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ルーレシア魔国 魔王 シャルドネード
出立前日
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ぎりぎりで どうにか 解決の目処がたって良かった・・・
「明日には龍国へ向けて この国を出る事になる 今日は一日 共に過ごして欲しい」
と言われ 今 シャルドネードと朝食を摂っている
・・・何故か 膝の上で あ~んと食べさせあっている
折角 魔国に来たのに なかなか二人だけの時間が 取れなかったから らしいが メイドや侍従 騎士達が壁際に控えているので 完全な二人きりになれる訳がない + 今の状況 = めちゃくちゃ 恥ずかしい
周囲からの生温い視線を浴び続ける私達
全く気にしていないシャルドネード
私は 気にする日本人なんです
こんな苦行が 後二回 明日の朝もなら さらに プラス一回
誰か HELP ME
血が昇って 乙女にあるまじき 鼻血が出そう
食後は飛沫を召喚して 散歩しながら 岩山にいる魔獣を狩りにいった
マリーナや専属メイド 護衛騎士達も連れてね
折角だから 景品つき 狩り魔獣競争~ を開催しよう
飛沫も含めて 上位3名に回復魔法付与付き 地球産アクセサリーをプレゼントしよう
12刻には ここに戻るように 何か問題があったら 空に向かって何でもいいから 魔法を放つようにしてね
では 怪我しないように気をつけてね~
よ~い 始め!!
さすがに 私とシャルドネードが レースに参加すると可哀相だから 適当に 二人で散歩しながら 気楽に狩りをした
お昼になり 戻った場所で見たのは 勝ち誇る専属メイド達と 項垂れる護衛騎士達だった
・・・OH~ マリーナ達 勝っちゃったのね~
ま~ 勝負とは非情なもの
しょうがないね
悔しければ 次に勝つ為 足掻くしかないね~
上位3名に 前へ出てもらって 指輪 ネックレス ブローチ等 複写済み地球産アクセサリーを何点か出し その中から 好きな物を選んでもらい「回復」と「使用者固定」を付加し渡した
ちなみに 飛沫は3位で 耳につけるカフスを選んだので 付けてあげた
お昼はピクニック感覚で ブルーシートを敷き サンドイッチや 簡単に摘まめるオードブルを 皆で食べ 午後からは せっかくだから 所々で 日本の遊びをしながら 帰城した
夕食を食べた後 そのまま抱え上げられ ソファへ移動
どっちも膝の上
いろいろ捨てさせて頂きました・・・マナー とか 抵抗 とか 羞恥心 とかとか
シャルドネードに ひたすらKISSを され続けている ナウ
優しく耳元で語りかけられながら ちょっと苦しいくらい 抱き締められている
唇だけでなく 頬やこめかみ 瞼や耳元 首筋まで
少し話しては いたる所に KISSを落とすの繰り返し
捨てたはずの羞恥心が 戻って来て 顔から火が出そうな程 熱くなる
話す内容も《離れたくない 側にいて欲しい 私だけを見てくれ 離れている間辛すぎる》なんだもの・・・
・・・ちょっと きゅんときた
「明日には龍国へ向けて この国を出る事になる 今日は一日 共に過ごして欲しい」
と言われ 今 シャルドネードと朝食を摂っている
・・・何故か 膝の上で あ~んと食べさせあっている
折角 魔国に来たのに なかなか二人だけの時間が 取れなかったから らしいが メイドや侍従 騎士達が壁際に控えているので 完全な二人きりになれる訳がない + 今の状況 = めちゃくちゃ 恥ずかしい
周囲からの生温い視線を浴び続ける私達
全く気にしていないシャルドネード
私は 気にする日本人なんです
こんな苦行が 後二回 明日の朝もなら さらに プラス一回
誰か HELP ME
血が昇って 乙女にあるまじき 鼻血が出そう
食後は飛沫を召喚して 散歩しながら 岩山にいる魔獣を狩りにいった
マリーナや専属メイド 護衛騎士達も連れてね
折角だから 景品つき 狩り魔獣競争~ を開催しよう
飛沫も含めて 上位3名に回復魔法付与付き 地球産アクセサリーをプレゼントしよう
12刻には ここに戻るように 何か問題があったら 空に向かって何でもいいから 魔法を放つようにしてね
では 怪我しないように気をつけてね~
よ~い 始め!!
さすがに 私とシャルドネードが レースに参加すると可哀相だから 適当に 二人で散歩しながら 気楽に狩りをした
お昼になり 戻った場所で見たのは 勝ち誇る専属メイド達と 項垂れる護衛騎士達だった
・・・OH~ マリーナ達 勝っちゃったのね~
ま~ 勝負とは非情なもの
しょうがないね
悔しければ 次に勝つ為 足掻くしかないね~
上位3名に 前へ出てもらって 指輪 ネックレス ブローチ等 複写済み地球産アクセサリーを何点か出し その中から 好きな物を選んでもらい「回復」と「使用者固定」を付加し渡した
ちなみに 飛沫は3位で 耳につけるカフスを選んだので 付けてあげた
お昼はピクニック感覚で ブルーシートを敷き サンドイッチや 簡単に摘まめるオードブルを 皆で食べ 午後からは せっかくだから 所々で 日本の遊びをしながら 帰城した
夕食を食べた後 そのまま抱え上げられ ソファへ移動
どっちも膝の上
いろいろ捨てさせて頂きました・・・マナー とか 抵抗 とか 羞恥心 とかとか
シャルドネードに ひたすらKISSを され続けている ナウ
優しく耳元で語りかけられながら ちょっと苦しいくらい 抱き締められている
唇だけでなく 頬やこめかみ 瞼や耳元 首筋まで
少し話しては いたる所に KISSを落とすの繰り返し
捨てたはずの羞恥心が 戻って来て 顔から火が出そうな程 熱くなる
話す内容も《離れたくない 側にいて欲しい 私だけを見てくれ 離れている間辛すぎる》なんだもの・・・
・・・ちょっと きゅんときた
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