関白の息子!

アイム

文字の大きさ
上 下
31 / 323
咲く花あれば散る花もあり

秀頼の日常1/2(エロ度★★☆☆☆)

しおりを挟む
 さて、蝦夷遠征軍は撤退はするものの、一部を残し、情報収集を行わせる。
 また、春明けに再度侵攻することになった。

 次は総勢10万の大軍勢を細かく分割し、面制圧していく。
 それまでに現地協力者や情勢・地理など入念な準備を整えていく事になる。

 戦力差・技術力の差もあり、情報さえしっかりしていればもう負けることはないだろう。
 それと、今回の失策を恥じ、家康は自主的に知行の一部20万石ほどを返上してきた。

 とは言え、豊臣政権としては2度連続での敗戦ということもあり、次は負けられない。



 まぁ、どちらにしろまだ俺が同行できる話でない。

 カァアアァン

「秀頼様、素晴らしい太刀筋です!」

「……はは、ありがとうございます」

「さすがです! ひでよりさま!」

 剣を見てくれている真田信繁(幸村)と乳兄弟の重成が称賛の声を上げる。
 ……だけど、これでも中学では剣道を選択し、記憶はあるのに……。
 同い年の重成に手加減されるってどういうこと?

「しげなり、なんでおまえのほうがつよい?」

「ははっ! これもひでよりさまのためです」

「ははは、重成殿。素晴らしい心がけです」

 まぁ、仕方ない。
 母上の言う通り、剣術は武士の嗜み、運動程度の考えで良いか。

「のぶしげ、かたなよりじゅうをうちたい」

「なっ!? 何を申されますか秀頼様。武士の頂点に君臨するお方が刀も振れぬでは面目が立ちませぬぞ! とは言え、銃にご興味を持たれるのは良いことです。そうですな太閤殿下の許可をいただければ某がご指導差し上げます」

「うん、たのむぞ!」

 刀を疎かにするという意味ではなかったが、そのうち無用の長物になりかねないのも確か。
 それを誰よりも信繁達、戦場に出る者が理解しているのだろう。
 精神性を重んじはしても、銃に興味が惹かれることを止められたりはしない。



 武芸の稽古を終え、部屋に戻る。
 重成はそのまま続けるようだ。
 単純な話、日々の研鑽を重成の方が行っているだけなのだ。

 でも、俺はこの後のお風呂のためにも体力を残さなければいけないし?





「きょうは、かえでがまえね」

「はい、若様。失礼いたします」

 チュプン

「ひゃはっ、いいぞ、いいぞ」

「若様、お背中失礼いたします」

「お! ゆきぃ、もうちょいつよく」

「はい、んっ!?」

 雪が俺の背中に胸を押し付ける。
 コリコリッとしたアクセントに興奮してしまう。

「ゆきのちくびぴんぴん♪」

「も、もう、若様!」

 こちらも日々の研鑽により俺の妾(てか性奴隷)としての自覚が芽生え、ちゃんと恥じらいは忘れないながらもどんな命令にも従うようになっている。
 俺は俺で射精は出来なくても快感を得られるということが分かり、毎日替わりばんこでしゃぶらせている。
 おしゃぶりは基本色々自分で考えて見ろと言ってみた。
 そうしたら二人は全然違う結論に至り、かなり面白い。

 今日は楓の番だが、楓はバキュームとかイラマ(と言っても俺のが小さくて大したことないけど)とかダイナミックなフェラが得意。
 雪の方は、丁寧さと丹念さが売りだ(いや、売ってないけど)。
 チロチロと小さな舌で丹念にアリの巣渡りしてきて、玉舐めにケツ穴攻めと的確な時に正確に俺の弱点を突いてくる。
 どちらも、射精できれば、顔を真っ白に塗りつぶしてやるのに。

「若様、射精は先のお楽しみでございましょう?」

「そうです。それより今日は新しい道具を試してくださるんですよね?」

 そう、前々から頼んでおいた色々な道具と、遊びやすい部屋が出来上がったのだ。
 なんと専用の井戸と、風呂場まで付いている。
 まぁ、風呂は炊くのに時間がかかるけれど。

「んはぁうぅっ!?」

 突然身体を持ち上げられたと思ったら、横に寝かされて股を開かれる。
 69的な感じに上に乗った楓がちんこを吸い、背中を洗っていた雪が尻の穴に舌を差し入れてきたのだ。

「はむぅ、若様、元気をお出しになって?」

「あむ、んっ! どうか元気になってください」

 ジュブッ、ジュルルぅ

「むほっ!? かえで、ゆき、いいぞ! うん、いこういこう!」

 確かに射精出来ないのは男の沽券にかかわる。
 しかし、実は同時に終わりも無く体力の限界までプレイを楽しめるというメリットはある。

 ……でもやっぱり射精、したいなぁ。

しおりを挟む
新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
感想 61

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

生残の秀吉

Dr. CUTE
歴史・時代
秀吉が本能寺の変の知らせを受ける。秀吉は身の危険を感じ、急ぎ光秀を討つことを決意する。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

処理中です...