関白の息子!

アイム

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初陣

小田原城外戦後編(エロ度★☆☆☆☆)

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 桜の中にさんざん解き放ち、何時の間にか寝てしまった日。
 初めての射精&膣出しの心地良さに調子に乗り、疲れて眠るまでさんざんやってしまった。

 桜は最後まで大声を出すのを我慢したが、最後にまた口で掃除させようとしたら、いつの間にやら気を遣ってしまって反応しなかった。

 と、言う日から4日。
 毎日抱きまくったが、今日はいよいよ出発の日だ。

 小田原の大久保軍攻め。
 兵力は多くても2千という見込み。
 8万の福島本隊相手では出来ても嫌がらせ程度だろう。
 しかし、それも家康本隊と連携されれば十分に嫌な一手。

「……秀頼様、それでは参りましょう」

「おお! 如水、忠興。頼んだぞ!」

「「ははっ!」」

 如水の予想ではこの後半日程経った後で大久保軍の動向が忍びから報告される。
 それ次第で多少の進路を変えることになる。






 その旗印と敵兵の姿が見えたのは日が落ち始めた頃合いだった。
 このまま夜になれば敵将を逃がしやすくなってしまう。

「かかれっ!」

 俺の号令と共に、1万のうち5千の騎兵が一気に大久保軍に襲い掛かる。
 不意を突いたことも含めて、圧倒的な突進力と破壊力。
 そもそも精鋭騎兵で固めていたこともあり、敵方の歩兵は抗い様も無く紙切れのように引きちぎられていく。

 鬨の声、断末魔が飛び交い。
 遠目にもあちこちで鮮血が舞う。
 当たり前のように人が死に、倒れた体が蹂躙される。
 これが戦場。

「大勝利でございますな」

 そう如水に言われても直ぐには反応できないほどには呆けていた。
 恐怖もそうだけど、ズクズクとうずく金玉に今すぐにでも桜を抱きたいという欲求に駆られる。

「……まだ終わっていない」

 如水への返答ではない。
 自分の股間への呼びかけだ。

「いえ、終わりましてございまする。城主・大久保忠隣を捕らえた様にございます」

「な!? も、もうか?」

「ふむ。初陣でございますからな、既に開戦から半刻経っております」

 言われて愕然とする。
 なんぼも経っていないと思っていたのに1時間も経っていたなんて。
 冷静になって見てみれば、戦いは既に落ち武者狩りの態をなしている。

 逃げ惑う大久保軍の将兵を追い立て、とどめを刺す将兵たち。

「大久保殿は粘りましたが、条件が悪すぎましたな」

「如水、あまり殺し過ぎるな」

「全滅こそ、結局は最も殺さぬことになるのです。甘えはお捨てください」

「……分かった」

 実際には何割かは逃げ切るのだろう。
 そしてこの隊の精強さを喧伝してくれる。

「如水、秀次叔父上のところに城主・大久保忠隣を護送し、小田原城を占拠するように伝えよ」

「はっ!」

 事前の段取りの通りに処理するように伝える。
 城主がこちらの手の中にいれば小田原城も開け渡すしかないだろう。

「それと、俺達は次にどこに行く?」

「そうですな。一度山野に隠れるといたしましょう」

 圧倒的大軍が採るとは思えない奇策に家康はどのように対応するのだろう。

 視界の端ではまた一人の兵士が殺された。
 申し訳ないという感情と、それとは逆にギンギンといきる股間に妙な倒錯感が生まれる。

 早く部屋で桜を抱きたい。




「フー、フ~桜、桜!」

 部屋にたどり着き、桜を呼ぶや否や服をはぎ取る。

 今日は濡れているかどうかなど関係ない。
 獣欲に任せ、足を開き、秘唇にあてがい、一気に貫く。
 毎日犯した成果だろう、俺の形に馴染んできた桜の膣であったが、今日の俺のは特別でかい。

 漏れ出そうになる声を必死に口を塞ぎ抑える桜に、逆に何とか声をあげさせたくなる。

「桜、泣け、鳴け」

 パンパンと無遠慮な腰遣いで、射精しながらもさらに腰を振る。
 快感以上に自己保全の本能が、恐ろしいほどに股間を刺激する。

 もちろん気持ちも良かったのだろうけど、覚えてすらいない。
 ただ、犯したい、孕ませたい、屈服させたいという感情だけで腰を振った。

「桜、桜、桜!」

 それでも声を上げようとしない桜に腹を立てつつ、精子が桜の子宮から溢れ、泡を立てて膣から流れ出ても関係なしに貫いた。





「落ち着かれましたか? 秀頼様」

 さんざん犯され、ボロボロになったはずの桜だが、突き入れたままで眠ってしまった俺の介抱をしてくれていた。
 びりびりに破かれた衣服もそのままに。

「……ごめん」

「秀頼様……。仕方ありません。初陣の後なのですから。それに今まである意味で他にもっと酷いこといっぱいなされてます」

 あれ? そう?
 でも、考えなしに突っ込みまくるのは、流石に悪い気がする。
 桜だってまだ13歳(満12歳)。
 中学1年生くらいの歳でしかないのだ。

「……でも秀頼様。一つお願いがございます」

「なんだ? 今日は大抵の言うことを聞くぞ」

 明るくおどけて見せる。
 万一のことなど考えていない。

「お暇を――」

「ダメだ」

 即答する。
 誰が手放してやるものか!

「しかし、このままでは秀頼様の忍びでいられないのです」

「俺は桜を気に入っている。誰が手放すか!」

「い、いえ。ちゃんと戻ってまいります。ほんの3週間ほどです。もちろんこの戦が終わった後で結構にございます」

 ……なんだ里帰りしたいだけ、か?

「理由は?」

「はっ! その、子ができぬ体になろうかと」

「は?」

「で、ですので、子ができぬ体に」

「ふざけんな。却下」

 何を言っているのか理解できないレベルだ。
 なんにせよそんなものの許可を出すつもりはない。

「ですが、このままでは出来てしまいます」

「いいじゃんか。天下人の子供だぞ?」

「いいえ。子ができては妊婦の間は忍びでいられませぬ」

 泣きそうな顔で訴えてくる桜にようやく理解する。
 桜は子を産むのが嫌なのではなく、孕んでその間働けなくなるのが嫌なのだ。
 俺の忍びであることが彼女にとってはそれだけ大事なのだ。

「でも却下」

「ひ、秀頼様ぁ」

「やかましい。できたらできたで天の差配だ。観念して産め」

 それっきりで桜に背を向けふて寝する。
 本当はまた抱きたかったんだけど……

 それにしても今まで精通していなかったのでそんなことを考える必要もなかったけど、そう言ったことも考える必要があるのか。
 いや、大丈夫。
 なんといっても子は多い方が良いはず。

 チラリと盗み見てみれば、桜は自分のお腹をさすっている。
 あれほど言っていたのに、何となく慈愛に満ちたようなその顔はまるで母親のようだった。

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新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
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