにクライに食べられた左耳については、クライが『その方が美しく見えるから』と、まだ何も付けていなかった。メイファンは、咄嗟に右手で左側の頭髪に触れると、左耳が髪に隠れていることを確認した。会計を済ませて店を出ると、メイファンはもう一つのとても重大な目的の為に、メインストリートを歩いた。すると、木枯らしが吹きメイファンの足元に新聞の1ページが落ちたが、メイファンはそれを上手く避けると、メインストリートに消えていった。その新聞記事には、
『公族、突然の死去!国内、悲しみの渦!』
と書かれており、クランダール公爵の記事が載っていた。
 場面は変わり、第二都市ラコルドの捜査局では、王都広域捜査局より、クランダール公爵殺害の捜査協力を受けており、王都から捜査員が数名派遣されていた。ルサナもその一人であった。昔から王族の親衛隊として奉公してきた、王都でも指折りの名家の出身で、三十代手前という若さにも係わらず、女性初の班長に任命されるほどのエリートであった。ルサナはラコルド捜査局の自分に当てられたオフィスで公爵の記事を流し読みしていた。
「何たることだ…」
と、コーヒーを飲み干すと、その綺麗な赤い髪を掻き分け、部下からの捜査報告書に目を通す。しかし、有力な情報は無かった。王都広域捜査局は今回のクランダール公爵の殺害について、世間的には自然死と報道していた。国内の混乱を防ぐ為である。王都広域捜査局の見解は、『公爵は何者かによって酷い拷問を受けた後、虐殺された。』というもので、その容疑者として挙げられているのが、公爵の世話係で事件後から行方不明になっているメイファンであった。よって、王都広域捜査局はこのメイドの行方を追っていた。ルサナは機密情報となっているメイファンの手配書を見ながら、
『こんな無害そうなメイドがあんな酷いことを…』
と考えながら、ある事件との関連性について模索していた。それは、少し前に第二都市で起きた凶悪事件。王都の工作員と地方捜査官を始め、関わった人物は尽く虐殺された事件、『クライ』である。ルサナは激しい嫌悪感に襲われた。あの箱に入った頭蓋骨を見た瞬間、全身の毛がよだった。その感覚を今でも鮮明に覚えている。当時、ルサナは『クライ』を捜索する為にラコルド捜査局にいた。そして、地方捜査員達と激しい対立があり、捜査は困難を極めた。そんな中で、一番激しく対立していた地方捜査員が犠牲者となって箱から出てきた。ルサナは激しい無力感を感じずにはいられなかった。これがきっかけで、ルサナは『クライ』について、地方捜査局が単独で捜査を行うことを禁止したのであった。ルサナにとって『クライ』とは特別な事件となっていた。ルサナは、思い詰めた感情を紛らわす為、気晴らしにメインストリートまで歩いた。そして、古いアンティークの店を訪れた。中には先客が一人いる。雰囲気から20歳そこそこの女性であった。その女性はショーケースに入った懐中時計を見ている。年相応から自分用とは考え難い。誰かへのプレゼントだろうと容易に想像がついた。女性は時折り小袋の中身を確認していた。ルサナはその女性の顔を興味本位で眺めていた。すると、その女性の顔は何処か見覚えのある顔だった。ルサナは更にその女性を眺める。そして、
『あのメイドだ。公爵殺害の容疑者、メイファンだ!』
と、心の中で叫んだ。ルサナはメイファンが何故ラコルドに居るのか。疑問を感じていたが、アンティーク家具の影に隠れ、慎重にメイファンを観察した。メイファンは店員を呼ぶと、お目当ての懐中時計を手に取る。そして、店員に何やら注文すると会計手続きを行った。メイファンは店員から懐中時計の入った箱を受け取ると店を出ていった。ルサナも続けて店を出る。ゆっくりと違和感無くメイファンの後を追う。すると、メイファンは通りの歩道で立ち止まり、先ほど購入した懐中時計の箱を見る。そして、それを強く抱き締めた。一定の距離を保っているルサナからもメイファンが少し照れているのがわかった。ルサナはその一瞬を見逃さず、小型カメラでメイファンの顔写真を撮ると、その写真を専用のデータベースに送信した。すぐに返信が来る。
『98.7%ノ確率デ同一人物デス』
ルサナは眉を上げた。メイファンは再び歩き始める。ルサナは部下に無線で連絡を入れる。
「こちらL、メインストリート近くにいる者は?」
すると、すぐに
「こちらバルーン他1名、メインストリートにて捜査中。」
と、返答があった。ルサナは
「メインストリートにて、落し物発見。各捜査官、Pチェーンをオンにせよ。繰り返す、Pチェーンを起動せよ。」
『落とし物』とはルサナ達が使う隠語で『容疑者』を意味する。Pチェーンとは王都広域捜査官と一部の地方捜査官がアクセス出来るネットワークで、捜査情報や位置情報などを迅速に他の捜査官に共有出来る電脳システムである。現時点ではここまでのハイテクノロジーは公には発表されていない。王都広域捜査局だけの極秘テクノロジーである。ルサナは部下達の返答を確認すると、近くにいるバルーンの現在位置を確認する。バルーン達はメイファンを挟む形で移動している。ルサナはゆっくりとメイファンを尾行する。すると、メイファンはメインストリートを曲がった。ルサナは
「落ち着け!ゆっくりと冷静に…な。」
と、部下に内線する。ほとんど自分に言い聞かせているようであった。ルサナは一度深く呼吸すると、バルーン達に内線する。
「前方に回り込み次第、確保しろ。」
「了解」
と、バルーン達の返信があった。程なくして、バルーンより内線が入る。
「落とし物を確保。落とし物を路地裏にて確保。」
ルサナは人知れず右拳を握っていた。そして、
「すぐに車を回す。」
と、駆け付けていた別の捜査官の車に乗り込み、現地に向かった。捕まえられたメイファンはとても大人しかった。それでもバルーン達の話を聞くと、当初はかなり抵抗したらしい。ラコルド捜査局の取調室にて軟禁状態のメイファンは一言も喋らなかった。ルサナは
「私が喋る。」
と言うと、部下のヌジャーノを引き連れて取調室に入っていった。そして、ルサナはメイファンに向かって、
「お前がメイファンだな?」
と、強い語気で話し掛ける。メイファンはルサナを睨見つけた。ルサナは、
「公爵を殺害したのはお前か?」
と尋ねるが、メイファンは睨みつけたまま微動だにしなかった。ルサナは続けて、
「公爵を拷問したのはお前か?」
と、質問していく。しかし、メイファンはなんの反応もしなかった。ルサナはメイファンから視線を外すと、ヌジャーノはメイファンの顔面を殴りつけた。しかし、メイファンはルサナを睨み続けた。ヌジャーノは更にメイファンを殴った。メイファンの口角と鼻孔から流血する。ルサナは
「金目当てで公爵を拷問し、殺したんだろ?で、逃亡していた。違うか?」
メイファンは、何も喋らなかった。ルサナはメイファンの頭髪を掴むと、前にある机にメイファンの顔面を打ち付けた。メイファンの鼻から
(グギッ)
という音が聞こえた。メイファンの鼻骨が折れた音であった。メイファンは段々と呼吸が荒くなった。ルサナは
「犯行現場からお前の指紋が検出された。そして、公爵に打ち込められていた釘からもな。お前、頭が狂っていやがる!」
そして、ルサナは自分とメイファンを隔てている机の上にメイファンの荷物をばら撒いた。
「衣類?逃走用だな!そして、これはあのアンティークショップで買ったものだな?おや?顔色が変わったな。」
と、焦りを浮かべたメイファンにルサナはプレッシャーを掛けていく。ルサナは綺麗な包み紙をわざとらしく雑に破ると、箱を開けた。そこには先ほど買ったシンプルなデザインをした蓋付きの懐中時計が丁寧に収納されていた。
「この懐中時計を誰に渡すつもりだった?」
メイファンは目を閉じた。ルサナは、
「フフフ。お前が持っていた鍵だがな。あの路地裏の扉を全て捜索しているところだ。もうすぐ終わるだろうよ。王族殺害は特級犯罪だ。まず実刑は免れない。共犯者も同様だ。覚悟しておけ!」
と叫ぶと、懐中時計を床に叩きつけた。
(ガシャッ、パキン、)
メイファンは目を見開き、音の方に顔を向けた。音の先には、蓋が外れてしまった懐中時計が転がっていた。メイファンは目に涙を滲ませていた。ルサナはそんなメイファンの表情を見て、一番知りたい質問をメイファンに投げつける。
「お前、『クライ』は知っているか?」
その瞬間、メイファンの唇は震え始めた。明らかに動揺をしている。ルサナは、自分の直感が正しかったことに少し感情が昂ったが、同時に今回の事件が複雑化する気配を感じた。すると、
(コンコンッ)
取調室のドアをノックする音が聞こえた。ルサナが返事をしない内にドアが開くと、部下のルドットが慌てた様子で、
「班長!バルーン主任からの通信が途絶えました!その他の…あれ?…なんだ…これ…」
ルドットは自分の胸元から出ている指先を見ながら、それが何なのか理解出来ないでいた。ルサナはルドットの後ろに黒い影を見る。そして、ルドットの胸元から見えている指が消えると、ルドットは口から血を噴き出し、動かなくなった。ルドットの後ろにいる影は、黒いマントを羽織り、顔には泣き顔の仮面を被っていた。ルサナはその泣き顔の仮面を見た瞬間、全身が硬直した。メイファンは
「うわぁぁぁぁ!」
と、声を上げて泣き始めた。クライは一瞬、メイファンの方へ顔を向けた。そして、すぐに状況が全く理解出来ていない二人の捜査官に戻すと、少し反応が早かったルサナにルドットを投げつけた。ルサナは異常に重く感じるルドットを退かし、仮面の男に銃を向けた。ちょうど、ヌジャーノの顔がクライによって背面に180度回転させられているところであった。ルサナは拳銃の引き金を引きかけたが、クライは絶妙なタイミングでルサナの視界から消えると、ルサナとの距離を縮めた。不思議なことに発砲する意識の手前で標的が消えると、引き金を引けなくなる。ルサナもクライが視界から突然消えたことで発砲が出来なかった。ルサナは、視界の下端から泣き顔の仮面が現れるのを目撃したが、あまりの移動速度から身動きが取れなかった。クライはルサナが手にしている拳銃を奪うと、その場で素早く分解した。クライは、
「貴女がルサナさんですね。私のメイドは返してもらいますよ。とても大切な物ですから。」
と言うと、ルサナの下顎に掌底を叩き込む。
(ドサッ)
ルサナは糸が切れたように倒れた。クライは泣いているメイファンの元に歩み寄ると、
「メイファンさん。もう大丈夫ですよ。」
と、メイファンの涙を拭きながら言った。そして、メイファンの手錠を外した。メイファンは、
「申し訳ございません…旦那様…」
と、クライに泣きながら謝った。クライはメイファンをそっと抱き締めながら、
「無事で良かった。ただし、後でたっぷりとお仕置きですよ。」
と言うと、メイファンは
「旦那様…それはご褒美です…」
と、頬を染めながら言う。そして、メイファンは床に落ちている懐中時計を拾うと、メイファンの目から涙が一気に溢れ出した。クライは、
「これは?」
と、メイファンの涙を拭きながら聞く。
「旦那様への…プレゼントでした…私…嬉しくて…自分の金貨は少し…持ってきていたので…頂いた金貨ではなく…お礼が…したく…て…でも…壊れて…」
クライは、人差し指でメイファンの口を優しく遮ると、壊れた懐中時計を手に取る。
「ありがとうございます。大切に使いますね。」
と言い、懐中時計を懐に入れた。そして、小型の筒を取り出すと、先端をメイファンに当てる。
「念の為です。少し痺れますよ。」
と言い、スイッチを入れた。メイファンの身体に電流が走った。クライは、倒れそうになるメイファンを支えながら、
「先に帰っててください。後のことは大丈夫ですから。」
と言うと、羽織っていた黒いマントをメイファンに被せた。メイファンはマントに吸い込まれ、その場から消えた。クライは机に散らばっているメイファンの荷物からメイファンが買ったであろう衣服を持つと、床に倒れているルサナの脇にしゃがんだ。そして、床に流れるルドットの血液を指に着けると床をなぞった。そして、メイファンに行ったように、気絶しているルサナの腹部にに小型の筒を当てるとスイッチを入れる。ルサナの身体は大きく波打った。
「うっ…」
ルサナは意識を取り戻す。泣き顔の仮面が目の前に見える。クライは
「ルサナさん。もう少し寝てて下さいね。」
と、ルサナに言うと再び小型の筒のスイッチを入れた。

(パンパンパンパンパン)
「…だん…さま…イイ…も…ダ…です…」
ルサナはピストン音と喘ぎ声で目が覚めた。そして、素早く自分の状況を確認する。まず、ルサナは頭上に伸びた自身の両手を見た。両手は天井に吊るされた縄に拘束されており、自力では解くことは出来そうも無かった。次に、ルサナは今度は両足を見た。床に固定されてる拘束具に両足首を拘束されており、身動きが取れない。そして、ルサナは正面で喘ぎ声を上げている物体に、目に力を入れてピントを合わせた。だんだんと焦点が合ってくる。喘ぎ声を上げているのは、公爵殺害容疑のメイファンであった。そして、そのメイファンの首輪に繋げた鎖をしっかりと握り、その肉付きの良い尻を掴みながらピストンをしている者がいた。ルサナはその者が被っている泣き顔の仮面を見た瞬間、ルドットとヌジャーノを目の前で殺害された記憶が記憶が蘇ってきた。
「もうダメですぅ!旦那様ぁぁ!イクッ!イクゥゥ!」
メイファンは悲鳴を上げ、絶頂した。クライはぐったりしているメイファンを執拗に責め立てた。メイファンの顔は快楽に歪みながら、更に深く絶頂した。クライはメイファンから陰茎を抜き、黒い衣服に隠した。そして、その場でしゃがみ込むと、メイファンの頭を優しく撫でた。クライは顔だけをルサナへ向けると、
「目が覚めましたか?ルサナさん。」
と、不気味な声でルサナに声を掛ける。ルサナは
「貴様、何者だ?」
と、クライに聞く。クライは少し間を置くと、
「優秀な貴女のことです。もう検討はついているのでしょう?『クライ』ですよ。」
ルサナは全身に稲妻を打たれたような感覚に陥った。そして、
「お、お前が…お前がラコルドの捜査局を弄んだ、あのイカれた猟奇殺人者だな。」
クライは首を降り、
「出来れば、『愉快な快楽殺人者』と呼んで頂きたいです。」
と、ルサナに返した。そして、クライはメイファンの頭を撫で続けながら、
「貴女、私の可愛いメイドの気持ちを踏みにじりましたね。」
と、懐からメイファンの取り調べ中に、ルサナが床に叩きつけた懐中時計を取り出した。
「王族殺害は特急犯罪だ。何をされても文句を言われる筋合いはない!この縄を解け!」
クライは声を上げて笑った。そして、
「『何をされても』か。では、貴女はここで終わりだ。」
ルサナは、
「お前は一体何なんだ?なんの恨みがあって…」
と、クライに尋ねる。クライは少し顔を上に向けた。そして、
「貴女方は、これまでなんの恨みも生まずに暮らしてきたと?統一戦争?辺境地帯?無血統一?貴様らは自分達が行ってきたことをどこまで認識している?貴様らも辺境の金髪共もだ。自分達に都合の良いところだけ利用し、後は見ないふり。そして、それを正そうとした五代目をあろうことか殺害した。五代目は歴史に語られもしない、存在を忘れられた者たちにとって、大いなる光であった。」
ルサナは、
「お前は…いや…そんなはずは…お前の狙いはなんだ?」
クライは、
「破壊ですよ。私のやり方でね。私なりにこの国を憂いているのですよ。」
ルサナは、
「お前一人で出来るものか!この国を舐めるな!」
クライは、
「では、誰が私を止めると?星の守護者達ですか?ついこの間、対峙しましたがレベルが落ちていましたよ。人材不足ですね。狙い通りです。」
ルサナは、
「ん?ちょっと待て…お前は…まさか『星狩り』か?」
クライは、
「まったく貴女方は、他人を好きなように呼びますね。実に不愉快です。」
と言いながら、メイファンの頬を軽く叩いた。メイファンは目が覚めると、クライに恍惚とした表情で笑いかける。クライは立ち上がると、真っ黒の衣服から陰茎を再び取り出す。メイファンは何も指示されていないにも関わらず、クライの陰茎を口で咥えた。メイファンはクライの泣き顔の仮面を見つめながら、陰茎を口でゆっくりと愛撫する。クライは、
「メイファンさん。貴女もルサナさんに因縁が出来たみたいですから、一緒にルサナさんを壊してあげましょう。」
と、メイファンに向かって言った。メイファンはクライの陰茎を頬張りながら、笑顔で頷いた。クライは
「では、その前に。」
と、メイファンの頭部を両手で掴むと、メイファンの喉奥目掛けて腰を振った。
「アグッウェェ…アグッグエッウェェェ…」
メイファンの空嘔気が部屋中に響き渡る。クライはピストンを止めると、すっかりクタクタになっているメイファンを覗き込んだ。
「んーまだ調整が必要だな。歯もある程度は抜いてしまうか。」
と、何やら独り言を言っている。そして、懐から試験管を取り出すと、中に入っている黄金色に輝く液体をメイファンに飲ませた。メイファンはムクッと動き出し、クライに跪く。クライはメイファンの首輪についた鎖を引きながら、ルサナの方へ歩いていく。
「ルサナさん。改めてご紹介します。私のメイドのメイファンです。さあ、メイファン、挨拶なさい。」
クライは鎖を引くと、メイファンは立ち上がる。そして、下を向きながら膝を曲げてルサナにお辞儀した。ルサナは妙な恐怖を感じた。クライは、
「さて、ルサナさん。これから貴女を凌辱し、拷問し、最終的には虐殺します。」
ルサナは生唾を呑み込むと、歯を食いしばった。
「ルサナさん。無駄ですよ。奥歯の毒薬はもう除去しましたよ。そして、Pコードもここでは通用しませんからね。」
ルサナの顔から絶望感が滲み出た。クライはルサナの顎を持つと、ルサナの顔を左右に傾けた。クライは、
「うん。なかなか良い形をしていますね。後で見るのが楽しみです。」
と言うと、クライは先程の黄金色の液体を左耳に流し込む。そして、クライはルサナの左耳たぶを閉じた。すぐにルサナの身体に異変が生じた。クライは、ルサナの首筋を優しく撫でた。ルサナは首筋からとても心地の良い快楽を感じた。クライは、
「気持ちイイんですか?」
と、ルサナに聞く。ルサナは否定するが、その声のトーンからは信憑性は無かった。クライは両手でルサナの襟元を掴むと、その異常な腕力で衣服を破り捨てた。処々に衣服の一片が着きながらも、ルサナの裸体を視姦するには充分であった。
クライはルサナの首筋から徐々に手を下げていく。鎖骨、胸部、そして、クライの指はルサナの乳房に移動していく。ルサナは次に自分を襲うであろう快楽を想像し、身体を硬直しながらそれに備えていた。クライの指先がルサナの乳房に触れた。ルサナは、身体を震わせながら、
「くっ…うっ…やめろ…やめろ…」
と叫ぶが、クライはそれを当然無視し、ルサナの乳房の中心に向かって指をゆっくりと動かしていく。
「フー、フー、あっ…フー、うっ…」
ルサナの呼吸が荒くなる。そして、クライの指先がルサナの乳首に触れる。ルサナは
「あぁ…くっ…ダメ…くっ…やめろ…あぁ…」
と、乳首で達しそうになるのを必死に堪え、呼吸が更に荒くなる。クライはそんなルサナを嘲笑うかのようにルサナの乳首を指で摘まむと、擦り合わせる。
「ダメ!ダメ…くぅぅぅぅ!うぅぅ…」
ルサナは目を見開くと、不意に愛撫の調子を狂わされたことで、絶頂の波に一気に押し流されてしまう。ルサナは抵抗虚しく乳首で達してしまった。必死に抵抗して我慢していた為、通常の乳首での絶頂より快楽指数は高くなっていた。ルサナは無意識に舌を出してしまい、涎を垂らした。その後も、クライの乳首責めは続いた。ルサナは何度も乳首で達してしまい、目は虚ろになっていた。クライは、ルサナの足の拘束具に縄を通していく。そして、クライは足の拘束具を解除し、足に通してある縄を引っ張っていく。ルサナは足の拘束具が解除された際に反撃を試みたが、足に通した縄が巧妙にルサナの脚部を縛り付けており出来なかった。クライは縄を引っ張りきると、ルサナ両足が徐々に天井に吊るされていった。そして、股も開かれていく。実に巧妙な緊縛術である。ルサナの脚部はちょうどV字に開脚され、ルサナの陰門はクライに丸見えとなった。その余りの羞恥心からルサナは可能な限り身体をバタつかせて、
「見るなぁぁ!くそぉぉ!やめろぉぉぉ!やめてくれぇぇぇ!」
と、情けない声を出した。クライは、ルサナに近づこうとするメイファンを止めると、
「メイファンさん。まだですよ。まだダメです。」
と、興奮顔のメイファンを制止すると、メイファンを跪かせた。
「ルサナさん!メイファンさんも興奮しているので、早めに凌辱しちゃいましょう。」
クライはルサナにそう言うとルサナに近づいていく。そして、クライはルサナの丸見えになっている陰門に人差し指をなんの躊躇いもなく挿入していく。ルサナは、
「ぐぅぅ…やめろ…」
と、声を上げる。クライは更に指の本数を増やして行く。ルサナの身体は小刻みに痙攣し続けていた。予想以上の快楽がルカナを襲っているのであろう。歯をぐっと食いしばっていた。クライは四本目が入ったところでルサナに、
「よく我慢しましたね。でも、それが貴女の為になるかは変わりませんが。」
と言うと、ルサナの陰門に右手首まで深々と突き刺した。ルサナは、
「うぎゃぁぁぁ!やめろぉぉぉ!やめてくれぇぇ!」
と叫ぶが、クライは何も聞こえないかのように右手をルサナの陰門の中で手首を回した。ルサナの膣壁にクライの拳が乱雑に当たる。ルサナは涎を垂らし、白目を剥き、失禁しながら気を失った。クライは右手を気絶しながら痙攣しているルサナの陰門から引き抜いた。ルサナはネジ巻き人形のように動き始めた。クライは股間から陰茎を取り出すと、跪いているメイファンを呼び付ける。そして、クライはメイファンに向かって、
「その御口でもう一度、滾らして下さい。」
と、自身の陰茎をメイファンの口に押し当てた。メイファンはそっとクライの陰茎を咥えた。
「うん。メイファンさん、やっぱり歯が邪魔ですね。これを期に全部抜いちゃいましょうね。」
と、メイファンに語りかけると、メイファンはクライに向かってニコリと笑った。そして、
「そろそろ良いでしょう。メイファンさん。抜歯はしますが、先程より随分と上手くなってますよ。」
クライはそう言うと、メイファンの口から陰茎を引き抜いた。メイファンの涎が糸状になり、クライの陰茎から細く伸びていく。クライは恍惚としいるメイファンを足蹴に退かす。メイファンはクライに道を開けるように移動した。そして、クライは吊るされたルサナの陰門に自身の陰茎を挿入していく。挿入までに少し間があったが、ルサナの陰門はよく湿っており、クライの陰茎は滑らかに深く刺さっていく。ルサナは、
「うっあぁぁぁ…やめろぉ…もうやめてくれぇぇ!」
と、悲痛な声を上げた。そして、クライは腰を巧みに前後させながら、ルサナの腟内を擦り付けていく。その巧みな動きにルサナはすぐに発狂した。
「頼むっ!もうやめてぇぇ!お願い!お願いしますぅぅ!」
クライはルサナの必死な叫びを黙殺し、腰を動かし続ける。ルサナは身体が痙攣し始め、
「ダメッ!もうダメッ!イクッ!イクッ!くぅぅぅぅぅぅぅ…」
と言いながら、顔が反り上がった。ルサナは虚ろな意識を必死に奮い立たせながら、
「もう…やめて…もう…」
と、クライに懇願するが、クライのピストンは止まる理由もなく、更に続いた。
(パンパンパンパンパンパン)
クライのピストン音が部屋中に響いた。クライはメイファンの方に顔を向けた。メイファンは自身の陰核を自分で弄っていた。
(クチャクチャクチャ)
と、耳を澄ませば音も聞こえる程であった。クライはメイファンに向かって、
「さっき教えたばかりなのに…すぐに試したくなるんですね。どうですか?」
と聞く。メイファンは、
「はい…これは…ハァ…これで…あっ…イイのですが…ハァ…やっぱり…旦那様のペニスが…あぁぁ…イイです…」
と、クライに答えた。クライは
「やっぱり貴女はとてもイイ!とてもイイです!」
と言うと、興奮したのかルサナへのピストンが激しさを増していく。ルサナは
「ダメッ!ダメッ!イクッ!またイクッちゃう!くぅぅぅぅ…あぁぁぁぁぁぁ!」
と叫ぶと、白目を剥きながら失神してしまった。クライはルサナが失神しているのを確認した。すると、クライはピストンを止めてメイファンに指示を出す。
「メイファンさん、そこの注射をとってくれますか?そこの黒い薬が入った、そうです。それです。あらあら、メイファンさん、股間がビチョビチョですよ。後でしっかりお仕置きですね。」
と、クライは足腰が覚束ないメイファンから、注射器を受けとった。そして、ルサナの頸動脈に黒い液体を注射した。ルサナは身体をバタつかせた。そして、クライはまるで注射した薬の効果を確認するかのように、ゆっくりとした力加減で腰を動かした。すると、ルサナは
「おっおっおっ…うおぉぉぉぉ!ぎゃぁっ…ぎゃぁぁ!もうダメェェェ!」
と、獣の様な叫び声を上げながら耐え難い快楽を一身に受けていた。クライは
「ほ~ら。もっともっと続けますよ~」
と、いたずらっぽくルサナに声を掛ける。ルサナは、
「あっ…お前ぇぇ!何をしたぁぁ?あっ…あっ…イクッ!イグゥゥ!うっ…うっ…頼む…もうやめ…てくれ…お願いだぁ!頼むぅ!ダメッ!イクッ!またイクッ!ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
クライは、泣き叫びながら痙攣しているルサナに激しくピストンをしていた。何度も何度もルサナは気絶したが、クライのピストンは弱まることなく無慈悲に続いた。クライは、
「やれやれ、ルサナさんのヴァギナは全くダメですね。相性が合いません。」
と言うと、自身の陰茎をルサナの陰門から引き抜いた。ルサナは大きくブルッと震えると失禁した。クライは、
「メイファンさん。綺麗にして下さい。ああ、そうですよ。指示しなくても御口に咥えられましたね。イイですよ~」
と、クライの仮面を跪きながら見上げるメイファンに、優しく声を掛けた。クライはメイファンの念入なティープスロートを堪能すると、口から陰茎を引き抜き、股間に納めた。そして、右拳を握るとルサナの陰門に躊躇い無く挿入した。
(ミシミシミシ)
ルサナの陰門が裂ける音がする。もちろん大半はルサナの悲痛な叫びにかき消されていた。クライはメイファンに向かって、
「メイファンさん。ルサナさんを壊しますよ。」
と、声を掛けた。メイファンは口角だけを上げて不気味に笑った。メイファンは立ち上がり、ルサナに近づいていく。クライは右拳をなんの躊躇いも無く引き抜いた。ルサナはその瞬間、口を大きく開きながら、白目を剥き、その恐ろしい程の快楽に耐えられず、全身が小刻みに痙攣していた。クライは、
「メイファンさん、まずはそこの棍棒を持ってきてください。」
と、メイファンに指示した。メイファンはクライの指示に従い、棍棒を運んできた。クライはメイファンから棍棒を受け取ると、ルサナの陰門にあてがった。ルサナは自身の陰門に異変を感じると、
「オデ…ガイジマズ(お願いします)…ボウムビデズ(もう無理です)…オデガイジ…マズ…」
と、泣き喚きながら必死に懇願している。そこには超が着く程のエリートとは到底見えない程に堕ちた一匹の奴隷であった。いや、それもすぐに血に飢えた狂人の玩具と化してしまうだろう。クライは棍棒をルサナの陰門に突き刺すと、メイファンに託した。
「さあ、メイファンさん。その棍棒を奥まで押し込めてごらん。」
このクライの声を聞いた二人の反応は正に対極的であった。メイファンはニヤニヤと笑いながら、棍棒をルサナの陰門に突き刺していく。ルサナはそんなメイファンの顔に恐怖を抱きながら、陰門から流れる強烈な快楽に人格を崩壊させていく。クライは「メイファンさん。もう少しゆっくり…あらら、そんな激しく奥まで突き刺したら、すぐに壊れちゃいますよ。まあ、壊すからイイんですが、じっくりと楽しまないと勿体無いですよ。」
メイファンは慣れない手付きで、ルサナの陰門に突き刺さっている棍棒を動かす。ルサナの陰門から血が垂れ始めた。あんなに泣き叫んでいたルサナも今は泡を吹きながら、痙攣していた。しかし、しっかりと息があった。クライは、
「まったく、メイファンさん。ダメですよ。あの薬が効いているので、脳を破壊しない限りルサナさんは再生しますが、それにしてもまだ雑な責めですね。」
と、メイファンから棍棒を取り上げると、ルサナの陰門の中を棍棒で丁寧にかき混ぜる。そして、クライがゆっくりと棍棒を引く。その瞬間、何かのスイッチが入ったかのように、ルサナは目覚めた。メイファンさんはクライを尊敬の眼差しで見る。クライは、懐から錐と大小様々な釘と小型のハンマーを取り出す。そして、クライは平然としながら、ルサナの乳首に錐で穴を開けていく。ルサナは
「ぎゃぁぁぁぁ!」
と泣き叫ぶが、そんなことでクライの手は止まらない。クライはルサナの乳首に空いた穴を見ながら、釘を選定している。そして、ルサナの乳首の穴に釘を突き刺した。
「ぎゃぁ…ぎゃぁぁぁぁぁ!」
と、泣き叫ぶとクライはその釘を異常な指圧力でねじ曲げた。メイファンはその光景に心躍っていた。そして、
「旦那様…私もやってみたいです。」
と言うと、クライも
「さあ、どうぞ。」
と言うと、メイファンは自身の左中指の義指の先端を鋭利な物に取り替えると、ルサナの乳房を容赦無く刺し始めた。ルサナは
「ひぃぃぃ!ひぃぃぃ!ぐわぁぁ!」
と泣き叫ぶ。メイファンはそんなルサナの苦痛と絶望に歪んだ顔を見ると、不気味な笑顔をルサナに向けた。ルサナは恐怖から失禁してしまう。
そして、メイファンが棍棒に短い釘をハンマーで打ち込むと、その凶器に満ちた棍棒をルサナの陰門にゆっくりと挿入していく。ルサナは顔を左右に振りながら拒否するが、メイファンは止まらない。
「あがっ…あががっ…ぐがっ…」
ルサナは激痛から意識が飛んでいる。メイファンは棍棒をさらに深く突き刺していく。それでもルサナは息絶えていなかった。メイファンは棍棒を離すとルサナの顔を左中指を使って切り刻み始めた。ルサナの顔は酷く損傷していく。クライはメイファンの左手を掴むと、
「メイファンさん、狂気を持つことは良いのですが、それに支配されてはいけませんよ。せっかくの玩具が台無しです。お仕置きですね。」
と言った。そして、狂気に満ちたメイファンの頭髪を掴むと床に叩きつけた。クライはメイファンをその場に跪かせると、左右の手足同士を縄で拘束した。
「私はね。今の貴女のような悦びに満ちた顔を虐めるのが大好きなんですよ。すみません。興奮して手加減が出来ませんね。」
と言い、メイファンの口を無理矢理こじ開ける。そして、メイファンの歯を一つひとつ指で強引に引き抜いていく。
「うひぃぃぃぃ…あがぁぁぁぁ…」
というメイファンの悲鳴が聞こえた。さっきまでの狂気の顔は消え去り、そこには苦痛に歪んだ哀れな女性がいた。
「メイファンさん、左側の歯は全部抜けましたよ。歯を抜いたら、今度は脳を弄りましょうね。」
と、クライはメイファンに優しく言うと、拷問部屋の扉が閉まる。館中にメイファンからの叫び声が響き渡った。

場面は変わり、ラコルド捜査局。クライの襲撃により、大半の捜査官はクライにより虐殺されていた。ある者は顔が背中まで捻れて、ある者は頭部と腹部に大きな穴が空いており、見る者を恐怖に駆り立てていた。現在、捜査局で対応している職員達は皆、超人的な存在への恐怖と戦いながら、自分達の業務に使命感と誇りを持って意欲的に働いていた。そんな中、クライ襲撃から数日経過したある日、捜査局の玄関に大きなキャリーケースが届いた。捜査員達は前回の段ボールのトラウマからその場で叫び声を上げる者もいた。無理もない。今や中央と地方を結ぶ大きな柱となっていたルサナ捜査官が襲撃事件以降、行方不明となっていたからだ。誰もキャリーケースを開けようとしない。すると、とある若い捜査官がキャリーケースに近づいた。そして、ダイヤルを回す。この捜査官には心当たりがあったのだ。何故なら、襲撃事件があった取調室の床に数字が刻まれていたからだ。
『0…6…37…』
若い捜査官はダイヤルを合わせた。
(カチャ…)
キャリーケースが開いた。
「そんな…これって…チクショォォ!チクショォォ!」
若い捜査官は悲痛な声を上げ、その場に尻もちを着きながらも叫んだ。その若い捜査官の悲痛な叫び声を聞き、その場でガタガタと震える者もいたが、逆にその若い捜査官に駆け寄る者も数人いた。ルサナの生き残った部下達である。彼らもキャリーケースの中を見てゾッとした。その場で嘔吐した者までいる。キャリーケースには頭部を切断され脳を取り除かれたルサナの頭部と、切断された手足が入っていた。そして、肉片が入ったビニールパックが数枚入っている。パックの左上に『カルビ』、『レバー』と明記されていた。そして、悲痛な表情をしているルサナの口に名刺サイズのメモが挟まっており、
『彼女はとても美味しかったよ。君達もどう? ~クライより~』
と書かれていた。あの屈強なルサナの部下達は皆、一様に下を向いた。この先、癒えることのない心の傷を負って。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

透明人間に犯される女教師の話

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:49pt お気に入り:16

魔法使いの少年と二人の女神様【R18】

大衆娯楽 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:195

おいしい秘蜜 ~尾崎ふみ緒の頽廃文学作品集~

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:63pt お気に入り:6

【R18】私は官能の扉を開けてしまった

恋愛 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

今日のプレイは何にする?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:49pt お気に入り:91

可愛いメイドさんの特別サービス♡たっぷり癒やしてあげますね♡♡

大衆娯楽 / 完結 24h.ポイント:127pt お気に入り:53

ねえ、旦那様

恋愛 / 完結 24h.ポイント:4,657pt お気に入り:67

処理中です...