関白の息子！

宿敵家康！

章の最後は雑談※読み飛ばし推奨（エロ度☆☆☆☆☆）

　そう言えば慶長何年とか本文中で出したことがない気がしますが、現在は慶長２年十月頃です。
　西暦で言うと１５９７年、秀頼５歳（満４歳）となります。

　少しずつ変わる歴史ですが、どうしても変えられないものもあります。
　それが秀吉の死。
　これから約１年後の話です。

　死因には諸説あるようですが、取り敢えず胃がん説で行こうと思います。
　どちらにしろ設備も知識もない秀頼君にはどうしようもないのですが、「現代の知識なら助けられたんじゃないか？」みたいなものは回避します。

　たったの６歳で死なれてしまい、家督を継ぐ秀頼ですが、その若さですから発言力などあろうはずもないわけです。
　しかし、この滅茶苦茶なフィクションではそうではありません。

　この時点で秀頼の非凡さを感じている人間が複数いるのです。
　先ずは、茶々とおね。
　次に石田三成。
　最後に加藤清正（主にエロ方面で）

　とは言え、秀吉死去後は何と言っても家康との関係が重要です。
　それと、いかに家康を抑え、他の大名に力を付けさせるか。
　特に、元関白・豊臣秀次の大和豊臣家１００万石の力を蓄えること。

　正史では、大和豊臣家は秀保の死後に家臣がバラバラになっていますが、もっとも有名なのは何と言っても藤堂高虎！
　彼は今、秀次の下で重用され着々と力を付けています。

　正直、今の大和豊臣家は誰もが無視出来ない巨大勢力です。
　政治面では関白時代の優秀な配下、軍事面では秀長より引き継いだ配下、そして万能の藤堂高虎。
　秀次自身も前述のとおり政治面では結果を残しているようですし、元関白ですので人脈は広いはず。

　そして、万一秀頼が死ねば、後継第一位に返り咲きと言うのも有りえます（この小説が終わってしまうのでそれはないんですけど）。
　また、地理的に蝦夷にも朝鮮にも攻めに行かず、力をしっかりと蓄えています。
　そんな状態なので時世の読める良い人材も集まるのではないでしょうか？
　どんどん勢力を伸ばしていくと言うわけです。

　と言うより、このままなら秀次が家康派につかない限り、恐らく家康も関ケ原を起こさないのではないでしょうか？
　藤堂高虎自身は家康の考え方に近い人だと思いますが、この状況で主君に家康に付こうなどとは進言しないでしょう。

　とはいえ、所謂文治派と武断派の諍いですが、慶長の役を回避したことで決定的なところには至っていなくても、現在かなり反目し合っています。
　何と言っても、方向性が違い過ぎるので、このままだとやはりどこかで暴発します。
　それに家康が一世一代の博打を打つ可能性があります。
　改変された関ケ原の戦いが起きるかもしれません。

　そして、九州の不気味なあの人。
　個人的に戦国時代でも指折りの大好きな武将・黒田官兵衛。
　あの人が黙っているはずがない！
　
　戦国の最後の一波乱。
　震源地は関東になるのか、九州か、それとも？
　楽しみです！

　あ、そうだ。実はこの時期に千姫が産まれています。
　ようやく、ようやくです。
　とは言え千姫の輿入れは７歳ですので、まだまだ対面は先の話です。

　と言うより、さっさと精通する歳に成長する予定だったのに、予定の倍以上かかってまだまだ先です。
　エロがあるせいですねｗ
　書いていて楽しいから良いですよね？

　精通はやはり人それぞれではありますが、早い人でも小学校低学年。
　秀頼君も早めにしても９歳以下は流石に有り得ないといったところでしょうか。
　ウーン、９歳（満７～８歳）の時ってどの位の長さ太さだったっけなぁ。
　勃起チン長なんてどっかに載ってるのかなぁ？

　な～んて考えながら、秀頼君は射精を夢見て成長していきます。