関白の息子！

大阪大宴会

ざつだん！※読み飛ばし推奨（エロ度☆☆☆☆☆）

（今回は日本人は少し知っておいてもらいたい雑学含む）

　一章丸ごと宴会に費やしましたｗ

　でも、これでわだかまりも少しは融けると思えば、これからに向けて非常に意味のある章です。

　そもそも酒は神代の時代（スサノオノミコトがヤマタノオロチを酔わせて殺す）からあるもので、庶民でも大名でも変わらずにお世話になるものです。

　この時代酒税法や酒類免許なんてものは無いので、各家でどぶろくなどを作り放題。
　ろくすっぽエンターテイメントの無い時代で、いまと変わらぬ癒しを疲れた心と体に与えてくれていたはずです。

　そんな中でもキッチリかっちり美味しいお酒の販売をする会社も存在します。
　そして、未だに現存するのだからたいしたもの。
　下は現存するそんな酒蔵の歴史のある順（作品中１６０１年なので全部開業済）。

　５位：吉乃川酒造（新潟県長岡市）　1548年天文17年創業
　４位：山路酒造（滋賀県木ノ本町）　1532年天文元年創業
　３位：剣菱酒造（神戸市東灘区）　　1505年永正2年創業
　２位：飛良泉本舗（秋田県にかほ市）1487年長享元年創業
　１位：須藤本家（茨城県笠間市）　　1141年永治元年創業

　須藤本家さん、とんでもないです。
　酒・米・土・水・木（良い酒は良い米から、良い米は良い土から、良い土は良い水から、良い水は良い木から、良い木は蔵を守り酒を守る）を家訓とし、世界に羽ばたく日本の誇りです。

　ま、こんな作品で紹介されたくないでしょうがｗ

　ちなみに日本最古の会社トップ３は（宗教法人除く）

　（株）金剛組　　　　　　大阪府大阪市　　創業578年（敏達天皇6年）　木造建築工事業
　（財）池坊華道会　　　　京都府京都市　　創業587年（用明天皇2年）　生花・茶道教授業
　（有）西山温泉慶雲館　　山梨県南巨摩郡　創業705年（慶雲2年）　　　旅館，ホテル

　化け物というのも憚られるほどの老舗っぷり！
　神と呼んでも良いですか！？

　さらにちなみに世界最古の会社トップ３！（宗教法人除く）

　（株）金剛組　　　　　　大阪府大阪市　　創業578年（敏達天皇6年）　木造建築工事業
　（財）池坊華道会　　　　京都府京都市　　創業587年（用明天皇2年）　生花・茶道教授業
　（有）西山温泉慶雲館　　山梨県南巨摩郡　創業705年（慶雲2年）　　　旅館，ホテル

　･･････ん？
　間違いじゃないですよ？

　そう、日本最古の会社トップ３は世界最古の会社トップ３でもあります！
　またまたちなみに西山温泉慶雲館は世界一古い宿としてギネスに乗っています。

　世界最古企業として金剛組がギネス認定されていないのは、記録の残り方などの問題でしょうか？
　世界最古の建築業としてギネス申請すれば、すぐに受け付けてくれそうですけど･･････

　雑学をさらに続ければ、どうもこの金剛組さんは聖徳太子が寺院建設のために百済から招いた宮大工が創業者（？）のようです。
　此処まで古いと創業当時の会社の形が想像もつきません。

　池坊華道会さんはどうでなんでしょう？
　財団法人じゃギネスなどの認定は難しいかもしれませんね。
　認められないとしても、４位の会社も日本なのでトップ３独占は変わりませんｗ。

　もう一つついでに言うなら、日本は世界最古の現存国家としてギネスに乗っています。
　神武天皇元年１月１日（紀元前６６０年２月１１日）に建国後、未だに続いているわけです。

　さて、なんでこの話に持って行ったかと言うと、右とか左とか関係なく、この国家が作品中で危機を迎えています。

　天皇はこの時代、政治も法律制定も行っているわけではありません。
　ただ武士に神輿に担がれ、政治に利用される存在でしかありません。
　ぶっちゃけ必要ないやなんて、秀頼君が考える可能性もあるわけです。

　別に作者にそう言う意図があるわけではありませんよ？
　当時は長く武家が活躍する時代が続き、存在感が薄れていたと言いたいだけです。
　ついでに織田信長なんかは廃そうとしているような行動もあったようですし。

　秀吉は農家出身なせいか家格に異様な執着を見せていたように思います。
　なので皇室とのつながりを作ろうと模索していました。
　しかも、ある意味で江の娘・完子により成功しています。
　まぁ、血は繋がってないですけど、養子ですからね。

　さてさて、秀頼君はどうしますかね？



　※作品に関係のない雑談。

　さて、これが公開された時点で、実はこの作品には５００００字以上の未公開部分があります。
　平日はだいたい２話ずつ、土日は３話くらい公開しているので、週３００００字くらい公開していることを考えれば、２週分くらい先を行っているわけです。

　ここで問題があるとすると、はっきり言って前のこと過ぎて公開しながらもどんな話だったか覚えていないことですねｗ

　まぁ、書ける時に書いとこう程度の気持ちですけど、しばらくは忘れない限り公開していきます。
　どうぞ皆さまお付き合いください。