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宿敵家康!
初めての妾(エロ度★☆☆☆☆)
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蝦夷征伐には東北より伊達・最上・南部・津軽家
越州より上杉・前田・堀家、関東より、徳川・佐竹・蒲生が参陣することとなった。
中心戦力は大大名徳川と伊達・上杉で、総大将を徳川家康が務める。
特に東北の冬の過酷さを知る伊達正宗は全体の参謀的役割を担うことになる。
「秀頼、分かるか?」
「はい。ちちうえ」
父上は俺を膝の上に乗せたままで聞いてくる。
目の前に拡げられた地図の上に並べられた駒を見ながら、この大勢力に攻められるアイヌの人々に心苦しくなる。
「どうした?」
「いえ……。うらまれるでしょうか?」
「……秀頼。戦でそれを考えてはならぬ。より多くの者を幸せにするため。それでよいのじゃ。一つ所にまとまればそれ以上戦は生まれぬ。良い統治者であれば、いずれは皆が幸せになる」
「はい、ちちうえ」
すでに明日の食料を奪うために戦をする時代ではない。
もう、野望を戦わせるほどには世は乱れていない。
まだまだ民がすべからく幸福と言うわけではないけれど、微かに兆しはある。
「ふむ。まだまだ早いと思うとったが、秀頼なら逆に早い方が良いかもしれぬな」
「ちちうえ?」
「秀頼。妾をとるか?」
「はい♪」
「……へ?」
もちろんだ!
目の前で地図を拡げたり駒を並べたりの作業をしてくれていた三成が、ポカーンと間抜け顔をする。
「茶々が怒るといけないからの、秀頼付きの下女ということにして分からぬようにするのが良かろう。良いか、よく女を教えてもらうのじゃぞ?」
「はい!」
「……で、殿下?」
「治部、そうじゃな、歳の頃は14・5で、美しい娘を用意せい」
「……」
「治部、返事は?」
「は、ははっ!」
三成が選ぶのか……いやいや、父上。
「ちちうえ~。おれがえらびたい」
「秀頼? おお! そうかそうか。治部、候補を10人ほど連れて参れ!」
「は、ははぁ!」
や、やばい自然と顔が緩む。
「フフ、秀頼。嬉しいか?」
「はい! ちちうえありがとうございます!」
マジで嬉しい!
俺とは正反対に三成が辛そうな面持ちで深く頭を下げると地図を片付け、最後にもう一度頭を下げて部屋を出て行く。
出て行った先から「はぁぁ~」っと盛大なため息が聞こえる。
「でもちちうえ。まだいろいろできません」
「それは仕方なかろう? いや、待て。そう言えば面白い木彫り師がいたな」
「ちちうえ? まさか……」
「成長するまでは道具に頼るのも致し方あるまい」
流石は底辺から天下人にまで至った人。
その人脈は多岐に渡る。
天皇から淫具製作師まで。
「なんと、このような太さのモノが入る女子がおるのか!?」
「太閤殿下、こちらがいきなり入る者などおりませぬ。ですが、この細いモノから順に何か月もかけて慣らしていくのでございます。少しずつ少しずつ、さすればどのような女子でも受け入れることが可能となりましょう」
父上に呼び出された淫具製作師の男が説明を始める。
左の方から順に太さを増すように男のナニの形をした木型が並ぶ。
一番細いモノで大人の小指ほどの太さ。
一番太いモノはそれこそ人の腕の太さ程がありそうだ。
「して、そちらの珠は何じゃ?」
そちらには同じ大きさの珠を数珠つなぎにしたモノがやはり太さ順に並べられていた。
「こちらはですな。女の尻の穴に入れて遊ぶためのものでございます」
「尻に? そんな事をして楽しいのか?」
「それにつきましてもある程度こなれる必要がございます。ですが、それはどんなものでも同じでございましょう?」
「むぅ、そうか? 秀頼どうじゃ?」
「ぜんぶほしい!」
「そうかそうか! 良いぞ、全てを2揃い用意せい!」
「ははぁ!」
2揃い? ああ、父上の分か!
最近なら母上が襲われることも少なくなってきた。
……そうか、史実では父上が亡くなるまであと2年弱。
父上もそういうものの補助が必要になって来たのか?
しかし、ローションが無い。
今のままの木型では、かなりの痛みを伴うのではないか?
その前にかなり濡らさないと……。
「ちちうえ。おくにのひやくがほしいです」
「ぬ? おお! あれか、何に使うのじゃ?」
「あれにぬるの!」
「ほほう。では治部に申しておこう。ぐふ、大量にの」
最初から道具に頼るのは本来なら好ましいことではない。
でも、この年齢じゃそれも仕方ない。
「ちちうえ、おへやもほしい!」
途中で母上に邪魔されない様に隠れて遊べる子供部屋だ!
やることは子供らしくないけれどね!
「ふむ。なるほど確かに必要となろう。安心せい、儂が完璧なものを用意してやろう」
「ちちうえ、だいすきです!」
本心からそう言う。
ここまで息子の成長を促そうとする親もなかなかいない。
越州より上杉・前田・堀家、関東より、徳川・佐竹・蒲生が参陣することとなった。
中心戦力は大大名徳川と伊達・上杉で、総大将を徳川家康が務める。
特に東北の冬の過酷さを知る伊達正宗は全体の参謀的役割を担うことになる。
「秀頼、分かるか?」
「はい。ちちうえ」
父上は俺を膝の上に乗せたままで聞いてくる。
目の前に拡げられた地図の上に並べられた駒を見ながら、この大勢力に攻められるアイヌの人々に心苦しくなる。
「どうした?」
「いえ……。うらまれるでしょうか?」
「……秀頼。戦でそれを考えてはならぬ。より多くの者を幸せにするため。それでよいのじゃ。一つ所にまとまればそれ以上戦は生まれぬ。良い統治者であれば、いずれは皆が幸せになる」
「はい、ちちうえ」
すでに明日の食料を奪うために戦をする時代ではない。
もう、野望を戦わせるほどには世は乱れていない。
まだまだ民がすべからく幸福と言うわけではないけれど、微かに兆しはある。
「ふむ。まだまだ早いと思うとったが、秀頼なら逆に早い方が良いかもしれぬな」
「ちちうえ?」
「秀頼。妾をとるか?」
「はい♪」
「……へ?」
もちろんだ!
目の前で地図を拡げたり駒を並べたりの作業をしてくれていた三成が、ポカーンと間抜け顔をする。
「茶々が怒るといけないからの、秀頼付きの下女ということにして分からぬようにするのが良かろう。良いか、よく女を教えてもらうのじゃぞ?」
「はい!」
「……で、殿下?」
「治部、そうじゃな、歳の頃は14・5で、美しい娘を用意せい」
「……」
「治部、返事は?」
「は、ははっ!」
三成が選ぶのか……いやいや、父上。
「ちちうえ~。おれがえらびたい」
「秀頼? おお! そうかそうか。治部、候補を10人ほど連れて参れ!」
「は、ははぁ!」
や、やばい自然と顔が緩む。
「フフ、秀頼。嬉しいか?」
「はい! ちちうえありがとうございます!」
マジで嬉しい!
俺とは正反対に三成が辛そうな面持ちで深く頭を下げると地図を片付け、最後にもう一度頭を下げて部屋を出て行く。
出て行った先から「はぁぁ~」っと盛大なため息が聞こえる。
「でもちちうえ。まだいろいろできません」
「それは仕方なかろう? いや、待て。そう言えば面白い木彫り師がいたな」
「ちちうえ? まさか……」
「成長するまでは道具に頼るのも致し方あるまい」
流石は底辺から天下人にまで至った人。
その人脈は多岐に渡る。
天皇から淫具製作師まで。
「なんと、このような太さのモノが入る女子がおるのか!?」
「太閤殿下、こちらがいきなり入る者などおりませぬ。ですが、この細いモノから順に何か月もかけて慣らしていくのでございます。少しずつ少しずつ、さすればどのような女子でも受け入れることが可能となりましょう」
父上に呼び出された淫具製作師の男が説明を始める。
左の方から順に太さを増すように男のナニの形をした木型が並ぶ。
一番細いモノで大人の小指ほどの太さ。
一番太いモノはそれこそ人の腕の太さ程がありそうだ。
「して、そちらの珠は何じゃ?」
そちらには同じ大きさの珠を数珠つなぎにしたモノがやはり太さ順に並べられていた。
「こちらはですな。女の尻の穴に入れて遊ぶためのものでございます」
「尻に? そんな事をして楽しいのか?」
「それにつきましてもある程度こなれる必要がございます。ですが、それはどんなものでも同じでございましょう?」
「むぅ、そうか? 秀頼どうじゃ?」
「ぜんぶほしい!」
「そうかそうか! 良いぞ、全てを2揃い用意せい!」
「ははぁ!」
2揃い? ああ、父上の分か!
最近なら母上が襲われることも少なくなってきた。
……そうか、史実では父上が亡くなるまであと2年弱。
父上もそういうものの補助が必要になって来たのか?
しかし、ローションが無い。
今のままの木型では、かなりの痛みを伴うのではないか?
その前にかなり濡らさないと……。
「ちちうえ。おくにのひやくがほしいです」
「ぬ? おお! あれか、何に使うのじゃ?」
「あれにぬるの!」
「ほほう。では治部に申しておこう。ぐふ、大量にの」
最初から道具に頼るのは本来なら好ましいことではない。
でも、この年齢じゃそれも仕方ない。
「ちちうえ、おへやもほしい!」
途中で母上に邪魔されない様に隠れて遊べる子供部屋だ!
やることは子供らしくないけれどね!
「ふむ。なるほど確かに必要となろう。安心せい、儂が完璧なものを用意してやろう」
「ちちうえ、だいすきです!」
本心からそう言う。
ここまで息子の成長を促そうとする親もなかなかいない。
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新作「プニプニホッペの魔王様」を連載し始めました。ご一読いただけると幸いです。……ただ、あれは女性目線の小説に挑戦してみたというものなので、こっちの雰囲気は一切関係ないですけどw
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