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運命とは

SIDE ギルデガルド

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チクショー 気にくわねえ

公正にくじで決めた順番だが 俺の番と他の奴がやってるのを見てるのは 思った以上にキツイな

正直な話 俺だけのものにしたいし 百合愛の肌は 俺だけが知っていたかった

まぁ 召喚の時の4本の光を見た時点で それは無理なのだろうとは うすうす感じてはいたが

ただ 俺の前に 2人がしているのを見て 百合愛の中に 俺のを全部入れるのは無理そうだと気付けた

何で 判ったかは 見たくて見た訳ではないとだけ言っておこう

悔しい事に 百合愛の事を思えば 俺は一番ではなくて良かったのかもしれない

種族的なものなのだろう

俺のは太すぎるし長すぎる

解しても 初めての百合愛に挿れるのは 酷すぎるだろう

だから 3番目くらいで 丁度良かったのかもしれない

決して 負け惜しみではないぞ

本心では 俺が初めてを 貰いたかったのは確かだったけれどな だがそれは 皆それぞれ 同じ様に思っている 当たり前の事だろ


俺の順番になって 後ろから 百合愛になるべく負担にならないだろう角度でゆっくりと挿入した


入れる前に ちらっと俺のを見て怖がってクレメンテに縋り付かれたのは 解ってはいるが ちょっとショックだった

それでも 百合愛と繋がりたいのだから 止めてあげられない

極力痛みを与えないよう ローションを過剰ぎみに纏わせた


やはり全部は入らなかった それでも 一つになれた悦びをかみ締めていた

「ごめんなさい これ以上は・・・ いっぱい いっぱい なの」

振り向いて 謝ってきた

目尻にどんどん溜まって行く涙を 唇で吸い取り 謝らなくていいと 愛していると伝え ゆっくりと前後に揺すった

ゆるゆると 百合愛の様子を見ながら ゆっくりと俺の形に慣らして行く

中からの刺激だけでイッたのを見て 俺の方も我慢がきかなくなり 最奥に当たらない様 気を付けながらも素早く腰を動かし スパートをかけようとしたが 百合愛が上半身を捻り 片手を俺へと伸ばしながら

「ギ・・ルッ ・・・前からっ ・お願が い 」

などと言われたら きかない訳にはいくまい

クレメンテに避けてもらい 百合愛をうつ伏せにさせた後 片足を持ち上げ くるっと仰向けにした

両腕を差し出してきたから 身体を傾けて近付いたら もっと近くにとでも言うかの様に 首の後ろに手を絡ませ
顔を引き寄せられ そして 唇が重なった

・・・百合愛からそれをしてきたのは 初めてだった

嬉しいのに 苦しい

俺は かなり自制をしているんだ

煽らないでくれ
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