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千姫ルート 南京城攻略戦2
ザツオン!※読み飛ばし推奨(エロ度★☆☆☆☆)
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「いやっ!」
居勝を押し飛ばしたその自分自身の行為に、季夏は驚き、そして傷付く。
どうやらその体は男に触れられることを拒んでいるらしい。
それが誰かなど関係ない。
最愛の人であろうと、男であれば同じことなのだ。
「・・・・・・そ、そんな、わ、私」
せっかく居勝の妻となれたと言うのに、これでは妻の役目など果たせない。
こんなことなら――
「大丈夫だ季夏。少しずつ少しずつでいい」
居勝は季夏の拒否反応が出ない位置を見定め、ギリギリに近づき座る。
穏やかなその目には季夏を安心させようと言う配慮が見える。
「で、ですが居勝様」
「良いんだ。俺は季夏を見ているだけで幸せだ。今はそれで良い」
「・・・・・・はい」
良いわけがない。
季夏自身がそんな事では自分を許せない。
日本軍の陣幕ではあんな小さな少女たちが精一杯戦っていたのだ。
「あ、あの居勝様」
「ん?」
「指に触れていただけませんか?」
此処なら、大丈夫なはず。
此処から慣らしていけば。
季夏は足を居勝に向けて伸ばす。
「ほ~らお舐め」
「わんわん」
・・・・・・え? ちょっとしたおふざけですよ?
え、だって読み飛ばし推奨してるんだし、いいじゃないですか、私悪くない。
・・・・・・はい。すいません。
読み飛ばしてほしくないです。
真面目に読んでくれていた方には深くお詫び申し上げます。
ちょいと千姫ルートが終わってテンション上がってまして。
千姫ルートは本当に長かったもので。
これでしばらくは三人称視点から離れ、また秀頼君一人称視点の本来の形に戻ります。
(と、言いつつ、二話ほど本編と何も関係ないサブストーリーが入りますけどw)
普通、同じ小説の中でこれら複数の視点が相容れることはないのですが、戦記部分は三人称で書かないと魅力が半減するんです。
何度も言うようですが、敵味方それぞれに五分の魂を持っているためです。
でも、三人称ではどうにも感情移入しにくくなるので、普段はやっぱり一人称で書きたくなるんです。
千姫の一人称も考えましたが、やっぱりあくまで主人公は秀頼君ですからね。
また戦にでもなれば三人称の出番となるでしょう。
でも、それは大分先かなぁ。
さて、上海のごたごたに比べ、南京は異常な速度でケリが付きました。
いえ、経過日数的には3日と1日と差はないんですけど、文章の差はいかほどでしょう。
と、言うか、今改めて日数を見ると異常に短いですねw
作品中にも書きましたが、内部協力者がいると城攻めは滅茶苦茶簡単になります。
おまけに修理も必要なく再利用できる。
ただ、南京と言いますか、当時の中国の城は既に時代遅れの防衛施設です。
攻めてくるのが騎馬隊などであれば問題なく跳ね返しますが、もしもそれが欧州の大砲などであればひとたまりもないでしょう。
あと、進安があっさりと死んだのは、実は表現を恐れたためです。
この時代に民衆の怒りを買った権力者の末路、書くのも恐ろしくためらわれたのです。
きっと千姫は話がしたかったとか言うのでしょうけど、それもさせたくなかったですし。
本来するべきことから作者が逃げてしまったケースですね、表現者としては恥ずべき行為です。
なろう版ではしっかり描くかもしれません。
さてさて、話は変わりますが、現在明軍の包囲網的なものも出来上がりつつありますし、秀頼ルートが終わり、二人が共に過ごし始めた後は急速に話が進むでしょう。
その後の展開、なにより、世界征服に繋がるのか、何処まで行くのか、楽しみですねぇ!
まだなーんも考えてませーんw
居勝を押し飛ばしたその自分自身の行為に、季夏は驚き、そして傷付く。
どうやらその体は男に触れられることを拒んでいるらしい。
それが誰かなど関係ない。
最愛の人であろうと、男であれば同じことなのだ。
「・・・・・・そ、そんな、わ、私」
せっかく居勝の妻となれたと言うのに、これでは妻の役目など果たせない。
こんなことなら――
「大丈夫だ季夏。少しずつ少しずつでいい」
居勝は季夏の拒否反応が出ない位置を見定め、ギリギリに近づき座る。
穏やかなその目には季夏を安心させようと言う配慮が見える。
「で、ですが居勝様」
「良いんだ。俺は季夏を見ているだけで幸せだ。今はそれで良い」
「・・・・・・はい」
良いわけがない。
季夏自身がそんな事では自分を許せない。
日本軍の陣幕ではあんな小さな少女たちが精一杯戦っていたのだ。
「あ、あの居勝様」
「ん?」
「指に触れていただけませんか?」
此処なら、大丈夫なはず。
此処から慣らしていけば。
季夏は足を居勝に向けて伸ばす。
「ほ~らお舐め」
「わんわん」
・・・・・・え? ちょっとしたおふざけですよ?
え、だって読み飛ばし推奨してるんだし、いいじゃないですか、私悪くない。
・・・・・・はい。すいません。
読み飛ばしてほしくないです。
真面目に読んでくれていた方には深くお詫び申し上げます。
ちょいと千姫ルートが終わってテンション上がってまして。
千姫ルートは本当に長かったもので。
これでしばらくは三人称視点から離れ、また秀頼君一人称視点の本来の形に戻ります。
(と、言いつつ、二話ほど本編と何も関係ないサブストーリーが入りますけどw)
普通、同じ小説の中でこれら複数の視点が相容れることはないのですが、戦記部分は三人称で書かないと魅力が半減するんです。
何度も言うようですが、敵味方それぞれに五分の魂を持っているためです。
でも、三人称ではどうにも感情移入しにくくなるので、普段はやっぱり一人称で書きたくなるんです。
千姫の一人称も考えましたが、やっぱりあくまで主人公は秀頼君ですからね。
また戦にでもなれば三人称の出番となるでしょう。
でも、それは大分先かなぁ。
さて、上海のごたごたに比べ、南京は異常な速度でケリが付きました。
いえ、経過日数的には3日と1日と差はないんですけど、文章の差はいかほどでしょう。
と、言うか、今改めて日数を見ると異常に短いですねw
作品中にも書きましたが、内部協力者がいると城攻めは滅茶苦茶簡単になります。
おまけに修理も必要なく再利用できる。
ただ、南京と言いますか、当時の中国の城は既に時代遅れの防衛施設です。
攻めてくるのが騎馬隊などであれば問題なく跳ね返しますが、もしもそれが欧州の大砲などであればひとたまりもないでしょう。
あと、進安があっさりと死んだのは、実は表現を恐れたためです。
この時代に民衆の怒りを買った権力者の末路、書くのも恐ろしくためらわれたのです。
きっと千姫は話がしたかったとか言うのでしょうけど、それもさせたくなかったですし。
本来するべきことから作者が逃げてしまったケースですね、表現者としては恥ずべき行為です。
なろう版ではしっかり描くかもしれません。
さてさて、話は変わりますが、現在明軍の包囲網的なものも出来上がりつつありますし、秀頼ルートが終わり、二人が共に過ごし始めた後は急速に話が進むでしょう。
その後の展開、なにより、世界征服に繋がるのか、何処まで行くのか、楽しみですねぇ!
まだなーんも考えてませーんw
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新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
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