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ルーレシア魔国 魔王 シャルドネード

マリーナの基準

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シャルドネードの体温に包まれているうちに いつの間にか眠りについたようだ

 「百合愛様は眠られてしまいましたか? 申し訳ないのですが お部屋まで運んで頂けますでしょうか?」

 「今日は いっしょの寝台で眠りたい」

 「婚姻を結んでいる訳ではないので そういう訳にはまいりません」

 「今夜は手を出さないと誓おう」

 「朝方も駄目です」

チッ

 「もちろん 手は出さない」

じと~

 「では 誓約をお願い致します 問題ないですよね」

チッ

 「・・・・・・問題ない ゼイン 羊皮紙と羽ペンを持って来い」

 「はい ただいま持って参ります (残念でしたね お労しい)」



ちなみに 今回もちゃっかり 湯浴みの手伝いをした シャルドネードだった


* マリーナの判断基準は 完全に二人きりに なるか ならないかだった

入浴補助は マリーナが主に 百合愛のメンテナンスをするし 共にいる

相手の行動は 側で監視できるので 問題ないと判断していた


いやっ おかしいだろ!!大問題だよ!! By 百合愛
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