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二章・夢の終わり
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旧帝国民は全員をクラリオに収容する決まり。なのでリリティアは密かに外へ連れ出されることになった。夜が更けた後、城の高層階から密かに飛び立ち、さらに上昇をかける。
「わー、すごい! 高い!」
「静かにして、見つかるよ」
細い目をさらに細め、困り顔で注意したのは天士アルバトロス。彼は『翼』の能力を有しており、自分か他者のどちらかを選んで飛行させられる。自身に能力を行使した上でこうして抱えてやれば二人同時に飛ぶことも難しくない。重量制限があるのであまり重すぎると無理だが、子供一人程度は大丈夫だ。
ちなみにこの力、サウザンドの『鏡』とは逆に生物にのみ効果を発揮する。他者に使った場合も操作はアルバトロスが行うので、慣れないうちはよく建物などにぶつけてしまっていた。だからか彼の能力で飛ぼうとする仲間は少ない。
滅多に無い出番が来たと喜んでいたものの、まさかこんなルール違反をさせられるとは。しかし人間と天士の間で結ばれた協定より団長命令の方が彼等には重い。アイズ同様、彼も逆らうことはできなかった。
「ほら、そろそろ壁を越える。壁の上には兵士がいるよ」
「はーい」
素直に口を閉ざすリリティア。一ヶ月前から城内で暮らしているこの人間の子供の存在は知っていたし、以前にも何度か話しかけられたことがある。しかし今日ほど彼女について不思議に思ったことは無い。
(落ちたら即死する高さなのに全く怖がらない。人間の子供は普通こうなんだろうか?)
彼女には魔獣化、あるいは『アイリス』ではないかという疑いがかかっている。だから普通ではないと感じた場合、その疑いを強めることとなるのだ。
とはいえ、それがわからないほど幼いようにも見えない。だとすると不自然な言動は避けるはずなので、これは素で肝っ玉が据わってるだけとも考えられる。
(人間も色々いるし、こういう子がいてもおかしくないか)
そう思った彼は兵士に見つからないよう慎重に壁の上を越え、十分にクラリオから離れた後に森の中へ降下して行った。
すると、そこには先に街を出たアイズが待っていた。専用の黒馬ウルジンの背に跨ったままこ二人を見上げる。
「副長、連れて来ました」
「ご苦労」
「その声、アイズ?」
灯り一つ無い森の中なので人間の少女には何も見えていない。全てを見通す両目を持つアイズは当然として、このくらいの闇夜ならアルバトロスにも色の無い景色が見えているのだが。ブレイブいわく、人間には捉えられない波長の光を天士は視認できるらしい。
「乗れ」
少女に対しては労いや心配など何も無く、さっさと自分の後ろに跨れと促すアイズ。とはいえ何も見えてないのだからリリティアは戸惑った。アルバトロスは嘆息して彼女を再び抱き上げ、荷物ごとアイズの後ろに乗せてやる。
「ありがとう」
「どういたしまして」
今度は微笑み、目を細める彼。辛い目に遭い、ずっと閉じ込められていた少女。この旅がそんな彼女にとって少しでも救いになればと無意識のうちに願う。彼は普段、哨戒任務でクラリオの上空を飛び回っているのだ。そして大人達を手伝い忙しそうに働く子供や、逆に家から出してもらえず退屈そうな子供の姿をよく見る。だからかもしれない。
「これアイズ?」
「そうだ」
「腰に掴まるね」
「そうしろ」
触れたことでようやくアイズの存在を確かめ、満足そうに抱き着くリリティア。やはり不思議な光景だとアルバトロスは思う。アイズはこの少女に対し冷淡な態度を貫いているのに、どうしてか少女の方は懐いている。
(メイディの言う通りかもしれない)
前回の事件で半減した医療従事者。その手伝いをしている仲間が言っていた。アイリスに囚われ人質となり、たまたまアイズの手で救出されたリリティアは、それをきっかけに『救い主』である彼女に依存するようになってしまったのではないかと。失った両親の代わりを欲して。
(だから団長は彼女を同行させるのかな)
ブレイブは自分達より人間に対する理解が深い。少なくとも、なんの考えも無く行ったわけではないはず。
「では、行って来る」
「はい」
「またねー」
闇夜の中、上官と少女と二人を乗せた馬は去って行った。時折振り返って手を振る少女の姿には奇妙な誘引力があり、なかなか目を離すことができない。
それでも、やがて天士の視力をもってしても見えないほど遠くへ二人は行ってしまった。
アルバトロスは改めて願う。天を見上げ、そこにいるはずの主に。
どうか、彼女達に幸多かれ。
直後、団長執務室でエアーズが報告する
「アルバトロスから『二人は旅立った』との報せが」
「そうか」
椅子の上で姿勢を変えるブレイブ。アイズとリリティアがいるはずの西の方角を壁越しに見つめ、続けて呟く。
「キッカーと一緒に追跡しろ、何かあったら助けてやれ」
「はい」
「ただし、ギリギリまで手を出すな。今回の旅であの子の正体を見極められるかもしれん」
「……やはり、まだお疑いに」
「当然だ」
前回倒したアイリスは自在にその姿を変化させていた、質量までも変化させてだ。ならばつまり普通の人間に化けることも可能。実際クラリオの外で彼女達の追跡と討伐を続けている別働隊からも見た目は全く普通の子供だったという報告を受けている。
彼女達は牙を剥くその瞬間までどこにでもいる少女。少なくとも見かけ上はそうあることが可能。なら、たったの一ヶ月でリリティアの正体を見極めたと考えるのは早計だろう。
「何故、彼女だった? この街を襲ったアイリスは、どうしてあの子を人質にした?」
「それは……」
エアーズにもわからない。ブレイブは以前こう推察していた。あのアイリスは舞台を作って脚本を書き、自らもその劇の演者になって演じていただけではないかと。魔獣の襲撃で両親を喪い心に深い傷を負ったリリティアは彼女の求めるヒロイン像に当て嵌まっていた。だから人質に取られた。
だが憶測は憶測、真実だとは限らない。アイリスは他にもいたという事実が明らかになったことでさらに確信が揺らいだ。
あの事件には、いや帝国の侵攻か、あるいはそれ以前から始まっていた一連の事柄にはおそらくまだ明かされていない秘密がある。それを解き明かして根本的な問題を解決しない限り、地上での天遣騎士団の任務は終わらない。
一ヶ月もの間、アイズに監視を続けさせた。それでもなお少女は尻尾を出さない。そもそも秘密など無いのかもしれない。彼女は本当に潔白で、ただの可哀想な娘なのでは? そんな疑念はブレイブも抱いている。
それでも、彼の中の何かが訴えてくる。あの少女から目を離すなと。
「俺にもお前にも、そしてアイズにもわからん。なら揺さぶりをかけてみるまでだ」
「だから二人を一緒に?」
「この『檻』から出た彼女がどう動くのかを見たい。それにアイズの方もな」
「副長が何か?」
「まだ大して成果が出てないだろう。人間の子と共同生活させれば少しは人当たりが良くなるかと思ったのにな、ったく」
なるほどと納得したエアーズは、しかしアイズの名誉のため反論する。
「でも、少しずつ変わってきていますよ」
「そうか? とてもそうは見えんが」
「本当です。たまにですけれど、表情や声が柔らかくなります」
「ほう……よく見てるようだな」
「そんなことは」
指摘され、なんだか気恥ずかしくなって来た彼は誤魔化すために敬礼した。
「では、これより副長とリリティアの追跡に入ります」
「もう少し後でも構わん、行き先はわかってるんだ。それより、お前がアイズをよく観察している理由について話を――」
「失礼します!」
エアーズは足早に部屋から出て階段を駆け降りて行く。残されたブレイブはその慌ただしい足音に苦笑し、自分の仕事を再開するのだった。
「からかいすぎた」
「わー、すごい! 高い!」
「静かにして、見つかるよ」
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ちなみにこの力、サウザンドの『鏡』とは逆に生物にのみ効果を発揮する。他者に使った場合も操作はアルバトロスが行うので、慣れないうちはよく建物などにぶつけてしまっていた。だからか彼の能力で飛ぼうとする仲間は少ない。
滅多に無い出番が来たと喜んでいたものの、まさかこんなルール違反をさせられるとは。しかし人間と天士の間で結ばれた協定より団長命令の方が彼等には重い。アイズ同様、彼も逆らうことはできなかった。
「ほら、そろそろ壁を越える。壁の上には兵士がいるよ」
「はーい」
素直に口を閉ざすリリティア。一ヶ月前から城内で暮らしているこの人間の子供の存在は知っていたし、以前にも何度か話しかけられたことがある。しかし今日ほど彼女について不思議に思ったことは無い。
(落ちたら即死する高さなのに全く怖がらない。人間の子供は普通こうなんだろうか?)
彼女には魔獣化、あるいは『アイリス』ではないかという疑いがかかっている。だから普通ではないと感じた場合、その疑いを強めることとなるのだ。
とはいえ、それがわからないほど幼いようにも見えない。だとすると不自然な言動は避けるはずなので、これは素で肝っ玉が据わってるだけとも考えられる。
(人間も色々いるし、こういう子がいてもおかしくないか)
そう思った彼は兵士に見つからないよう慎重に壁の上を越え、十分にクラリオから離れた後に森の中へ降下して行った。
すると、そこには先に街を出たアイズが待っていた。専用の黒馬ウルジンの背に跨ったままこ二人を見上げる。
「副長、連れて来ました」
「ご苦労」
「その声、アイズ?」
灯り一つ無い森の中なので人間の少女には何も見えていない。全てを見通す両目を持つアイズは当然として、このくらいの闇夜ならアルバトロスにも色の無い景色が見えているのだが。ブレイブいわく、人間には捉えられない波長の光を天士は視認できるらしい。
「乗れ」
少女に対しては労いや心配など何も無く、さっさと自分の後ろに跨れと促すアイズ。とはいえ何も見えてないのだからリリティアは戸惑った。アルバトロスは嘆息して彼女を再び抱き上げ、荷物ごとアイズの後ろに乗せてやる。
「ありがとう」
「どういたしまして」
今度は微笑み、目を細める彼。辛い目に遭い、ずっと閉じ込められていた少女。この旅がそんな彼女にとって少しでも救いになればと無意識のうちに願う。彼は普段、哨戒任務でクラリオの上空を飛び回っているのだ。そして大人達を手伝い忙しそうに働く子供や、逆に家から出してもらえず退屈そうな子供の姿をよく見る。だからかもしれない。
「これアイズ?」
「そうだ」
「腰に掴まるね」
「そうしろ」
触れたことでようやくアイズの存在を確かめ、満足そうに抱き着くリリティア。やはり不思議な光景だとアルバトロスは思う。アイズはこの少女に対し冷淡な態度を貫いているのに、どうしてか少女の方は懐いている。
(メイディの言う通りかもしれない)
前回の事件で半減した医療従事者。その手伝いをしている仲間が言っていた。アイリスに囚われ人質となり、たまたまアイズの手で救出されたリリティアは、それをきっかけに『救い主』である彼女に依存するようになってしまったのではないかと。失った両親の代わりを欲して。
(だから団長は彼女を同行させるのかな)
ブレイブは自分達より人間に対する理解が深い。少なくとも、なんの考えも無く行ったわけではないはず。
「では、行って来る」
「はい」
「またねー」
闇夜の中、上官と少女と二人を乗せた馬は去って行った。時折振り返って手を振る少女の姿には奇妙な誘引力があり、なかなか目を離すことができない。
それでも、やがて天士の視力をもってしても見えないほど遠くへ二人は行ってしまった。
アルバトロスは改めて願う。天を見上げ、そこにいるはずの主に。
どうか、彼女達に幸多かれ。
直後、団長執務室でエアーズが報告する
「アルバトロスから『二人は旅立った』との報せが」
「そうか」
椅子の上で姿勢を変えるブレイブ。アイズとリリティアがいるはずの西の方角を壁越しに見つめ、続けて呟く。
「キッカーと一緒に追跡しろ、何かあったら助けてやれ」
「はい」
「ただし、ギリギリまで手を出すな。今回の旅であの子の正体を見極められるかもしれん」
「……やはり、まだお疑いに」
「当然だ」
前回倒したアイリスは自在にその姿を変化させていた、質量までも変化させてだ。ならばつまり普通の人間に化けることも可能。実際クラリオの外で彼女達の追跡と討伐を続けている別働隊からも見た目は全く普通の子供だったという報告を受けている。
彼女達は牙を剥くその瞬間までどこにでもいる少女。少なくとも見かけ上はそうあることが可能。なら、たったの一ヶ月でリリティアの正体を見極めたと考えるのは早計だろう。
「何故、彼女だった? この街を襲ったアイリスは、どうしてあの子を人質にした?」
「それは……」
エアーズにもわからない。ブレイブは以前こう推察していた。あのアイリスは舞台を作って脚本を書き、自らもその劇の演者になって演じていただけではないかと。魔獣の襲撃で両親を喪い心に深い傷を負ったリリティアは彼女の求めるヒロイン像に当て嵌まっていた。だから人質に取られた。
だが憶測は憶測、真実だとは限らない。アイリスは他にもいたという事実が明らかになったことでさらに確信が揺らいだ。
あの事件には、いや帝国の侵攻か、あるいはそれ以前から始まっていた一連の事柄にはおそらくまだ明かされていない秘密がある。それを解き明かして根本的な問題を解決しない限り、地上での天遣騎士団の任務は終わらない。
一ヶ月もの間、アイズに監視を続けさせた。それでもなお少女は尻尾を出さない。そもそも秘密など無いのかもしれない。彼女は本当に潔白で、ただの可哀想な娘なのでは? そんな疑念はブレイブも抱いている。
それでも、彼の中の何かが訴えてくる。あの少女から目を離すなと。
「俺にもお前にも、そしてアイズにもわからん。なら揺さぶりをかけてみるまでだ」
「だから二人を一緒に?」
「この『檻』から出た彼女がどう動くのかを見たい。それにアイズの方もな」
「副長が何か?」
「まだ大して成果が出てないだろう。人間の子と共同生活させれば少しは人当たりが良くなるかと思ったのにな、ったく」
なるほどと納得したエアーズは、しかしアイズの名誉のため反論する。
「でも、少しずつ変わってきていますよ」
「そうか? とてもそうは見えんが」
「本当です。たまにですけれど、表情や声が柔らかくなります」
「ほう……よく見てるようだな」
「そんなことは」
指摘され、なんだか気恥ずかしくなって来た彼は誤魔化すために敬礼した。
「では、これより副長とリリティアの追跡に入ります」
「もう少し後でも構わん、行き先はわかってるんだ。それより、お前がアイズをよく観察している理由について話を――」
「失礼します!」
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