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ルーレシア魔国 魔王 シャルドネード
お泊り
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シャルドネードがいるので 本来は族長の屋敷に止まるのが 普通らしいのだが せっかく ここまで来たのだから 私だけでも ご当地の宿に泊まって 現地の料理を食べたい と言ったが 全員から却下された
「異世界 ”初体験 宿泊 IN ドワーフの宿屋” したかったのに~」
実は今まで 街の宿屋にチェックイン した事 ないんだよね~
城 神殿 寝台列車 キャンピングカー とかで寝ていたから 楽しみにしていたのに 特に シャルドネードが 反対していた
一緒に泊まれないからね~
天井が低くて(笑)
さすがに 族長の屋敷は 天井は高かった
いろんな国の要人が 来るからだって
部屋は シャルドネードと隣同士にするように ゼインが手配していた
私の部屋と一緒に 結界で覆って欲しいからだって
別に離れていても 結界かけられるのだけど 離れていると 連絡する時とか いろいろと不便だから お願いしますと ゼインにお願いされた
・・・いや 別に 隣同士に関して 文句言ってないよ
念押しのように お願いされなくても 問題ないのだけど
ちなみに(視界遮断・害意ある者の侵入不可・物理&魔術防御)以外に 許可したもののみ入れるよう 結界に施して欲しいと言われたので 私とシャルドネードの他に ゼインとマリーナのみ入れるようにした
なるべく 少ない方がいいものね
そして その事を知っているのは 私が信頼している 護衛と専属メイド達のみ
扉は開いても 中に入ることは出来ない事と この事に関して他言NG と伝えてある
・・・フフフ 罠とも言う
その方が 愚か者を捕まえやすいからね~
ほら 夜中 合鍵使って 勝手に入ってこようとするとか?(夜這いだね)
きっと シャルドネードの部屋に お客さんが来そうな気が するんだよね~
族長がやたらと 娘を推してきてたからね~
年頃の娘だとか~
どこに出しても 恥ずかしくない 教養とマナーをそなえているとか 何とか~
娘さんもかなり 気合の入った ドレス&化粧で ハートを飛ばしていたし~
シャルドネードの目が引きつっていたけど 族長さん達 気付いていなさそうだったんだよね~
だから 万が一がありそうなんだよね
チャレンジしてくるとみた
でも いくら族長の娘でも 勝手に 魔王の部屋に侵入しちゃ まずいよね~
不敬だし 暗殺を疑って捕縛しても OK なんだよ
で やっぱり こうなるわけね
蔓枷で ぐるぐる巻きになって 加重操作で身動きがとれない 娘さん
一応 マリーナに 蹴飛ばされないように 廊下の端に寄せておいたよ
腐っても 族長の娘だし 牢に入れるにしても ボコボコにするのは NG かな
とりあえず 起きてきたゼインに 教養もマナーも出来ていないようですね と 親子両方 説教された後 城の地下牢に 連行させていった
短期間で 地下牢 大活躍 満杯になってないかい?
で いなくなった 族長の席は 嫡男が継いだようだ
「ときどき 勘違いした 愚か者が 身の程知らずにも 侵入しようとして来るのですが 百合愛様のおかげで 捕まえる事ができてよかったです ありがとう ございました」
「どういたしまして」
「・・・百合愛様が 魔王様とご一緒になられて下されば その様な輩を寄せ付けなくていいのですが・・・(チラッ)」
「百合愛 ありがとう 昨日の夜は 安心して眠る事ができたよ」
私の腰を引き寄せ ふんわりと 抱き締めながらいってきた
いつもはどうしているのだろうか?
「お城のシャルドネードの部屋にも 結界を張っておく?」
「ああ ありがとう そうしてくれると助かる 百合愛の結界なら 誰にも解除する事が 出来ないだろうからな 百合愛とゼインだけ 入れるようにしておいてくれ」
「ええ いつもは夜どうしているの? 扉に近衛をつけているの?」
「ああ ただ近衛の身分より上の者で権力を笠にとか 金品を握らせ 無理に押し通ろうとする者も ときどき現れるからな 人選には気をつけてはいるが・・・」
「大変なのね・・・」
「百合愛が伴侶となって側にいてくれれば その様な事もなくなるのだが・・・本音を言えば 龍国になど行かず このまま共にいて欲しい 私以外の者といると思うだけで 胸を掻き毟りたくなるような苦しみで 眠れない 愛している・・・私を 愛して欲しい」
心の底から 求められているのが解る
泣きたくなる様な声・・・
でも 今 答えを出すのはフェアじゃないよね
龍国にも一月行かなきゃ・・・
絡めとるような
狂おしいと伝えるような
長い KISS をされた
「異世界 ”初体験 宿泊 IN ドワーフの宿屋” したかったのに~」
実は今まで 街の宿屋にチェックイン した事 ないんだよね~
城 神殿 寝台列車 キャンピングカー とかで寝ていたから 楽しみにしていたのに 特に シャルドネードが 反対していた
一緒に泊まれないからね~
天井が低くて(笑)
さすがに 族長の屋敷は 天井は高かった
いろんな国の要人が 来るからだって
部屋は シャルドネードと隣同士にするように ゼインが手配していた
私の部屋と一緒に 結界で覆って欲しいからだって
別に離れていても 結界かけられるのだけど 離れていると 連絡する時とか いろいろと不便だから お願いしますと ゼインにお願いされた
・・・いや 別に 隣同士に関して 文句言ってないよ
念押しのように お願いされなくても 問題ないのだけど
ちなみに(視界遮断・害意ある者の侵入不可・物理&魔術防御)以外に 許可したもののみ入れるよう 結界に施して欲しいと言われたので 私とシャルドネードの他に ゼインとマリーナのみ入れるようにした
なるべく 少ない方がいいものね
そして その事を知っているのは 私が信頼している 護衛と専属メイド達のみ
扉は開いても 中に入ることは出来ない事と この事に関して他言NG と伝えてある
・・・フフフ 罠とも言う
その方が 愚か者を捕まえやすいからね~
ほら 夜中 合鍵使って 勝手に入ってこようとするとか?(夜這いだね)
きっと シャルドネードの部屋に お客さんが来そうな気が するんだよね~
族長がやたらと 娘を推してきてたからね~
年頃の娘だとか~
どこに出しても 恥ずかしくない 教養とマナーをそなえているとか 何とか~
娘さんもかなり 気合の入った ドレス&化粧で ハートを飛ばしていたし~
シャルドネードの目が引きつっていたけど 族長さん達 気付いていなさそうだったんだよね~
だから 万が一がありそうなんだよね
チャレンジしてくるとみた
でも いくら族長の娘でも 勝手に 魔王の部屋に侵入しちゃ まずいよね~
不敬だし 暗殺を疑って捕縛しても OK なんだよ
で やっぱり こうなるわけね
蔓枷で ぐるぐる巻きになって 加重操作で身動きがとれない 娘さん
一応 マリーナに 蹴飛ばされないように 廊下の端に寄せておいたよ
腐っても 族長の娘だし 牢に入れるにしても ボコボコにするのは NG かな
とりあえず 起きてきたゼインに 教養もマナーも出来ていないようですね と 親子両方 説教された後 城の地下牢に 連行させていった
短期間で 地下牢 大活躍 満杯になってないかい?
で いなくなった 族長の席は 嫡男が継いだようだ
「ときどき 勘違いした 愚か者が 身の程知らずにも 侵入しようとして来るのですが 百合愛様のおかげで 捕まえる事ができてよかったです ありがとう ございました」
「どういたしまして」
「・・・百合愛様が 魔王様とご一緒になられて下されば その様な輩を寄せ付けなくていいのですが・・・(チラッ)」
「百合愛 ありがとう 昨日の夜は 安心して眠る事ができたよ」
私の腰を引き寄せ ふんわりと 抱き締めながらいってきた
いつもはどうしているのだろうか?
「お城のシャルドネードの部屋にも 結界を張っておく?」
「ああ ありがとう そうしてくれると助かる 百合愛の結界なら 誰にも解除する事が 出来ないだろうからな 百合愛とゼインだけ 入れるようにしておいてくれ」
「ええ いつもは夜どうしているの? 扉に近衛をつけているの?」
「ああ ただ近衛の身分より上の者で権力を笠にとか 金品を握らせ 無理に押し通ろうとする者も ときどき現れるからな 人選には気をつけてはいるが・・・」
「大変なのね・・・」
「百合愛が伴侶となって側にいてくれれば その様な事もなくなるのだが・・・本音を言えば 龍国になど行かず このまま共にいて欲しい 私以外の者といると思うだけで 胸を掻き毟りたくなるような苦しみで 眠れない 愛している・・・私を 愛して欲しい」
心の底から 求められているのが解る
泣きたくなる様な声・・・
でも 今 答えを出すのはフェアじゃないよね
龍国にも一月行かなきゃ・・・
絡めとるような
狂おしいと伝えるような
長い KISS をされた
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