302 / 358
301
しおりを挟む
「ありがとうございます。全部で、金貨28枚、銀貨2枚となりますが、纏めて買っていただいたので、金貨28枚でいいです」
凄いニコニコ顔で、ありがとうって言われた。
「ありがとうございます」
まぁ、一気に6台も売れるなんて事、なさそうだしね。
〝お届けしましょうか?〟って言われたけど、まだ別荘は出来てないから、届けられてもね。
だから、〝収納鞄の中に入れて、持って帰ります〟って伝えて、その場で収納していった。
一角がすっきりした。
場所が空いて、よかったね。
受付に戻り、金貨28枚を支払ってから、ギルドを後にした。
「次は、敷物専門店にお願いします」
ラピスさんに、次の行き先を告げてから、馬車に乗り込んだ。
最近、ビッグホーンラビットの毛皮が、あまり流通しなくなったって言ってたもんね。
早く買いに行かないと。
後で、なんて言ってたら、無くなってるかもしれないもん。
コンコン
「お店に着きました。足元にお気を付けて、お降り下さい」
ラピスさんに扉を開けてもらい、急いで馬車を下りる。
そして、月夜をぐいぐい引っ張りながら、お店の中へ。
「いらっしゃいま・・・いかがされました?昨日お売りした商品に何か不備でも?」
昨日担当してくれた店員さんが、慌てて近付いてきた。
「いえ、そういうのではなく、他にも買いたいものが出来たので、見せて貰いたいなって思って。いいですか?」
「もちろんです。どのような品を、お探しですか?」
クレームとかで、店に乗り込んで来られた事でもあったのかな?
違うって言ったら、あからさまにほっとしたし。
「長座布団を探してます。こちらに置いてます?」
「はい、置いてあります。こちらへどうぞ。ちなみに、夏用ですか?それとも冬用ですか?」
「冬用を探してます。それで、できれば、ビッグホーンラビットの素材で揃えたいと思いまして。ありますか?」
「ええ、ありますよ。ただ、数によっては、色を揃えられるかどうか、見てみない事には、はっきりとは・・・」
まぁ、できれば、アイボリーで揃えたいけど、無ければ無いで、仕方ないかな。
凄いニコニコ顔で、ありがとうって言われた。
「ありがとうございます」
まぁ、一気に6台も売れるなんて事、なさそうだしね。
〝お届けしましょうか?〟って言われたけど、まだ別荘は出来てないから、届けられてもね。
だから、〝収納鞄の中に入れて、持って帰ります〟って伝えて、その場で収納していった。
一角がすっきりした。
場所が空いて、よかったね。
受付に戻り、金貨28枚を支払ってから、ギルドを後にした。
「次は、敷物専門店にお願いします」
ラピスさんに、次の行き先を告げてから、馬車に乗り込んだ。
最近、ビッグホーンラビットの毛皮が、あまり流通しなくなったって言ってたもんね。
早く買いに行かないと。
後で、なんて言ってたら、無くなってるかもしれないもん。
コンコン
「お店に着きました。足元にお気を付けて、お降り下さい」
ラピスさんに扉を開けてもらい、急いで馬車を下りる。
そして、月夜をぐいぐい引っ張りながら、お店の中へ。
「いらっしゃいま・・・いかがされました?昨日お売りした商品に何か不備でも?」
昨日担当してくれた店員さんが、慌てて近付いてきた。
「いえ、そういうのではなく、他にも買いたいものが出来たので、見せて貰いたいなって思って。いいですか?」
「もちろんです。どのような品を、お探しですか?」
クレームとかで、店に乗り込んで来られた事でもあったのかな?
違うって言ったら、あからさまにほっとしたし。
「長座布団を探してます。こちらに置いてます?」
「はい、置いてあります。こちらへどうぞ。ちなみに、夏用ですか?それとも冬用ですか?」
「冬用を探してます。それで、できれば、ビッグホーンラビットの素材で揃えたいと思いまして。ありますか?」
「ええ、ありますよ。ただ、数によっては、色を揃えられるかどうか、見てみない事には、はっきりとは・・・」
まぁ、できれば、アイボリーで揃えたいけど、無ければ無いで、仕方ないかな。
0
お気に入りに追加
1,215
あなたにおすすめの小説
婚約破棄に異議を唱えたら、王子殿下を抱くことになった件
雲丹はち
BL
双子の姉の替え玉として婚約者である王子殿下と1年間付き合ってきたエリック。
念願の婚約破棄を言い渡され、ようやっと自由を謳歌できると思っていたら、実は王子が叔父に体を狙われていることを知り……!?
【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
【本編完結】義弟を愛でていたらみんなの様子がおかしい
ちゃちゃ
BL
幼い頃に馬車の事故で両親が亡くなったレイフォードは父の従兄弟に当たるフィールディング侯爵家に引き取られることになる。
実の子のように愛され育てられたレイフォードに弟(クロード)が出来る。
クロードが産まれたその瞬間からレイフォードは超絶ブラコンへと変貌してしまう。
「クロードは僕が守るからね!」
「うんお兄様、大好き!(はぁ〜今日もオレのお兄様は可愛い)」
ブラコン過ぎて弟の前でだけは様子がおかしくなるレイフォードと、そんなレイフォードを見守るたまに様子のおかしい周りの人たち。
知らぬは主人公のみ。
本編は21話で完結です。
その後の話や番外編を投稿します。
愛などもう求めない
白兪
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。
「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」
「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」
目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。
本当に自分を愛してくれる人と生きたい。
ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。
ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる