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下着を買って、外に出たけど、服を買い忘れているのに気が付いた。
下着ゲットが嬉しくて、すっかり忘れてた。
チラッ
でも、・・・月夜がどんよりとしていて、服が買いたいから、戻っていい?って言い辛い。
どんだけだよ。
・・・今回は、下着を買えただけで、よしとするか。
「ねぇ~、さっきの話だけど、本当に、ダメ?」
うっ、また、そんな悲しい顔して・・・
「・・・ハァ~。貸し1だからね!後で僕の我侭も聴いて貰うからね!!」
「えっ、いいの?分かった。聴く聴く、何でも言って」
「今はないよ。思いついたら言うから、覚悟しててね」
「クスクスッ、お手柔らかに」
機嫌も良くなって、散策を再開・・・そろそろ戻らないと暗くなるって言ったのは、やっぱ嘘だったか。
そこまでして、阻止したかったのか。
まったくもう、しょうがないな~。
やっぱり、車や自転車、バイクが通らないって、違和感あるな。
でも、その代わり、空気は綺麗だけどね。
感覚は、テーマパークに近いかも。
見た事のない動物はいるけど、中世ヨーロッパを再現、みたいな。
「葵ちゃん、他に買いたいものはない?」
「あっ、お土産。何がいいかな?」
「食べ物は貰っても困るだろうから、何か、嵩張らないような物が良いんじゃないか?」
「嵩張らない物ねぇ、何があるかな?」
「ガラスペンとかどうでしょう?色やデザインに価格、様々ございますので、いろんな方に贈るのに、丁度良いと思いますよ」
「うん、いいね。そうする。とすると・・・お店はどこだろう?」
「少しお待ち下さい」
ラピスさんが、近くの屋台の人に、聞きに行ってくれた。
あっ、買わされてる。
情報料代わりかな?
「次の十字路を右に曲がった先に、シリカというガラス工房があって、とても良い細工の物が、多数、置いてあるそうです。食べますか?」
いい匂い。
渡された包みを開けたら、ポテトフライがいっぱい入っていた。
おいしそう。
「ありがとう。でも、今はいいかな。もし食べないなら、鞄にしまっておくよ?」
「では、お願いします」
「後で皆で食べようね」
包みを、鞄にしまう振りをして、無限収納に収納。
「よし、じゃあ、ガラス工房に急ごう」
じっくり選びたいからね。
下着ゲットが嬉しくて、すっかり忘れてた。
チラッ
でも、・・・月夜がどんよりとしていて、服が買いたいから、戻っていい?って言い辛い。
どんだけだよ。
・・・今回は、下着を買えただけで、よしとするか。
「ねぇ~、さっきの話だけど、本当に、ダメ?」
うっ、また、そんな悲しい顔して・・・
「・・・ハァ~。貸し1だからね!後で僕の我侭も聴いて貰うからね!!」
「えっ、いいの?分かった。聴く聴く、何でも言って」
「今はないよ。思いついたら言うから、覚悟しててね」
「クスクスッ、お手柔らかに」
機嫌も良くなって、散策を再開・・・そろそろ戻らないと暗くなるって言ったのは、やっぱ嘘だったか。
そこまでして、阻止したかったのか。
まったくもう、しょうがないな~。
やっぱり、車や自転車、バイクが通らないって、違和感あるな。
でも、その代わり、空気は綺麗だけどね。
感覚は、テーマパークに近いかも。
見た事のない動物はいるけど、中世ヨーロッパを再現、みたいな。
「葵ちゃん、他に買いたいものはない?」
「あっ、お土産。何がいいかな?」
「食べ物は貰っても困るだろうから、何か、嵩張らないような物が良いんじゃないか?」
「嵩張らない物ねぇ、何があるかな?」
「ガラスペンとかどうでしょう?色やデザインに価格、様々ございますので、いろんな方に贈るのに、丁度良いと思いますよ」
「うん、いいね。そうする。とすると・・・お店はどこだろう?」
「少しお待ち下さい」
ラピスさんが、近くの屋台の人に、聞きに行ってくれた。
あっ、買わされてる。
情報料代わりかな?
「次の十字路を右に曲がった先に、シリカというガラス工房があって、とても良い細工の物が、多数、置いてあるそうです。食べますか?」
いい匂い。
渡された包みを開けたら、ポテトフライがいっぱい入っていた。
おいしそう。
「ありがとう。でも、今はいいかな。もし食べないなら、鞄にしまっておくよ?」
「では、お願いします」
「後で皆で食べようね」
包みを、鞄にしまう振りをして、無限収納に収納。
「よし、じゃあ、ガラス工房に急ごう」
じっくり選びたいからね。
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