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ローガレン龍国 龍王 ギルデガルド

龍国 王城

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龍国に入って4日

道中 途中から 何故かむきになって 魔獣を狩り出した 護衛騎士達

どうやら プライドを刺激したらしい

飛沫だけに手柄を取られたくないとか?

何もしないで 付いて来るだけは嫌だったとか?

近隣の魔獣を 狩り尽くす勢いなんだけど

まぁ いっか 楽しそうだし~

私も暇だったから 時々 参戦してみたり 龍国の騎士達 吃驚してたな~

眼 見開いてたんだよね(笑 笑)

そんな こんなで 王城が見えて 一安心 やっと着いたよ~

遠かった

魔国を抜けるまでが 特に遠かった

ガッレシニア王国を 三分の二位 覆うように細長い国だったからね

で 龍国は その先 残る三分の一位を覆いながら 海沿いも含めて 台形の形をしていた

半分以上は山岳地帯だったけどね

平地もあるには ある

でも 道を含めて幅 約35mは整地されているが それ以外 ほぼ森林

所々 道沿いに 森林を切り開いて 街や村を造っている様な感じかな

農業をしている感じがしないから 何食べているのか聞いたら 森の獣や魔獣 果実や野草との事

ある程度の年齢になると 一人で森に入って自分の身を守りながら それらをとって来るらしい

男女関係無く

・・・Oh ワイルド

( 穀物も食べるけど 完全にガッレシニアからの輸入頼りだった )

じゃあ 女性騎士もいるのかと思って聞いてみたら それはいないらしい

ただ侍女兼護衛として 主を守れる様に鍛えているらしい

うちの専属メイドみたいなものね

龍人は基本 男女共に戦闘民族らしい

でも他の種族の女性はそうではない

だから 百合愛やマリーナ達が 普通に魔獣を倒している所を見て 驚いたらしい

完全に 護る対象だと思っていたのに 強かったからだって

でっ 折角来たのに 存在意義が・・・という事で競うように 狩り出したらしい

いろいろ 道中を思い出している内に どうやら城門前に 着いたようだ

ギルデガルドはじめ 大勢で 出迎えてくれた

よく来てくれたといいながら 強く抱き締められた後 デートの時の様に 肩を抱いて 優しく促がしながら 龍国での私の部屋へと 案内してくれた

薄いピンクの 可愛らしい家具で 統一されていて なんか龍国のイメージと合っていないな~

と思っていたら 私に合わせて 作らせた物だと 侍女がそっと 教えてくれた

確かに ソファーの高さも 私には丁度よい高さで 座りやすかった

ただ その代わり 他の人には低すぎて 使い心地は悪そうって言ったら 私の部屋だから 私が寛げるのが一番良いと 微笑みながら こめかみに KISSされた

ローテーブルとソファーの間で ギルデガルドの長い脚が とても窮屈そうだったけどね

私の事を考えて 家具を用意してくれていて とても嬉しかった

・・・でも どうやって 私のぴったりなサイズが判ったんだろう

背凭れの高さ 座面の幅 測ったかのように ぴったりなんだよね~


百合愛は知らなかった

百合愛の体の 詳細なデータが 各国に流出されている事を

だから 行った先々で ぴったりサイズの下着まで 用意できているのである

もう 最後の国だからと思って 下着を用意してくれた侍女に どうしてぴったりなのか確認したら ガッレシニア王国に問い合わせて 事前に教えて貰い 用意したと・・・

えっ 途中で太っていたら どうしたの?

体形が崩れていなくて 本当に良かった

どれだけの人が 私の体形を知っているか判らないけど 恥ずかしい

・・・とにかく お腹周りの肉 引き締めておこう

腹筋運動か?

腹筋運動すればOKか?
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