75 / 189
ルーレシア魔国 魔王 シャルドネード
メイド
しおりを挟む
爽やかな朝だ
メイド達が 睨み合っていなければだけど
マリーナは 候補生達から 専属メイドへのランクアップを ギリOKにしていたのにもかかわらず 相変わらず 私の世話を全部しようとしている
新専属メイド達が シフトに入っているにもかかわらず 私の世話をやらせてもらえず 早い者勝ちと言わんばかりに 仕事を奪おうと 隙を狙い 予定より早くやってきた
昨日 新たにつけてもらったメイド達が 初めて 私の世話をするのに 余裕を持って部屋へ来た所で かち合ったようだ
誰が 私を起こしに行き 世話をするかで 三つ巴の睨み合いに なっているらしい
それぞれが 自分たちの正当性を主張して 引く様子がない
これ 実力行使に出たら 圧倒的な力でマリーナに軍配が上がるな
魔国のメイド達 鑑定で見てみたが 新専属メイド達の 半分くらいの力しかないし
そんな専属メイドより さらに 倍でドンなレベルのマリーナ
力の差を理解しているメイド達は その土俵にあがる気すらないようだ
何で 私が 実況見分のような事をしているのかと言うと 不穏な空気に 自然と目覚めた私は 気配遮断と無音を使い 一部始終 ドアの隙間から その様子を眺めていたから
これ 念願の 自分の事は自分でできるもん を発動できるのでは?
清浄化魔法をかけたけど 一応 ウエットティッシュを取り出して顔を拭き
収納の中から 好きな下着と服を選んで 着替え
着ていた服は 清浄化をかけて たたんで枕元に置いた
・・・フフフ やってやったぞ~
気合を入れて
よしっ!!
仲裁に行くか!!
扉を開けて おはようと挨拶をすると 険悪な感じなんてないですよと言わんばかりの笑顔で お早うございますと 挨拶し返してくれた
が 目に見えて マリーナがガックリしたのがわかった
・・・そんなに 世話がしたかったのか?
ところで 話し合いで 決まりそうにないよね 担当
仕方ないから 私が割り振った
魔国のメイド・・・服の用意 食に関する準備 各種連絡
マリーナ・・・着替え全般 風呂 マッサージ 付き添い件護衛
専属メイド・・・雑務 髪の手入れ 付き添い件護衛
うん うん これが無難かな?
マリーナ以外に あんまり 裸を見られたくないしね
これで お願いね と言って それぞれに了承してもらった
よくよく考えたら これら全部を 今までマリーナが 一人でしてくれていたのだと思うと 申し訳なくなる
本人の希望とはいえ 仕事 抱えすぎだよね
「マリーナ いつも 感謝しているわ でも 全部をしていたら 過労で倒れてしまうのでは と心配なの 休める時は 休んでね 特に夜は 貴女の後輩達が 頑張ってくれてるから 信用して 任せてあげて 私自身も ちゃんと部屋に 結界を張っておくから 二重に安全よ」
「優しい心遣い ありがとうございます (グス)」
今までの分の感謝も込めて ぎゅってして 背中をトントンした
「ありがとう これからも宜しくね 無理をしない範囲でね・・・」
メイド達が 睨み合っていなければだけど
マリーナは 候補生達から 専属メイドへのランクアップを ギリOKにしていたのにもかかわらず 相変わらず 私の世話を全部しようとしている
新専属メイド達が シフトに入っているにもかかわらず 私の世話をやらせてもらえず 早い者勝ちと言わんばかりに 仕事を奪おうと 隙を狙い 予定より早くやってきた
昨日 新たにつけてもらったメイド達が 初めて 私の世話をするのに 余裕を持って部屋へ来た所で かち合ったようだ
誰が 私を起こしに行き 世話をするかで 三つ巴の睨み合いに なっているらしい
それぞれが 自分たちの正当性を主張して 引く様子がない
これ 実力行使に出たら 圧倒的な力でマリーナに軍配が上がるな
魔国のメイド達 鑑定で見てみたが 新専属メイド達の 半分くらいの力しかないし
そんな専属メイドより さらに 倍でドンなレベルのマリーナ
力の差を理解しているメイド達は その土俵にあがる気すらないようだ
何で 私が 実況見分のような事をしているのかと言うと 不穏な空気に 自然と目覚めた私は 気配遮断と無音を使い 一部始終 ドアの隙間から その様子を眺めていたから
これ 念願の 自分の事は自分でできるもん を発動できるのでは?
清浄化魔法をかけたけど 一応 ウエットティッシュを取り出して顔を拭き
収納の中から 好きな下着と服を選んで 着替え
着ていた服は 清浄化をかけて たたんで枕元に置いた
・・・フフフ やってやったぞ~
気合を入れて
よしっ!!
仲裁に行くか!!
扉を開けて おはようと挨拶をすると 険悪な感じなんてないですよと言わんばかりの笑顔で お早うございますと 挨拶し返してくれた
が 目に見えて マリーナがガックリしたのがわかった
・・・そんなに 世話がしたかったのか?
ところで 話し合いで 決まりそうにないよね 担当
仕方ないから 私が割り振った
魔国のメイド・・・服の用意 食に関する準備 各種連絡
マリーナ・・・着替え全般 風呂 マッサージ 付き添い件護衛
専属メイド・・・雑務 髪の手入れ 付き添い件護衛
うん うん これが無難かな?
マリーナ以外に あんまり 裸を見られたくないしね
これで お願いね と言って それぞれに了承してもらった
よくよく考えたら これら全部を 今までマリーナが 一人でしてくれていたのだと思うと 申し訳なくなる
本人の希望とはいえ 仕事 抱えすぎだよね
「マリーナ いつも 感謝しているわ でも 全部をしていたら 過労で倒れてしまうのでは と心配なの 休める時は 休んでね 特に夜は 貴女の後輩達が 頑張ってくれてるから 信用して 任せてあげて 私自身も ちゃんと部屋に 結界を張っておくから 二重に安全よ」
「優しい心遣い ありがとうございます (グス)」
今までの分の感謝も込めて ぎゅってして 背中をトントンした
「ありがとう これからも宜しくね 無理をしない範囲でね・・・」
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
メルレールの英雄-クオン編-前編
朱璃 翼
ファンタジー
月神を失って3000年ーー魂は巡り蘇る。
失われた月神の魂は再び戻り、世界の危機に覚醒するだろう。
バルスデ王国の最年少騎士団長クオン・メイ・シリウスはある日、不思議な夢を見るようになる。次第に夢は苦しめる存在となりーーーー。
※ノベルアップ+、小説家になろう、カクヨム同時掲載。
離縁された妻ですが、旦那様は本当の力を知らなかったようですね? 魔道具師として自立を目指します!
椿蛍
ファンタジー
【1章】
転生し、目覚めたら、旦那様から離縁されていた。
――そんなことってある?
私が転生したのは、落ちこぼれ魔道具師のサーラ。
彼女は結婚式当日、何者かの罠によって、氷の中に閉じ込められてしまった。
時を止めて眠ること十年。
彼女の魂は消滅し、肉体だけが残っていた。
「どうやって生活していくつもりかな?」
「ご心配なく。手に職を持ち、自立します」
「落ちこぼれの君が手に職? 無理だよ、無理! 現実を見つめたほうがいいよ?」
――後悔するのは、旦那様たちですよ?
【2章】
「もう一度、君を妃に迎えたい」
今まで私が魔道具師として働くのに反対で、散々嫌がらせをしてからの再プロポーズ。
再プロポーズ前にやるのは、信頼関係の再構築、まずは浮気の謝罪からでは……?
――まさか、うまくいくなんて、思ってませんよね?
【3章】
『サーラちゃん、婚約おめでとう!』
私がリアムの婚約者!?
リアムの妃の座を狙う四大公爵家の令嬢が現れ、突然の略奪宣言!
ライバル認定された私。
妃候補ふたたび――十年前と同じような状況になったけれど、犯人はもう一度現れるの?
リアムを貶めるための公爵の罠が、ヴィフレア王国の危機を招いて――
【その他】
※12月25日から3章スタート。初日2話、1日1話更新です。
※イラストは作成者様より、お借りして使用しております。
常世の守り主 ―異説冥界神話談―
双子烏丸
ファンタジー
かつて大切な人を失った青年――。
全てはそれを取り戻すために、全てを捨てて放浪の旅へ。
長い、長い旅で心も体も擦り減らし、もはやかつてとは別人のように成り果ててもなお、自らの願いのためにその身を捧げた。
そして、もはやその旅路が終わりに差し掛かった、その時。……青年が決断する事とは。
——
本編最終話には創音さんから頂いた、イラストを掲載しました!
幼女からスタートした侯爵令嬢は騎士団参謀に溺愛される~神獣は私を選んだようです~
桜もふ
恋愛
家族を事故で亡くしたルルナ・エメルロ侯爵令嬢は男爵家である叔父家族に引き取られたが、何をするにも平手打ちやムチ打ち、物を投げつけられる暴力・暴言の【虐待】だ。衣服も与えて貰えず、食事は食べ残しの少ないスープと一欠片のパンだけだった。私の味方はお兄様の従魔であった女神様の眷属の【マロン】だけだが、そのマロンは私の従魔に。
そして5歳になり、スキル鑑定でゴミ以下のスキルだと判断された私は王宮の広間で大勢の貴族連中に笑われ罵倒の嵐の中、男爵家の叔父夫婦に【侯爵家】を乗っ取られ私は、縁切りされ平民へと堕とされた。
頭空っぽアホ第2王子には婚約破棄された挙句に、国王に【無一文】で国外追放を命じられ、放り出された後、頭を打った衝撃で前世(地球)の記憶が蘇り【賢者】【草集め】【特殊想像生成】のスキルを使い国境を目指すが、ある日たどり着いた街で、優しい人達に出会い。ギルマスの養女になり、私が3人組に誘拐された時に神獣のスオウに再開することに! そして、今日も周りのみんなから溺愛されながら、日銭を稼ぐ為に頑張ります!
エメルロ一族には重大な秘密があり……。
そして、隣国の騎士団参謀(元ローバル国の第1王子)との甘々な恋愛は至福のひとときなのです。ギルマス(パパ)に邪魔されながら楽しい日々を過ごします。
王子様を放送します
竹 美津
ファンタジー
竜樹は32歳、家事が得意な事務職。異世界に転移してギフトの御方という地位を得て、王宮住みの自由業となった。異世界に、元の世界の色々なやり方を伝えるだけでいいんだって。皆が、参考にして、色々やってくれるよ。
異世界でもスマホが使えるのは便利。家族とも連絡とれたよ。スマホを参考に、色々な魔道具を作ってくれるって?
母が亡くなり、放置された平民側妃の子、ニリヤ王子(5歳)と出会い、貴族側妃からのイジメをやめさせる。
よし、魔道具で、TVを作ろう。そしてニリヤ王子を放送して、国民のアイドルにしちゃおう。
何だって?ニリヤ王子にオランネージュ王子とネクター王子の異母兄弟、2人もいるって?まとめて面倒みたろうじゃん。仲良く力を合わせてな!
放送事業と日常のごちゃごちゃしたふれあい。出会い。旅もする予定ですが、まだなかなかそこまで話が到達しません。
ニリヤ王子と兄弟王子、3王子でわちゃわちゃ仲良し。孤児の子供達や、獣人の国ワイルドウルフのアルディ王子、車椅子の貴族エフォール君、視力の弱い貴族のピティエ、プレイヤードなど、友達いっぱいできたよ!
教会の孤児達をテレビ電話で繋いだし、なんと転移魔法陣も!皆と会ってお話できるよ!
優しく見守る神様たちに、スマホで使えるいいねをもらいながら、竜樹は異世界で、みんなの頼れるお父さんやししょうになっていく。
小説家になろうでも投稿しています。
なろうが先行していましたが、追いつきました。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
貧乏男爵家の四男に転生したが、奴隷として売られてしまった
竹桜
ファンタジー
林業に従事していた主人公は倒木に押し潰されて死んでしまった。
死んだ筈の主人公は異世界に転生したのだ。
貧乏男爵四男に。
転生したのは良いが、奴隷商に売れてしまう。
そんな主人公は何気ない斧を持ち、異世界を生き抜く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる