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朝鮮征伐
秀頼の渡海(エロ度☆☆☆☆☆)
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慶長11年(1606)4月。
去年の暮れに先行した第一~三軍を追いかけ、俺も朝鮮に入ることにした。
全羅道の秀秋は兵力の損耗を押さえつつ、少しずつ攻め入る方針なので、膠着していると言えばしているが、着実に兵を進めている。
逆に流石は清正と言うべきか、手薄な事を差し引いても破竹の快進撃を続けており、既に咸鏡道から平安道に入り平壌を攻撃している。
たったの一か月でそこまで行くのだから、文禄の役を彷彿とさせ、今頃向こうの上層部は震えあがっていることだろう。
すでに正則の軍も舞鶴港より出陣する準備が整っているらしい。
咸鏡道から江原道に入り、漢城を目指すように言いつけてある。
長政の軍も慶尚道を制圧しつつあり、俺と忠興の軍が到着し次第、四つの進路で一気に漢城に攻めあがる。
王を捕らえ、民衆のご機嫌取りのために汚職を行った官吏の処罰を行う。
そして、善政を行い民衆の心を得る。
前回、朝鮮では略奪しても大した食糧が無く、兵糧面ではかなり苦労したらしいが、今回は蓄えも万全。
よって、民衆からの略奪行為は一切許さず、王侯貴族の私財は全て没収し、後ほど功に合わせて分配するという形にした。
そうでなければ水軍を一手に引き受ける嘉明が可哀想と言うのもあったからだ。
此処までを半年で行おうというのだから、なかなかに常識はずれだ。
しかし、戦力差を考えれば十分に可能であり、むしろ、長期戦にすればそれだけ金がかかり、明軍の到着を待つことになる。
まぁ、明軍と一戦するために名護屋に輝政の軍を残すわけだが・・・・・・。
「殿、そろそろ参ります」
「ん。忠興、あくまでこの軍の指揮官はお前だ。お前の指示で動かせ」
「ははっ! ありがたき幸せ」
俺は総大将。
別にいちいち指示など出しはしない。
では、なぜついて行くのか?
戦に総大将がいるのといないのとでは士気に雲泥の差が出るからだ。
まして、朝鮮王は前回戦わずに逃げた。
俺の年少の姿も合わせ、敵の士気を下げるのには都合がいいはずだ。
もちろん危険を伴うが、そうでなくては家臣もやりがいがないだろう。
兵装の差は歴然なのだから。
「この船が俺の乗船か?」
「ははっ! 日本丸と名付けましてございます」
「・・・・・・安易」
ついボソッと言ってしまった。
でも、これを名付けたの父上なんだよなぁ。
「ま、いいや。信繁、全員乗船させて」
「ははっ!」
俺は俺で実は前世も含めて始めての船にワクワクしながら乗る。
「殿、殿~! お待ちください!」
慌てた声を発しながら駆け寄ってくるのは(最上)家親。
駒の兄なので、側室とはいえ義兄と言えるかもしれない。
駒が側室になって以降、父・義光と共に俺の配下となっている。
もっとも今回は大阪の守りに残してきたのだが・・・・・・。
「どうした家親?」
「ま、間に合いましたか。ぜぇ、ぜぇ」
見れば乗ってきた馬も潰れそうになっている。
可哀想なことをするが、それほどの急報ということだろう。
「何があった!?」
「う、産まれ、ましてございます!」
「で? 男? 女?」
「はっ! 若君でございます!」
「っぅ。でかした、駒!」
別に男が良かったという意味ではない。
でも跡継ぎになれる者が必要なのも確か。
「最上家50万石くらいの大名にしようかなぁ」
「ちょっ!? そ、それは無理です。家臣団も既にバラバラになっておりますゆえ」
「冗談だ。しばらくは義光の力も借りたいから、俺の直接の家臣団の中にいてくれ。少なくとも10万石くらいの禄は加増してやるから」
「そ、それは某ではなく、父にお申し付けください」
あ、そりゃそうか。
「信繁、義光はどこ行った?」
「はっ! 既に日本丸に乗船しております! 殿、某からもお祝い申し上げます」
「はは。あんがと。悪いが呼んできてくれ、それに、あと少しだけ出発を待ってくれ。息子の名前を決めたい」
「ははっ!」
早馬を変えてきたとはいえ、家親も来るまでに1週間近くかかったはず。
せっかくの可愛い我が子が何時までも名無しと言うのも可愛そうだ。
それにしても結構な早産だったな・・・・・・。
「・・・・・・家親、駒は平気か?」
「・・・・・・かなりの早産でしたので、命は取り止めましたが、医者はしばらくは安静にするようにと」
「回復するんだな?」
「ははっ!」
「そうか、何よりだ」
やっと一息つけた。
駒が亡くなるなんて考えたくもない。
そうでなくても正史では悲劇の美少女の名をほしいままにするのだから。
「家親。義光にも伝えておいてくれ、俺はしばし駒への手紙を書いてくる」
「ありがとうございます。姉も喜びます」
いったん近くの陣の席に着き、駒への感謝と早い回復を祈る主旨の文を書く。
そして、子の名前を考えて――
「ぬおおおぉぉぉ! ようやったぞお駒ぁ!」
と、でっかい声が聞こえた。
奥羽の驍将は娘が天下人の側室に迎えられた時よりも、お家が再興しそうになっていることよりも、先ずは孫の誕生を全力で喜んでいるようだ。
名前、どうしよう・・・・・・。
正史では俺の最初の息子は国松。
伊茶と言う側室の子らしいが、今に至るまで俺の周囲にその名の女はいない。
じゃぁ、国松で良いかと言うと、正史では幼くして俺に連座して殺された子の名だ。
信心深くはないが、幾らなんでも縁起が悪くないだろうか?
ちなみに幼くして死んだ兄上の名・鶴松も候補ではあるが・・・・・・。
やはり縁起が悪いだろうか。
「むぅ、どうしよう桜」
「先ずはおめでとうございます。心よりお祝い申し上げます」
「ん? ああ、やっぱり子供が生まれるのは嬉しいな」
「それも男の子ですからね」
「ああ、将来一緒に女を犯すさ」
「・・・・・・は?」
桜が固まろうと気にしない。
それにしても外では義光の狂喜乱舞が収まらない。
・・・・・・あ、そうだ。
「義光、良かったな」
「あ、これは殿! いやいや、ありがっ、じゃない。おめでとうございまする」
普段は冷静沈着なのに流石に浮かれていたようだ。
「うん、ありがと。ところで義光お前の幼名ってなんだ?」
「は? 某ですか? 白寿丸でございます」
白寿って確か100歳?
この時代の平均寿命の倍以上じゃん!?
まぁ、長生きを祈ったってことね。
うん。良いじゃん。
「決めた! 息子の名前は白寿!」
「と、殿~」
ダバダバと感涙の涙を垂れ流す奥羽の驍将にちょっと引きつつ、息子の名前を決める。
この子は基本的には最上の跡継ぎになるのだから、義光の幼名を貰うのは何も変ではない。
あれ? そう言えば家親は白寿丸に家を乗っ取られる形になるのか?
いや、白寿丸は家親の養子になるから・・・・・・。
「ま、なるようになるさ」
勝ち続けているうちは、な。
「家親、急ぎ大阪に戻り、この書状を駒に。義光、出発するぞ!」
「「ははぁっ!!」」
「息子誕生の景気付けだ。絶対に勝つぞ!」
「おおっ!!」
名護屋の海は波も穏やかで絶好の出港日和。
4万近い男達の歓声が戦の不安を緩和する。
去年の暮れに先行した第一~三軍を追いかけ、俺も朝鮮に入ることにした。
全羅道の秀秋は兵力の損耗を押さえつつ、少しずつ攻め入る方針なので、膠着していると言えばしているが、着実に兵を進めている。
逆に流石は清正と言うべきか、手薄な事を差し引いても破竹の快進撃を続けており、既に咸鏡道から平安道に入り平壌を攻撃している。
たったの一か月でそこまで行くのだから、文禄の役を彷彿とさせ、今頃向こうの上層部は震えあがっていることだろう。
すでに正則の軍も舞鶴港より出陣する準備が整っているらしい。
咸鏡道から江原道に入り、漢城を目指すように言いつけてある。
長政の軍も慶尚道を制圧しつつあり、俺と忠興の軍が到着し次第、四つの進路で一気に漢城に攻めあがる。
王を捕らえ、民衆のご機嫌取りのために汚職を行った官吏の処罰を行う。
そして、善政を行い民衆の心を得る。
前回、朝鮮では略奪しても大した食糧が無く、兵糧面ではかなり苦労したらしいが、今回は蓄えも万全。
よって、民衆からの略奪行為は一切許さず、王侯貴族の私財は全て没収し、後ほど功に合わせて分配するという形にした。
そうでなければ水軍を一手に引き受ける嘉明が可哀想と言うのもあったからだ。
此処までを半年で行おうというのだから、なかなかに常識はずれだ。
しかし、戦力差を考えれば十分に可能であり、むしろ、長期戦にすればそれだけ金がかかり、明軍の到着を待つことになる。
まぁ、明軍と一戦するために名護屋に輝政の軍を残すわけだが・・・・・・。
「殿、そろそろ参ります」
「ん。忠興、あくまでこの軍の指揮官はお前だ。お前の指示で動かせ」
「ははっ! ありがたき幸せ」
俺は総大将。
別にいちいち指示など出しはしない。
では、なぜついて行くのか?
戦に総大将がいるのといないのとでは士気に雲泥の差が出るからだ。
まして、朝鮮王は前回戦わずに逃げた。
俺の年少の姿も合わせ、敵の士気を下げるのには都合がいいはずだ。
もちろん危険を伴うが、そうでなくては家臣もやりがいがないだろう。
兵装の差は歴然なのだから。
「この船が俺の乗船か?」
「ははっ! 日本丸と名付けましてございます」
「・・・・・・安易」
ついボソッと言ってしまった。
でも、これを名付けたの父上なんだよなぁ。
「ま、いいや。信繁、全員乗船させて」
「ははっ!」
俺は俺で実は前世も含めて始めての船にワクワクしながら乗る。
「殿、殿~! お待ちください!」
慌てた声を発しながら駆け寄ってくるのは(最上)家親。
駒の兄なので、側室とはいえ義兄と言えるかもしれない。
駒が側室になって以降、父・義光と共に俺の配下となっている。
もっとも今回は大阪の守りに残してきたのだが・・・・・・。
「どうした家親?」
「ま、間に合いましたか。ぜぇ、ぜぇ」
見れば乗ってきた馬も潰れそうになっている。
可哀想なことをするが、それほどの急報ということだろう。
「何があった!?」
「う、産まれ、ましてございます!」
「で? 男? 女?」
「はっ! 若君でございます!」
「っぅ。でかした、駒!」
別に男が良かったという意味ではない。
でも跡継ぎになれる者が必要なのも確か。
「最上家50万石くらいの大名にしようかなぁ」
「ちょっ!? そ、それは無理です。家臣団も既にバラバラになっておりますゆえ」
「冗談だ。しばらくは義光の力も借りたいから、俺の直接の家臣団の中にいてくれ。少なくとも10万石くらいの禄は加増してやるから」
「そ、それは某ではなく、父にお申し付けください」
あ、そりゃそうか。
「信繁、義光はどこ行った?」
「はっ! 既に日本丸に乗船しております! 殿、某からもお祝い申し上げます」
「はは。あんがと。悪いが呼んできてくれ、それに、あと少しだけ出発を待ってくれ。息子の名前を決めたい」
「ははっ!」
早馬を変えてきたとはいえ、家親も来るまでに1週間近くかかったはず。
せっかくの可愛い我が子が何時までも名無しと言うのも可愛そうだ。
それにしても結構な早産だったな・・・・・・。
「・・・・・・家親、駒は平気か?」
「・・・・・・かなりの早産でしたので、命は取り止めましたが、医者はしばらくは安静にするようにと」
「回復するんだな?」
「ははっ!」
「そうか、何よりだ」
やっと一息つけた。
駒が亡くなるなんて考えたくもない。
そうでなくても正史では悲劇の美少女の名をほしいままにするのだから。
「家親。義光にも伝えておいてくれ、俺はしばし駒への手紙を書いてくる」
「ありがとうございます。姉も喜びます」
いったん近くの陣の席に着き、駒への感謝と早い回復を祈る主旨の文を書く。
そして、子の名前を考えて――
「ぬおおおぉぉぉ! ようやったぞお駒ぁ!」
と、でっかい声が聞こえた。
奥羽の驍将は娘が天下人の側室に迎えられた時よりも、お家が再興しそうになっていることよりも、先ずは孫の誕生を全力で喜んでいるようだ。
名前、どうしよう・・・・・・。
正史では俺の最初の息子は国松。
伊茶と言う側室の子らしいが、今に至るまで俺の周囲にその名の女はいない。
じゃぁ、国松で良いかと言うと、正史では幼くして俺に連座して殺された子の名だ。
信心深くはないが、幾らなんでも縁起が悪くないだろうか?
ちなみに幼くして死んだ兄上の名・鶴松も候補ではあるが・・・・・・。
やはり縁起が悪いだろうか。
「むぅ、どうしよう桜」
「先ずはおめでとうございます。心よりお祝い申し上げます」
「ん? ああ、やっぱり子供が生まれるのは嬉しいな」
「それも男の子ですからね」
「ああ、将来一緒に女を犯すさ」
「・・・・・・は?」
桜が固まろうと気にしない。
それにしても外では義光の狂喜乱舞が収まらない。
・・・・・・あ、そうだ。
「義光、良かったな」
「あ、これは殿! いやいや、ありがっ、じゃない。おめでとうございまする」
普段は冷静沈着なのに流石に浮かれていたようだ。
「うん、ありがと。ところで義光お前の幼名ってなんだ?」
「は? 某ですか? 白寿丸でございます」
白寿って確か100歳?
この時代の平均寿命の倍以上じゃん!?
まぁ、長生きを祈ったってことね。
うん。良いじゃん。
「決めた! 息子の名前は白寿!」
「と、殿~」
ダバダバと感涙の涙を垂れ流す奥羽の驍将にちょっと引きつつ、息子の名前を決める。
この子は基本的には最上の跡継ぎになるのだから、義光の幼名を貰うのは何も変ではない。
あれ? そう言えば家親は白寿丸に家を乗っ取られる形になるのか?
いや、白寿丸は家親の養子になるから・・・・・・。
「ま、なるようになるさ」
勝ち続けているうちは、な。
「家親、急ぎ大阪に戻り、この書状を駒に。義光、出発するぞ!」
「「ははぁっ!!」」
「息子誕生の景気付けだ。絶対に勝つぞ!」
「おおっ!!」
名護屋の海は波も穏やかで絶好の出港日和。
4万近い男達の歓声が戦の不安を緩和する。
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新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
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