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月夜も僕と同じ事を考えていたみたい。
「俺達二人が並んだ絵を、描いてもらう事ってできるのかな?」
「はい、できますよ。ただ、申し訳ないのですが、寄付金という形で、お金を頂く事になりますが」
「全身が入るように書いてもらうとして、いくら寄付すればいい?」
「これ位になります」
くるっと向きを変えて、僕に見えないようにして、金額を表示してるみたい。
僕、聞いてても別にいいんじゃない?
金銭のやり取りも済んだみたい。
「ありがとうございます。では、紋様を描く前に、お二人の姿を描かせて頂きます。少々お待ち下さい。キャンバスを差し換えますので」
さっきのより3倍は大きいキャンバスを、棚から取り出し、イーゼルに固定。
僕達を真っ白な壁の前に立たせると、魔法を展開させ、凄い勢いで、描き始めた。
神官さんが、餅搗きの合いの手を入れるように、パレットに絵の具を足していくのを、凄っ、って思いながら、眺めて楽しんだ。
「できました。いかがでしょう?」
うわ~、写真みたい。
「とても素敵です。ありがとうございました」
「そんなに喜んで頂けると、嬉しいですね。こちらこそ、ありがとうございます」
「月夜も、ありがとう」
「うん。葵ちゃんが喜んでくれて、俺も嬉しいよ」
描いた絵は、魔法ですぐに乾かされ、額縁に入れられてから、渡された。
そして、元のサイズのキャンバスが、イーゼルに固定された。
「では、時間も無いでしょうし、腰の紋様を拝見させて頂けますか?」
月夜が、サッと脱いだ上着を受け取る。
ワイシャツと下着をズボンから引き出し、半分だけ持ち上げると、後ろを向いて、腰周りを見せた。
・・・綺麗。
真っ白なカサブランカが2輪、寄り添うように、咲き誇っていて、神官さん達も、これは見事ですねって褒めてくれた。
さっきの絵より、サイズが小さく、使う色も少なかった為、あっという間に描き上がった。
「では、同じ紋様か、確認致しますので、葵様のも見せていただけますか?」
やっぱり、確認はしますよね?
「申し訳ないのですが、ドレスを全部脱がないと、僕の紋様は見せられない位置にあります。新婚旅行から帰って来てからになりますが、また来ますので、その時にお願いできますか?その時は、ちゃんと、見せ易い格好で来ますから」
「ですが「まさか、葵ちゃんの全裸を見ようとしてる・・・何てことはないよな?」」
月夜が、ズモモモって効果音が付きそうなほどの怖い顔で、神官さんを睨みながら、神官さんの発言を遮って言った。
「いえっ、滅相も無い。今日じゃなくても、結構です」
めっちゃ慌てて否定した。
青褪めてて、ちょっと可哀相なんだけど。
脅しは止めなさい。
「俺達二人が並んだ絵を、描いてもらう事ってできるのかな?」
「はい、できますよ。ただ、申し訳ないのですが、寄付金という形で、お金を頂く事になりますが」
「全身が入るように書いてもらうとして、いくら寄付すればいい?」
「これ位になります」
くるっと向きを変えて、僕に見えないようにして、金額を表示してるみたい。
僕、聞いてても別にいいんじゃない?
金銭のやり取りも済んだみたい。
「ありがとうございます。では、紋様を描く前に、お二人の姿を描かせて頂きます。少々お待ち下さい。キャンバスを差し換えますので」
さっきのより3倍は大きいキャンバスを、棚から取り出し、イーゼルに固定。
僕達を真っ白な壁の前に立たせると、魔法を展開させ、凄い勢いで、描き始めた。
神官さんが、餅搗きの合いの手を入れるように、パレットに絵の具を足していくのを、凄っ、って思いながら、眺めて楽しんだ。
「できました。いかがでしょう?」
うわ~、写真みたい。
「とても素敵です。ありがとうございました」
「そんなに喜んで頂けると、嬉しいですね。こちらこそ、ありがとうございます」
「月夜も、ありがとう」
「うん。葵ちゃんが喜んでくれて、俺も嬉しいよ」
描いた絵は、魔法ですぐに乾かされ、額縁に入れられてから、渡された。
そして、元のサイズのキャンバスが、イーゼルに固定された。
「では、時間も無いでしょうし、腰の紋様を拝見させて頂けますか?」
月夜が、サッと脱いだ上着を受け取る。
ワイシャツと下着をズボンから引き出し、半分だけ持ち上げると、後ろを向いて、腰周りを見せた。
・・・綺麗。
真っ白なカサブランカが2輪、寄り添うように、咲き誇っていて、神官さん達も、これは見事ですねって褒めてくれた。
さっきの絵より、サイズが小さく、使う色も少なかった為、あっという間に描き上がった。
「では、同じ紋様か、確認致しますので、葵様のも見せていただけますか?」
やっぱり、確認はしますよね?
「申し訳ないのですが、ドレスを全部脱がないと、僕の紋様は見せられない位置にあります。新婚旅行から帰って来てからになりますが、また来ますので、その時にお願いできますか?その時は、ちゃんと、見せ易い格好で来ますから」
「ですが「まさか、葵ちゃんの全裸を見ようとしてる・・・何てことはないよな?」」
月夜が、ズモモモって効果音が付きそうなほどの怖い顔で、神官さんを睨みながら、神官さんの発言を遮って言った。
「いえっ、滅相も無い。今日じゃなくても、結構です」
めっちゃ慌てて否定した。
青褪めてて、ちょっと可哀相なんだけど。
脅しは止めなさい。
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