140 / 358
139
しおりを挟む
「あっ、少しの間、葵ちゃんと二人っきりにして貰えないかな?日本では、ウェディングドレスを脱がすのは、夫の役目なんだよ。それに、ついでに紋様の確認もしちゃうから」
そんな役目、聞いた事ない。
「かしこまりました。では次のを着付ける時にお呼び下さい。部屋の方で待機してますので」
「うん、よろしくね」
ラピスさんが部屋を出るのを待って、月夜は僕をベッドの上へ押し倒した。
「やっぱ、男の夢だよね」
って言いながら、ドレスのスカートの中に潜り込むと、下着を脱がしにかかった。
「ちょっと、待った~。パンツを脱がせる必要、無いよね?」
「(着たままするのがベスト・・いやっ、でも、そうすると、スカートのもこもこが邪魔で、可愛い葵ちゃんと、口付けし辛いよな?う~ん、う~ん・・・仕方ない、どっちみち脱がさなきゃならないし、今は全部脱がすか。もう一枚ドレスを着るし、そっちを脱がす時に、ちょっと考えよう)」
ふと手を止めたけど、僕が待ったをかけたからではなさそうだ。
自分の世界に入ってるみたい。
小さい声でぶつぶつと何か言ってる。
「何て言ったの?」
「ん~ん、何も。とりあえず、脱ごっか?」
僕の腕を引いて、ベッドの横に立たせると、腰にある大きなリボンを解き、背中の編み上げの紐も、丁寧に緩められ、そのまま、スカートの隠しボタンも外して行った。
「はい、足上げて、こっちの足も・・よし、このドレスは収納しておくね。じゃあ次」
スカートのボリュームを出す為、中に穿いていたパニエも脱がされたけど、それは、次のドレスの下にも着る為、椅子の上に丁寧に置かれた。
・・・残るは、ひもパンとビスチェ。
痛い、滅茶苦茶痛い。
ビスチェを着る必要ある?って訊いたら、着ないと、葵ちゃんの可愛い乳首が透けて見えちゃうから、絶対必要って言われて、無理矢理着せられたけど、こんな姿、人には見せられない。
月夜は、僕の肩にキスをし、可愛いっていいながら、ビスチェを外し、これもまた、椅子の上に置いた。
あの格好、可愛いか?
月夜の目には、何かしらのフィルターがかかってるのかな。
「・・・綺麗だね・・・ちょっと待ってね。写真に撮るから」
カシャ・カシャ・カシャカシャカシャ
ちょっ、何枚撮る気なんだ?
後姿とはいえ、ヒモパン一丁は、かなり恥ずかしい。
「ねぇ、もういいでしょ?後、月夜のも、写真に撮っておこう?」
「んっ、そうだね。じゃあ俺も脱ぐから待ってて。その間、今撮った写真、見てて」
「うん、分かった」
うん、同じだ。
良かったぁ。
ほんの少し、心配だったんだよね。
でも、もうちょっと上の方でもいいよね。
なんでお尻まで写すかな?
「葵ちゃん、脱いだから、撮って?」
くるっと後ろを向いて待ってるから、ピントがずれない様気を付けながら、何枚か写真を撮った。
「見せて」
「はい、どうぞ」
僕のと月夜のをスライドして交互に見ながら、お揃いだねって言って微笑み合った。
そんな役目、聞いた事ない。
「かしこまりました。では次のを着付ける時にお呼び下さい。部屋の方で待機してますので」
「うん、よろしくね」
ラピスさんが部屋を出るのを待って、月夜は僕をベッドの上へ押し倒した。
「やっぱ、男の夢だよね」
って言いながら、ドレスのスカートの中に潜り込むと、下着を脱がしにかかった。
「ちょっと、待った~。パンツを脱がせる必要、無いよね?」
「(着たままするのがベスト・・いやっ、でも、そうすると、スカートのもこもこが邪魔で、可愛い葵ちゃんと、口付けし辛いよな?う~ん、う~ん・・・仕方ない、どっちみち脱がさなきゃならないし、今は全部脱がすか。もう一枚ドレスを着るし、そっちを脱がす時に、ちょっと考えよう)」
ふと手を止めたけど、僕が待ったをかけたからではなさそうだ。
自分の世界に入ってるみたい。
小さい声でぶつぶつと何か言ってる。
「何て言ったの?」
「ん~ん、何も。とりあえず、脱ごっか?」
僕の腕を引いて、ベッドの横に立たせると、腰にある大きなリボンを解き、背中の編み上げの紐も、丁寧に緩められ、そのまま、スカートの隠しボタンも外して行った。
「はい、足上げて、こっちの足も・・よし、このドレスは収納しておくね。じゃあ次」
スカートのボリュームを出す為、中に穿いていたパニエも脱がされたけど、それは、次のドレスの下にも着る為、椅子の上に丁寧に置かれた。
・・・残るは、ひもパンとビスチェ。
痛い、滅茶苦茶痛い。
ビスチェを着る必要ある?って訊いたら、着ないと、葵ちゃんの可愛い乳首が透けて見えちゃうから、絶対必要って言われて、無理矢理着せられたけど、こんな姿、人には見せられない。
月夜は、僕の肩にキスをし、可愛いっていいながら、ビスチェを外し、これもまた、椅子の上に置いた。
あの格好、可愛いか?
月夜の目には、何かしらのフィルターがかかってるのかな。
「・・・綺麗だね・・・ちょっと待ってね。写真に撮るから」
カシャ・カシャ・カシャカシャカシャ
ちょっ、何枚撮る気なんだ?
後姿とはいえ、ヒモパン一丁は、かなり恥ずかしい。
「ねぇ、もういいでしょ?後、月夜のも、写真に撮っておこう?」
「んっ、そうだね。じゃあ俺も脱ぐから待ってて。その間、今撮った写真、見てて」
「うん、分かった」
うん、同じだ。
良かったぁ。
ほんの少し、心配だったんだよね。
でも、もうちょっと上の方でもいいよね。
なんでお尻まで写すかな?
「葵ちゃん、脱いだから、撮って?」
くるっと後ろを向いて待ってるから、ピントがずれない様気を付けながら、何枚か写真を撮った。
「見せて」
「はい、どうぞ」
僕のと月夜のをスライドして交互に見ながら、お揃いだねって言って微笑み合った。
0
お気に入りに追加
1,215
あなたにおすすめの小説
発情期がはじまったらαの兄に子作りセッされた話
よしゆき
BL
αの兄と二人で生活を送っているΩの弟。密かに兄に恋心を抱く弟が兄の留守中に発情期を迎え、一人で乗り切ろうとしていたら兄が帰ってきてめちゃくちゃにされる話。
【完】ゲームの世界で美人すぎる兄が狙われているが
咲
BL
俺には大好きな兄がいる。3つ年上の高校生の兄。美人で優しいけどおっちょこちょいな可愛い兄だ。
ある日、そんな兄に話題のゲームを進めるとありえない事が起こった。
「あれ?ここってまさか……ゲームの中!?」
モンスターが闊歩する森の中で出会った警備隊に保護されたが、そいつは兄を狙っていたようで………?
重度のブラコン弟が兄を守ろうとしたり、壊れたブラコンの兄が一線越えちゃったりします。高確率でえろです。
※近親相姦です。バッチリ血の繋がった兄弟です。
※第三者×兄(弟)描写があります。
※ヤンデレの闇属性でビッチです。
※兄の方が優位です。
※男性向けの表現を含みます。
※左右非固定なのでコロコロ変わります。固定厨の方は推奨しません。
お気に入り登録、感想などはお気軽にしていただけると嬉しいです!
【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。
「陛下を誑かしたのはこの身体か!」って言われてエッチなポーズを沢山とらされました。もうお婿にいけないから責任を取って下さい!
うずみどり
BL
突発的に異世界転移をした男子高校生がバスローブ姿で縛られて近衛隊長にあちこち弄られていいようにされちゃう話です。
ほぼ全編エロで言葉責め。
無理矢理だけど痛くはないです。
神獣の僕、ついに人化できることがバレました。
猫いちご
BL
神獣フェンリルのハクです!
片思いの皇子に人化できるとバレました!
突然思いついた作品なので軽い気持ちで読んでくださると幸いです。
好評だった場合、番外編やエロエロを書こうかなと考えています!
本編二話完結。以降番外編。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる