504 / 514
ジョエルの場合64
しおりを挟む
風呂から出て、ベッドの上で、湖箔が来るのを待ってると、そっと扉が開き、おずおずと中に入って来た。
頬を赤く染めながら、目線は足元を見てる。
この後、何をされるのかを理解しているからこそ、自らベッドへと乗り上げるのが、恥ずかしくて、躊躇っているのだろう。
手を伸ばすと、するっと指を絡めてくるのが、愛しい。
引けば、抵抗もなく、俺の腕の中へと納まる。
腕の中の湖箔を窺い見れば、スリスリと胸に頬を擦り寄せ、幸せそうに微笑んでいる。
はぁ~、何これ、可愛過ぎだろ。
顎に指をかけ、上を向かせ、蕩ける様に潤んだ目を覗き込みながら、下唇を食んだ。
「クチュ、ハァ・・あっ、んぅ・・」
湖箔の甘えるような声音に煽られる。
湖箔のガウンを脱がそうと、顔を少し離し、結び目に目をやれば、俺の髪に指を挿し込み、顔を斜めに傾け、引き寄せながら、〝もっと〟とKISSを強請ってくる。
赤い舌をチロリと見せながら、艶めかしく扇情的に誘われ、下半身がずしりと重くなる。
こんな姿を見せるのは、俺にだけだと思うと、堪らない。
求められるまま、満足するまで、深く深く唇を合わせた。
湖箔の身体を、シーツの上へと横たえ、首筋に唇を落としながら、ガウンの合わせ目をゆっくりと開き、滑らかな白い肌に手を這わせる。
「はぁ、、んっ」
やわやわと胸を揉みながら、尖りを指に挟み、捩るように擦ると、ピクンと身体が跳ねた。
「気持ちいい?」
「んっ」
恥ずかしそうに、微かに首が縦に振られるのを見て、希望通りに、指を動かしながら、もう片方の尖りを口に含み、舌で嬲ってから、少し強めに、吸い上げた。
頬を赤く染めながら、目線は足元を見てる。
この後、何をされるのかを理解しているからこそ、自らベッドへと乗り上げるのが、恥ずかしくて、躊躇っているのだろう。
手を伸ばすと、するっと指を絡めてくるのが、愛しい。
引けば、抵抗もなく、俺の腕の中へと納まる。
腕の中の湖箔を窺い見れば、スリスリと胸に頬を擦り寄せ、幸せそうに微笑んでいる。
はぁ~、何これ、可愛過ぎだろ。
顎に指をかけ、上を向かせ、蕩ける様に潤んだ目を覗き込みながら、下唇を食んだ。
「クチュ、ハァ・・あっ、んぅ・・」
湖箔の甘えるような声音に煽られる。
湖箔のガウンを脱がそうと、顔を少し離し、結び目に目をやれば、俺の髪に指を挿し込み、顔を斜めに傾け、引き寄せながら、〝もっと〟とKISSを強請ってくる。
赤い舌をチロリと見せながら、艶めかしく扇情的に誘われ、下半身がずしりと重くなる。
こんな姿を見せるのは、俺にだけだと思うと、堪らない。
求められるまま、満足するまで、深く深く唇を合わせた。
湖箔の身体を、シーツの上へと横たえ、首筋に唇を落としながら、ガウンの合わせ目をゆっくりと開き、滑らかな白い肌に手を這わせる。
「はぁ、、んっ」
やわやわと胸を揉みながら、尖りを指に挟み、捩るように擦ると、ピクンと身体が跳ねた。
「気持ちいい?」
「んっ」
恥ずかしそうに、微かに首が縦に振られるのを見て、希望通りに、指を動かしながら、もう片方の尖りを口に含み、舌で嬲ってから、少し強めに、吸い上げた。
0
お気に入りに追加
339
あなたにおすすめの小説
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
転生貧乏貴族は王子様のお気に入り!実はフリだったってわかったのでもう放してください!
音無野ウサギ
BL
ある日僕は前世を思い出した。下級貴族とはいえ王子様のお気に入りとして毎日楽しく過ごしてたのに。前世の記憶が僕のことを駄目だしする。わがまま駄目貴族だなんて気づきたくなかった。王子様が優しくしてくれてたのも実は裏があったなんて気づきたくなかった。品行方正になるぞって思ったのに!
え?王子様なんでそんなに優しくしてくるんですか?ちょっとパーソナルスペース!!
調子に乗ってた貧乏貴族の主人公が慎ましくても確実な幸せを手に入れようとジタバタするお話です。
普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。
かーにゅ
BL
「君は死にました」
「…はい?」
「死にました。テンプレのトラックばーんで死にました」
「…てんぷれ」
「てことで転生させます」
「どこも『てことで』じゃないと思います。…誰ですか」
BLは軽い…と思います。というかあんまりわかんないので年齢制限のどこまで攻めるか…。
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
皇帝の立役者
白鳩 唯斗
BL
実の弟に毒を盛られた。
「全てあなた達が悪いんですよ」
ローウェル皇室第一子、ミハエル・ローウェルが死に際に聞いた言葉だった。
その意味を考える間もなく、意識を手放したミハエルだったが・・・。
目を開けると、数年前に回帰していた。
新訳 美女と野獣 〜獣人と少年の物語〜
若目
BL
いまはすっかり財政難となった商家マルシャン家は父シャルル、長兄ジャンティー、長女アヴァール、次女リュゼの4人家族。
妹たちが経済状況を顧みずに贅沢三昧するなか、一家はジャンティーの頑張りによってなんとか暮らしていた。
ある日、父が商用で出かける際に、何か欲しいものはないかと聞かれて、ジャンティーは一輪の薔薇をねだる。
しかし、帰る途中で父は道に迷ってしまう。
父があてもなく歩いていると、偶然、美しく奇妙な古城に辿り着く。
父はそこで、庭に薔薇の木で作られた生垣を見つけた。
ジャンティーとの約束を思い出した父が薔薇を一輪摘むと、彼の前に怒り狂った様子の野獣が現れ、「親切にしてやったのに、厚かましくも薔薇まで盗むとは」と吠えかかる。
野獣は父に死をもって償うように迫るが、薔薇が土産であったことを知ると、代わりに子どもを差し出すように要求してきて…
そこから、ジャンティーの運命が大きく変わり出す。
童話の「美女と野獣」パロのBLです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる