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これじゃあ、せっかく治してあげたのに、帰したら、殺されちゃうかもしれないね。
「そうですね、高確率で ジ・エンドですね」
早急に対処しなくちゃいけないねぇ
・・・ご招待してみようか
「どなたをです?」
カルバニール公爵家の本邸と離れにいる人、それと、そこに勤めている人全員。
「何故です?」
選別しようと思って。
第一の結界、私に害意のない人だけが通れる。
で、次からは私が結界を張るんだけど、第二の結界はアレキサンドに害意のない人、第三の結界はついでで、アレキサンドの実母に害意のない人だけが入れる結界を張る。
ここに辿り着けた人達だけ、無害で信用できるって訳。
「なるほど、その人達となら、帰らせても安心ですね」
だから、明日の朝、ヴォルフが神殿に食料を貰いに行った時に、アレキサンド カルバニールと護衛のステフを助けて保護しているから、さっき言った人全員、次の日の朝に、神殿にくるよう伝えて。
その際、そこに来ようとしない人は、暗殺未遂犯として捕まえるようにとも伝えて頂戴。
「はい」
そうしたら、明後日の朝、神殿からご一行を案内してきて。
その際、二番目に短い道を使ってきて。
そうそう、連れてくる前に、持っている武器は全部、神殿に預けてもらってきてね。
結界を全部通り抜けて来た人達に、アレキサンドとステフを連れて帰って貰おう。
帰り道は、逆側からこっそり連れ出して、最短距離で神殿まで連れ帰ってあげて。
「結界内に入れなかった人達は、どうするのですか?」
ほっとけばいいんじゃない?
もし自力で、無事に神殿に辿り着くようなら、捕縛するよう伝えておけばいいんじゃないかな?
「おお~鬼ですね」
だまれ
「そうですね、高確率で ジ・エンドですね」
早急に対処しなくちゃいけないねぇ
・・・ご招待してみようか
「どなたをです?」
カルバニール公爵家の本邸と離れにいる人、それと、そこに勤めている人全員。
「何故です?」
選別しようと思って。
第一の結界、私に害意のない人だけが通れる。
で、次からは私が結界を張るんだけど、第二の結界はアレキサンドに害意のない人、第三の結界はついでで、アレキサンドの実母に害意のない人だけが入れる結界を張る。
ここに辿り着けた人達だけ、無害で信用できるって訳。
「なるほど、その人達となら、帰らせても安心ですね」
だから、明日の朝、ヴォルフが神殿に食料を貰いに行った時に、アレキサンド カルバニールと護衛のステフを助けて保護しているから、さっき言った人全員、次の日の朝に、神殿にくるよう伝えて。
その際、そこに来ようとしない人は、暗殺未遂犯として捕まえるようにとも伝えて頂戴。
「はい」
そうしたら、明後日の朝、神殿からご一行を案内してきて。
その際、二番目に短い道を使ってきて。
そうそう、連れてくる前に、持っている武器は全部、神殿に預けてもらってきてね。
結界を全部通り抜けて来た人達に、アレキサンドとステフを連れて帰って貰おう。
帰り道は、逆側からこっそり連れ出して、最短距離で神殿まで連れ帰ってあげて。
「結界内に入れなかった人達は、どうするのですか?」
ほっとけばいいんじゃない?
もし自力で、無事に神殿に辿り着くようなら、捕縛するよう伝えておけばいいんじゃないかな?
「おお~鬼ですね」
だまれ
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