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黄海の戦い
雑(学)談※読み飛ばし推奨(エロ度☆☆☆☆☆)
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本当はまだ雑談を入れる予定じゃなかったのですが、少し伝えたいこともあったので戦いにも一区切りついたところで入れちゃいます。
さて、いきなりですが下記URLを参考に安土桃山時代の服装を見てみてください。
http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000102
この衣装かそのサイトでの江戸時代の服装くらいがこの作品での女性の服装になります。
ええ、盛大に端折りましたね。
本来なら小説らしく文章で説明。
出来ないなら挿絵でも挟めばいいんでしょうけど・・・・・・。
・・・・・・メンドイ。
あ、いえ、その時代の人々にとって当たり前の事をわざわざ頭の中で考えるわけもないですしね。
いちいち説明するとしたら――
打掛と言う綺麗な刺繍の入った上着を羽織っている。
その丈は身長よりやや長く、何時も引き摺るようにして歩いている。
昔、十二単衣の時代には髪やら服やらを盛大に引きずっていたそうなのでその名残であろう。
きっとあれのおかげで小僧たちが雑巾がけをサボってもきっと埃は残らない。
・・・・・・あ、打掛に着いた埃でバレるか・・・・・・。
なんて話の途中で入ってきたら鬱陶しくないですか?
鬱陶しいですよね? だから入れません!
さて、千姫の服装は安土桃山時代の打掛を着けた武家上流婦人を想定しています。
大河とかでも淀殿とかはそうですよね。
まぁ、そんな事はどうでも良いんです。
着ているのがお人形さんなのでパッと想像つかないかもしれないですけど、今の和服と比べてどうでしょう?
個人的にはこれも好きっちゃ好き。
ただ、夏季の打掛腰巻姿はナシだと思います。
なんというか、良く本能寺の変の映像とかで見る肩衣をはだけて弓を放つ信長公を彷彿とさせる。
うーん、的外れですかね?
じゃぁ、剥く楽しみが一枚分少ない。
ていうか、せっかくの美しい打掛もあれでは・・・・・・そもそも着ている意味なくない!?。
でも、どちらの時代でも着物って良いですよねぇ。
きっとこの小説のエロ部分はそれだけでもっている気がするんです。
ただ、あれなんですよ。
江戸時代の方の服装と違い、あれが出来ないんです!
「お代官様、お止めになって~」
「良いではないか良いではないかぁ!」
そう言いながら代官は町娘の帯を掴み一息に退いて解く。
「あ~れ~」
町娘が帯を引かれ、独楽のように回る。
そしてその衣も次第にはだけ、代官の欲情をあおるばかり。
「グへへへへ、ベーロベロ」
あわれ町娘は美味しく頂かれちゃいましたとさ。
そう、これが出来ない!
結構憧れだったんですけどねぇ。
あ、一応付け足しときます。
上のサイトは風俗博物館のサイトです。
たぶん勝手にURL記載しても怒られないとは思うんですが・・・・・・。
たしか国営だし、大丈夫、だよね?
ついでに十二単衣って時代でもないですがあれも嫌いじゃないんですよねぇ。
でも、あれは長い髪があって初めて完成するって気もして・・・・・・。
あ~、この時代の衣装は他のアジア諸国にあまり好きなの無いんだよなぁ。
中国を手に入れてもチャイナ服は手に入らないし・・・・・・。
この後、江戸時代の方を見ると小袖姿に変化していき、今の和服と大差が無くなっていきます。
あるとすれば・・・・・・帯?
今の帯ってそれ自体が美しく目立つようになっていますが、この時代のは柔道の帯くらいの太さでしょうか?
着物にも歴史ありですねぇ。
で、服飾に興味のない人にとっては本当につまらない話だったかもしれません。
次に兵器についてです。
現代知識無双で明も含めて圧倒的な技術を持っているかに見える日本軍。
特に大和ですが・・・・・・。
それは明と日本の間での話。
欧州の戦争と言うか砲はある意味で一歩先を行っています。
この時代、大和主砲の2.6kmの射程に対し、カルバリン砲は6.3km。
実に2.5倍もの射程を有します。
ちなみに大和主砲の新式砲は四斤山砲をイメージしています。
ええ、二百年以上の先取りです。
と言うか、ライフリング自体がこの時代では反則的です。
ただ、四斤=4kgの砲弾の四斤山砲に比べ、カルバリン砲の砲弾は8kgですね。
歴史上これを用いて有名になったのがアルマダの海戦。
イタリアの無敵艦隊がイングランドに敗れた海戦です。
ん? カルバリン砲の方が凄く見えますか?
先に言った通り四斤山砲は二〇〇年も後の時代に登場する兵器です。
なにが違うかと言うと砲弾が全然違います。
四斤山砲の砲弾は当たった後に爆発します。
対して、作品の時代に用いられている全ての砲弾はただの鉛の丸い塊です。
もっとも作品中の新式砲はどんぐり型の鉛の塊ですけどね。
射程はあっても大した威力はありません。
また、ライフリングの無い状態で飛距離ばかり長くても弾道が収束せず狙ったところに行くかどうかは祈るばかり。
巨大なものを狙ったり、弾幕で誤魔化すなら問題ありませんが、ある程度味方が近いと誤射してしまうなんてことも・・・・・・。
ライフリングの最大の長所は弾道が安定することで着弾点が収束することですからね。
つまり、有効射程が伸びるのであって、最大射程が伸びるわけではありません。
それにカルバリン砲はその重量から持ち歩くのは非常に大変。
鋼鉄製で4.8mもあるので艦載砲としてなら重要になります。
逆に新式砲は3m弱の青銅製。
まぁ、これこそが中に詰められる火薬に大きな差を産み出しているんですが・・・・・・。
でも、欧州の砲のことなんて関係ないと思う人もいるかもしれません。
ですが、そうでもないんですよ。
この作品の四年後、大阪の陣ではイギリスから輸入したカルバリン砲を徳川方が使用しています。
かなり離れたところから天守を攻撃し、淀殿が冬の陣での降伏を決めたとか・・・・・・。
正史では金軍が遼東に攻め入った際にポルトガルから輸入した砲で撃退。
その負傷が元でヌルハチは死んだとか・・・・・・。
弾道学と鋳鉄技術に大きな差があり、現状ではまだ欧州艦隊との海戦は夢のまた夢です。
大和が沈んじゃいます。
そういった技術差を埋めることが今後必要となってきますが、今は逆に欧州の技術を明に手に入れさせない。
そちらの方が優先事項となることでしょう。
さて、いきなりですが下記URLを参考に安土桃山時代の服装を見てみてください。
http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000102
この衣装かそのサイトでの江戸時代の服装くらいがこの作品での女性の服装になります。
ええ、盛大に端折りましたね。
本来なら小説らしく文章で説明。
出来ないなら挿絵でも挟めばいいんでしょうけど・・・・・・。
・・・・・・メンドイ。
あ、いえ、その時代の人々にとって当たり前の事をわざわざ頭の中で考えるわけもないですしね。
いちいち説明するとしたら――
打掛と言う綺麗な刺繍の入った上着を羽織っている。
その丈は身長よりやや長く、何時も引き摺るようにして歩いている。
昔、十二単衣の時代には髪やら服やらを盛大に引きずっていたそうなのでその名残であろう。
きっとあれのおかげで小僧たちが雑巾がけをサボってもきっと埃は残らない。
・・・・・・あ、打掛に着いた埃でバレるか・・・・・・。
なんて話の途中で入ってきたら鬱陶しくないですか?
鬱陶しいですよね? だから入れません!
さて、千姫の服装は安土桃山時代の打掛を着けた武家上流婦人を想定しています。
大河とかでも淀殿とかはそうですよね。
まぁ、そんな事はどうでも良いんです。
着ているのがお人形さんなのでパッと想像つかないかもしれないですけど、今の和服と比べてどうでしょう?
個人的にはこれも好きっちゃ好き。
ただ、夏季の打掛腰巻姿はナシだと思います。
なんというか、良く本能寺の変の映像とかで見る肩衣をはだけて弓を放つ信長公を彷彿とさせる。
うーん、的外れですかね?
じゃぁ、剥く楽しみが一枚分少ない。
ていうか、せっかくの美しい打掛もあれでは・・・・・・そもそも着ている意味なくない!?。
でも、どちらの時代でも着物って良いですよねぇ。
きっとこの小説のエロ部分はそれだけでもっている気がするんです。
ただ、あれなんですよ。
江戸時代の方の服装と違い、あれが出来ないんです!
「お代官様、お止めになって~」
「良いではないか良いではないかぁ!」
そう言いながら代官は町娘の帯を掴み一息に退いて解く。
「あ~れ~」
町娘が帯を引かれ、独楽のように回る。
そしてその衣も次第にはだけ、代官の欲情をあおるばかり。
「グへへへへ、ベーロベロ」
あわれ町娘は美味しく頂かれちゃいましたとさ。
そう、これが出来ない!
結構憧れだったんですけどねぇ。
あ、一応付け足しときます。
上のサイトは風俗博物館のサイトです。
たぶん勝手にURL記載しても怒られないとは思うんですが・・・・・・。
たしか国営だし、大丈夫、だよね?
ついでに十二単衣って時代でもないですがあれも嫌いじゃないんですよねぇ。
でも、あれは長い髪があって初めて完成するって気もして・・・・・・。
あ~、この時代の衣装は他のアジア諸国にあまり好きなの無いんだよなぁ。
中国を手に入れてもチャイナ服は手に入らないし・・・・・・。
この後、江戸時代の方を見ると小袖姿に変化していき、今の和服と大差が無くなっていきます。
あるとすれば・・・・・・帯?
今の帯ってそれ自体が美しく目立つようになっていますが、この時代のは柔道の帯くらいの太さでしょうか?
着物にも歴史ありですねぇ。
で、服飾に興味のない人にとっては本当につまらない話だったかもしれません。
次に兵器についてです。
現代知識無双で明も含めて圧倒的な技術を持っているかに見える日本軍。
特に大和ですが・・・・・・。
それは明と日本の間での話。
欧州の戦争と言うか砲はある意味で一歩先を行っています。
この時代、大和主砲の2.6kmの射程に対し、カルバリン砲は6.3km。
実に2.5倍もの射程を有します。
ちなみに大和主砲の新式砲は四斤山砲をイメージしています。
ええ、二百年以上の先取りです。
と言うか、ライフリング自体がこの時代では反則的です。
ただ、四斤=4kgの砲弾の四斤山砲に比べ、カルバリン砲の砲弾は8kgですね。
歴史上これを用いて有名になったのがアルマダの海戦。
イタリアの無敵艦隊がイングランドに敗れた海戦です。
ん? カルバリン砲の方が凄く見えますか?
先に言った通り四斤山砲は二〇〇年も後の時代に登場する兵器です。
なにが違うかと言うと砲弾が全然違います。
四斤山砲の砲弾は当たった後に爆発します。
対して、作品の時代に用いられている全ての砲弾はただの鉛の丸い塊です。
もっとも作品中の新式砲はどんぐり型の鉛の塊ですけどね。
射程はあっても大した威力はありません。
また、ライフリングの無い状態で飛距離ばかり長くても弾道が収束せず狙ったところに行くかどうかは祈るばかり。
巨大なものを狙ったり、弾幕で誤魔化すなら問題ありませんが、ある程度味方が近いと誤射してしまうなんてことも・・・・・・。
ライフリングの最大の長所は弾道が安定することで着弾点が収束することですからね。
つまり、有効射程が伸びるのであって、最大射程が伸びるわけではありません。
それにカルバリン砲はその重量から持ち歩くのは非常に大変。
鋼鉄製で4.8mもあるので艦載砲としてなら重要になります。
逆に新式砲は3m弱の青銅製。
まぁ、これこそが中に詰められる火薬に大きな差を産み出しているんですが・・・・・・。
でも、欧州の砲のことなんて関係ないと思う人もいるかもしれません。
ですが、そうでもないんですよ。
この作品の四年後、大阪の陣ではイギリスから輸入したカルバリン砲を徳川方が使用しています。
かなり離れたところから天守を攻撃し、淀殿が冬の陣での降伏を決めたとか・・・・・・。
正史では金軍が遼東に攻め入った際にポルトガルから輸入した砲で撃退。
その負傷が元でヌルハチは死んだとか・・・・・・。
弾道学と鋳鉄技術に大きな差があり、現状ではまだ欧州艦隊との海戦は夢のまた夢です。
大和が沈んじゃいます。
そういった技術差を埋めることが今後必要となってきますが、今は逆に欧州の技術を明に手に入れさせない。
そちらの方が優先事項となることでしょう。
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新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
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