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Ep.4 これはもしやの成り代わり系展開?!
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あれからオレは門番をはじめとする城の警備にあたる兵士たちからの制止を振り切り、城を飛び出して、その城下町である『はじまりの街』へと来ていた。
ゲームでは、序盤の拠点となる街だ。
はじまりの街は、いわばこの国の王都にあたる街だけあって、モンスターの討伐に必要な武器や防具、回復薬などの便利アイテムを売っている店も充実している。
さらにこの街が序盤の拠点として便利な点は、冒険者のための大きなギルドがあるという点でもそうだった。
そこではモンスター討伐や、素材の収集などのクエストの受発注をはじめとして、モンスター討伐後にあらわれる魔石の売買をすることもできる。
だからゲームをはじめてすぐのプレイヤーはここで準備をととのえ、近くのダンジョンへと向かい、モンスターを倒してはふたたびここへ持ち込んで換金して稼ぐというのが定番の流れになっていたのだった。
そういう意味ではゲームの画面越しでは非常になじみ深かったこの街も、実際にこうして目にしてみると格別の感慨がこみ上げてくるというものだ。
まだ日も高いこの時間帯は、目抜き通りとなる道沿いには商店が立ち並び、買い物をする人々が多く出歩いている。
そこかしこの飲食店からは、店内がにぎわっているのであろう喧騒が聞こえ、食欲をそそるような香ばしい匂いがただよってきていた。
ここだけ見ていれば、邪悪な魔王がよみがえり、この世界を支配下に置こうとしているなんて信じられないくらいだ。
でもこれは、かりそめの平和なんだよな……。
ここから遠く離れた場所では、現在も魔王軍からの侵略におびえ、命の危機に日々さらされている人たちがいる。
ゲームのシナリオでは、そうした脅威にさらされている村に到達するまでにどれだけプレイ時間がかかろうと、到着した村での被害状況は決して変わることはなかったけれど、この世界でもそうだとはかぎらない。
なら、今のオレにできることは、どれだけ早くクリアできるのかという最速攻略を狙うRTAをやることだけだろう。
幸いにして、もともとジェイクの旅には同行するつもりだったから、旅に出るための荷物は『収納袋』にまとめていたし、だから城内の自室で典礼用の衣装から普段着に着替えたところで、武器や防具を装備するのももどかしいとばかりに、収納袋をひっつかんで出てきたようなものだから、かなりの軽装ではあった。
けれど、これまでこの街にお忍びで下りてくるときには、だいたいこんな格好をしていたし、そもそもこの街の治安はかなりいいほうだから、特段の問題が起きることもないはずだった。
「さて、どうしようかな……?」
わりといきおいだけで飛び出してきた感があるだけに、いざ自分だけで最速攻略をするとなると、どうするのが最善なんだろうかと悩んでしまう。
だってオレは主人公である勇者じゃないわけだし、ルーイなんて名前の王子は、そもそもゲームには存在しないキャラクターだ。
正直、己のステータスの上がり方なんて未知数だった。
とはいえ、ルーイをゲームのキャラクターとして見れば、初歩的なものとはいえ各種魔法は使えるようであるし、装備品は軽量級であるものの、剣士系の装備を身につけられるようではある。
言うなれば魔法も使える剣士といったところで、勇者の下位互換くらいの立ち位置な気がする。
ゲーム内でも今のオレと似たようなステータス構成の人物だっていたし、それならばだいたいの予想はつく。
もちろんオレはこのゲームをやりこんでいるからこそ、ここから魔王城までの道のりも、こなすべきイベントも完ぺきにわかっているし、実際に仲間を入れずに勇者だけでゲームをクリアするなんていう縛りプレイで見事クリアしたことだってあるわけで。
そう考えたら、このまま単独行を決め込んでもいいのだけど……。
「でもまぁ、できることなら仲間を入れてパーティーを組んでからのほうが、楽だよなぁ」
勇者の下位互換ともなれば、おそらく序盤は問題ないにしても、中盤から終盤にかけて敵のモンスターが強くなってくるころには、苦戦することが十分に予見できる。
ならば今から連携の取れる仲間を作っておくのも悪くないと結論づけると、冒険者ギルドに向かって足をはやめていった。
この世界において冒険者ギルドには、先述したクエストの受発注や魔石の売買以外にも、大事な機能がある。
それは、どこでも必ず併設されている宿屋や食堂だ。
宿屋での宿泊が道中で減ったHPやMPの回復をするために必要なのはもちろんのこと、食堂にいるほかの冒険者たちからの話を聞いて、物語をすすめるためのヒントを得るのにも向いていた。
そして、はじまりの街のように大きな街にある冒険者ギルドには、ほかの小さな町にあるようなそれにはない、特別な窓口が併設されていた。
それこそが、パーティーを組む冒険者のあっせんを受けられる窓口である。
このままジェイクと別行動になるとして、自分のステータスをかんがみたとき、バランスを取るためには攻撃の要となるアタッカーを入れておきたかった。
初期は特に魔法なんてなくても、物理攻撃だけでどうにかなる敵も多いし。
そして最速攻略を目指すなら、はじまりの街に固執することなく、とっとと仲間を引き入れて、次の目的地へと進んだほうがいいだろう。
そんな意図を込めて、ギルドへ足を踏み入れたわけだけど……。
「おーいお嬢ちゃ~ん、こんなところになにしに来たんでちゅか~?」
「おいおい、こんなべっぴんさん、なかなか会えるもんじゃないぜ?せっかくだ、こっち来て俺らに酌でもしてくれよ」
窓口の手前にある食堂部分で昼間から飲んでいる男たちに、いきなり絡まれる。
うわ、勘弁してくれよ!
ただでさえ酔っぱらいというのは面倒な相手だというのに、オレに絡んできた男たちは明らかに力では敵わなさそうな見た目をしていた。
どこで鍛えたらそうなるんだとツッコミたくなるほど、腕は丸太みたいに太いし、太ももなんかは俺の胴体とおなじくらい太い。
胸板だって厚すぎるし、ボディビルダーよろしく、よく日に焼けた肌は妙にテカっており、さらに首から上はアルコールによって上気し、今は赤黒くなっていた。
それが無精ひげを生やして、陽気に絡んでくるんだから、うざったいことこの上ない。
「悪いがオレは男だ。ほかをあたってくれ」
サッと流して、奥のパーティーを組むためのカウンターへと歩いていこうとしたそのとき。
「っ!?」
丸太のように太い腕が俺の肩へとまわされ、そのまま無理やり引き寄せられた。
とたんに鼻先に広がる、強い酒精の匂いに思わず顔をしかめる。
「いいじゃねぇか、そんなつれないことを言わないでさぁ、いっしょに楽しもうぜ?」
「だから、オレは飲まないって…っ!?」
バシャッ!
もみ合いのようになったとたん、テーブルのはしに置かれていたゴブレットが倒れ、中に入っていたエールがオレとその男とにかかった。
「おぉっと、コイツはいけねぇや!すまねぇな、ぼっちゃん!こいつらに悪気はねぇんだ」
「えっ……!?」
ちょっと待って、今のセリフは!?
「まさか、ゴドウィン!?」
「おぉ?お前さん、おいらを知っているのか?」
「あぁ、ウワサは少々……」
そうこたえながらも、オレは内心でものすごく動揺していた。
だって今、目の前にあらわれたキャラクターはゲームのなかで序盤に主人公の仲間になる傭兵のゴドウィンで、そして今のセリフもまた初登場時に口にするものと同じだったから。
ゲームのシナリオでは、今と同様にはじめて主人公が冒険者ギルドへと入ったとき、そこの食堂で飲んでバカさわぎする仲間がテーブルの上のエールを倒して主人公にかかってしまい、それを詫びるところから接点が生まれるという展開だったのだけど。
でもこれって、ゴドウィンが仲間になるイベントの導入部分じゃないのか……?
どうしてオレは勇者じゃないのに、仲間加入のイベントフラグが立ったんだろうか?
一瞬にしてそこに疑問がわいて、そちらに思考が引き寄せられる。
ゴドウィンはゴロツキと見まちがえそうな外見ではあるものの、実は根が正直でお人好しという点が主人公と似ていて、そこに共感をおぼえて加入してくれることになる傭兵だ。
ゲームのキャラクターとして見たとき、ステータスの伸びが悪く、途中で脱落させてしまうことも多いけれど、最初から攻撃力や防御力が高いおかげで初期のパーティーにいれば心強いメンバーでもあった。
───ならここは、すなおにこのイベントを受け入れるべきか……。
そういう結論に至り、あらためて目の前に立つゴドウィンの顔を見あげる。
うん、あらためて見ると身長は高いし、ずいぶんと頼りになりそうな見た目をしているよな。
「すまねぇな、ちょっと服と体を拭くために、おいらたちが取ってる部屋に行くかい?」
「あぁ……そうしよう」
これもまた、ゴドウィンが仲間になる前のイベント部分で口にするセリフと同じものだった。
これはある意味で、渡りに船なのかもしれない。
ジェイクがいないというのに、ゲームと同じ展開になっているなんてさ、もしかして本当にオレが勇者に成り代われるのかもしれない、なんて。
流行りの異世界転生系のなかには、モブだったはずなのに、気がついたら主人公のようになっていたなんて展開の話がいくつもあるのは知っているからこそ、オレは疑うこともしなかったんだ。
ゲームでは、序盤の拠点となる街だ。
はじまりの街は、いわばこの国の王都にあたる街だけあって、モンスターの討伐に必要な武器や防具、回復薬などの便利アイテムを売っている店も充実している。
さらにこの街が序盤の拠点として便利な点は、冒険者のための大きなギルドがあるという点でもそうだった。
そこではモンスター討伐や、素材の収集などのクエストの受発注をはじめとして、モンスター討伐後にあらわれる魔石の売買をすることもできる。
だからゲームをはじめてすぐのプレイヤーはここで準備をととのえ、近くのダンジョンへと向かい、モンスターを倒してはふたたびここへ持ち込んで換金して稼ぐというのが定番の流れになっていたのだった。
そういう意味ではゲームの画面越しでは非常になじみ深かったこの街も、実際にこうして目にしてみると格別の感慨がこみ上げてくるというものだ。
まだ日も高いこの時間帯は、目抜き通りとなる道沿いには商店が立ち並び、買い物をする人々が多く出歩いている。
そこかしこの飲食店からは、店内がにぎわっているのであろう喧騒が聞こえ、食欲をそそるような香ばしい匂いがただよってきていた。
ここだけ見ていれば、邪悪な魔王がよみがえり、この世界を支配下に置こうとしているなんて信じられないくらいだ。
でもこれは、かりそめの平和なんだよな……。
ここから遠く離れた場所では、現在も魔王軍からの侵略におびえ、命の危機に日々さらされている人たちがいる。
ゲームのシナリオでは、そうした脅威にさらされている村に到達するまでにどれだけプレイ時間がかかろうと、到着した村での被害状況は決して変わることはなかったけれど、この世界でもそうだとはかぎらない。
なら、今のオレにできることは、どれだけ早くクリアできるのかという最速攻略を狙うRTAをやることだけだろう。
幸いにして、もともとジェイクの旅には同行するつもりだったから、旅に出るための荷物は『収納袋』にまとめていたし、だから城内の自室で典礼用の衣装から普段着に着替えたところで、武器や防具を装備するのももどかしいとばかりに、収納袋をひっつかんで出てきたようなものだから、かなりの軽装ではあった。
けれど、これまでこの街にお忍びで下りてくるときには、だいたいこんな格好をしていたし、そもそもこの街の治安はかなりいいほうだから、特段の問題が起きることもないはずだった。
「さて、どうしようかな……?」
わりといきおいだけで飛び出してきた感があるだけに、いざ自分だけで最速攻略をするとなると、どうするのが最善なんだろうかと悩んでしまう。
だってオレは主人公である勇者じゃないわけだし、ルーイなんて名前の王子は、そもそもゲームには存在しないキャラクターだ。
正直、己のステータスの上がり方なんて未知数だった。
とはいえ、ルーイをゲームのキャラクターとして見れば、初歩的なものとはいえ各種魔法は使えるようであるし、装備品は軽量級であるものの、剣士系の装備を身につけられるようではある。
言うなれば魔法も使える剣士といったところで、勇者の下位互換くらいの立ち位置な気がする。
ゲーム内でも今のオレと似たようなステータス構成の人物だっていたし、それならばだいたいの予想はつく。
もちろんオレはこのゲームをやりこんでいるからこそ、ここから魔王城までの道のりも、こなすべきイベントも完ぺきにわかっているし、実際に仲間を入れずに勇者だけでゲームをクリアするなんていう縛りプレイで見事クリアしたことだってあるわけで。
そう考えたら、このまま単独行を決め込んでもいいのだけど……。
「でもまぁ、できることなら仲間を入れてパーティーを組んでからのほうが、楽だよなぁ」
勇者の下位互換ともなれば、おそらく序盤は問題ないにしても、中盤から終盤にかけて敵のモンスターが強くなってくるころには、苦戦することが十分に予見できる。
ならば今から連携の取れる仲間を作っておくのも悪くないと結論づけると、冒険者ギルドに向かって足をはやめていった。
この世界において冒険者ギルドには、先述したクエストの受発注や魔石の売買以外にも、大事な機能がある。
それは、どこでも必ず併設されている宿屋や食堂だ。
宿屋での宿泊が道中で減ったHPやMPの回復をするために必要なのはもちろんのこと、食堂にいるほかの冒険者たちからの話を聞いて、物語をすすめるためのヒントを得るのにも向いていた。
そして、はじまりの街のように大きな街にある冒険者ギルドには、ほかの小さな町にあるようなそれにはない、特別な窓口が併設されていた。
それこそが、パーティーを組む冒険者のあっせんを受けられる窓口である。
このままジェイクと別行動になるとして、自分のステータスをかんがみたとき、バランスを取るためには攻撃の要となるアタッカーを入れておきたかった。
初期は特に魔法なんてなくても、物理攻撃だけでどうにかなる敵も多いし。
そして最速攻略を目指すなら、はじまりの街に固執することなく、とっとと仲間を引き入れて、次の目的地へと進んだほうがいいだろう。
そんな意図を込めて、ギルドへ足を踏み入れたわけだけど……。
「おーいお嬢ちゃ~ん、こんなところになにしに来たんでちゅか~?」
「おいおい、こんなべっぴんさん、なかなか会えるもんじゃないぜ?せっかくだ、こっち来て俺らに酌でもしてくれよ」
窓口の手前にある食堂部分で昼間から飲んでいる男たちに、いきなり絡まれる。
うわ、勘弁してくれよ!
ただでさえ酔っぱらいというのは面倒な相手だというのに、オレに絡んできた男たちは明らかに力では敵わなさそうな見た目をしていた。
どこで鍛えたらそうなるんだとツッコミたくなるほど、腕は丸太みたいに太いし、太ももなんかは俺の胴体とおなじくらい太い。
胸板だって厚すぎるし、ボディビルダーよろしく、よく日に焼けた肌は妙にテカっており、さらに首から上はアルコールによって上気し、今は赤黒くなっていた。
それが無精ひげを生やして、陽気に絡んでくるんだから、うざったいことこの上ない。
「悪いがオレは男だ。ほかをあたってくれ」
サッと流して、奥のパーティーを組むためのカウンターへと歩いていこうとしたそのとき。
「っ!?」
丸太のように太い腕が俺の肩へとまわされ、そのまま無理やり引き寄せられた。
とたんに鼻先に広がる、強い酒精の匂いに思わず顔をしかめる。
「いいじゃねぇか、そんなつれないことを言わないでさぁ、いっしょに楽しもうぜ?」
「だから、オレは飲まないって…っ!?」
バシャッ!
もみ合いのようになったとたん、テーブルのはしに置かれていたゴブレットが倒れ、中に入っていたエールがオレとその男とにかかった。
「おぉっと、コイツはいけねぇや!すまねぇな、ぼっちゃん!こいつらに悪気はねぇんだ」
「えっ……!?」
ちょっと待って、今のセリフは!?
「まさか、ゴドウィン!?」
「おぉ?お前さん、おいらを知っているのか?」
「あぁ、ウワサは少々……」
そうこたえながらも、オレは内心でものすごく動揺していた。
だって今、目の前にあらわれたキャラクターはゲームのなかで序盤に主人公の仲間になる傭兵のゴドウィンで、そして今のセリフもまた初登場時に口にするものと同じだったから。
ゲームのシナリオでは、今と同様にはじめて主人公が冒険者ギルドへと入ったとき、そこの食堂で飲んでバカさわぎする仲間がテーブルの上のエールを倒して主人公にかかってしまい、それを詫びるところから接点が生まれるという展開だったのだけど。
でもこれって、ゴドウィンが仲間になるイベントの導入部分じゃないのか……?
どうしてオレは勇者じゃないのに、仲間加入のイベントフラグが立ったんだろうか?
一瞬にしてそこに疑問がわいて、そちらに思考が引き寄せられる。
ゴドウィンはゴロツキと見まちがえそうな外見ではあるものの、実は根が正直でお人好しという点が主人公と似ていて、そこに共感をおぼえて加入してくれることになる傭兵だ。
ゲームのキャラクターとして見たとき、ステータスの伸びが悪く、途中で脱落させてしまうことも多いけれど、最初から攻撃力や防御力が高いおかげで初期のパーティーにいれば心強いメンバーでもあった。
───ならここは、すなおにこのイベントを受け入れるべきか……。
そういう結論に至り、あらためて目の前に立つゴドウィンの顔を見あげる。
うん、あらためて見ると身長は高いし、ずいぶんと頼りになりそうな見た目をしているよな。
「すまねぇな、ちょっと服と体を拭くために、おいらたちが取ってる部屋に行くかい?」
「あぁ……そうしよう」
これもまた、ゴドウィンが仲間になる前のイベント部分で口にするセリフと同じものだった。
これはある意味で、渡りに船なのかもしれない。
ジェイクがいないというのに、ゲームと同じ展開になっているなんてさ、もしかして本当にオレが勇者に成り代われるのかもしれない、なんて。
流行りの異世界転生系のなかには、モブだったはずなのに、気がついたら主人公のようになっていたなんて展開の話がいくつもあるのは知っているからこそ、オレは疑うこともしなかったんだ。
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