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ガッレシニア王国 第1王子 アイゼン
散歩という名の
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朝食の時 明日 散歩に行って来ていいですか?と聞いたら
「かなり 歩くのだろう? 他の騎士や魔術師も 体力強化の為 何人か 参加させても いいか?」
「前回 面接を受けていない者達を呼びます 百合愛様のご協力を お願いしたいのですが 宜しいでしょうか?」
「百合愛が 行動を共にしても 良いと思う者を 選んでくれ」
願ってもない申し出 答えはもちろん
「悦んで!!」
午前中に面接会場を 整えてくれたので さくさくと 仕分けを済ませた
前と同じように 右耳にバラの模様をつけた人と 中立だった人の資料を渡し この人達なら 一緒に行動しても大丈夫な事を伝えた
「では 前回選ばれた者達と この者達を 何組かに分けますので 散歩の都度 順番に お連れ下さい」
「では 明日の朝食後から お願いします お昼は 明日行く人数が決まったら 料理長に人数分 頼んでおいて貰っていいですか?明日の朝食前に 受け取りに行き 私の収納に入れておきますので」
「わかりました 人数が決まりましたら 依頼しておきます」
いつもより早く起き マリーナの手により 仕度を済ませ 厨房へ向かった
「ヴェーダ料理長 お手数おかけして 申し訳ないです」
料理長とは知り合いだ
お披露目の何日か前 朝の給仕が終わった頃 マリーナに 厨房へ連れて行って貰って 挨拶&マーキング を済ませておいたんだよね
そ ・ し ・ て 何かの時に 融通して貰える様 前回の散歩の後に お肉の賄賂も 渡し済みだ
ふっふっふっ 私に抜かりなし
「おう 用意はできてるぞ 持って行け」
「ありがとうございます 早速 入れさせて貰います 今日も 散歩に行ってくるので お土産 期待してて下さいね」
「散歩? 狩る気満々じゃねぇか?」
「いいえ散歩です 不遇にも 出会ってしまったら 倒すだけですよ~」
「物は言いようだな 気をつけて行って来い」
「はい 行ってきます」
マリーナと 私の護衛2名 選抜Aチーム(騎士30名 魔術師10名)で出発
何だろう 物凄く 大所帯なんだけど 散歩というより 演習?
私は差し詰め 教官って感じか?
全部で6チームあるんだけど 週休一日で 他は毎日の散歩を 期待されているのかな?
書庫の本を 一通り憶えて やる事もなくて暇になっていたから いいんだけどね~
私の横にマリーナ すぐ後ろに魔術師たち その後ろに 騎士達と私の護衛2名 の順に進む 始めに「身体強化」をかけたけど 魔術師たち体力ないからね
ぎりぎり 付いて来れる位の速さで 行こうと思って この順番にしてみた
地図を見ながら 獲物を求めて LET’S GO!
獲物とかが弱いうちは 騎士や魔術師達に倒すよう 言ってある
森の浅い場所では 魔術師たちも 体力・気力が充分あると思うから 経験値を稼がなきゃね
獲物を見つけたら 魔術師達に静かに来る様 手で指示を出し タイミングを計って なるべく風魔法で首を狩らせる
魔法の効き難い獲物は 騎士達に倒させた
返り血は「清浄化」と「消臭」で消した
・・・まぁ 消さないで 他の獣や魔獣を おびき寄せてもいいんだけど 臭いと ビジュアルがね よろしくない
魔術師や騎士達が倒した獲物たちは 括りを別にして 収納しておいてあげた
・・・彼等の手柄の分は 別に買い取ってもらって 分配してあげなくちゃね
右に左に 進んだり 下がったりしながら 獲物を倒し 徐々に 奥地に向かって進んで行く
ほぼ獣道だ(笑)
獲物の強さも 徐々に強くなって行く
そろそろ 魔術師たちの 魔力量は限界かな?
「かなり 歩くのだろう? 他の騎士や魔術師も 体力強化の為 何人か 参加させても いいか?」
「前回 面接を受けていない者達を呼びます 百合愛様のご協力を お願いしたいのですが 宜しいでしょうか?」
「百合愛が 行動を共にしても 良いと思う者を 選んでくれ」
願ってもない申し出 答えはもちろん
「悦んで!!」
午前中に面接会場を 整えてくれたので さくさくと 仕分けを済ませた
前と同じように 右耳にバラの模様をつけた人と 中立だった人の資料を渡し この人達なら 一緒に行動しても大丈夫な事を伝えた
「では 前回選ばれた者達と この者達を 何組かに分けますので 散歩の都度 順番に お連れ下さい」
「では 明日の朝食後から お願いします お昼は 明日行く人数が決まったら 料理長に人数分 頼んでおいて貰っていいですか?明日の朝食前に 受け取りに行き 私の収納に入れておきますので」
「わかりました 人数が決まりましたら 依頼しておきます」
いつもより早く起き マリーナの手により 仕度を済ませ 厨房へ向かった
「ヴェーダ料理長 お手数おかけして 申し訳ないです」
料理長とは知り合いだ
お披露目の何日か前 朝の給仕が終わった頃 マリーナに 厨房へ連れて行って貰って 挨拶&マーキング を済ませておいたんだよね
そ ・ し ・ て 何かの時に 融通して貰える様 前回の散歩の後に お肉の賄賂も 渡し済みだ
ふっふっふっ 私に抜かりなし
「おう 用意はできてるぞ 持って行け」
「ありがとうございます 早速 入れさせて貰います 今日も 散歩に行ってくるので お土産 期待してて下さいね」
「散歩? 狩る気満々じゃねぇか?」
「いいえ散歩です 不遇にも 出会ってしまったら 倒すだけですよ~」
「物は言いようだな 気をつけて行って来い」
「はい 行ってきます」
マリーナと 私の護衛2名 選抜Aチーム(騎士30名 魔術師10名)で出発
何だろう 物凄く 大所帯なんだけど 散歩というより 演習?
私は差し詰め 教官って感じか?
全部で6チームあるんだけど 週休一日で 他は毎日の散歩を 期待されているのかな?
書庫の本を 一通り憶えて やる事もなくて暇になっていたから いいんだけどね~
私の横にマリーナ すぐ後ろに魔術師たち その後ろに 騎士達と私の護衛2名 の順に進む 始めに「身体強化」をかけたけど 魔術師たち体力ないからね
ぎりぎり 付いて来れる位の速さで 行こうと思って この順番にしてみた
地図を見ながら 獲物を求めて LET’S GO!
獲物とかが弱いうちは 騎士や魔術師達に倒すよう 言ってある
森の浅い場所では 魔術師たちも 体力・気力が充分あると思うから 経験値を稼がなきゃね
獲物を見つけたら 魔術師達に静かに来る様 手で指示を出し タイミングを計って なるべく風魔法で首を狩らせる
魔法の効き難い獲物は 騎士達に倒させた
返り血は「清浄化」と「消臭」で消した
・・・まぁ 消さないで 他の獣や魔獣を おびき寄せてもいいんだけど 臭いと ビジュアルがね よろしくない
魔術師や騎士達が倒した獲物たちは 括りを別にして 収納しておいてあげた
・・・彼等の手柄の分は 別に買い取ってもらって 分配してあげなくちゃね
右に左に 進んだり 下がったりしながら 獲物を倒し 徐々に 奥地に向かって進んで行く
ほぼ獣道だ(笑)
獲物の強さも 徐々に強くなって行く
そろそろ 魔術師たちの 魔力量は限界かな?
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