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ガッレシニア王国 第1王子 アイゼン

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百合愛の散歩に付き合って(勝手について行って)分かった事がある

ツヴァイ 「自己表示を ご覧になりましたか?」

アイゼン 「ああ これは凄いな」

 「毎日 一緒に行動しているマリーナは どれだけ上がっている事か・・・護衛騎士も 交互に出ていますから 他の騎士より 力が付いている事でしょう」

 「百合愛の味方の数 質 共に どんどん 向上していくな」

 「いい事です 馬鹿者たちも 手出し出来なくなるでしょう 敵対している限り 力の差は広がるばかりですからね 形ばかり味方の振りをしても 見破られ 加護を受けられないでしょうから 実力主義の騎士団の中で どんどん力も 地位も 権威も落ちて 自然淘汰されていくでしょう」

 「俺の護衛騎士も 参加させないとな」

 「そうですね 他の騎士達に 後れを取ってしまいますからね 3日に1回 シフトで休みの時にでも 参加できるように調整しましょう 休みが無くなりますが 出たがっていましたから 問題ないでしょう」

 「所で ツヴァイはどれだけ 上がったんだ?」

 「レベルは 7上がって 体力は500 敏捷・魔力400 術攻撃力600です レベルの上がり以上に 各種の数値の上がり方が 異常ですね」

 「私の方は レベルが 6上がって 体力・敏捷は300 攻撃力400 物理防御力は300 上がっていた 騎士に紛れて参加していたが 魔術を使っていれば ツヴァイのように 魔力と 術攻撃力も上がっていたかもな」

 「やはり 基礎が低いほうが 数値の上がりが 大きいのでしょうね」

 「そのようだな 王に報告して 私の仕事を他の者に 割り振って貰おう 百合愛の散歩に できるだけ同行しておこうと思う 城にいるのも後 数日だからな 次は神殿に移動だろ」

 「はい あと6日ですので その間位は 仕事の肩代わりをして貰えるかと 思います ただ エイダン様も何回か 参加されておいた方が よろしいのではないでしょうか この話を耳にすれば 本人からも 参加の意思を示されるかと 思いますが・・・」

 「では 王に報告する時に 一緒に連れて行き この件を 聞かせた上で どうするか 確認しよう」

 「では 謁見の申し込みと エイダン様に ご一緒するようにと お伝えして参ります」



報告を聞いて 王も エイダンも驚いていたが 私もエイダンも より 力をつけておいた方が いいだろうとの事

結果 エイダンも一回参加し その時は エイダンの分も 私が仕事をこなし それ以外 百合愛が神殿に行くまでの間 エイダンが 私の分の仕事を 肩代わりするよう 決められた

とりあえず 明日のEチームとの散歩には 私と護衛騎士とツヴァイが先に参加する事になった

明後日のFチームとは エイダンが参加するから エイダンの護衛騎士達は事前に 百合愛への面通しをさせ 同行させていいか確認し 了承が出た者だけ 共に連れて行くようだ


・・・ちなみに 今度はこっそりじゃない 堂々と 散歩に同行する



エイダン達が 同行してみて 大幅に 各種 数値が上がっていたのだろう 喜びで大興奮

暑苦しい・・・


百合愛から 6チームの参加が 一巡した事 神殿に移動するまでに 散歩に行くのが 後3回だけという事から 右耳にバラの模様をつけた者だけを 3日間に振り分けて連れて行く というので チームの組み換えを行った

・・・日数が少ないなら 味方をより引き上げ 中立の者とも 差をつけるという事か なるほど よく考えられている 中立から 味方になりたいとう者が 増えそうだな


そういえば 明日は久々に 散歩がない日だ 神殿に移る日が もう直ぐだから 二人だけで過ごして 少しでも 仲を深めたいのだが・・・
         
まぁ 無理なのは解っている 護衛が常に 付き纏うからな 本当に 二人きりになれる場所は 寝室ぐらいか
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