関白の息子!

アイム

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天下人

熟れた寡婦1/2(エロ度★☆☆☆☆)

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 夫を亡くした女性のことを寡婦ともいうらしい。
 寡とは少ないと言う意味。
 つまり希少価値!

 さめざめと泣きつくす父上の側室達。
 母上や北政所様、松の丸殿に甲斐姫他にも大勢。
 流石に北政所様は歳をとり過ぎだが、他は30そこそこの美女揃い。
 泣き顔にもそそるものを感じる。

 不謹慎だと思うだろうか?
 確かに父上のことは大好きで尊敬していた。
 でも、これほど多くの美女を残し、泣かせたことには文句を言ってもいいだろう。

 それに、政治の道具にされるなど、この時代の女性は道具扱いされることも多い。
 男尊女卑とでも言おうか、明らかに差があるのだ。

 そして、今彼女達の所有権が誰にあるか?
 当然にして明白というものだろう。

「母上、今後のことで少し相談が」

 他の側室たちには見つからない様にそっと近づき、耳打ちする。
 俺が母上に話しかけるのに誰が不思議に思うだろう。

「秀頼? 分かりました。そちらに参ればいいのですね?」

 先ずは一人目だ。

 ニヤリと俺の口が歪んだことに母上は気付かない。
 いや、他の誰も、悲しみの中で気づくはずもない。

 俺もぐんぐんと背が伸びてきたと言ってもまだまだ子供。
 しっかりと出来るかは自信がない。
 でも、最近なら父上も張り型で攻めていた事だろう。
 だからチンポが小さくても問題は無いはずだ。

 ムフ、どうやって弄ってやろうか?





「母上、もう泣かないでください」

 とある部屋の床に座った母上を前から抱きしめる。
 ムチッとした触感は、以前より少しお肉がついただろうか?
 三十路の身体は熟女というにはちょっと早く。
 単純に若いとも違う良さがある。

 一言で言うなら、そう、ベテランなのだ。

 ん? 普通?
 いやいや、そうじゃないだろ。
 そもそもS○Xに何を求める?
 快楽だろ?

 美少女を開発していくのは勿論楽しい。
 美女に誘惑され激しく求めあうのもとても良い。
 美熟女はそう言った過程を経て、身体は散々開発され、男に快楽を与える性技を鍛え終わった人達なのだ。

 こちらが教えるまでもなくもう揃っている。
 言うならば、始めた段階でもう強いチート状態。
 見た目の美醜や老いによる肌の劣化もあるので、やはりそこは見極めなければいけないけれど。

 と、言うのは、父上の受け売りだ。
 でも、母上は本来、熟女というにはまだ早い。
 早いけれど、父上が言うには床の上ではかなりの淫乱さだった、と。
 つまり、積極的であるがゆえにかなりの吸収率と思われるのだ。

「母上は俺が守るから」

「秀頼・・・・・・、こ、この手は何です!?」

 慈愛の眼で俺のことを見ていた母上が、胸に手を滑りこませた瞬間に飛び跳ねるように驚く。
 そして、咄嗟に手で振り払おうとしてようやく自分の手が動かないことに気付いたようだ。

「だから、安心して気持ち良くなってね?」

「ッ!? な、い、何時の間に!?」

 そう、母上の腕はコッソリと拘束させてもらった。
 これがきっと正しい忍びの使い方。
 母上の後ろで隠れている桜にグッと親指を立てる。

「秀頼! 何を考えているのです!?」

「え? 父上がいなくなって、母上が寂しいだろうなって」

 俺の腕の中で母上がまくしたてる。
 フフ、可愛いなぁ。

「それなら、普通に抱きしめたりすることが出来ないのですか!?」

 俺の手から逃れようと身を捩る母上の胸に顔を埋める。
 母上のおっぱいに埋もれるのは一体何時ぶりだろう。

 俺がエロイ事に気付いてからは、少し胸に手を伸ばすだけでペシリと手を叩かれてしまったからだ。

「それにほら、俺は母上のことが大好きですし。・・・・・・もしかして母上は俺のこと嫌いですか?」

 うるっと目を潤ませて質問する。
 もちろん本気でそんなことを思ってなどいない。

「息子のことが嫌いな母などいません。父上がいなくなって寂しいのでしょう? 抱きしめてあげるからこの手の縄を解きなさい」

「いや、そういうのは今いいですから。今夜は一緒に楽しみましょう?」

 普通に考えれば母上が正しい。
 血を分けた実の親子なのだから。

 しかし、俺を実際に育てているのは乳母で、俺はかなり前世の記憶に頼っているところがある。
 母上とは三日に一度会うくらいというのが正直なところだ。
 そういった意味で俺にとって母上ではあってもおかんではないのだ。

「母上の肌って綺麗ですよね。香りも大好きです」

「秀頼! もう少し息子らしい励まし方をしてくれませんか? ね? 良い子だから」

「母上ぇ、もう逃げられないのですから、諦めてください。ね?」

「な、何を言っているのです!?」

 ふむ、少し自分の立場が分かっていないのではないだろうか?
 今の俺は天下人。
 対して母上は後ろ盾のいない寡婦なのだ。

「母上。この城の持ち主は誰ですか? この城で働く者達の主は? 豊臣家の当主は?」

「・・・・・・秀頼です。っ!? ま、まさか、母を脅す気、ですか?」

 母上が俺の言葉に早合点する。
 まぁ、それでも良いと言えば良いのだけれど。

「いえ、それこそまさかです。ですが、母上は側室でしょう? 側室のお仕事を考えれば、当然かと思いますが?」

「母、なのですよ?」

「つまり、女ということですよね?」

 血縁が重要なのではない。
 俺からすればいい女かどうかが重要なのだ。
 そして、母上は全然OK!

「宮内卿局(秀頼の乳母)は一体何を教えていたのです!?」

「基本、女の扱いは自分で学びました」

 そう自信満々に言い放つ。
 言っている間も、母上の尻やおっぱいへの刺激を止めはしない。

「・・・・・・秀頼、勉強は出来ていたので文句は言いませんでしたが・・・・・・」

「母上、雑談も良いですが、そろそろ始めましょう?」

「始めません! どうして母が子とまぐわらねばならぬのですか!?」

 ん? それはおかしい。
 だって……

「母上これ以外に何か出来ます?」

「・・・・・・はい?」

 急に真面目に問いただしたから母上の方も驚いたようだ。

「いえ、例えば政治だとか、槍働きとか、北政所様みたいなこととか」

「・・・・・・秀頼、大名の女房の一番の仕事は――

「子を産むこと、ですよね? でも、もう夫である父上はいないんですよ?」

 そういった意味で豊臣の側室の中で唯一子を産んだ母上は間違いなく最大の功を上げた。
 それこそ高額宝くじに当たるようなものだったのかもしれない。
 それも二回も。

 でも、同時に母上はそれ以外に特にしてこなかった。
 他の側室ともあまり仲が良くなく、好きなのは北政所様だけ。
 もっとも北政所様は諸大名も含め、皆が好きなのだけど。

「秀吉公はいなくなりましたが、お前がいます」

「だから、俺の子を産むということですね?」

「いい加減にしなさい、私はお前の実の母ですよ?」

「うん、ですから行為だけで良いです」

「・・・・・・秀頼、それは命令、ですか?」

 段々観念してきたのだろう。
 それに母上にも咄嗟に自分に出来ることが思い浮かばなかったのかもしれない。

「う~ん、母上がその方が良ければそれでもいいですよ?」

「それをしなければ母を捨てるというのですか?」

「いいえ? 母上は私にとって一番大事な人ですから」

 それは絶対に変わらない。
 むしろ天下人の権限で離れることを許さない。

「・・・・・・ありがとう。ではやはりお前とするわけには――

「大事だからこそするのです! 幸い母上は俺好みの顔ですし!」

「・・・・・・秀頼、私のことが好きなのですね?」

「はい! 大好きです」

 本心からそう思う。
 他の側室達と母上は違う。

「・・・・・・だから、犯すのですか?」

「はい! 男は好きな女をイジメるものです!」

「・・・・・・もう、諦めました」

 話しながらも剥いていたこともあり、既に母上は全裸に近い。
 そして、その熟れた美女の足の付け根はしとどに濡れて光っていた。

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新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
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