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運命とは

初夜

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シャルドネードや他の3人も上着を脱いで ベッド脇のコートスタンドに引っ掛けてから 乗って来た

手の甲や頬にキスをしながら 幸せにすると口々に伝えられた

ちょっと 待って 一人ずつじゃないの?

お願いしたいのに シャルドネードに抱き締められながら 深く口付けられていて言葉に出来ない

「ちょっ・・・・んっ・・まっ・・・はぁ・・・・あっ・んんっ」

間を空けようと胸に手を突いて押そうとしてもあまり力が入らない

んっ

後ろに座って私の腰に腕を回していたギルデガルドが背中にキスをしてきて それが徐々に下に・・・

腰まで下りてきた唇で いつのまにか背中のボタンが全て外されている事に気付いた

アイゼンやクレメンテから 綺麗だ 可愛いと至る所にキスをされながら 少しずつ ドレスを脱がされてゆく

フィンガーレスグローブも手から引き抜かれ 髪飾りも解かれてゆき 指輪や腕輪 ピアスやカフ以外全てを 外されていった

皆はまだ上着を脱いだだけの状態の中 一人裸にされてゆく事に 頬が赤く染まってゆく

ドレスを腰から引き抜く際 身体をギルデガルドに凭れかけさせられ シャルドネードの唇が離れた

「はぁ はぁ っ・・・お願い・はぁ・・・一人ずつにして・・欲しい・・・」

やっと キスから解放され 軽く息を整えながら 心の底から お願いしたのに

ア「他の部屋で指を咥えて順番を待てというのか?」

えっ?

ク「初夜なのに部屋から追い出すのですか?」

うっ

ギ「心配するな 入れるのは 一人ずつだ」

あっ 当たり前だ~

シ「諦めろ」

・・・

視界がぼやける

もう涙目だ

知ってるよね?

「私 初めてなんだよ・・・」
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