関白の息子!

アイム

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二頭政治

皇帝の夜2/3(エロ度★★★☆☆)

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 ガララと障子を開ける。
 そこには俺の妻たちが・・・・・・。

「え!? お千も!?」
「陛下、お待ち申し上げており・・・・・・は!?」

 そこにはお千と共に、五人の側室達が美しい着物のまま三つ指ついて待っていてくれた。
 が、当然向こうはこちらが全裸とは予測していなかったのだろう。
 俺を凝視しながら全員が固まっている。
 お千やお菊などは顔を真っ赤にして震えている。

「へ、陛下、お召し物、は?」
「あぁ、っと、う、うん。まぁ、もう寝ようと思って、な?」

 苦しい言い訳だと思う。
 と言うか、寝間着でなく全裸なのに寝るも何も無い。
 ・・・・・・じ、実は俺は裸で寝る派ということでどうだろう?

 ん? そう言えば兄上じゃなくて、陛下って言ったか?

「お、お千? そんな事よりどうしてここに?」
「・・・・・・私は陛下の正妻です。何時まで経っても私だけ仲間はずれは酷いです!」

 なおも顔を真っ赤にし、こちらを正視しないようにしながらもお千がそう言う。

 確かに、側室達は呼んだが、正室であるお千は呼ばなかった。
 でもそれは、お千はまだ出来ないからで・・・・・・。

「私を除け者にしないでください!」
「い、いや、そういうことじゃぁ・・・・・・」

 チロリと横のお駒に救いを求めて視線を向ける。
 お駒は俺のチンポをチラチラと盗み見て頬を少しだけ赤く染めている。
 全く俺の視線に気づかない。
 ・・・・・・後でお仕置きだな。

 桜はポカーンと何故俺が裸なのか理解できぬと言った表情だ。
 何時も思うが、桜は優秀なのに急な事への対応能力が低い気がする。
 くノ一をこのままやらせていて大丈夫だろうか?
 とはいえ、何時もならあの少し開いた口に捩じり込んでやるところだが・・・・・・。

 ならばとたらに視線を向ければ、既にこっちに齧り付きそうな表情である。
 と言うか、目がトロンと緩み切り、口の端が上に持ちあがる。
 今にもジュルリと音が聞こえてきそうだ。
 耐えられているのは正室のお千の前で先に手を付けるわけにはいかぬと言う理性が少しでも残っているからだろうか。
 どちらにしろ役に立たない。

 五郎八は、俺の裸体に少しだけ頬を染めつつも見ないで済むように目をつむっている。
 うん。手助けしてくれそうにない。

 お菊は・・・・・・両手で目を覆い隠し、顔を真っ赤にしている。
 そうか、相手がお千ならお菊には期待していたのになぁ。

「・・・・・・お千。お前を除け者にしたわけではないんだ。ただ、な?」
「ただ、なんですか? 今日、お千以外の奥様は全員呼ばれたんですよね?」
「う、うん。でも、お千はまだ若いからこんな夜遅くに呼んじゃかわいそうかなって」
「菊姫様とほとんど変わりません! わ、私だって、陛下が何をしているのか知っています! 私ももう子供じゃありません!」

 いや、まだ子供だろう・・・・・・とは流石に言えない雰囲気だ。
 五人の側室達もお千の必死な様子に感じ入る様に何か応援してしまいそうな雰囲気になっている。
 だが、いや、おかしい。
 お千はまだ10歳だぞ!?
 ・・・・・・まぁ、11歳のお菊の菊座に突き刺した俺が言うのもなんだけど。

 しかし、お千の表情を見れば、譲る気など無いのは一目瞭然だ。
 どんな我儘も大抵は通る環境で過ごしていれば頑固にもなろうものだ。
 生来の優しさと明るさのおかげで、お千に限りそれが悪いものとみられることは少ないが、誰がこんなに甘やかして育て・・・・・・まぁ、俺だけど。

「ふむ。では、お千は俺を満足させられると?」

 一歩二歩と進み出て、お千に近づく。
 鼻先に迫った俺のチンポにビクリと反応しつつも、一切顔を反らさない。
 覚悟は出来ている、ということか?

 震えながらも少し息が粗くなったお千の呼吸が俺のチンポにかかる。

「どうだ、お千? 出来ると思うのか?」
「ゥッ、で、出来ます!」

 果たしてどこまで理解できているのだろう――

 チロリ

 おずおずと差し出されたお千の舌がほとんど触るか触らないかという距離で舐めてくる。
 興奮はする。
 それはお千のことは大好きだし、やはり特別な感情があるのだろう。

 だが、これではとても逝けない。

「お千?」
「・・・・・・っへ、陛下!」
「なんだ?」

 もうギブアップか?

「その、私も、ぬ、脱いだ方がよろしいでしょうか?」
「・・・・・・む、うーん、ぐ、ぬぅ。いや、今日ははだけるだけで良い。着たままでしよう!」

 決してまだペチャだから見ても面白くないと言う意味ではない。
 そういう意味ではなく、今日は何時も以上に豪華な衣装のせいで脱がすのももったいないのだ。

「千姫様、陛下はお疲れですので、先ずはこちらにお座りいただいては?」
「あ、そ、そうです。兄、じゃなくて、陛下。どうぞこちらに」

 少し熱に犯されたような表情のお千に導かれ、寝所の奥へと向かう。



 部屋の奥には既に布団が敷かれている。
 通常の3倍の綿を詰め、さらに通常の4倍の大きさ。

 簡易的ではあるがキングサイズの布団と言うわけだw
 この布団でなら男女七人絡みながら寝ることも可能である。
 そのためだけに布団屋に特注させたのだ。
 まぁ、あまりに大きすぎて侍女たちが干す時に困っているようだがw

「陛下はどうぞ中央に」
「おう」

 言われるがままに中央にドスンと座り込んで陣取る。
 ふわりとした感触を背に受け、振り返ってみればお駒がまるで背もたれだとでも言うように密着してくる。
 すでに帯は落とし、はだけた胸が背中に辺りトクントクンとお駒の鼓動を感じさせてくれる。

「フフ、陛下、お酒です」
「ん? おお、ありが――

 てっきりお猪口を寄越してくれるのかと思えば、お駒がそれを酒を口に含み、顔を近づけてくる。

「んっ、ふぅ、れろ」
「くふぅっ、今のお駒は俺の背もたれでお猪口か!」
「はい。陛下のための物にございます」
「クク、おかわり」
「んっ、はい」

 そうやってお駒がくれる何時もと一味違う酒を堪能していると、今度はたらが右足にまたがりながら迫ってくる。
 たらも前をはだけ、股間を俺の足に擦り付ける様にする。
 
 クチュゥ

 既に濡れている秘唇が、俺の太腿で糸を引く。

「陛下、おつまみにございます」

 そう言いながら近づけてくる乳には確かに俺が好んで食べるつまみが塗られている。
 しゃぶりつけということだろう。

 ジュルルルルゥ

「んぅ、す、吸い過ぎです」
「クク、さぁ、桜は?」
「・・・・・・うぅ」

 覚悟を決めた様に一度握り拳を作り、左の足に絡みついてくる。
 たらと同じように秘唇を擦り付け、脇の方から抱きつく様にして乳首に舌を這わせて来る。
 そして、今は誰もいない内腿を柔らかい手つきでさすり、ゲージを高め始める。

「んっ、レロ」
「むぅ、五郎八はっ!?」

 何時の間にやら五郎八が俺の足を優しく胸の辺りに抱え持つ。
 そして、おもむろにしゃぶりつき出した。

「ぬぉ!?」
「ジュルルゥ、チュパァッ」

 そうでなくても上品な五郎八に足舐めをさせていると思うとみるみるうちにゲージが跳ね上がっていく。
 小さな胸を足で押したりしながら刺激し、その感触も愉しむ。

 お菊は俺の左手を股に挟み、秘裂を押し付け、俺の指で自慰を始める。
 まだ、膜が張ったままのそこはその幼さに似合わぬほどに濡れていて、チュクチュクと言う音をさせる。

「クク、お菊。淫乱になったか?」
「そ、そんなこと・・・・・・」

 恥ずかしそうにうつむき、腰の動きを止めてしまったお菊の陰核を抓む。

「んぅっ!?」
「嘘を吐いた罰だ。たら、あとでお菊の蜜を吸わせてやる。クク、たらの攻めは凄いぞ?」
「っ!? い、いやでしゅぅ」

 たらの攻めはどうやら裏内では有名らしいw
 主な被害者である桜もブルリと身体を振るわせた。

 そして、今日はもう一人。

「お千、おいで」
「はい。陛下」

 お千が股間に顔を埋め、初めての奉仕に喉を鳴らす。

「んぐぅっ、お、大きい。あちゅぅい」

 エイヤ、と一度咥え、大きすぎて先っぽしか咥えられず。
 一度口を離してしまうが、直ぐに精一杯舌を伸ばして全体を舐めだす。
 涙目になりながらも、一生懸命にたどたどしい舌づかいの健気さにむず痒さを感じてしまう。

 お千を汚す日がついに来たのだと、まだまだ先の話と予想もしていなかった展開に無性に興奮する。
 恐らく俺は直ぐに果ててしまうだろう。

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新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
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