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ローガレン龍国 龍王 ギルデガルド
落盤事故2
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土砂を収納しながら周囲固めを忘れずにしていった
程なくして 土砂の中からテントが出てきた
別々のテントの中から三人発見できた
これで 全員かな
それにしても この三人かなり酒臭いよね
爪が剥がれかけていた さっきの調査員二人に 話を聞いた
「夜に ミスリル鉱脈発見の確証が持てたけど 危険だから 報告は明るくなってから行けばいいってなって とりあえず目出度いから宴会になったんだ ドグザン達三人は 特に機嫌よく酒がすすんでいて 地震があった時には酔いつぶれていて 起きられなかったんだ」
「気付いたやつから とっとと外に逃げろってなって 俺達はぎりぎりまで 三人を起こそうと揺すっていたんだが 遠くで崩れる音がしだしたから 慌ててテントから離れたんだ」
「俺達は運よく潰されないですんだが 他の皆はどうなったか 距離からいって 外まで行けてないように思う」
「貴方達二人以外は 埋まっていたので窒息しそうでしたけど間に合いました 無傷だったので 外に運んで横に寝かせています」
「生きているのか そうか 良かった・・・」
「ドグサン達も 他の人達と同じ症状です 通路とか補強しているので 今は ここでも安全ですが とりあえず一旦 外に運び出しましょう 気分的にその方が良いでしょう?」
「はいっ 助けに来てくれて 助けてくれてありがとうございました」
涙ぐみながら 深くお辞儀をされた
「こういう時は助け合うのが当たり前の事だし 気にしないでっ 助かった事を喜び合いましょう」
「それでも こんな危険な場所にまで来てくれて・・・」
「貴方達だって 自分達が助かる為 出口に向かって土砂を取り除くのではなく ドグザン達を救おうと 爪が剥がれそうになってるのに 必死に掘っていたじゃない ギリギリまで側にいて起こそうとしていたから こんな奥の方にいるのだし 凄いと思う」
「私は魔法が上手に使えるから 簡単に救助ができただけ ドグサン達は貴方達二人に対して 一番に感謝するべきね」
全員 外に出たら はじめの方に救助した人達は 体調が良くなった様で起き上がっていた
ドグサン達を横に寝かせると 集まって来て口々に喜びと感謝の言葉を伝えてきた
皆 泥だらけだったから まとめて「清浄化」し 汚れを落とした
ギルデガルドと私達と意識がある人達とで 早急に安全対策について 話し合った
・ 土魔法できちんと周りの通路を固めながら進める
・ もしもの時の為に 土魔法が出来る人は安全な場所から魔法を使う
・ 中で酒を飲まない 特に重要!
・ 寝る時は面倒でも外に出てきて寝る
寝台列車を一両コピーして提供した
まわりに結界を張ったから 魔物や地震がきても これで 安心して眠っていられるでしょう
そうこうしている内に ドグサン達の意識が戻ったので 何が起こったのかの説明と 今後の安全対策について説明した
もちろん 調査員二人ゼフとカークが 三人を救おうと 必死に頑張っていた事も伝えた
がっちり抱き締めて感謝していた どうやら酒や食事を奢ると 約束しているようだ
・・・酒はほどほどにね
程なくして 土砂の中からテントが出てきた
別々のテントの中から三人発見できた
これで 全員かな
それにしても この三人かなり酒臭いよね
爪が剥がれかけていた さっきの調査員二人に 話を聞いた
「夜に ミスリル鉱脈発見の確証が持てたけど 危険だから 報告は明るくなってから行けばいいってなって とりあえず目出度いから宴会になったんだ ドグザン達三人は 特に機嫌よく酒がすすんでいて 地震があった時には酔いつぶれていて 起きられなかったんだ」
「気付いたやつから とっとと外に逃げろってなって 俺達はぎりぎりまで 三人を起こそうと揺すっていたんだが 遠くで崩れる音がしだしたから 慌ててテントから離れたんだ」
「俺達は運よく潰されないですんだが 他の皆はどうなったか 距離からいって 外まで行けてないように思う」
「貴方達二人以外は 埋まっていたので窒息しそうでしたけど間に合いました 無傷だったので 外に運んで横に寝かせています」
「生きているのか そうか 良かった・・・」
「ドグサン達も 他の人達と同じ症状です 通路とか補強しているので 今は ここでも安全ですが とりあえず一旦 外に運び出しましょう 気分的にその方が良いでしょう?」
「はいっ 助けに来てくれて 助けてくれてありがとうございました」
涙ぐみながら 深くお辞儀をされた
「こういう時は助け合うのが当たり前の事だし 気にしないでっ 助かった事を喜び合いましょう」
「それでも こんな危険な場所にまで来てくれて・・・」
「貴方達だって 自分達が助かる為 出口に向かって土砂を取り除くのではなく ドグザン達を救おうと 爪が剥がれそうになってるのに 必死に掘っていたじゃない ギリギリまで側にいて起こそうとしていたから こんな奥の方にいるのだし 凄いと思う」
「私は魔法が上手に使えるから 簡単に救助ができただけ ドグサン達は貴方達二人に対して 一番に感謝するべきね」
全員 外に出たら はじめの方に救助した人達は 体調が良くなった様で起き上がっていた
ドグサン達を横に寝かせると 集まって来て口々に喜びと感謝の言葉を伝えてきた
皆 泥だらけだったから まとめて「清浄化」し 汚れを落とした
ギルデガルドと私達と意識がある人達とで 早急に安全対策について 話し合った
・ 土魔法できちんと周りの通路を固めながら進める
・ もしもの時の為に 土魔法が出来る人は安全な場所から魔法を使う
・ 中で酒を飲まない 特に重要!
・ 寝る時は面倒でも外に出てきて寝る
寝台列車を一両コピーして提供した
まわりに結界を張ったから 魔物や地震がきても これで 安心して眠っていられるでしょう
そうこうしている内に ドグサン達の意識が戻ったので 何が起こったのかの説明と 今後の安全対策について説明した
もちろん 調査員二人ゼフとカークが 三人を救おうと 必死に頑張っていた事も伝えた
がっちり抱き締めて感謝していた どうやら酒や食事を奢ると 約束しているようだ
・・・酒はほどほどにね
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